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乳房のしこりについて

初めまして。
25歳、既婚、子供が1人おります。
3日前、右の乳房にしこりがあるのに気付きました。
本日、総合病院で触診・マンモグラフィー・超音波の検査をしてきました。マンモグラフィー・超音波では画像にでなかったため、このしこりは乳腺の形で異常ではなく経過観察をするようにと診断されました。
しかし、触るとはっきりとしこりが分かるのでのでとても不安です。
こちらの病院ではこういう症状でも詳しく調べることは可能でしょうか。
お手数ですがよろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 受診された総合病院で乳腺の専門家が診察を行い、適切な診断をしたと過程するならば、その病院の診断が正しい結果だと判断致します。
 しかし、乳腺の形と言う表現が何を意味しているのかが私は解りません。一つ考えられるのは、乳腺症などで乳腺が部分的にしこりのような変化を生じることがございます。そのような所が部分的に硬く触れることもございます。それは、問題ございません。しこりばかりに目が行き他の所見を見逃すケースや現在は問題ないが今後要注意の方もいらっしゃいます。今の結果だけではなく、これからどのように経過を見る必要があるのかも聞かれるべきだったのではないでしょうか。当然、その点について説明をされていない病院側にも責任があるとは思います。
 私の診察したケースでも同様なケースがあり、少し乳腺に変化があるので、ご本人にご安心頂く為細胞の検査を行って悪性が出たケースや前癌状態の細胞が出たケースもあります。
 当院も開院し然程時間が経っていませんが、十数人に1人位の確率で乳がんが診断されています。また、超早期の乳がんを疑ってマンモトーム検査をお受けになる方も日々出ています。特に乳がんを疑われ紹介を受けいらっしゃる方が少ない割には、(殆ど検診の方ばかりなのに)乳がんの方が多いと実感しています。正直、民間の医療機関ではもう少し少ないと思っていました。今、20人に1人と言われていますが、実際はもっと高い確率で乳がんの方がいらっしゃるのではないかと思います。余談ですが、出入りの業者にはここは良く乳がんが見つかりますねと言われています。私は意識の高い患者様がご来院されているので、早期で見つかり易いのではないかと思っています。実際かなり遠方からいらっしゃて頂いて、こちらから申し訳なく思うことも多々あります。
 もし御心配でしたら、再度当院で御納得頂けるまで検査を行いますので遠慮なくご来院下さい。もしマンモグラフィが貸し出せるならば、再度撮影する必要もございませんので治療費も安くなりますのでお気軽にお持ち下さい。

3ヶ月空けることは必要?

初めまして。30代既婚で子供はいません。
先月、近隣の総合病院で乳癌検診を受けました。
エコー検査と触診では疑いは見られなかったのですが、マンモグラフィーで薄く石灰化なのか?というものが映りました。それは、よく見る石灰化のサンプル写真のようにはっきりしたものではなく、診察して下さった先生も虫眼鏡でご覧になるほどごく薄く映ったものでした。先生はそれを石灰化と見るか大変悩んでましたが、結局「今回は大丈夫でしょう」というようなことをおっしゃり、それ以上の検査はしませんでした。そして3ヶ月後にまたマンモグラフィー検査を受けに来るよう言われました。3ヶ月空ければ何か状況が変わるということでしょうか?私としては、早期発見したいから受けた検査でしたし、何も分からないまま待つだけの3ヶ月は不安で辛いです。それでも同じ病院で3ヶ月後に検査した方がよろしいのでしょうか?もしアドバイスを頂けたらと思います。よろしくお願い致します。
ちなみに乳腺症と言われました。

 ご投稿ありがとうございます。
 直接、マンモグラフィーのお写真を拝見させて頂かないと正確なご返答とならないことをご了承の上お答え致します。
 マンモグラフィーは拡大鏡(虫眼鏡)で見るのは、しまこ様のお写真に限らず診断の時は一般的に使います。特別なことではございませんのでご安心下さい。
 マンモグラフィーの石灰化は3ヶ月後の再検を言われていらっしゃるならば、超早期の乳癌の疑いがあると考えます。また、このタイプは乳管内にあり非触知乳癌と言われるしこりを形成しないタイプの乳癌を疑われていると考えます。但し、3ヶ月では殆ど変化はないでしょう。前回のマンモグラフィーの診断としては、カテゴリー2(良性)と診断されたと考えますが、その診断医はカテゴリー3(境界で精密検査を要するもの)とも取れる石灰化と考えられていると思います。
 私も昔(ステレオガイド下マンモトーム生検が日本でも5施設位しかおこなっていなかった時代)学会でも発表しましたが、カテゴリー2と診断された方の石灰化がどうしても納得ができず、ステレオガイド下マンモトーム生検を行い非触知乳癌が診断されたことがございます。これぞ超早期と言うものでした。
 正直、このマンモトーム生検は現在保険適応(保険診療)にはなっていますが、検査の針など全て使い捨ての為、病院としては殆ど売り上げがないか赤字です。非常に適応の判断のラインが高くなる検査です。また、日本でこの設備があまりないのも、このような理由でしょう。当クリニックには、当然この設備がございますし、この検査を最適に行う為に世界で一番適したマンモグラフィー装置を米国から導入しました。私はこの検査に大学病院時代から最も力を入れてきた検査です(笑う)。また、開院して間もないと言うのに、既にこの検査を今月予定している方が既にいらっしゃる状況です。
 少し熱くなりお話が横にそれてしまいましたが、もしその石灰化が疑いがあるのならば、この検査で解決を付けるのが一番だと思います。経過を見るのなら即検査だと考えます。この段階なら、癌が見つかってもラッキーで、良性でもまたラッキーと言うことです。もしお時間が許されるならば当クリニックで検査再検致しますのでご来院下さい。その際は、以前のマンモグラフィーをお持ち頂ければ、診断に非常に役立ちます。また、ご来院の際は、事前にお電話で私までご連絡下さい。お時間を調整致します。宜しくお願い致します。
 

丁寧な御回答、感謝致します。
早速、家族と相談してからご連絡させて頂きたいと思いますので、その時はよろしくお願い致します。

 いつでもお気軽にご相談下さい。

分泌物

1年ほど前から乳頭から汁が出始めました。
以前から皮膚科に通っており、診断結果は
ストレス性蕁麻疹で、乳頭から汁がでてブラジャーにもくっつくほどと伝えたら「ガーゼで押さえてください」と言われました。
最近さらにひどくなり、汁が毎日でている状況です。
乳頭に小さい白い膿みのようものがあります。

体調、精神的に疲れがたまってないときはさほど
出ないのですが、寝不足や精神的に疲れているときなどは症状がひどくなります。

皮膚科ではなく乳腺科で診察したほうがよろしい
でしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 診察していないのではっきりした事は言えませんが、お話からするとストレス性蕁麻疹とは違うと思います。症状からすると両方の乳頭から乳汁が出ていると思いますので(片方ならば乳がんなどの乳腺内の問題です。)、乳がん等の悪性疾患ではなく、妊娠とは無関係に出る乳汁分泌はお薬の影響や乳腺症で出ることがよく知られていますが、がーぜで押さえるほどの乳汁分泌が長期に亘る事は乳腺症では考え難く、ホルモン系の問題を考えます。
 例えば、プロラクチン(PRL)の過剰分泌症と言う病気があります。これは、下垂体プロラクチン分泌細胞の異常、視床下部分泌調節機構の異常のいずれによっても生じます。最も多いのは薬剤の影響です。下垂体プロラクチン分泌に抑制的に作用する視床下部ドーパミン機構に拮抗的に作用する降圧薬、潰瘍薬、多くの中枢神経薬がプロラクチン分泌を促進します。避妊薬もプロラクチン分泌を促進します。下垂体産生腺腫は下垂体腫瘍の中で最も多い腫瘍です。原発性プロラクチン甲状腺機能低下症、胸部外傷、精神疾患、腎不全などにおいてもプロラクチン分泌亢進が起こります。特発性の高プロラクチン血症も原因になります。
 以上のように色々なことが考えられ、皮膚科の病気ではないと考えます。大きな総合病院の乳腺外科か婦人科を受診されれば、適切な診療科への紹介があると思います。一度行かれてみては如何でしょうか。

乳腺腫瘤について

お伺いいたします。

5月の中旬に健康診断を受けました結果、「乳腺腫瘤疑」とあり、「乳腺(房)腫瘤が疑われます。6から12ケ月毎に外科を受診し、経過を見てください」と出ました。但し、この結果に着いては*印で「乳腺では触診において腫瘤の疑いを認めましたが、マンモグラフィ検査では以上ありませんでした。と書いてあります。

健康診断は毎年受けておりますが、マンモグラフィ検査は去年から受けております。経過としては16年度異常なし、17年度左乳房良性石灰化像、そして今年が乳腺腫瘤疑カテゴリー2となっております。

素人的に考えるに、腫瘤と名が付くからには癌になる可能性のあるものと思うので精密な検査を一度受けて置いた方がいいとは考えているのですが、マンモで異常なしなのに触診で腫瘤の疑いを認めましたというのはどうゆう事なのか理解出来ず、お伺いを致します。

よろしくお願い致します。


 ご投稿有難うございます。
 正直、私もこの検診に対して意味不明で疑問を感じます。逆のパターン(マンモグラフィで腫瘤が疑われ、触診で不明)なら納得が出来ます。また、同じ施設で検診をお受けになって、以前の良性の石灰化が指摘されていない(石灰化はなくなりません。)点など、昨年の結果を良く見ていないと考え、同じ施設で検診をお受けになっている価値がございません。(経過観察と言い経過観察はしていないと考えざるを得ないです。)
 今回の結果でも、マンモグラフィで所見がないのに何故カテゴリー2なのでしょうか?何故腫瘤疑いで経過観察なのでしょうか?つまり、本当に腫瘤が疑われるならば、2次検査(精密検査)を行う必要がございます。
 遠回しの表現を致しましたが、ご理解頂けたかと思います。現状はすぐに再検査するか、その先に進んだ検査(精密検査)を必要と致します。もし当院ご来院頂ければ、当院でご納得頂ける結論を出したいと思います。遠慮なく、お電話でご相談下さい。

分泌物

 初めまして
25になるのですが10代の頃から乳頭から分泌物(膿み)が出るようになり、特に冬の時期からずっと分泌物が出てまして…夏頃は比較的治まるのですが毎年起こることなので治るものなら完治させたいのです
 ただ、どこに相談するのかよくわからず、ずっと隠していたので、もしこちらで何かアドバイスを頂けるようでしたらお願いしたいです
 このような症状はどこの科で診療してもらうべきなのでしょうか?
 アトピー肌なのですが、それも関係あるのでしょうか?
昔は両胸から出てましたが今は右胸から膿みがでている状況です

 ご投稿ありがとうございます。
 乳頭からの膿が出るとのご指摘ですので、感染を疑います。但し、お話のストーリーから考えると異常乳汁分泌物を膿と勘違いなされている可能性も大きくお考えます。
 これは乳腺外科(乳腺科)か外科の中に乳腺外来がありそこでの診療範囲となります。大学病院クラスの大きな病院に行かれるとございますので、一度診察をお受けになることをお勧め致します。お近くでしたら、当院にご来院下さい。詳しく検査致します。

乳頭分泌

初めまして。乳頭から血性の分泌がありまして、乳腺外科で、超音波、マンモグラフィ、分泌物の検査を受けました。超音波では以上なし、マンモでは良性と思われる石灰化が2、3箇所ありましたが、分泌物の検査でCEAという値が1000といわれました。(この値は、高いのではないかと思うのですが・・)そして、この状態では、良性、悪性の識別はできないので、経過観察をするという話でしたが、細胞を調べるにも血がたくさん出てないとだめ、といわれたので、経過観察をしてもこのままでははっきりしないのでは、と不安が残っています。先生のお話では、これが標準の対応、ということだったのですが、他に調べる方法はないのでしょうか。それとも経過観察で十分なのでしょうか。こちらで、こんなことをお聞きするのは失礼かとも思いましたが、思い切ってご相談させていただきました。
お手数をおかけ致しますが、よいアドバイスがありましたら、お願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 乳汁に血性(血が混じる)の分泌物が混じる場合、通常悪性(癌)を疑います。今回、その分泌物を採取し、簡易に検査できるマンモテックと言う検査薬で腫瘍マーカーとなるCEAを測定されたのかと推測致します。この検査では400ng/ml以上を陽性とみる場合と1000ng/ml以上を陽性と考える場合がございますが、ご指摘の数字では共に陽性となります。この陽性の場合は癌(30%程度)か乳管内乳頭腫(良性)の頻度が高く、癌の場合は比較的早期の癌が多いと考えます。次の検査としては細胞診(細胞の良悪性の判断)・乳管造影・乳管内視鏡検査を行うと診断がついて来ると考えます。現状細胞診が出来ない状況なので、乳管造影か乳管内視鏡検査が適切な検査ではないかと考えます。
 残念ながら現在当院ではこの検査は行っておりませんので、しかるべきクラスの施設での検査をお受けになることをお勧め致します。もし首都圏か関西方面の方でしたら、お手数ですがお電話頂ければご紹介出来る施設がございますので、お電話で私までご連絡下さい。

乳腺のう胞症の疑い

はじめまして。私は、38歳、二人の子供がいる既婚者です。本日、会社の検診結果の通知が届き『左乳腺のう胞症の疑い』と書いてあり精密検査を勧められました。
お恥ずかしいながら殆ど、知識もなく、とにかく近くの病院へ行くつもりでした。しかし、乳腺のう胞症についてアクセスした所、乳腺外下という専門の科がある事を知り、本当に心強く感じました。検査をお願いするなら、そちらで是非お願いしたいと思いますが、そんなに、心配する事ではないのでしょうか?又、今から予約する場合、どれ位先になるのでしょうか?
よろしければ、お教え願います。

 ご投稿有難うございます。
 乳腺のう胞とは乳腺内にお水が袋状に貯まった物を言います。小葉と言う物に変性が生じ、小葉内の腺房と言う物が拡張して小さなのう胞となり,それが原因となって大きなのう胞が出来ます。これは、卵巣ホルモンの働きが関与しています。殆どは良性の物で乳腺症の一つの変化とお考え下さい。但し、稀にのう胞癌と言う物もございます。
 殆どは良性なのでご心配はないと考えますが、上記のように稀なケースもございますので、精密検査を勧められたのでしょう。
 こちらは、保険の範囲で診療が行えますので、通常精密検査を行います。当院でのご診察ご希望でしたら、一度お電話でこの御連絡下さい。その際、この主旨をお伝え頂ければ、予約枠以外(一般診療のお時間)でも可能ですので、至急(明日でも)診察可能となるように手配致します。ご連絡お待ち申し上げます。