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多発性のう胞症

はじめまして。47歳子供1人です。
四月初めにしこりにきずき、近くの乳腺外科で、  胸部レントゲン、マンモグラフィー
造影剤を注射してのCT、乳腺エコー
の検査をしました。私の場合は乳腺が発達しているのでマンモグラフィーではわかりにくくエコー検査が向いているといわれました。
多発性のう胞症で両胸にのう胞がたくさんあり特に左胸ののう胞は直径3㎝あったので針で水を抜いて検査しました。class 3でa,bに分けると4に近いbということでした。のう胞の中にポリープがあるかもしれないが、今はまだわからないので3ヶ月後に乳腺エコー検査をしましょう。その結果次第でマンモトープ生検をしましょう。ポリープがある場合はとりますといわれました。
3ヶ月後まで待っていていいのでしょうか。
  、      

 ご投稿有難うございます。
 既に、細胞診で乳癌が疑われている以上は待つ意味はないと思います。恐らく、のう胞内癌という可能性があるのでしょう。また、態々エコーガイド下マンモトーム生検を行うのではなく、針生検を行うべきだと考えます。現在の病院の予約状況などの都合でそうなったのではないかと考えます。

早速お返事をいただきどうも有難うございます。
すぐに次の検査をしないで三か月待っても問題ないと考えて良いということでしょうか。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 早く検査をした方が価値が高いと言う事です。

わかりました。早めに検査してもらいます。
お忙しい中アドバイスいただき有難うございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

痛みがあります

はじめまして。
現在59歳、子供3人です。
33歳の時に右胸に乳腺腫があり国立がんセンター

途中で投稿してしまい失礼いたしました。

33歳の時に右胸(右上部)に良性の乳腺腫という診断をうけましたがその後しこりが自然消滅したので現在に至っています。今回同じ場所に引っ張られるような痛みがでました。特に寝ている時に強く痛みがでます。最近では痛みのある場所の真裏(背中)にも痛みが出てきて、背中と胸の痛みが連動している気もします。自己診断をしているのですがしこりはないようです。最終検診は35歳くらいの時で、それ以来検診を受けておりません。
乳がんは痛みがないと言いますが、こういった場合
乳がんという可能性もあるのでしょうか?

 ご投稿ありがとうございます。
 24年に渡り検査をお受けになっていない事自体は、全く感心できないと考えます。以前に既にしこりがあり、一度指摘されている以上、このような症状は悪性も否定出来ません。直ぐに検査をお受けになる事をお勧め致します。しこりの有無は全く関係ございません。しこりを作らない乳がんも10%はあります。
 もしお時間ございましたら、お手数ですがお電話(0120-150-929)でご予約の上お越し下さい。至急検査を行います。

乳頭下の石灰化

39歳2男児の母です。去年6月の検診でマンモグラフィをやり両胸に石灰化が見つかりました。大学病院の方で半年後の検診ということで再度マンモをやったところ広がりはなく大きな変化がないけど右乳頭下の石灰化の形が気になるということでマンモトーム生検を4月下旬に受けることになってます。問題は場所が乳頭の真下でマンモトームが上手くいくがわからないとやる前から言われ、もし上手くいかなかったら切除手術で組織をとるか、経過観察を小まめにしていくことになると言われました。マンモをやってみないとわからないことですが、組織が上手く取れなかったときには今後どうするのがいいのか不安です。
先生はこのようなケースの場合どのようにお考えですか?

 ご投稿有難うございます。
 ステレオガイド下マンモトーム生検を行い、採取出来ない症例に一度も出くわした事がありません。検査を行う前から採取出来ない可能性を言うような言い訳を行い検査を行う医師自身、マンモトーム生検の経験が少ないのでしょう。私はまだマンモトームがない頃から針生検を利用し、マンモグラフィ下で同様の検査を行っていましたので、マンモトームが発売されて、何とも簡単な検査としか思えません。(もうこのような古い検査方法を行った経験のある医師も少ないでしょう。)通常、検査が不可能ならば他の方法を考えます。残念ながら検査の適応すらない施設では、この検査を有益に行う事すら出来ません。石灰化を採取する技術がない医師が、この検査を行う事自体問題があるのではないかと考えます。この検査は他の検査方法に真似ができない位の利点の多い検査です。残念で仕方がありません。
 また、この検査の最大の問題点は、目的病変を確実に採取しても採取した物を診断する病理医の能力により診断が変わる点です。この検査で診断される多くは非浸潤性の乳癌です。これは、初期の乳癌が多く、良性と悪性の境目の物が見られ、それを如何に診断出来るかによります。マンモトーム生検は病理組織診断が難しく経験のない病理医は誤診致します。検査医が病理医の診断を鵜呑みにすると折角の検査も意味のない物に成りかねないので注意が必要です。私自身も何度か痛い目に会い掛けていますので、切実な訴えとお考え下さい。
 尚、この検査が出来ない場合は、外科的生検しか方法がありません。フックワイヤーを事前にマンモグラフィで位置を決め挿入し、それを指標に手術を行います。原理はマンモトーム生検の手術バージョンとお考え下さい。私は、マンモトーム生検が出来ないから、この検査を行う事はないと考えます。この検査法を使うのは、マンモトーム生検を成功させても病理組織診断が出来ない場合(病変の全体を見る必要がある場合)のみの適応と考えます。

ご返答ありがとうございました。
マンモトーム生検が病理医によって明暗を分けてしますかもしれない重要なものだとわかり、ますます不安になりました。私はその点も考え都内でも有名な大学病院にした経緯があるのでしっかり説明を受けたいと思います。生検に関してセカンドオピニオンを得ることも可能なのでしょうか?何か今の担当医が冷静であるとは思いますが、温かみに欠け一つ一つの言葉に引っかかるのです・・・
もう一つ質問ですが、外科的に細胞を採るには私の場合乳頭の真下なので乳頭を切り取って細胞を採ると言われましたが、仕方ないことでしょうか?私から言わせるとまるで乳がんの摘出手術のような恐ろしい感じがします。先生のご意見もお聞かせいただけると助かります。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 病院選び、特に病理に関するお考えは間違っていらっしゃる可能性があります。都内の有名大学病院の病理医に問題があるから困るのです。一般病理検査会社は、大学病院や有名病院の有名な病理医を集めて診断を行なっておりますが、その診断に問題がある訳です。実際、当院がご紹介する乳がん症例数の多い大学病院の乳腺科医ですら、自分の大学病院の病理医に診断を仰がずに坂元記念クリニックに病理を依頼されています。つまり、紹介先として十分な責任を持たれているので、当院も安心してご紹介出来る訳です。結局、手術や薬物療法は誰が行なっても然程変わりませんが、診断は大きく変わります。この診断で生死が決まるのです。だから、我々は診断に神経質になるのです。つまり、良い診断を行なう為に最高医療機器を揃える事も、そう言った意味です。
 また、病理のセカンドオピニオンも当院は行なっております。セカンドオピニオン30分で2万円×2回(依頼時と結果時)+病理診断5万円(坂元記念クリニックへの支払い)と費用は掛かりますが、かなり価値はあります。以前、信頼の高かった時代の癌研病院と同じ診断が受けられる訳です。
 外科的生検は最終手段となりますが、これは仕方が無い事でしょう。手術とは違いますが、傷跡は残ります。

お忙しい中再度のお返事ありがとうございました。

私はマンモトーム生検はどの病院でやっても同じ診断だと思い、万が一の時には手術ができる大学病院がよいのかと考えていました。先生が教えて下さったように病理医の診断がとても大事だと思うのでこれからの検査と結果は慎重に受け止めたいと思います。

もし今後(マンモトーム生検後になりますが)先生に病理のセカンドオピニオンをお願いするとしたら、今の病院から結果を聞いたときに何を預かってお持ちしたほうがよいですか?
あと生検は担当の先生ではなく、検査医がするのが一般的ですか?初対面の先生が検査して少し不安なのですが。その際何か確認しておくことなどありますか?

 ご投稿有難うございます。
 病理セカンドオピニオンはマンモグラフィとマンモトーム時のステレオ撮影のお写真と病理スライド及び結果が必要です。特に、病理スライドがないと出来ません。
 検査は熟練した医師が行わないと時間が掛かります。通常、ステレオガイド下マンモトーム生検は30分程度で検査は終了致します。これを目安にお考え下さい。例えば、当院の昨日の方は15分でした。

早々のお返事ありがとうございました。
また検査後に伺うかもしれませんが、その節はよろしくお願いします。

 ご来院の際は、お電話(0120-150-929)で病理セカンドオピニオン希望でご予約下さい。

針生検の正確性

こんばんは。はじめまして。丁寧に回答いただいているのを拝見して、私の疑問もお答えいただければと思い、投稿させていただきます。
現在35歳、人間ドッグの超音波検査で再検査となりました。再検査となった理由として、①左にも繊維線種がありましたが、右のしこりは典型的な繊維線種の形ではなく(平たいお餅のようではなく)もうすこし丸い(ちょっとつぶれた楕円形のようだったお思います)形をしていること。②右のしこりには微量の血流があり、繊維線種の場合血流があるパターンが少ない。という理由で、繊維線種か乳がんかどちらとも断定できないということでした。結果、針正検?(麻酔してがちゃーんという機械で組織を取るものでした)をした結果、残念ながら乳がんだったということでした。次回の予約まで1ヶ月程度あるのですが、次回はセンチネルリンパ生検を日帰りでやり、MRI、最終的にもう一回エコーをして、最終結果ということ予定です。ある知り合いの医者に聞いたところ、私の人間ドッグのほかの数値や今までの流れからして、乳がんと思えない(思えないというか、今すぐ手術しなければいけない状態に思えない)ということで、実際針生検も大変判断が難しいときがあって、針で組織を吸引するときに実際は組織が変形してる可能性だってあると言っていました。次回まで時間もあるし、セカンドオピニオンを聞くべきではないかといわれ、ちょっと困惑しています。これだけではなかなか判断するのは難しいと思いますが、先生はどのように思われますか。また、針生検をして悪性で、実際手術をして摘出したら良性だったということもあるのでしょうか。色々沢山質問して申し訳ございません。よろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 腫瘤を形成した腫瘍なので、針生検で乳癌と診断された場合は、浸潤性乳管癌と考えます。組織は何本かは採取されていますので、1本が御指摘のような状態でも他の組織があります。ご指摘の誤診は有得ないと考えます。ココ様の場合の病理組織診断は100%乳癌だと考えます。
 例えば、しこりのないタイプなどの非浸潤癌は異型乳管過形成との区別が難しいと言われ、病理医の能力により左右されます。
 もし御心配ならば、病理のセカンドオピニオンをお受けになると良いでしょう。しかし、あまり価値がないように思われます。それならば、治療に関するセカンドオピニオンをお受けになる方が価値があると考えます。

早速のご回答ありがとうございました。
また質問なんですが、病院の病理検査医の能力と経験によって、組織はかなり黒に近いグレーなのに乳がんと断定されることはあるのでしょうか。たとえば、通常だったら経過観察と言える状態でも病院(病理検査医)の判断次第では、乳がん断定になるのでしょうか。それともそれはどの病院に行っても、乳がんということになるのでしょうか。意味がわかりずらくてすみません。よろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 黒に近くてもグレーな物と判断される物は、乳癌とは診断されません。その場合は、再度針生検やマンモトーム生検を行うか、外科的生検を行い判断致します。手術はその後で行います。担当医の考えもありますが、経過観察は余程小さな物でないと行わないでしょう。乳癌の場合、早期癌の範囲にはありますが、1.5cmは決して小さい腫瘍ではございません。後5㎜で進行癌です。もしグレーな物ならば、他の方法で確定を付けると考えます。つまり、残念ながら疑う余地のない病理組織診断だと考えます。どの病院に行かれても同じ結果ではないかと考えます。
 当院では、このようなご相談を頂く場合は、ご予約の時点でいつもこのような理由をお話して、了解の上でのセカンドオピニオンとしています。結論付いている物にセカンドオピニオンの費用を頂くのは申し訳ないような気がするのと患者様のお時間の無駄のような気がするからです。また、早く治療をお受け頂き、生存率を少しでも高くして頂きたいと言う願いもあるからです。
 実際、当院でも最近明らかな進行癌にも関わらず、それを受け入れる事が出来ない患者様がいらっしゃいました。ご本人が良性の脂肪の塊だと言い切られてしまいました。自己責任と言う事を言われましたので、当院としてはそれ以上の事は言えなくなりました。非常に残念なケースで、悔しい思いをしています。今後のその方の体が心配です。また、診断を受け入れられても治療を行わないと言う方も以前にいらっしゃいました。説得し、手術を行える施設にご紹介致しましたが、結局治療を拒否されたようです。我々のような検査をメインとする施設は、乳癌治療と言う意味では裏方です。多分、当院で乳癌を診断された方も結局手術された病院の事ばかりで、直に忘れられる施設になり勝ちです。しかし、少しでも患者様に元気になって頂きたく、早い診断を心掛け、治療を一日でも早くして頂きたいと考え、ある意味経営的に損をしてでも少ない受診で早い正確な結果をご提供しているつもりです。今日も初診で明らかな乳癌の方がいらっしゃいましたが、その場で申し上げた事は早く乳癌と言う事を認識して下さいと伝えました。頭を切り替えて早く次ぎを見て頂きたいと考えるからです。切り替えの早い方は厳しい状況でも何故か回避され、治癒されている方が多いからです。私達は、乳癌患者様に皆生きて頂きたいと考えています。これにより、日本の乳癌死亡率が減少するのではないかと考えます。

分かりやすくご説明いただきまして、本当にありがとうございます。私の今の状況は、乳がんということは受け入れていて、最初は頭が真っ白になりましたが、それもつかの間、自問自答の末、全面的に前向きにこの時点で見つかったのを幸運と捉えて治療していこう!と強く思っています。実際、次の病院の予約では、センチネルリンパ生検→MRI→最終的にもう一回エコー→最終結果という予定になっています。もし乳房だけのしこりなら、5月末に手術の予約も入っています。しかしリンパ節の転移(今の所マンモグラフィーとエコーではなにも写っていないそうです。あとは細胞レベルでのがんがあるか探すと仰っていました)があれば、手術の前6ヶ月抗がん剤治療。その後手術になるというお話までです。なので、治療放棄とか直視していないということは全くないので、大丈夫です。今自分に出来るのは、ストレスをためないように努力し、食事もさらに気を使い、体を冷やさないようにしていくことかなー、と思っています。1つでも病気から遠ざかる体作りが大切かなと思って自分なりにがんばっています。もう1つお聞かせください。今書いたような今後の治療予定というのは、現代の乳がん治療では進んでいるやり方なのでしょうか?一応乳がん治療で大変有名な病院にかかっているので安心はしていますが、なにせ素人なので何がいいのかわかりません。先生なりのお考えをお聞かせいただければと思います。本当に丁寧な回答に感謝します。ありがとうございます。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 今後の方針は定石通りの方針ではないかと考えます。出来たら、肺と肝臓のCTと骨シンチ位は施行した方がベストだと思います。
 幸運をお祈り致します!

今のところ、CTと骨シンチという検査の話は聞いていないんですが、これからやるのでしょうか??自分で聞くべきですか?それともお任せしていればいいのでしょうか?自分の体ですけど、あまり素人がいろいろ言うのもいけないかなと思ったりしてしまうんですが。。。

 ご自分のことですので、オーダーは行って良いと思います。

そうですね。自分のことですから、次回何気に聞いてみます。色々と教えていただいて、さらに前向きになりました。本当にありがとうございました。

 いつもご丁寧なお返事有難うございます。
 治療頑張って下さい。

保険の扱いについて

はじめてメールさせていただきます。先日ほかの病院で乳腺腺腫と診断されました。もし貴クリニックでお世話になる場合は健康保険の取り扱いはしていただけるのでしょうか?また、一通り検査をしていただいた場合、結果はその日のうちに教えていただけるのでしょうか?ご回答いただけますと幸いです。宜しくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 乳腺科の保険診療となります。画像診断に関しては全てその場でご説明致します。

早速のご返答ありがとうございます。受診する際は
以前の画像などを持参するほうが良いのでしょうか?
(そうなるとセカンドオピニオン扱いになってしまうのでしょうか?)ネットで検索して貴クリニックが患者さんに対してとても真摯な態度で対応していらっしゃるのをみてぜひ診察していただきたいと思ったのですが、どのような場合健康保険が使えるのかちょっとよくわからないので。。

それと、予約のお電話を入れてからどのくらいすぐに診察していただけるのか(たとえば1ヶ月先とかになってしまうのかどうか)教えてください。それと細胞診などの検査を行った場合は結果はどのくらい先になるのでしょうか?たびたび申し訳ごさいません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 他院の前回の診断についてのご相談のみはセカンドオピニオンになりますので、自費扱いです。診察や検査を行う場合は、保険診療になります。金額はご自身の保険負担額になります。3割負担で3500円〜1万3千円の範囲です。他院の画像をお持ちでなくとも結構です。他院の画像をご持参の場合は保険診療の場合は若干高めになります。
 ご予約は、平日ならば数日以内にお取り致します。細胞診や組織診の結果は1週間程度で結果が出ます。
 詳しくはご予約の際にお電話(0120-150-929)でお気軽にご質問下さい。

親切丁寧なご返答をありがとうございました。ぜひ貴クリニックで診察していただきたいと思っております。ただマンモを昨年11月、今年4月と受け、また貴クリニックでマンモとなるとあまりにも頻繁なのではないかと。。どのくらいの間を空ければ良いのでしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 必要があれば、期間を空ける必要はございません。所詮、マンモグラフィの放射線量はニューヨークへの飛行機片道分ですので、妊娠していても撮影致します。それ位の物とお考え下さい。

触診

たびたびすみません。もう1つ聞き忘れたことがありました。私の現在の診断は針生検から乳がんということですが、しこりの大きさはちなみに1.5センチです。そのしこりですが、乳がんは硬くごつごつしていて、あまり触っても動かないということらしいですが、私の乳がんと言われたしこりはよく動きます。自分で触ってみても、一瞬「あれ?どこ?」と思うくらいくりくり動く感じです。なので、乳がんと診断した先生が「触診だと繊維線種なんだけど、エコーの画像を見ると申し訳ないけど繊維線種と断言できない。だから、はっきりさせるためにきちんと調べましょう」ということになったわけです。実際、よく動く乳がんというのがあるのですか?
よろしくお願いいたします。

 触診で乳腺線維腺腫なんだけどと言う表現をされた医師の言い方に問題があったのではないかと考えます。触診程いい加減な診断はありません。実際、大きくならないとなかなかしこりのわからない柔らかなタイプの充実性腺菅癌などもあります。比較的小さくても分かる硬癌などは触診でも明確でしょう。動くから乳癌でないと言う否定は出来ないでしょう。

なるほど、そういうことなんですね。がんといえども、色々が顔があるんですね。今回一番怖いと思ったのが、もしマンモグラフィーを最初の検診で選択し、(マンモグラフィーではしこり写りませんでした)触診で繊維線種の判断ということになり、あまり詳しくない先生の診断の誤りで「まだ若いし、繊維線種でしょう」ということにもしなっていたら、放置された可能性もあったのかな、と思いました。私の場合、最初マンモグラフィーを選択しようとしたら、病院側が強く、30代はエコーの方が有効だからって言われ、エコーにして見つかりました。乳がんと診断した先生は乳腺専門の画像診断の先生で、その方は一番いいのはマンモグラフィーとエコー両方で診断するのがいいと仰っていましたが、本当にそうなんだなと実感しました。すこしでも乳がんになる人が少なくなるといいですが、どうも逆方向にいっていますね。先生のような丁寧な診断と説明をされるクリニックが存在するのを乳がんになってから知りました。是非家族や友人でこれから検診をするときは乳腺専門の丁寧な病院に行くように勧めようと思っています。掲示板でもこのように心配な人の手助けをされていて、本当に感謝です。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 医療施設の都合でマンモグラフィだけとか40歳以下はエコーのみで良いとか言う施設が多いです。明らかに患者様への不利益しかありません。このような日本の乳腺に対する考え方が死亡率を先進国で唯一上げているのでしょう。
 また、ご指摘のように、画像診断のみで安易に線維腺腫と言う医師が多いと考えます。検診センターや殆どの病院の乳腺エコーは画像解析度が今一の機械ばかりです。つまり、典型的な癌以外は良性に見えるのです。乳腺専門施設でもそれ程のエコー機種を揃えてはいないと思います。当クリニックと同じメーカーのエコーが入っている有名病院でも当院の機種よりワンランク下の機械しかないです。それで診断が凄いとは言えません。

心療内科について

こんばんは。今年の初めに非シンジュン性乳がんが見つかり、手術をし、幸にも今はエビスタ予防薬を飲んで、エストロゲンを抑制しています。
そんな中、初めての大病、手術により、恐怖や不安で心のバランスを崩してしまい、心療内科に通っています。今は何も悪くないのがわかっていてもバランスが一度崩れたせいか元に戻りません。何箇所かセカンドオピニオンをして、漢方のカミショウヨウサンを朝昼、夕飯前と寝る前にハンゲコウボクトウ、朝昼晩の3回、ソラナックスを服用しています。乳がん経験者が、エビスタを飲んでエストロゲンを抑制している場合、上記漢方やソラナックス、アモキサンカプセル、ユーパン、パキシルなど抗うつ剤や精神安定剤、漢方を飲んでも大丈夫でしょうか?心の問題については何らかの治療は必要な状態です。お忙しいところすみませんがご教授願います。

 ご投稿有難うございます。
 乳癌は他の癌よりも精神的影響を受け易い癌の一つだと考えます。癌と言う生死の問題だけではなく、ホルモン的な問題や女性の大切な乳房が傷付くと言う物が影響していると考えられています。
 特に、心療内科から処方をお受けになっても問題はありません。御心配は不要でしょう。また、非浸潤性の乳癌は乳癌の中でも悪性度は低く、再発などの御心配は少ないので、ご安心になられる良いでしょう。

お忙しいところ、大変心強いお返事をいただきありがとうございます。しばらくは心療内科にかかり、心を元気に強く前向きに戻して、明るく生きて行きたいと思います。先生の様なすばらしいお医者様が世の中に増えてくれたらなぁと心から思います。本当にありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 暖かいお言葉頂戴し有難うございます。特に、私は素晴らしい医師ではございません。ただ、正直な嘘のない柵に捉われないお返事をいつもしたいと思っております。