マンモトーム生検前の不安
ご投稿ありがとうございます。
マンモトーム生検は通常2種類の方法があり、エコーガイド下(エコーを使用する)とステレオガイド下(マンモグラフィを使用する)があります。ステレオガイド下の場合は一番太い針で11Gとなり5mmの太さです。また、エコーガイド下は一番太いので8Gとなり7㎜の太さの針です。この8Gは悪性を診断するのは太過ぎ、通常は良性腫瘍の切り出し手術にのみ使用致します。エコー下でも診断には11G以上の物を使用致します。つまり、癌細胞が散らばるのを防ぐ為と悪性ならば出血を伴う為小さな針の方が有用だからです。
ステレオガイド下マンモトーム生検は基本的に適応があり、カテゴリー3の石灰化でしこりをエコーで見られない非触知乳がんが疑われる場合に行います。
今回は7㎜の針を使用とのことなので、エコーガイド下マンモトーム生検を行うと推測致します。カテゴリー4の微細石灰化があるので、ほぼ80%以上乳がんと言うことになり、まずはマンモトーム生検ではなく針生検を行うべきです。これで診断が付かないのならば、再度エコーガイド下マンモトーム生検を11G以上の針を使用して行うべきでしょう。この方針で行うとエコーガイド下マンモトーム生検は診断には年間を通しても殆ど使用することは少ないです。当院は、ステレオガイド下は毎日のように実施しています。例えば、当院は本年(約1ヶ月半)ステレオガイド下27例(内4例が乳がん)エコーガイド下は0例です。
現在、Wish様が通院中の施設は適応が曖昧で私達には何を目的に行われているか全く不明です。良く理由をお尋ねになられ納得なさって検査をお受けになることをお勧め致します。
学会などで、このマンモトーム生検のトラブルの事例の報告を見かけますが、殆ど人的技術によるミスか判断ミスだと思います。私はこの検査機器が日本に導入されてかた10年近くこの検査行っていますが、一度もトラブルに会ったことがございません。また、検査時間は、座位で行うタイプでは国内でも最も早いと考えております。これは、納入業者が口を揃えて言っているので間違いないでしょう。また、他院で乳房の厚みや目的の位置の問題でこの検査を出来ないと言われていらっしゃった方も当院で簡単に行っております。このようなことから確実・安全・スピーディーが一番大切だと考えています。最近は大学病院から紹介をされて当院へこの検査をお受けになられる方も増えて来ています。これも当院の実績が認められていると思います。
最後に、この検査をお受けになる施設の判断として、入院を行って検査をする施設や翌日以降に消毒など(結果説明以外)で通院をさせる施設は辞めましょう。この検査はその必要性のない検査で有益性があるからです。
先日マンモグラフィーを受けた際、生検カテゴリー4の石灰化が認められるとの説明を受けました。その際、マンモトーム生検で確定診断を行う必要があり、7mmの針で吸引するといわれました。一般にマンモトームで使用される針の直径は3-4mmのようですが、その約2倍の太さの針を使用して吸引することについては、特に説明はありませんでした。(説明を受けた際には、マンモトームのことは全く知らなかったため、比較ができませんでした。)このような太さの針で何度も吸引されたら気分が悪くなるのではないか、患部をかき回すことによる悪影響も倍になるのではないか、と不安で夜もよく眠れません。
予約した日程が迫ってきており、このまま生検を受けることが非常に不安なため、お忙しいところ大変恐縮ですが、この検査を受けたことを後で後悔したくないため、お考えをお伺いできれば大変有難いです。
どうぞよろしくお願いいたします。