自己検診について
ご投稿ありがとうございます。
自己検診は僕が推奨していないのではなく、推奨するエビデンスがない事と自己検診での不利益を言う論文しかないからです。アメリカのピンクリボン運動では推奨してません。もし推奨する医師にお会いになったら根拠となるエビデンスがあるのか聞きましょう。
また、検診も半年に一度エコーをする必要はありません。年1回のマンモグラフィとエコー検査で十分です。それで早期発見を目指しましょう。
早急にお返事下さり、驚いています。ありがとうございました。
一年に一度のマンモ、エコーで大丈夫なんでしょうか?私は乳がんがとても怖く感じています。乳がんの中には一年に一度の検査では早期発見できないタイプもあるのではないでしょうか。
自己検診で不安になってしまうからでもありますが、現在は二、三ヶ月に一度のエコーをしています。無意味でしょうか。もしよかったら一年に一度の検査で早期発見ができるという根拠を教えて頂けないでしょうか。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
まずhttps://jbcs.gr.jp/guidline/guideline/g5/に乳癌学会にガイドラインに記載があります。その他にはこのホームページのコラムに多数論文を要約したものがありますので、そちらをご参考になさって下さい。
現在は二、三ヶ月に一度のエコーをしています。無意味でしょうか?無意味です。中間期乳癌(検診と検診の間に発見される癌)は非常に珍しく殆ど見つからないです。それは乳癌の成長が非常にゆっくりだからです。また、急激に成長するタイプの珍しい乳癌は早期発見は殆どできません。例えば年1回の検診をしている場合、検診と検診の間に乳癌を発見するのと次回の検診をした時に発見するのとでは治療も生存率も殆ど変わらず、早く見つけたから早期発見とは言えません。付け加えるなら、エコー単独検査での乳癌を発見できる根拠(エビデンス)はありません。1月5日に厚生労働省からもがん検診に関する勧告がニュースになりました。尚、エコー検査のガイドラインでは5㎜以下の所見は所見としないとなってますので、短期間で検査を何度もしてもサイズ変化はしませんので新たな所見が出ません。
また、無益に検査を短期間で行うと過度に所見をとらえ過剰な精密検査も増えます。検診というのは利益と不利益を比べた時に利益が上回る時にのみ推奨される物です。検診の対象となる方は基本的に病気のない方です。つまり、異常のない方が過剰に検査しても意味がありません。また、早期発見をいたら、命が全ての方が助かるのではありません。やはり悪性度の高い癌においては助かるとは限りません。その悪性度の高い癌は遺伝性が高く検診を過度に行っても早期では発見し難いと言われてます。また逆に乳癌の中には殆ど成長をせず命に関わらない癌もあり、これが検診で見つかることも検診の不利益とされてます。
昔は早期発見としか言わなかった時代がありましたが、現在は色々なことが解り、段々検診に対する考え方も変化してきました。
簡単に言うと命に関わる治癒できる乳癌を早期発見するには年1回程度が一番利益を得られるという事です。
はじめて投稿します。よろしくお願いします。
私は2歳になる子供に授乳中です。自己検診をするとすぐにしこりに感じ、その度に乳腺外科を受診し、エコーをしてもらっています。
自己検診のやり方など推薦されている乳腺外科が多いので、自己検診をしていますが、その度に不安になってしまいます。こちらのサイトを見て自己検診を推薦されていないとのことで目からウロコでした。
自己検診をせずに、半年に一度のエコー、一年に一度のマンモで早期発見できますでしょうか?