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非浸潤性乳管内癌の治療について

こんにちは。
27歳、既婚者。子どもはまだいません。
 結婚して二ヶ月、先日「非浸潤性乳管内癌」と診断を受けました。針生検ではクラスⅢ〜Ⅳと診断され、外科手術的生検で診断が確定しました。
 血性の分泌物が出てから覚悟はしていたもののやはりショックを受けています。
MRIの結果、手術は4分の1切除の予定ですが術中の検査によっては右乳房を全摘の可能性もあるとのことです。これは仕方ないのですよね。
 先生に是非ともお伺いしたいことは、術後の治療についてです。放射線治療・ホルモン療法などの化学療法により妊娠は難しいだろうと話を聞きました。
 乳房を無くすこともショックでしたが、子どもを産めなくなることを聞いて涙が止まりませんでした。乳癌治療後の妊娠・出産は困難なのでしょうか。今後の治療について良い方法を是非教えて頂きたいと思っております。お忙しいと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
 正直、非浸潤癌は悪性度は低いけれど精神的なショックが大きいです・・・

 ご投稿有難うございます。
 針生検はclass分けしません。吸引細胞診がclassⅢ以上の間違いかと考えます。また、何故マンモトーム生検を行い診断をされなかったのかが残念です。外科的生検を行い診断された以上は癌細胞が散らばる可能性があり、早く手術をされた方が賢明でしょう。
 乳癌治療後の妊娠・出産はホルモン療法を長期に行う為妊娠は出来ませんが、5年程度の服用で終わり、その後、数年を空ければその薬の副作用の影響はありません。30代後半になれば、問題ないでしょう。
 残念ながら、若年性乳癌はハイリスクの乳癌です。非浸潤性の物とは言え、余り軽視しない方が賢明でしょう。妊娠や出産を考え、放射線治療のみで終える方法も一つの手かも知れません。しかし、これには再発と言うリスクを覚悟しなければなりません。再発は生存率の低下を意味します。ご自身の命の重みを大切にお考えになる事を一番にお考えになる事が大切だと思います。ご自身の人生ですので、ご自身の判断でお決めになるしかないでしょう。
 

 丁寧なお返事ありがとうございました。返信が遅くなりまして申し訳ありません。また、私を気遣っていただき、ありがとうございます。感謝致します。
 外科的生検後は早く手術しなければということで、もうすぐ手術・治療に入ります。若年性乳癌の危険性は周りの人にはなかなか解ってもらえず、「手術でがんを取ってしまったら大丈夫」と言われることが大変複雑です。先生がおっしゃるとおり、軽視せず自分の命を大切に考え前向きに治療を受けたいと思います。
 妊娠・出産についての疑問に対する、説明もありがとうございました。全く可能性がないわけではないけれど、命と天秤にかけた場合リスクが高いということなのですね。よく考えてみます。
 大変貴重な情報をありがとうございました。諦めず頑張りたいと思います。
 忙しい中、お返事ありがとうございました。先生もお身体ご自愛ください。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 ご自身の事ですので、主治医と良くご相談になり、お決めになる事をお勧め致します。

大変参考になりました。
本当にありがとうございます。
術後の治療なども主治医の先生と良く相談して頑張りたいと思います。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。幸運をお祈り致します。

胸のしこりについて

はじめまして。16歳、高校二年生の女子です。中学三年生の秋に右胸にしこりを見つけました。ですが、私は胸を見せなければいけないのが怖くて、しこりが大きくなり、悪化しているのがわかっているのに、なかなか病院に行きませんでした。その結果、入浴中、お湯を浴びたしこりのある部分の皮膚が破れ、中の膿が溢れ出て来る様な状態になり、すぐに看護士である母が勤める病院の外科へ行きました。その後はすぐに治療が始まり、病院から処方された塗り薬を塗りながら通院し、約一ヶ月程度で胸に開いた穴はふさがりました。そして次に、破れた皮膚を元通りに治す治療へと移ったのですが、様々な塗り薬を使い、色々な方法を試しても、何故か皮膚が傷口を覆わず、担当の医師も首をひねっていました。もしかしたら何か乳腺に別の問題があるのかもしれないと、超音波検査とMRI検査も行いましたが、特に異常はありませんでした。そんな風に様々な方法を試みながら通院を続け、皮膚の治療に移ってから一ヶ月半程経ったとき、母の提案で外科ではなく、皮膚科の医師に見てもらおうということになり、同じ病院の皮膚科で見てもらいました。そしてそこでまた別の塗り薬を処方されました。塗り始めてすぐはあまり変化は見受けられなかったのですが、一週間程経った頃から皮膚が少しずつ傷口を覆い始め、皮膚科で診察を受けてから約三週間で完全に皮膚は元通りになりました。ですが、皮膚がふさがったところにはしこりが残り、とても気になるしこりではありましたが、エコーやMRIで検査してもらったのだから大丈夫なのだと思い、しばらくの間、私は通常通りに生活し、しこりのことは気にしないようにしていました。ですが、それから約半年経った頃にふとしこりに触れると、何だか少し大きくなっているような気がして、また同じ病院の外科で診察を受け、再びエコーとMRIで検査してもらいました。ですがやはりそのときも問題はなく、外科の医師からも「しこりが残ってしまうタイプの乳腺膿瘍だろう」ということしか言われていないように思います。(記憶が不確かですみません。)私としては、「体に害を与えるものではない」とか「悪いものではない」だとか、ハッキリとしたことを言って欲しかったのですが、私が子どもで、しかもその医師が母と顔見知りで母自身がそういうことに詳しい為か、医師は、私と面と向かってというより、母を通して話すことが多かったように思います。その為私は自分のしこりについて詳しいことがわからず、本当に大丈夫なのか不安に思っています。そして最近またしこりが大きくなっているような気がして、このまま放っておいていいのか心配です。ここで三つ、質問があります。【1】本当にこのしこりは悪いものではないのでしょうか?【2】このしこりが悪いものではないとしても、少しずつでもしこりが大きくなっているのであれば将来のことがとても心配です。この大きくなっているのかもしれないしこりを、これからどう対処したら良いのでしょうか?【3】今は悪いものではなくても、将来悪いものに変わる可能性はあるのでしょうか?大変長い文章になってしまい、申し訳ありませんが、教えていただけたらとてもうれしいです。よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 乳腺膿瘍は膿の溜まった袋です。乳腺膿瘍を摘出する根治術を行わない限り、根治は不可能です。特に、再発を繰り返していますので、手術の適応となります。形成外科で手術をお受けになる事をお勧め致します。広範囲の乳腺膿瘍になると乳がんの手術を同じ様に乳房を摘出することになる事もあります。早めの手術が良いでしょう。
【1】良性の物です。
【2】上記をご参考になさって下さい。尚、原因として陥没乳頭がある場合は、こちらも根治術を行って下さい。
【3】良性で、悪性化はしません。但し、糖尿病などがベースにあると感染が酷くなり、命に関わる事もございます。

ご返事ありがとうございました。また質問があります。手術を行ったほうが良いと書かれていましたが、その手術とはどういったものなのでしょうか?長い期間入院したりして行うものなのですか?それとも短期間で行えるものなのですか?また、乳腺膿瘍を患った人の中で、16歳で、しかも手術が必要とされる人はしばしばいるものなのでしょうか。それとも珍しい方なのでしょうか。お忙しいとは思いますが、教えて下さい。よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 膿瘍を摘出する局所麻酔で行う日帰り手術です。乳腺膿瘍は年齢とは無関係に起こる感染症です。特に珍しくはないとお考え下さい。

度々の質問に丁寧に答えて下さり、本当にありがとうございました。これから親と相談し、出来るだけ早く、この問題を解消していけるよう頑張りたいと思います。

 ご両親と良くご相談になられる事をお勧め致します。

マンモトーム

夫の仕事の関係でサンパウロ在住の36歳主婦です。
サンパウロの病院でのマンモグラフィー(デジタル)で石灰化(カテゴリー4)が発見され、生検が必要とのことでマンモトミーを受けに行ったところ、細胞を吸引するために胸に針を差し込むだけの厚みがないとの理由で受けることができませんでした。確かに私の胸は小さいですが、日本人女性としてはずば抜けて小さいというわけではないと思います。こちらの医師は切開生検をしなければならないと言っていますが、あと3ヶ月ほどで日本に帰国が決まっており、もしも日本でだと小さい胸でもマンモトミーが受けられるのであれば、切開は避けたいと思っています。はっきりとした数値がなく漠然とした質問で申し訳ありませんが、日本でも胸が小さいという理由でマンモトミーではなく切開する場合もあるのでしょうか?
ご返答お待ちしています。

 ご投稿ありがとうございます。
 ステレオガイド下マンモトームの事を言われているのだと思います。記載が無いので、その事としてお返事致します。
 マンモグラフィに乳房の一部を挟み込める特殊な装置を付け、マンモトームの針を誘導致します。つまり、針の吸引口のサイズがあり、それより2cm以上の乳房の厚みがないと吸引が出来ない為に、この検査が行えないと言われたのでしょう。国内でも同じ事情で他院で断られて方がご来院になりましたが、全て当院では施行し目的採取成功しております。最高9㎜の厚みも簡単に出来ました。少しコツ(秘密)があるので、最近この検査を行い出した医師には解らないのでしょう。また、海外では東洋人のような小さ目の乳房の経験が少ないので、2cm以下の厚みの乳房は説明書通りに適応外とされてしまっているのでしょう。国内でも同様でしょう。
 もしご希望でしたら、お電話(0120-150-929)でご予約の上お越し下さい。但し、カテゴリー4の微細石灰化はほぼ乳癌だとお考え下さい。早めのご帰国をお勧め致します。

しこりについて

27歳現在授乳中の者です。
私は母乳がとても出るタイプで、しかも詰まりやすいので、しこりがたくさんあります。
子供にすってもらうとなくなったりもするんですが、小さくはなるものの、なかなかなくならないのが現状です。

4月の初め頃に右胸にまた新しいしこりを見つけたのですが、また母乳が詰まったものかな?とあまり気にしていなかったのですが、なんか気になり助産師さんに見てもらったところ、どうやら乳が詰まったものではないんじゃないか、1度外科で診てもらった方がとの事だったので、近くの病院(乳腺外科)で診てもらいました。

そこでは、触診と超音波だったのですが、診てもらったところ、悪性の所見は見られないとの事でした。
それを聞いて安心したのですが、結果そのしこりが何であるという診断はされなかったのです。
のう胞か腺腫でしょうという話でした。
そして3ヵ月後に経過を見ましょうと言われました。

私が疑問なのは、超音波ではそのしこりが乳のたまったものなのか、のう胞なのか腺腫なのかという事は分からないのでしょうか?
悪性の所見はないという事で安心してしまっていいのかそこの先生が言ってる事が曖昧なので不安です。

 ご投稿有難うございます。
 授乳中で乳腺が乳腺エコーで見え難い状況だと考えます。現在、悪性がないので、断乳後半年後に再検されるとはっきりするでしょう。但し、現状でも腺腫とのう胞の違いは判断可能だと考えます。

気になっています。

 こんにちは。
27歳、未婚です。
2週間ほど前から、左胸に痛みがあります。うつ伏せになったり、しゃがんで胸が圧迫されるとキューと痛みがあります。しこりなどは無いと思うのですが、今までに無い痛みなので、気になっています。
 検査をしたほうがいいのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 過去1年以内に乳癌検診及び乳腺検査等を行われていない場合は、一度マンモグラフィと乳腺超音波検査をお受けにになる必要があります。乳癌検診をまずはお受けになっては如何かと思います。
 お時間ございましたら、当院のPBCシステム乳がん検診をお受け下さい。お手数ですが、お電話(0120-150-929)でご予約の上お越し下さい。

マンモトームの正確性

はじめまして
妻が乳癌の疑いで検査をいたしました。有明にある
G研で針細診をして浸潤癌と出ました。
病院を変えて、築地のs病院で検査をしたした。
針細胞診で良性。マンモトームで非浸潤癌の結果がでました。こういう事はありえるのかと、モンモトームの正確性はどうなのか、ご質問させていただきます。

 ご投稿有難うございます。
 マンモトーム生検や針生検の正確性ではなく、採取した病理医の正確性だと考えます。
 まず、G研で行われたのは細胞診だけではなく、針生検を行われたと考えます。細胞診では組織診ではないので、異型細胞の顔つきで良悪性の判断のみ行う検査で、浸潤癌か非浸潤癌かを正確に判断できません。
 マンモトーム生検はこの針生検をより高度にした機械なので、組織診となります。
 t君様の乳癌は元々非浸潤癌だったのが、浸潤癌に進行した癌でしょう。つまり、正確な診断は、非浸潤癌の中に浸潤癌が認められて来た事になります。築地の病理医がそこまで診断出来なかったと考えます。単なる病理医の能力の差と考えるべきでしょう。乳腺の病理診断を正確に行えるのは日本では片手位の病理医しかいないのが現実です。G研の方が診断には優れているというのは元々常識です。2箇所で検査をされる事自体無意味な事です。検査に無駄な時間を使うならば、手術や治療を先行する方が有益でした。浸潤癌に変わっている以上は早く手術を行う必要があります。当然、生存率の問題があるからです。G研は手術や治療は別として(外科医などの腕に左右されるので)乳腺病理診断はトップクラスなので、このような正確な診断をしたのでしょう。
 当院は、このような困難な病理診断は全て元癌研の日本のトップ乳腺病理医の坂元記念クリニックの坂元吾偉先生に診断をお願いしています。この先生が診断した結果は100%と言う事になるからです。坂元記念クリニックにt君様の診断を行って病理医も在籍しています。我々も苦労してマンモトームなどの検査を行っても、病理医が誤診を行っては何の意味もありません。当然、患者様に不利益な結果になるからです。

乳腺症の経過観察

インターネットで調べていると、先生のホームページにたどりつきました。
14年前にしこりを切開除去しています。
多発性線維腺腫でした。
1999年に検診で再検査となり、手術を受けた病院で、
マンモグラフィー・エコー検査を受け、両胸にのう胞が複数見つかり
半年毎の経過観察になりなした。
都合で、診療所を変えたのですが、昨年の検査で、右エコー画像(4mmの影内側が微妙にデコボコ)が気になると言われました。
現在も自分でしこりにはふれません。時々張る感じはあります。
MRI造影検査を受け結果、悪性を示す所見がないことで半年毎の経過観察になりました。
今回はMRI結果を待って、悪性所見がなくても、針生検する予定になっています。
診療所の先生は出張診療されており、乳腺専門ですが結果まで少々時間がかかります。
今までの経過観察で特に何も無かったので、最近になってしこりの種類が変わってきたのでしょうか?
マンモグラフィー、MRIで悪くなくて、エコーで異常が出た場合
私のような場合かなりの確立で悪性が疑われますか?
診療所の先生の話を聞いていると、もし悪性でも早期だから大丈夫と話されまが少々不安です。
影の位置が線維腺腫の古傷あたりにあるようですが、
今の先生は位置が少しずれているといわれています。
もし、手術をした乳腺にしこりができた場合、どのように写るのでしょうか?
その場合ははっきり良性と判りにくいものですか?
お時間が空けば、回答よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 MRIは小さな乳癌を見つけるのには難しく、診断能力は低いと考えます。どちらかと言うと既に診断が付いた乳癌の大きさや範囲を診断するのには有効な検査でしょう。
 今回は乳腺エコー検査で辺縁が不整な腫瘤があり、疑われていると考えます。このしこりは手術の跡であろうと所見は同じです。手術の傷跡で乳腺が乱れている部位ではないと言われているのだと考えます。担当医は正確な検査と診断をされていると思います。基本的に4㎜のサイズでは画像診断は疑うまでしか言えません。早く針生検を行い診断を確定しましょう。
 もし乳癌でも非常に超早期の物で、ラッキーだと思われるべきでしょう。その際は、担当医に感謝されるべきだと思います。

早々にお返事いただきありがとうございます。
もう一つ質問ですが、検査は麻酔をして針をさすそうです。
前回のお話では、「しこりが全部取れてしまうかも?しれません。」と話されています。
次回診察時に検査の話があるかと思いますが、前知識として心の準備をしておきたいと思っております。
針をさす検査も色々ありますね。しこりが取れてしまうかも知れない検査とはどのような検査方法のことでしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 針生検は、一般的に局所麻酔を行います。しかし、腫瘍がなくなる事はありません。マンモトーム生検ならば取れるとは思います。
 想像でのご回答には意味がないでしょう。担当医に良くお聞きになられるべきでしょう。

先生のご指摘どうり、経過観察のMRIでは、悪性所見は写ってないと言われました。
専門家ですからと担当医は検査の日取りを来週早々と決めて病院の予約を取っていただけました。
検査の話から、手術の話までされました。
悪性だったとしても、極々初期で、99%,100%なおりますよ。と力強い言葉をいただいて帰りました。
先生のメールを読んでから、診察を受けたので今日の話は落ち着いて聞くことができました。
有難うございました。
今回は、エコー画像の説明で、しこり5mm、乳腺の境目から持ち上がっていると話されています。
14年前は線維腺腫の上に線維腺腫が重なっていたのですが、その場合は切って見ないと分からないものですか?
もし仮に良性だった場合、このしこりは経過観察になるのでしょうか?
お急がしいのに先生の早いお返事や、担当医の素早い対応に感謝いたしております。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 今回のご質問は検査を行っている医師しか解りません。主治医にご質問下さい。