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良性のシコリ

もともと良性のシコリ(1センチ)を右胸に持ってたんですが、妊娠出産を経て先日2年半ぶりに病院に行き検査したら、良性のシコリだったら妊娠出産するとなくなるらしいが私の場合はまだ残ってて、しかも前はツルンとした形だったのがゴツゴツしたいびつな形になっていて癌の可能性が高いと言われました。今、細胞診の検査結果待ちなんですが良性のシコリがこの2年半の間に癌になっていたとしたらどのくらい進行してるものなんでしょうか?触った感じ、1センチぐらいのシコリなんですがもう末期だったりする可能性はあるんでしょうか?あと、子供がまだ卒乳してなくておっぱいをあげてたんですが、癌があるおっぱいからの母乳は子供が飲んで害はないんでしょうか?宜しくお願いします。

 ご投稿ありがとうございます。
 今回の細胞診の結果、悪性ならば乳癌でしょう。良性の葉状腫瘍が悪性化する場合は良くありますが、良性の段階で切除するので違うでしょう。妊娠前に良性と診断された理由は画像上のみの診断か細胞診での診断ではないでしょうか。針生検を行って組織診を行われていないのならば、最初から乳癌だったのでしょう。最悪のケースです。その間に妊娠・出産期が入っているので、進行癌になってしまっています。現在転移等がなくても、手術後の生存率も厳しくなります。しこりが1㎝もあれば、画像上悪性の疑われる診断がある程度付きますので、余程検査機器のレベルが低く画像が悪かったか診断が曖昧だったのでしょう。
 乳癌でも授乳には問題ございませんが、悪性ならば抗癌剤治療などを行う事になりますので、早く断乳を行った方が賢明でしょう。
 良性と言う結果ならば良いのですが、悪性の場合は動揺される前に、いち早く診断を付けて計画的に治療をされることをお勧め致します。最近、同じような年齢のお子様をお持ちの患者様が大学病院での診断経過に疑問をお持ちになり、当院にもいらっしゃっています。10月から検査を行い今やっと悪性と言う結果までしかなされず、組織診がこれからと言う方でした。このようなハイリスクの方に検査が遅過ぎると実感しています。緊急性を重視して検査を運ばないと生きれる命も亡くす事になりかねません。これも、東京都乳癌死第一位の証拠でしょう。

迅速な返答ありがとうございます。
良性のシコリの判断は平成3年4/26に細胞診で良性と判断され、その後マンモとエコーで検査して、最後は妊娠9ヶ月の時エコーのみで異常なしでした。最後の妊娠9ヶ月の時はシコリ確認できなかったみたいで異常なしになってます。最低でも平成3年の時点では癌ではなかった・・・という判断でいいでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 平成3年と言うことは15年前と言うことになり、その時点で1cmで良性腫瘍ならば、話が合いません。別のしこりではないのでしょうか?

失礼しました。
平成15年の間違いです。
宜しくお願いします。

 細胞診でclassは何だったのでしょうか?それにより、良性の腫瘍の可能性が変わります。また、細胞診の針は細いので必要な細胞が採取されていない場合もあります。また、細胞診は良悪性の判定のみで、組織診とは違い確定診断とはなりません。簡易な検査とお考え下さい。しこりがある時点で1cmもサイズがあるのに針生検(組織診)を行わなかったのに問題があると考えます。つまり、最初から癌(悪性の組織像)か前癌細胞があったのでしょう。本当に乳腺繊維線種のような良性腫瘍ならば、3年に渡る定期的な経過観察は必要ないと考えます。また、画像上良性と判断出来ない為、細胞診を行った筈なので、最初から癌だった可能性も高いでしょう。

迅速な返答ありがとうございます。
細胞診はclassⅡでした。
そうなんですね。細胞診では判断できないんですね。
なんだか有名な乳腺クリニックに行ってたのでショックです。
来週でる結果を待って今後の事を計画したいと思います。ありがとうございました。

 有名と言うのは危険な言葉です。どれだけ患者様へ不利益を与えないかを意識して行っているかが大切です。名前や本の他人の評判を信じるのではなく、ご自身の目が大切だと考えます。
 今回、乳がんの場合は前回の吸引細胞診が外れていたのでしょう。エコー下で針を刺していたのかなど、色々条件を満たしていたかなどの問題もございます。我々も画像上どう見ても良性に見えても、1cm以下の物の場合、細胞診や組織診で乳癌と診断した例があります。通常の乳癌ではなく、特殊な乳癌もあり、日々私達自身も勉強になります。
 どのような結果が出ても、動じることなく、前向きに次のことをお考え下さい。絶対諦めない姿勢も是非お忘れなく。困った時は、いつでも当院を受診なさって下さい。

先日は丁寧なアドバイスありがとうございました。

今日検査結果がでました。
結果はclassⅢbで腫瘍マーカーは異常なしでした。シコリの大きさはほぼ変化なしでした。
classⅢbは癌の可能性が70%だそうで、MRIと針生検の再検査という結果でした。
ほぼ覚悟はできてる状態なんですが
どうしてもふにおちない部分があります。
というのが、私のシコリは線維腺腫だったんですが調べると、このシコリは癌に変わる事はないと書かれてました。そのシコリが癌になったとしたら、それは元々癌だった・・って事になります。(先日のお返事の内容と重複しますが)そうなると私の癌はとても進行してると考えられますよね?
先生に「13年4月に検査した細胞診はclassⅡだった時までは癌ではなかったんですか?」と尋ねると「勿論です」
といわれました。
これについてどう思われますか?
是非ご意見お聞かせください。


 細胞診は、細胞の大小不同や形の乱れ(細胞異型)すなわち異型の強いものが癌(悪性)で異型の弱いものが良性です。ただし、乳腺の場合には、他の臓器の癌と異なり、異型の強い良性や異型の弱い悪性があり、細胞診だけでは不確かな事が多いと言われています。画像診断も重要となりますが、組織診(針生検)が全ての結果となります。前回は細胞診のみを行われ、画像上の診断のみで乳腺線維腺腫とされたのではないかと思います。
 ゆな様がご指摘のように教科書でも乳腺線維腺腫は悪性化しないと記載されています。
【考えられること】
・元々乳腺線維腺腫ではなく、癌とは言えませんが悪性化する可能性を秘めた腫瘍ではなかったかと推測致します。(組織診を行えば、前癌細胞は確認出来たので早めに癌を発見することも可能。)
・乳癌であったが、吸引細胞診の針が腫瘍に当たっていなかったことが考えられます。(乳腺エコー下で行われていたかも問題でしょう。)
・腫瘍の一部が癌化していたのに、適切な吸引細胞診が行われていなかったことも考えられます。
・画像診断の診断が違ったことも考えられます。(医療機器が粗悪なものを使用している為に画像解析度が低い。技師等が行った検査を医師が判断していた為に適切な画像が撮れなかった。)
 何れにせよ、classⅢbはかなり癌の可能性が高いと考えます。乳癌の場合は、出産などを経ていますので、予想以上の浸潤(広がっている)していることが考えられます。早めの診断を受け、治療を行う必要があるでしょう。針生検だけではなく、MRI検査を行うのは広がりを見ているのでしょう。このことから想像すると乳癌がかなり確定されているのではないかと考えます。良性もまだ否定出来ませんが、結果が乳癌でも治療をすることにより生存率は上がりますので希望は捨てずに、冷静に行動されることをお勧め致します。

お返事ありがとうございます。

結果がどちらにせよ今行っていた乳腺クリニックはもう行かないでおこうと思います。
私は福岡在住なんですが市内でどこか信用できる病院ご存知ないですか?

あと、もう一つお聞きしたいんですが腫瘍マーカーはどれくらい癌が広がっているか調べる検査だと書いてありましたが、この検査結果と癌の転移状況や進行の度合いは比例するものではないんですか?

 大変申し訳ございませんが、福岡はあまり良く解りません。しかし、現状から判断致しますと治療を直に行える大きな病院に行かれた方が良いでしょう。国立病院九州がんセンターなどがあります。
 腫瘍マーカーは、癌の進行度合いや転院の可能性が判断出来ます。腫瘍マーカーが上昇していると状況はかなり厳しいとお考え下さい。

迅速なご返答ありがとうございます。

腫瘍マーカーが上昇しているとは平均値を上回っている・・という事ですか?
つまり私は異常なしだったのであまり広がっていない・・・という望みをもっててもいいという事でしょうか?

 腫瘍マーカーが上昇とは、正常ではないと言うことです。また、その場合は転移や浸潤が見られる可能性が高いと言うことです。多くの原発乳癌発見時は正常ですので、一概に程度が軽い訳ではありません。正常でない場合は予後がかなり厳しいと言う程度です。
 早く検査をなさって、結論を出す方が先決です。結果がどうであれ、生存率を上げる為の次の手が大切です。なかなか先を見ることは出来ないでしょうが、前向きになられることが今後を左右します。
 今後は、ご自身の病気の問題だけではなく、この病気によりご家族やお子様との問題など色々な問題も生じると考えます。色々な意味で今までとは違うので、病気のことも含め頑張って下さい。絶対負けない姿勢でいらっしゃれば、未来は開けます!

迅速なご返答ありがとうございます。

そうですね。ますは大きな病院で再検査を年内には
受けようと思っております。
富永先生にはいろいろと丁寧なアドバイスをいただき
感謝しております。ありがとうございます。
決してあきらめない心を忘れず頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

 ご幸運をお祈り致します。

先日よりお世話になりありがとうございます。

検査結果が出まして、幸いにも乳腺症でした。
検査はMRIはなく組織診のみの検査でした。
良性のしこりでホッとしたもののまだ完全に安心できません。というのが前に細胞診で取り方が悪いと、悪性部分の細胞が取れず良性と診断される場合があると富永先生のコメントにもありましたが、組織診はどうなんでしょうか?100%信じても大丈夫ですか?
こういう心配をするならこのしこり取ってしまおうかな・・とも考えてます。
お忙しいとは思いますが宜しくお願い致します。
 

 結果が良性で良かったですね。組織診で問題なしは間違いないでしょう。但し、その中にどのような所見があったかで、今後のリスクが変わります。良く担当医にお聞きになると良いでしょう。
 また、今回の物は乳腺症の診断からするとしこりではありません。線維性乳腺症と言われる物です。切除してもリスク回避にはなりません。経過を見て行くことが全てとなります。

乳腺石灰化と高プロラクチン血症の服用剤

ご多分にもれず、健康診断のマンモグラフィーの結果、右・左ともに乳腺石灰化 専門医による再検要との結果を頂きました。高プロラクチン血症のため、1週間に1度 カバサールという薬を服用して8ヶ月程になりますが(1回1mg)この服用と石灰化は関係するものでしょうか。石灰化のレベルは特に明記されてませんでしたが、早急な再検査等はやはり必要でしょうか。。

 ご投稿ありがとうございます。
 マンモグラフィで石灰化で精密検査と言う事は、カテゴリー3以上(良悪性の境界以上)と言う事になり、早急の検査は必要と考えます。
 しかし、高プロラクチン血症やその為の治療薬とは無関係とお考え下さい。
 当院で検査は可能ですので、ご都合が合うようでしたら、お手数ですがお電話(0120-150-929)でご予約の上ご来院下さい。

のう胞について

はじめまして。先日、人間ドックで左乳房のう胞が認められると言われました。
月一回、自分で胸を触ってしこりがないか確認するようにとのことでした。
乳腺専門医に一度診てもらったほうがいいのでしょうか?

 ご投稿ありがとうございます。
 のう胞は稀に粘液性癌になっていることがございます。念の為に精密検査をお受けになることをお勧め致します。

早速のご回答ありがとうございました。
もし、そちらで検査する場合は健康保険適用の検査になるのでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 当院では、保険診療になります。当院ご来院の際は、お手数ですがお電話(0120-150-929)でご予約の上お越し下さい。お待ち申し上げます。

ご丁寧にありがとうございました。
早速、来週予約させていただきました。
よろしくお願い致します。

 是非、お待ちしています。

本日、検査に伺いました。検査を受けてすごく安心しました!ありがとうございました。
富永先生はじめ、受付の方、技師の方、みなさん本当に
親切で丁寧でクリニックも明るい雰囲気でとても安心感がありました。
また1年後、検査に伺いますのでその時ははよろしく
お願い致します。

 本日は、当院へお忙しい中御来院頂きありがとうございました。また、お褒めのお言葉頂き恐縮致します。
 何か御心配の際は遠慮なく御来院下さい。

うちの妻ですが・・・

はじめまして。福岡県の42歳の夫婦です。うちの妻が7月に健康診断の時マンモグラフィーでひっかかりました。隣の市の大きな病院でマンモグラフィー再度見てもらいましたが5段階で3ぐらい、10月にもう一度来てとのことでした。
10月のマンモグラフィー検査でも変わりなくマンモトームをする事になりました。しかし空きがなく12月18日まで待たないといけません。先日のMRIでは、石灰化した物が立っているから疑わしい、と言われました。それは13ミリあるそうです。ドクターは、がんは一ヶ月で倍になると言ってたので、空きがないからと、何もしないで待ってていいものでしょうか?後になって後悔したくないのです。マンモトームは組織のズレにより、100%ではない、とドクターはいってますので、見立てではやっぱがんかも?という感じです。夫婦ふたりでとても不安な毎日です。どうか、今出来うる最良の道をお教えいただけませんでしょうか。
お忙しいところすみませんが、よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 お話の内容から言うと乳癌をかなり疑います。当院はマンモトーム生検を特に重視しています。それは、確定診断には欠かせないからです。確かに100%癌が診断出来るかと言えば嘘になるかもしれませんが、ほぼ100%と言っても過言ではない検査であり、他のどんな検査よりも正確な検査だと考えます。再検のマンモグラフィを撮影する前に、つまり7月にマンモトーム生検を行うべきであったと考えます。残念ながら、患者様のことを考えていないのんびりした施設だと考えます
 当院は毎日マンモトーム検査を行える体制をとっており、ほぼ毎日行っております。やまちゃん様のように検査が必要な場合は約1週間以内に検査を行っています。都内でもこれ程行っている施設は少ないそうです。他院で何ヶ月もお待ちになる理由は、この検査を行う経験のある医師・スタッフが限られている点、検査に掛かる時間と検査の利益があまりない点があるので何件もこなせません。やればやる程、医療機関は損益が出る検査です。当院はこの検査は患者様に癌と診断されなくても(良性でも)、何故石灰化が起きたかが解り色々の情報が得られるので、今後の経過観察にも有益と考え利益を無視して行っています。実際海外からもこの検査をお受けに来られた方もいらっしゃいます。また、現在も海外から御予約を既にされている方もいらっしゃいます。当院は全ての検査で来院回数最小で如何に早く確定診断を付け、すべての資料を揃えることにより、患者様に少しでも早く治療して頂くことがご安心に繋がると思っています。
 最後になりましたが、何れにせよマンモトーム生検か外科的生検以外に手はないでしょう。

早々にご丁寧なお返事ありがとうございます。マンモトーム生検を今の病院での予約まで待っても後の治療に悪影響はないでしょうか?それともよその病院で可能な所を探して早めに検査した方が良いのでしょうか?福岡ではなかなか可能な病院がみつからないもので・・・。
後々後悔しないようにするため、最良の選択をしたいのです。ご指導下さい。よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 余程のコネがない限り、他の医療機関を探してもなかなか御予約のお日にちより早く予約を取られるのは不可能でしょう。待つのが得策かと考えます。癌が1ヶ月で倍になることは有得ませんので、1ヶ月では殆ど変化ないとお考えになるべきでしょう。最終判断はご自身の判断になりますので、良くお考えになると良いでしょう。

お久しぶりです。昨日3時半より5時頃までマンモトーム生検しました。結果は来週とのことなんですが、針を飛ばしても的がふらふら動いて取りにくく、時間と出血が倍かかったとのことです。それで今朝患部がかなり痛く起き上がるのにかなり時間がかかるようです。大丈夫でしょうか?

 検査お疲れ様です。
 現在の状況のようになられた方が当方の経験ではございませんので、何とも申し上げようがございません。主治医にご確認になることをお勧め致します。

検査結果と手術について

78歳の母のことで、娘の私が質問させていただきます。
現在、近くの市立病院で外科(乳腺)の先生に診ていただいております。

10月に市の検診(触診)で右胸にしこりがあるといわれ、すぐにマンモグラフィー検査、その後11月に入り生検(細胞診だと思います)をしました。その結果、5段階の4であり、「癌の疑い有り」という説明を受けました。続いてMRI・エコ−下での生検を受け、先日結果説明がありました。

・今回の検査では癌細胞は出なかった(しかし、針がしこりに命中していなかった可能性もある)。
・ MRIでは右胸に3つのしこりが写っている。1cm以下のもので、3つの範囲全体で26ミリ。MRIでもDCISという判定。左胸にも点状の染まりがあるが、これは心配ない。
・右胸のしこりのエコー画像は癌の形に見える。

ということで、以下の3つの方針から選ぶようにといわれました。
(1)経過観察
(2)しばらく間をおいて、再度生検
(3)手術

(1)の経過観察は、わざわざ癌を育ててその変化を見るというようなもので先生も勧めないとおっしゃり、選択肢からはずしました。
(2)も、1カ月くらいおいたところでそれほど大きさが変わらないので、もっと間を置かないとまたうまく結果が出せないかもしれない、ということで、(1)とあまり変わらないような気がして心配なので、結局(3)の手術にしますという答えを出しました。手術は3つのしこりのまわり2cm余分に切り抜き、センチネルリンパ節を切除、といわれましたが、母本人がさばさばと「乳房全部取っちゃってください」と言ったところ、先生もそのほうが手術もずっと簡単だし安心ですよ、ということで乳房全体を切除することにしました。1月中に手術予定です。

私達のこの判断は正しかったのでしょうか、後になって落ち着いて考えてみると、こんなに簡単に手術を決意してよかったのか、手術した後で癌ではなかったということになった時、とんでもないことをしてしまったと後悔するのではないか、と不安でたまらなくなりました。
先生は、前回の検査で4であることと、エコー画像で癌に見えるので手術を選択肢に入れたと思うのですが、癌でない可能性もあるのでそれでも手術していいですね、と念を押されました。癌であっても手遅れになるまでにはまだ1年くらいは大丈夫とおっしゃっていました。
質問内容をまとめますと、

・ここまでの検査結果でほぼ癌と思って間違いないでしょうか。それとも、今の段階でさらに精度の高い結果を出す方法があるでしょうか。
・部分切除と全切除では、術中術後の本人の身体的負担にかなり差があるでしょうか。
・5段階の4というのは、カテゴリー4ということでしょうか。これは細胞診の結果と思っていたのですが、マンモグラフィーの結果なのでしょうか。
・エコ−下での生検とは組織診ということでしょうか。これが命中しなかったということは、その前に行った生検(細胞診?)も命中していなかったのでしょうか。


母の近親に乳癌やその他の癌にかかった者がいないため、大丈夫だろうとたかをくくって予備知識も持たぬまま検査結果を聞いてしまい、今必死に勉強しているところです。そのためわかりにくい文面になり申し訳ありません。
どうかよろしく御指導お願いいたします。

すみません、上記で「MRIでもDCISという判定」と書きましたが、確定なのか疑いなのか、よくわかりません。「でも」という表現も、先生が確かそういう言い方をなさったと思うのですが、意味合いがはっきりしません。
よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 classⅣの細胞診の結果はほぼ癌だと思っていて間違いないでしょう。但し、この状況からしてDCISとは限らないと考えます。MRIの検査は診断価値が低く、参考程度とお考えになるべきです。
 今後の選択としては、記載された中にはありません。通常は、エコーでしこりが見えるならばエコー下マンモトーム生検を行うか、マンモグラフィで微細石灰化が見えるならばステレオガイド下マンモトーム生検を即座に行い、診断を付けてから手術を行うのがベストでしょう。また、これでも診断が付かない場合のみ外科生検を行い結果により手術を行うのも最終手段として良いでしょう。
 年齢的な面も考慮すれば、見た目が気にならないく、ご本人が納得されていれば、現在の方針が手っ取り早い方法かもしれません。
 また、残りの3つのご質問は診療している者しか解りません。主治医にお聞きになることをお勧め致します。

早々にお返事をいただきありがとうございます!富永先生の的確な御判断とわかりやすい御解説が本当に心強いです。
実は、こちらのサイトで初めてマンモトームというものを知りました。今診ていただいている市立病院には無いようにおもわれます。静岡県在住なのですが、ネットで検索してみたところ県立病院にはあるようなので問い合わせてみようかと思います。母本人の意思も確認した上で、娘としてできるだけのことはしてあげようと思います。
次の診察(手術の説明)までしばらく日にちがあったもので、本来主治医の先生に伺うべきことまで富永先生にお聞きしてしまい、本当に申しわけありませんでした。ありがとうございます、感謝の気持ちでいっぱいです。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 静岡ガンセンターにありますので、ご相談になると良いでしょう。

病院をかえることはできますか?

はじめてご連絡させて頂きます。
今年の8月に右乳房に痛みを度々感じるようになり、大学病院の乳腺内分泌外科に行きまして、マンモグラフィ、超音波、乳房に針を刺して細胞を取る、MRIと先週まで様々な検査を受けた結果、乳腺繊維線種と診断されました。
とりあえず良性ということがわかりほっとしておりますが、大学病院だからなのか、説明が不十分でこちらから質問しないとなにも教えてくれません。検査結果も殆どが電話をしてきくのですが、乳腺繊維線種は良性の腫瘍ということしか教えてもらえず、悪性に変わっていくのかとか、今後どのような治療になるのか等わかりません。また1ヵ月後に来て下さいと言われましたが、いつも病院に行っても、たくさんの人を診察しなくてはいけないからか、待ち時間に対して診療時間は5分程度で、毎回満足な説明を受けられません。
家族も心配しており、病院をかえたらと言われているのですが、そのようなことは可能でしょうか?その場合、今まで検査した結果等はそこから持ち出すことはできますか?マンモグラフィは痛かったですし、MRIも検査料が高額でしたので、病院をかえてまた検査というのも辛いです。

 ご投稿ありがとうございます。
 病院を代えるのはご本人の意思なので、ご自身の判断で代えられれば良いでしょう。検査結果の資料は大学病院にご相談されては如何かと思います。マンモグラフィは定期的に撮影は必要なので仕方ありませんが、MRIは何度も撮影する必要はないので、結果のみ教えて頂ければ良いと考えます。MRIは癌があった場合、癌の範囲を調べるのには有用ですが、診断価値は低いので、乳腺線維腺腫と診断が付いた以上、必要ないでしょう。
 尚、乳腺線維腺腫と診断されたならば、悪性化はしませんので、御心配になられる必要性もありません。年に1度の定期診察で問題ないと考えます。

マンモの正確性って・・・

こんにちは。32歳で2才児の母です。先日、主婦検診に行ってきました。触診とマンモを受けました。触診では右胸に脂肪の塊のようなものがある…と言われ、乳腺の専門医だったのですが、悪性のものではないから心配はいらないよ!と動揺する私に何度も確かめながら言われました。触ってこういうものは間違わない!と断言されました。もともとマンモが希望で触診は病院の方針で受けたものですが、質問してもこんな回答では不安です。自分でも触らせてもらいましたが、ほとんどわからず、何度か触っているうちに丸いやわらかいころんとしたものがこれかな?って感じです。マンモの結果は異常なし!何も写っていないからと言われました。それでも心配ならエコー受けたら…と医師は投げやりにいいます。必要なら受けます。と言うと、だから何も写ってないよ!って意味がわかりません。医師の態度の問題だと思いますが、エコーを受ける必要があるのか、脂肪の塊のようなものが何かはっきりさせる必要があるのか…。マンモにうつらない塊って??と不安です。このままにしてよいものか悩んでいます。よろしくお願いします。

 ご投稿ありがとうございます。
 右胸に脂肪の塊のようなものは、乳腺が部分的硬結を起こしているのだと考えます。但し、人間の感覚ですので、不正確な物で、触診は不確かな診察と言われて来ています。マンモグラフィは比較的石灰化などを映し出すのには有効な検査です。しかし、小さなのう胞などは判り難い検査です。また、細かな乳腺の異常は診断が難しいと考えます。最近は、マンモグラフィと乳腺超音波検査を共に検診に取り入れる必要性があると言う見解が出て来ています。今後、乳癌検診も見直されるでしょう。
 マンモグラフィの検査では大きな乳癌は確実に判定できますが、完全な検査ではないとお考え下さい。我々はマンモグラフィのみの検診は行わないのは、小さな乳癌が確実に発見出来ないからです。

ご回答ありがとうございます。関西在住なのでベルーガクリニックで診て頂くことができませんが、乳腺専門のクリニックで乳腺超音波検査を受けてみようと思います。本当にありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 その方がよりご安心が得られます。