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胸の汗の匂いについて

2024年の3月に乳癌の手術(部分切除)をしたのですが、2023年の夏にいつもとは違う汗の匂いを感じてました。年齢のせいかと思ってましたが、術後の夏は嫌な匂いも無くなっておりました。最近また胸の辺りの汗が嫌な匂いになった気がして気になっております。偶然なのでしょうか?

ご投稿ありがとうございます。
乳癌の中のアポクリン癌ならば、汗腺との関係はありますが、乳管癌や小葉癌は無関係です。今回の臭いは無関係かとは思いますが、稀に汗腺が癌化することもあり、完全否定はできません。臭いと癌の関連性は微妙です。

そうなんですね。気にし過ぎているのかもしれませんが安心しました。ありがとうございます。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。

右胸のしこり

こんにちは。
乳がん検診は、2年に1度市の健診でマンモグラフィと、隔年でエコーを産婦人科で受けています。
一昨年の市の健診では指摘がなく、昨年9月にエコーを受けたところ、右胸に5ミリから1センチ程度のしこりがありました。たぶん中は水だろうとのことで、経過観察で6ヶ月後にエコーで再検査をしたところ、特に大きさも変わらない、筋肉だろう、問題ないとのことでした。
触診でたぶんこれかな、というものが触れる程度であまり良くわかりません。
筋肉のしこりが触れることはあるのでしょうか。
エコーで診断されていたら安心してよいものでしょうか。
大きさの変化は見たほうがよいのでしょうか。
今年マンモグラフィの該当年なので、健診を受ける予定はありますが、それで構わないのでしょうか。

ご投稿ありがとうございます。
婦人科でのエコーだけ疑問があります。また、マンモグラフィが同時に行われてないのも問題があります。
乳腺外科や乳腺科で施行したマンモグラフィとエコーを併用した検査で問題がない場合は通常問題はありません。

脇の下の違和感

10年近く毎年検診でお世話になっております。前回の検診でも問題なしと言っていただき安心して過ごしています。

数ヶ月前から右の脇の下が腫れています。脇を閉じたときに肉が挟まっているような腫れぼったい感覚になったとこで気づきました。触ると若干弾力がある気もするのですが大きく腫れているという感じではなく痛みもないのですが常に違和感を感じます。

始めに気づいたときは直近に検診で診てもらってから半年弱しかたっていなかったので大事ではないと思ったのですが、数ヶ月たっても症状が続いているため不安になりました。

最近になって右の乳首から脇の下をつなぐライン(特にタンクトップの袖ぐりが当たるあたり)に痛みを感じるようになり余計不安になってきました。

この状態で次の検診予定の3ヶ月後まで待ってから診ていただいても大丈夫なのか、早めに診ていただいたほうがいいのか、お忙しいところ恐縮ですが教えていただきたくよろしくお願いいたします。

ご投稿ありがとうございます。
その症状は乳腺の張りなどで生じるもので、明らかな病気が原因ではありません。年齢的には普通のこととお考えになって良いです。今後乳房の痛みも強くなりますが。気になされる必要はありません。またいつもの時期に検診をお受けになって頂いて問題ありません。

お忙しいところ早速ご回答くださりありがとうございます。
気にする必要のない症状で、すぐの受診は必要ないと言う事で安心しました。
またいつもの時期に検診をお願いいたします。
ありがとうございました。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。

乳がん手術後の注射について

一年前にステージ1で乳癌の手術(部分切除)をしました。ホルモン治療も関係しているのか、最近親指がばね指になりました。手術した方の腕は、採血、血圧測定、注射などはしない方が良いとリハビリの先生にご指導して頂きました。指に注射することも出来る事なら避けた方が良いのでしょうか。
よろしくお願いします。

ご投稿ありがとうございます。
手術した方の腕は、採血、血圧測定、注射などはしない方が良いというのはすべて嘘です。腕の血管は手術で一切触ってないので患側の血管も問題ありません。未だにこの都市伝説を言うパラメディカルが居ます。根拠のない話に騙されないようにしましょう。こんなことを信用していたら、心肺停止状態などの緊急時に場合により治療が遅れ死に至ることになることもあります。

ありがとうございます。ご相談して本当に良かったです。浮腫の原因になるからとの理由でした。浮腫を起こさないように、実際に避けたほうが良い事はありますか?予防になるような事がありましたら教えて頂きたいです。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。
採血、血圧測定、注射などが原因で浮腫になりません。浮腫になるのは手術内容に問題があるからです。残念ながら浮腫を防ぐ方法はありません。

そうなんですかね、分かりました。
先生にご相談させて頂いたおかげで生活しやすくなりました。ありがとうございました。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。

乳がん検診について

乳がん検診は1年に1回、マンモグラフィー+エコー検査をしてきました。
痛くない乳がん検診、ドゥイブス・サーチ(MRI)へ変更するとした場合、どのようなメリット、デメリットがあるか教えていただきたいです。
富永先生の率直な意見をお伺いしたくメールをさせていただきました。
よろしくお願い致します。

ご投稿ありがとうございます。
メリットは痛みがなく、放射線被曝の心配がない、というメリットがあります。また、マンモグラフィでは見えにくい高濃度乳房でも、乳腺の量に左右されにくく、豊胸手術や乳房再建術後でも検査が可能です。
元来、MRI検査には適応があります。
従来の画像診断(マンモグラフィー、超音波検査)で診断が確定できない場合、術前の乳がんの広がり診断、術前化学療法の効果判定、乳房温存療法後の評価、乳がんの家族歴が濃厚な若年者に対する検診です。
また、乳がん検診には現状効果が実証されてません。
MRI検査では、存在診断(何かあるかもしれない)に過ぎません。マンモグラフィーやエコーではある程度の良悪性の判断が可能で(MRIは良悪性は判断できません。)、精密検査が本当に必要なものかの判断が可能ですが、ドゥイブス・サーチ(MRI)ではその判断はできません。不必要に精密検査が増えます。また、存在自体が不明なものも出てきます。ドゥイブス・サーチ(MRI)は乳がん検診には不適という判断になります。一般的に検査には順番があり、マンモグラフィー・エコー、それで不明な場合がMRI検査となります。
以上が私の考えというよりこれが現在の医学界の考えです。もし効果が実証されているなら、税金を使う自治体の乳がん検診でこの検査を行います。行わないのはこういうことです。

丁寧かつわかりやすいご説明をありがとうございました。
痛くない、被曝なし、恥ずかしくない乳がん検診との謳い文句で、ドゥイブス検査に流れた方達が再検査になっている理由も理解できました。
引き続きマンモグラフィー+エコー検査の乳がん検診を続けて参ります。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。

更年期ホルモン療法について

ほてりや発汗があり婦人科を受信しました。ホルモン検査の結果 更年期なのでホルモン補充療法を開始しました。
体調は良くなったのですが、ホルモン補充療法には乳がんリスクが上がると聞いていて不安になり コメントさせていただきます。
ホルモン補充療法を途中でやめても乳がんリスクは上がったままでしょうか?
今で約半年服用しています。
よろしくお願いいたします。

ご投稿ありがとうございます。
ホルモン補充療法(HRT)を行ってリスクが上がったとしても、中止すれば元に戻ることもわかっていいます。英国の大規模コホート研究では、HRTの中止後2年間はまだリスクが高いが、その後はHRTを行っていない女性と同様のリスクに戻ることが示されてます。最近の研究ではHRTによる乳がんのリスクは、フライドポテトを食べることと変わらずとされ、リスクが低いとされています。

返信ありがとうございます。
リスクについて最新の情報ありがとうございます。
乳がんリスクについて不安に思っていたので、先生の返信で安心しました。
ポテトフライについてもありがとうございます。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。

閉経後の乳腺のしこり

こんにちわ。はじめまして、貴ホームページを見て、是非相談致したくメールさせて頂きます。
現在60歳、もう十数年、年に1回、マンモグラフィ、エコーで同じクリニックで診て頂いてます。
そこに今年も予約しようとしたら、突然閉院されたとのこと。
仕方がないので、別の乳腺クリニックを受診しました。
前クリニックでは右に嚢胞は指摘されていました。
今回、受診したクリニックで、マンモグラフィは異常なし。ところがエコーでしこりがあると指摘されました。確か13mmだったと思います。
針を刺して細胞診をしました。  Drは画像は境界ははっきりしているし、針を刺した感触も柔らかいので、がんではないと思うが、念の為とのこと。
そこで質問です。
①このDrのおっしゃる「ガンではないと思う亅というのは信憑性があるものなのでしょうか?
②閉経後のしこりはガンであることが多いというのを見たのですが、そうなのですか?私は約15年前に閉経しています。
③前クリニックで嚢胞と言われていたのが、今回の指摘されたしこりと場所的に一致するような気がするのですが、医師により診立てが違うものなのでしょうか?
前クリニックは昨年6月に受診しています。
それとも、全く別のものを指摘されているのでしょうか?
画像もないのに不適切な質問かもしれませんが、可能性としてどうでしょうか?

細胞診の結果が出るまで、不安でたまりません。
富永先生のご見解聞かせて頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

本日、細胞診の結果が出ました。
結果はNegative
脂肪細胞と考えられる細胞を少数認めます。
導管円柱細胞は認めません。
この標本上に悪性が疑われる異型細胞は認めません。(正常あるいは良性:normal or benign)と考えます。

この結果からDrは脂肪腫かなあ?とおっしゃられました。
まあ、経過は見て行った方がいいから次回半年後にエコーやりましょうとのことでした。

ガンではなかった様で一安心でした。
この結果から経過観察は妥当な判断と考えて良いですよね?
富永先生のご見解をお聞かせ頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

ご投稿ありがとうございます。
経過観察で問題ないでしょう。

返信ありがとうございます。
もう少し教えて頂きたいのですが・・・
今回ガンではないと安心しました。
ただ、指摘されたしこりが何なのか、ハッキリと何と診断されなかったことに、ひっかかりを感じています。
こういうこと(ガンではないが、何かは良くわからないので経過観察が必要)は良くあることなのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ございません。よろしくお願い致します。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。
細胞診ではなく、組織診断を行うとどういうものかが解ります。ただ良性疾患は基本経過観察なので、細胞診で良性が確認できている以上、もう組織検査は不要と医師が判断されたのだと思います。何度も痛みを伴う検査は行わなくて良いと思います。良心的な先生で、一般的な事だと思います。