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しこりについて

初めまして、36歳子供一人です
先月人間ドックでマンモを受け乳腺腫瘤、精密検査要との結果で乳腺外来を受診しました
その際他の病院だったのでマンモ、超音波検査を受け多分大丈夫と言われ今日結果を聞いてきました
小さなしこり(豆粒位)があり今日自分でも分かりました
一応しこりの中身を取って調べようと言われ急で驚きましたが採取しました
初乳に近い色の液体で先生は母乳の残りじゃないかと言ってましたが殆どミルクで育てたので自分としては意外な感じです
また一週間結果を待つのが怖いです
ガンの可能性はあるのでしょうか?
まだ子供が小さいのでとても不安です
次回の診察は半年後で、その間に妊娠しても構わないと言われましたが大丈夫か心配です
宜しくお願いします

 ご投稿有難うございます。
 断乳をいつなさったかにもよりますが、今授乳をされていないのなら、ミルクの残りはありえません。良性の可能性が高いとは思いますが、検査結果を見ないと何とも申し上げようもございません。当然、細胞診を行っている以上は癌は疑われているとお考え下さい。残念ながら、細胞診の結果も見ないで、妊娠の有無を言う医師は無責任だと考えます。

お返事ありがとうございました
断乳して2年半位になるので母乳と言うのは無さそうですね、結果を待つのが更に怖くなる反面早く分かってスッキリしたい心境です
もう一つ質問なんですが、私が受けた採取は細胞診なのでしょうか?それとも組織診でしょうか?
注射器の様な器具で採取し痛みは採血程度でした
他の方の掲示板を読み気になったので・・・

検査結果を見ないで妊娠の有無を言うのは無責任との意見に少し納得しました
来週の検査結果も出向かず電話連絡なので、大事な話なのに電話で済むのかな?と思いました
直接聞くのも怖いですが電話を待つのも嫌ですね

勉強不足で申し訳ありませんが宜しくお願いします

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 検査は吸引細胞診だと考えます。検査内容はお聞きになるべきだったと思います。また、余程の理由が無い限り、個人情報の問題もあり電話での結果は有得ません。医療機関としての質を問うべきでしょう。お受けになった人間ドックの関連病院と言う事なので、その人間ドック自体の質にも問題がありそうです。

お忙しい中早々のお返事ありがとうございます
私の説明不足で誤解を招いてしまったので少し説明させて下さい
今通院している乳腺外来はドックを受けた機関とは全く関係ない病院なんです
ドックセンターをやってる病院だと予約が一ヶ月待ちだったので少しでも早く検査を受けたくて近所の総合病院の乳腺外来を受診しました
やはり電話での連絡は有得ないですよね・・・
富永先生のアドバイスを主人にも話し相談した結果、来週の検査結果がどう出てもドックセンターをやってる病院で再度診察してもらおうと言う事になりましたその際検査資料を借りた方が良いでしょうか?

 今回のご質問はご自身が行こうとされている施設にお聞きになる必要がありますので、こちらにご質問されてもお答え出来かねます。

左胸の痛み

初めて投稿させていただきます。
33歳、子供が一人おり、1年ほど前まで授乳をしていました。
一年ほど前、授乳をやめて暫く経った頃、右胸にしこりのようなものを感じ、総合病院にて検査(視触診、マンモグラフィ、超音波)を行いましたが、特に異常はなく「心配だったら一年に一度検査をしてください」といった感じでした。その後は特に気になることはなかったのですが、数日前から左胸に痛みを感じるようになりました。普通に生活している際にはあまり気になりませんが、押さえると痛みを感じます。暫くすれば治まるかと思っていましたが、痛みは変わりません。
幸い、そちらの病院に近い場所におりますので、できれば早めに検査をしたいと思うのですが、検査は保険適用になりますでしょうか?また、そちらは完全予約制とのことですが、予約はかなり先になってしまいますか?
お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 急性期の病気など色々を疑います。早めに受診されることをお勧め致します。当然、保険適応となりますので、お電話(0120-150-929)でご予約の際ご投稿の主旨をお伝え下さい。当院は意味のない再診を極力減らしていますので、ご予約は他院よりはお取りになれると思います。尚、当日のご予約の枠もございますので、お電話の際遠慮なくお伝え下さい。

昨日は、早々にご丁寧なお返事を頂き、ありがとうございました。
早速今朝お電話させて頂きましたところ、今日の午前中にお伺いすることができました。
不妊治療との関係を先生に色々お話しいただき、私には驚く内容のことばかりで、正直少なからずショックを受けましたが、何も知らないままずっといたらと思うと、お教えいただいて本当に良かったと思います。
まだ検査結果待ちのこともありますので不安もありますが、とても丁寧に細かく診ていただき、本当にしっかりと検査を受けられたという感じがしました。
幸い、病院までとても近い距離におりますので、これからもきちんと定期的に検査を受けさせていただきたいと思っております。
そちらの病院は、スタッフの方々もとても親切で、また院内も色々な心遣いがされており、何一つ不快な思いをせずに検査を受けることができました。ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。

 本日は当院へご来院頂き有難うございました。また、暖かいお言葉頂戴し感激しております。今後も何か御心配なことがございましたら、遠慮なくご相談下さい。私達もお近くの方のお助けになれればと常に考えております。今後共、当院を宜しくお願い致します。

こんにちは。先日そちらでお世話になりました。
度々で申し訳ありませんが、ご相談させてください。
検査して頂いた結果、乳腺症ということで漢方薬を処方していただき、現在服用中して3週間ほどになりますが、1週間ほど前から左胸の痛みが強くなってきました。痛みは下着などが触れると痛む表面的なものや、全体的な鈍痛もあります。また、左胸の中心あたりがかなり硬くなっていて、そこに触れると痛みはかなり強く感じます。ちょうど生理が始まる頃でしたのでそのせいかと思っていたのですが、生理はそろそろ終わりますが、症状は変わりません。これは乳腺症が悪化してしまったのでしょうか?
漢方薬はすぐに効果が出るものではありませんし、先生も2ヶ月服用してくださいとおっしゃっていましたので、まだ効果が出てきてはいないのだと思いますが、症状がひどくなってきているので不安になってしまいました。我慢できないほどの痛みではありませんが、硬くなっている部分に触れると痛みが強いので、子供を抱っこすることもできず、寝る時も胸をかばうようにしているため熟睡ができず、日常生活にも支障をきたしはじめてしまいました。
漢方薬を飲んでいれば徐々に症状は良くなるかなとも思ったのですが、もし問題があるようだったらと心配になり、ご相談させていただきました。
お忙しいところ大変申し訳ありませんが、ご回答頂ければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 症状はホルモンの影響で強くなったり致します。短期間で乳腺が変化することはございません。絶えられない痛み出なければ、このまま漢方で様子を診てよいと考えます。2ヶ月ご使用になって効果が得られない場合は、内分泌療法に切り替えます。その際はお手数ですが再診下さい。

ご回答いただき、ありがとうございました。
強い痛みと硬くなっていることが不安でしたが、乳腺症の症状が強く出ているのですね。少し安心しました。このまま漢方薬を服用し、様子をみたいと思います。
乳腺という特殊な場所だけに、必要以上に神経質になってしまいました。お忙しいなか、お手数をおかけして申し訳ございませんでした。ありがとうございました。

 痛みが酷くなられたら、遠慮なく再診下さい。

放射線追加照射について

はじめまして。
39才未婚です。

先月乳がん手術を受け、来週から放射線治療が始まります。
病気Ⅰ、充実腺管癌、しこり大13m、断端陰性、ホルモンレセプター共にプラス。

主治医からは放射線は通常の5週間で、追加の必要はないということでしたが、放射線医からは追加で5回やったほうがいいと言われ迷ってます。

最近は、ブースト照射を推奨する病院が増えてきていると聞きました。富永先生でしたら放射線のブースト照射について、お勧めになりますか?

 ご投稿有難うございます。
 個人的な治療に関するご質問ですので、掲示板のルールによりお答え出来ません。
 ブースト照射についてのガイドラインを端折って記載致します。
 腫瘍床に対するブースト照射の有用性は微少残存病巣の程度に依存すると考えられ、これは温存術の切除断端の病理診断の精度と密接に関連するので、常にこれを考慮して議論する必要がある。
 ブースト照射の研究では有用性を示唆するものもあるが、ランダム化比較試験による検証はなされていない。ブースト照射追加による乳房内再発リスク低下の絶対値も小さく、51歳以上では有用性が証明されていないことなどから、全例にブースト照射を推奨するだけの十分な根拠はない。
 以上がガイドラインです。

石灰化について

はじめてまして。46歳、中学1年生と小学4年生
の母です。2月の終わりに右乳房下部に数個のくりくりとしたしこりをみつけ、乳腺外来でみてもらいました。マンモグラフィの結果、右乳房のしこりは乳腺が硬いだけで心配いりませんが、左乳房の上部に細かい石灰化がみられます、1年前にはマンモグラフィで写っていなかったことと、1箇所に固まっていることから、悪性のものも考えられるということで3月5日にMRI(造影剤)をしていただきました。結果は石灰化の部分に腫瘤がみられないので良性の乳腺症か乳線維腺腫であろうとのことでした。今後、石灰の部分に変化が起こってこないかチェックが必要なので4ヶ月後にマンモグラフィをしましょうといわれました。生検の必要性について聞いてみましたら、絶対に癌ではないとはいいきれないから、どうしてもだったらマンモトーム生検のある病院もありますが、4ヶ月後石灰像に異変があってからでも手遅れになることはないので経過観察でよいのではないですかといわれました。(この病院にはマンモトーム生検の設備はありません。)それで質問させていただきたいのですが、
①マンモグラフィで石灰化が見つかった場合、通常は生検が先でその後、悪性のものとわかってから癌のひろがりなどをみるのにMRIをすると書いてありましたが、MRIを先にすることもあるのでしょうか。
②MRIで腫瘤がみられないことで癌をほぼ否定できるのでしょうか。
③乳腺症や乳線維腺腫というと、痛みやしこりが症状としてあるように聞いておりますが、乳腺症や乳線維腺腫でしこりや痛みのないものもあるのでしょうか。
④マンモトーム生検は、石灰化している部分を全部とりきってもらえるのでしょうか。生検というと、悪性の場合、散ってしまう可能性があると聞いたこともあり、不安です。私の母もごく初期の癌ですといわれながら4年後に骨や肝臓などに転移して亡くなりました。生検をしましたので散ってしまったのかと思っております。
お忙しいところ、色々と質問させていただき、すみません。どうぞよろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
①基本的にMRIに診断価値が低い点が問題となります。つまり、ステレオガイド下マンモトーム生検を行い癌診断された時に、MRIの異常陰影を癌と決定尾できるので、癌の広がりを見るのには非常に有用な検査だと考えます。MRIの結果を信じるのは、MRIを過大評価し過ぎではないかと考えます。
②上記のご回答と同じなので省略致します。
③乳腺症でも症状を伴う前の状態もあり一概に症状の有無は関係ございません。また、線維腺腫も癌と同じで大きさにより痛みなどの症状を呈します。直径3㎝以上で痛みが出ると言われています。
④マンモトーム生検は石灰化を取り切る為に行うのではなく、その内の1個の石灰化を採取して組織検査を行う検査機器です。また、石灰化が悪い訳ではなく、その石灰化を起こした癌細胞が悪い訳ですので、取り切る意味はありません。針で刺すと広がると言う事を言う医師もいます。その医師達は実際癌が大きくなるまで見てはっきりしてから診断すれば良いと言う意見です。それは超早期で診断出来る物を早期で診断すると言う事になり、その方がもっと再発や転移の可能性が大きくなります。昨年の日本乳癌学会で、K様のような事を述べた医師は総攻撃をお受けになっていた事を思い出しました。
 結論から申し上げるとK様の場合は、お母さんが乳癌と言う事もあり、今回の微細石灰化は非浸潤癌を疑わなければ行けない方だと考えます。つまり、経過を見る方ではなく、ステレオガイド下マンモトーム生検を受ける必要性がある方だと判断致します。
 当院へご来院頂ける方でしたら、当院で検査を行えますので、お手数ですがお電話(0120-150-929)でご予約の上お越し下さい。尚、現在の当院のステレオガイド下マンモトーム生検をお受けになられた方の乳癌を診断された方は12%です。

早速ご丁寧なお返事をいただき、本当にありがとうございました。良性のものといわれても何か心にひっかかるものがあり不安をぬぐい切れずにおりましたので先生のアドバイスをいただき、やはり生検をしてもらえる病院にいってみようと思います。それから、追加の質問をさせていただきたいのですが、左の石灰化があるといわれているあたりが最近時々痛むのですが、しこりを伴わないような初期の癌でも痛むことがあるのでしょうか。お忙しいところ次々と質問をして申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございました。
 石灰化がある辺りに痛みがあるのなら、乳腺症による痛みと考えます。石灰化も乳腺症により起こっている可能性が高いと考えます。この程度の乳癌で痛みが出る事は有得ません。痛みなどの症状がある場合は基本的に良性疾患と考えるべきでしょう。

何度も質問させていただき、そのたびに迅速にお答えしていただき、本当に感謝しております。母のこともあり、乳癌に関してとても神経質になっておりますので、先生の暖かいご丁寧なアドバイスやお返事で気持が落ち着きました。本当にありがとうございました。

 重ね重ねご丁寧なお言葉有難うございます。お母様が乳癌だと神経質になる事は悪い事ではございません。気になさる必要はございませんよ。

右乳房下部のしこり

32歳で4歳と1歳の母です。今1歳3ヶ月の子にまだ授乳しています。そのさい、右乳房下部乳頭のちかくで、乳輪のへんにしこりをみつけました。大きさは親指のつめくらいでくりくりしていてビー球みたい?な感じです。怖かったので、お医者さんにみてもらいましたが、授乳中ということで、エコーでそのしこりを見て、針?注射みたいなのでとって、細胞をみていただきました。結果、悪性ではない感じだからまた5月に見せてくださいとのことでしたが・・・。シコリは何か?のお話もなく、説明もあまりなかったので、小さい子供もいるし、近くで授乳中で発見がおくれて、亡くなった方が見えるので不安でいっぱいです。痛みなどは、ありません。上の子は母乳で育て、1歳と8ヶ月くらいまで母乳をあげました。桶谷のマッサージにかよっていましたので断乳もやってもらいました。今も桶谷のマッサージにだいたい2・3週の割合で通っていました。心配でまた違うお医者様に行ったほうがいいかしら・・。と悩んでいます。この検査は、どのくらいの信用性があるのでしょうか?(この検査ではっきり解らなかったら、もう少し大きい針で見てみます。とも初診の日は言ってみえました。)よろしくおねがいいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 吸引細胞診は、異型細胞の顔つきにより良悪性を判断する検査です。これではどのような腫瘍かの確定診断は付きません。現在良性と決定されたので、画像診断である程度の予測を行ったのだと考えます。おそらく良性の乳頭腫と乳頭腺管癌の鑑別の為に、吸引細胞診を施行されたと考えます。画像診断が難しい授乳中と言うこともあり、現在良性と決定したので、もし組織診を行う場合は断乳後6ヶ月後に他の施設で行われた方が有益だと考えます。但し、説明が不十分だっただけではないかと考えます。再度受診され、ご説明をお受けになられると少しご安心になられると考えます。

非浸潤性の治療について

はじめまして。現在33歳未婚です。今年の一月に年末の健康診断で左乳腫瘤で精密検査との診断を受け、専門医にかかりました。そこでマンモとエコーにより、数ミリのしこり(触れない程度)を発見し、ほぼ癌の疑いがあるので(一日診断可能なクリニック)小さいから今なら全て取っても痕も残らないので、治療の一つとしてしこりを手術で全摘出し、一緒に病理検査で先の治療方針を決めようと言う事になり、結果、非浸潤性のロウグレードのがんという事がわかりました。先生は丁寧に説明してくれ、治療についていくつか提案いただきました。私はその中でエビスタという予防薬を飲む事を選択して、今、数週間飲んでいます。先生は説明の中で心配ないと言ってくださいましたが、その後いろいろHPで調べてしまい、非浸潤性には標準で放射線が必要とか、その他怖い事も書いてあって、私個人の病状と違うとわかっていても不安で寝れません。判断が間違っていたら…と…。精神安定剤は処方いただきましたが、出来れば飲みたくありません。漢方など乳がんに影響ないものはあるのでしょうか?この不安さえ取り除ければ、漢方などは不要になるのですけど。大変お手数ですが、お返事いただければ幸いです。

 ご投稿ありがとうございます。
 個人的内容のご質問が多く、掲示板のルール上お返事できかねます。一般論のみお答えすると、エビスタは骨粗鬆症のお薬で乳癌への保険適応はありません。エビスタが乳癌を抑えると言う論文はあります。通常、ホルモンレセプターが陽性ならば、ホルモン剤の投与の治療を優先さる方が一般的です。また、匿名様のご指摘の放射線は余程小さくない限り行うとは思いますが、僅か数㎜の非浸潤癌の場合は行いません。

教えて下さい。

初めまして。
先日人間ドックでしこりがみつかり、そこでマンモグラフィーや超音波検査、細胞診をし、ガン細胞が見つかったと言われました。そこで紹介状された大学病院へ行ったのですが、最初から検査のやりなおし、また、MRIや超音波検査を一日ではせず日を分けてやると言われました。
何故検査を小分けにやるのでしょうか?一日で行う病院もあると聞き、この病院が心配になりました。また、一から検査のやり直しというのは普通の事ですか?
どうぞ教えて下さい。

 ご投稿ありがとうございます。
 一般的にマンモグラフィと乳腺エコーは再度行うのが普通です。これは、乳癌と診断された上で手術を行う為に違った見方で見る事があるからです。但し、細胞診や組織診は再度行いません。紹介側が検査したスライドを紹介状に付けて紹介すれば、行う必要性が無いからです。
 大きな病院は運営上1日では全ての検査を行えませんので、これは仕方ないとは思います。診断の付かない検査中の方で当院へ転院され検査をお受けになり、乳癌を診断され、ご紹介させて頂くケースもございます。また、大学病院から依頼を受け検査と診断だけ行い、即座に元の大学病院に戻られ手術をお受けになられる事もございます。
 他院は解りませんので、当院の例でご説明致します。当院は殆どの検査を1日で行えます。診断の付いていない方には最短で全ての資料を揃えています。また、必ず細胞診・組織診まで行い全ての資料を貸し出します。大学病院でなかなか検査の進まない方にはご好評を頂いております。また、手術を行う病院もご希望が無ければ、状況に合わせてご紹介しています。場合により、ご予約の取り難い外来も、当院枠を使用しこちらで外来のご予約も全て手配しています。先週大学病院へご紹介させて頂いた方は術前の抗癌剤などの治療がない為、2週間後(13日後)が手術日となりました。当院の実績と検査の信頼性が評価されていると考えます。無駄な検査日数が省けて良かったのではないかと思います。
 当院は乳癌死ゼロを目指しています。この為に、早い治療をお受け頂けるように、当院の利益を土返しして検査を行う努力をしています。当然、当院が自信を持ってご紹介させて頂いた施設(ご自身で施設をご希望になられた方は除きます。)の医師は、当院の理念をご理解頂いています。つまり、術後経過や治療経過も順調に進んでいらっしゃいます。既に開院9ヶ月で60名程度の乳癌を診断していますが、当院ご紹介の患者様の乳癌死ゼロは非常に好成績だと思っております。