乳がん手術後、いぼがいくつか出てます。
ご投稿ありがとうございます。
いぼのような物は乳癌の再発です。典型的な症状です。2年前の原発の時でstageⅢa以上の状況での手術と考え、2年後位の再発が良く見られます。おそらく術前化学療法を行われなかった方か効果がなかった方ではないかと考えます。
黒い皮膚は、放射線で皮膚の細胞を焼いたと同じことになります。火傷と同じ状況です。ジュクジュクした皮膚は正常だと新しい組織が出来て治癒致しますが、癌が皮膚に浸潤した状況なので正常細胞は癌細胞に犯された状況なので正常の方のようにはなかなか行かないのです。我々の世界では俗に皮膚に癌の花が咲いたと言い、厳しい状況を指します。抗癌剤や遺伝子治療薬等が効果を見せることもございますが、骨や他の臓器への転移も十分考えられます。まず、主治医から現状の事実をお聞きになり、良くご相談され、今後の治療方針をお考えになることをお勧め致します。
お母様のことも大変かとは思いますが、血縁関係の女性の方は遺伝的に乳癌の発生があり、ハイリスクの方になります。乳癌検診をお受けになることが大切になります。必ず、当院のような専門機関で、最低マンモグラフィと乳腺エコーの 検診を1年に1度20歳からお受けになることをお勧め致します。
返事ありがとうございました。
乳がんの再発、とても辛いですね。読んでると涙がでました。そうなってしまったら仕方ないのですね。けど出来るだけ少しでも長く生きていてほしいので、治療方法を色々相談してみます。
別に変わりますが、いくつかの質問がありますので、教えていただけますか。
イボのあと、まだ完全に乾いてない状態で
① 岩盤浴は行ってもよろしいでしょうか?
② 温泉は色んな効能がありますが、どんな温泉に入っても大丈夫でしょうか?特に放射線泉は良いですか?
③ 家のお風呂で母が入ってても他の人が入っても大丈夫ですか?
④ イボが乳がんの再発で、治療方法色々あると思いますが、最低の場合、どのくらいもてるのですか?
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
①②は根本的には問題はございませんが、感染等の対策が必要になります。主治医にご相談になり、適切な対応の基に行われると良いでしょう。②は本当に効果があるかは分かりません。試されるのは一つの手だとは思います。しかし、体力の消耗も注意が必要でしょう。
③は問題ございません。
④は治療が効果を示せば、癌と上手く付き合うことが出来、予想以上に生存期間が伸びることもあります。治すと言う治療は治療の副作用で死に至ることがあり、治すと言う考えより上手く共存する方が長生きが出来ることが多いと思います。当院でも通院中の方で転移が見られても、普通の日常生活が可能で8年位治療を続けていらっしゃる方も居られます
お尋ねです。私の母ですが2年前に乳がんが発生しすでにしこりが大きかった為、片方全摘出しました。手術後の1年後に手術の後にいぼの様なものがいくつか出てます。それはなぜ出るのでしょうか?そのいぼを細胞で調べると悪性でしたが、腫瘍マーカーが悪いので1ヶ月ほど放射線を毎日(土日以外)あてました。周り黒くなってますが、しばらくすると皮がむけて来て、かなり痒みがひどくなってます。さらに膿が出たような液が広まっています。軽く拭いても拭いても一向に乾きません。ずっと続くのでしょうか?それとも自然に膿が消えるのでしょうか?どうしたらいいのでしょうか?教えて下さい。