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乳頭から白い液体が・・・

乳房の異常が気になって調べていたら、このサイトを見つけました。
ここ一週間の間に2〜3回ほど乳頭に白い液体が出ます。痛みはありませんし、シコリらしきものも確認できません。体調は極めて良好です。
ちなみに私は21歳の未婚者で、月経は4〜5日ほど前に終わりました。
乳房の病気も治療も検査も診断も未経験です。
私の祖母が乳がんになったことがありますので、私も非常に心配です。
どうかよろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 まずは、一度精密検査をお受けになる事をお勧め致します。血縁関係に乳がんの方がいらっしゃる場合は、ハイリスクの方となります。
 お手数ですが、電話(0120-150-929)で乳腺科をご予約の上お越し下さい。

教えてください

乳癌について調べていてこちらのサイトを拝見しました。
私の母が約1年前、乳癌の手術をしました。幸いその時は他の部位に転移してなく手術も無事に済みました。そしてその後、抗ガン剤の服用、放射線治療を行い、今現在定期検診として2ケ月に1度の割合で通院しています。採血結果は特に問題ないらしいのですが
胸に水がたまる状態が今も続いています。本来であればもう水はたまらないはずなのになぜ今も続いてるのか??と診てくださってる先生も分からないそうです。そして気になる事があり、採血結果で腫瘍マーカーの数値がやや高いらしいのです。が、先生曰く「これくらいであれば大丈夫」との事でして...。
母とは離れて暮らしており病院での診察結果を電話でしか聞く事ができず不安で仕方ないのです。
これは私の心配しすぎなのでしょうか?知識不足で申し訳ありません。

 ご投稿有難うございます。
 術後に抗癌剤の服用をされている所からすると、ホルモン療法が行えないホルモンレセプターが陰性の方だと思います。手術後の病理組織検査の結果を見ないと判断できませんが、核異型度が悪い方のような気か致します。乳癌の場合は、病期分類にだけ予後が左右されるのではなく、この組織の核異型度にも意外と左右されます。つまり、手術時に転移や癌の浸潤が無くても、手術後の予後が厳しい方かも知れません。手術後の部位に水が溜まるのは、リンパ液と考えますが、通常はこの時期にはもう出ません。今後再発を示唆する物ではないかとも考えられます。特に、腫瘍マーカーが若干でも高いのは気掛かりです。今後の定期検査は欠かさずにされる事が大切でしょう。
 乳癌の場合は、手術も簡単で一旦皆さん元気に復活されますが、全身病と言われるように、その数年後に再発や転移を起こし易い癌が多いからです。

早々のお返事ありがとうございます。
母は抗癌剤とホルモンの薬(アリミデックス)併せて服用しています。抗癌剤は手術から〜1年なのでもうそろそろ終わりになるようですが、ホルモンはまだあと4年位続きます。
胸は温存治療でシリコン(?)をいれてます。
そしてやはり未だに水がたまり大きく膨らんで(腫れて)いくようです...。前回の検査では胸に特に以上は見つからなかったそうで、骨シンチも行ったそうですが結果は次回の診察時でまだ分かりません。
おっしゃるとおり、油断は禁物ですね。いつどこでどう再発するか分からない...検査をきちっと受けるよう母に勧めていきたいと思います。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 内服によるホルモン剤と抗癌剤の併用は基本的には行いません。治療方針が良く解りません。
 また、同時再建を行われた影響で水が溜まるのではないでしょうか。単なる手術による影響が考えられるのではないかと思います。

乳ガンの検診について

はじめまして。50歳の主婦です。乳腺外科で乳癌の検査をしたところ、マンモグラフィーの結果はよかったのですがエコーの検査で1cmぐらいの、しこりがあると言われました。手で触っても、しこりはわかりません。エコーの検査でわかりました。そこで細胞診の検査を一回しましたが検査の結果がわからないとのことでしたので、もう一回細胞診の再検査をすると言われました。一回の検査でどうして細胞診の結果がでないのでしょうか?あまり針は刺したくないのですが。二回も検査をして、わからなければ局所麻酔をして、しこりの一部又は全部を取って検査されるそうです。メスを入れたら傷がついてしまうのでメスは入れたくないのです。私は喘息があるのでMRIの検査ができないそうです。私はまだ生理があり血液検査は以上ありませんでした。腫瘍マーカーの検査で異常がなかったのであれば細胞診の検査を二回もする必要があるのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 吸引細胞診で、導管上皮細胞が採取出来ない為、判定不能となったと思います。再検するか、針生検を行い組織診を行うかになると考えます。検査を行わない限り、ここで検査は中止です。1cmの乳癌で腫瘍マーカーは上昇しません。腫瘍マーカーが上昇する癌は進行癌の中でかなり進行した物です。検査を行う判断は、医師ではありません。ご自身の判断です。自己責任でお決めになって下さい。

ご返事どうもありがとうございます。検査をしなくてもいいと言うことでしょうか?細胞診とエコーをもう一回するように言われましたけど、そこまではしてもいいでしょうか?自己判断と言うことは検査に行かなくてもいいでしょうか?何度もすみません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 検査の実施はご自身がお決めになる事と言う意味です。つまり、ご自身が検査を行わないとお決めになった場合は、癌であってもご自身の責任でお決めになったので、その覚悟でと言う意味です。こちらの掲示板でご質問されても、仕方がないでしょう。

非浸潤性乳管内癌の治療について

こんにちは。
27歳、既婚者。子どもはまだいません。
 結婚して二ヶ月、先日「非浸潤性乳管内癌」と診断を受けました。針生検ではクラスⅢ〜Ⅳと診断され、外科手術的生検で診断が確定しました。
 血性の分泌物が出てから覚悟はしていたもののやはりショックを受けています。
MRIの結果、手術は4分の1切除の予定ですが術中の検査によっては右乳房を全摘の可能性もあるとのことです。これは仕方ないのですよね。
 先生に是非ともお伺いしたいことは、術後の治療についてです。放射線治療・ホルモン療法などの化学療法により妊娠は難しいだろうと話を聞きました。
 乳房を無くすこともショックでしたが、子どもを産めなくなることを聞いて涙が止まりませんでした。乳癌治療後の妊娠・出産は困難なのでしょうか。今後の治療について良い方法を是非教えて頂きたいと思っております。お忙しいと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
 正直、非浸潤癌は悪性度は低いけれど精神的なショックが大きいです・・・

 ご投稿有難うございます。
 針生検はclass分けしません。吸引細胞診がclassⅢ以上の間違いかと考えます。また、何故マンモトーム生検を行い診断をされなかったのかが残念です。外科的生検を行い診断された以上は癌細胞が散らばる可能性があり、早く手術をされた方が賢明でしょう。
 乳癌治療後の妊娠・出産はホルモン療法を長期に行う為妊娠は出来ませんが、5年程度の服用で終わり、その後、数年を空ければその薬の副作用の影響はありません。30代後半になれば、問題ないでしょう。
 残念ながら、若年性乳癌はハイリスクの乳癌です。非浸潤性の物とは言え、余り軽視しない方が賢明でしょう。妊娠や出産を考え、放射線治療のみで終える方法も一つの手かも知れません。しかし、これには再発と言うリスクを覚悟しなければなりません。再発は生存率の低下を意味します。ご自身の命の重みを大切にお考えになる事を一番にお考えになる事が大切だと思います。ご自身の人生ですので、ご自身の判断でお決めになるしかないでしょう。
 

 丁寧なお返事ありがとうございました。返信が遅くなりまして申し訳ありません。また、私を気遣っていただき、ありがとうございます。感謝致します。
 外科的生検後は早く手術しなければということで、もうすぐ手術・治療に入ります。若年性乳癌の危険性は周りの人にはなかなか解ってもらえず、「手術でがんを取ってしまったら大丈夫」と言われることが大変複雑です。先生がおっしゃるとおり、軽視せず自分の命を大切に考え前向きに治療を受けたいと思います。
 妊娠・出産についての疑問に対する、説明もありがとうございました。全く可能性がないわけではないけれど、命と天秤にかけた場合リスクが高いということなのですね。よく考えてみます。
 大変貴重な情報をありがとうございました。諦めず頑張りたいと思います。
 忙しい中、お返事ありがとうございました。先生もお身体ご自愛ください。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 ご自身の事ですので、主治医と良くご相談になり、お決めになる事をお勧め致します。

大変参考になりました。
本当にありがとうございます。
術後の治療なども主治医の先生と良く相談して頑張りたいと思います。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。幸運をお祈り致します。

胸のしこりについて

はじめまして。16歳、高校二年生の女子です。中学三年生の秋に右胸にしこりを見つけました。ですが、私は胸を見せなければいけないのが怖くて、しこりが大きくなり、悪化しているのがわかっているのに、なかなか病院に行きませんでした。その結果、入浴中、お湯を浴びたしこりのある部分の皮膚が破れ、中の膿が溢れ出て来る様な状態になり、すぐに看護士である母が勤める病院の外科へ行きました。その後はすぐに治療が始まり、病院から処方された塗り薬を塗りながら通院し、約一ヶ月程度で胸に開いた穴はふさがりました。そして次に、破れた皮膚を元通りに治す治療へと移ったのですが、様々な塗り薬を使い、色々な方法を試しても、何故か皮膚が傷口を覆わず、担当の医師も首をひねっていました。もしかしたら何か乳腺に別の問題があるのかもしれないと、超音波検査とMRI検査も行いましたが、特に異常はありませんでした。そんな風に様々な方法を試みながら通院を続け、皮膚の治療に移ってから一ヶ月半程経ったとき、母の提案で外科ではなく、皮膚科の医師に見てもらおうということになり、同じ病院の皮膚科で見てもらいました。そしてそこでまた別の塗り薬を処方されました。塗り始めてすぐはあまり変化は見受けられなかったのですが、一週間程経った頃から皮膚が少しずつ傷口を覆い始め、皮膚科で診察を受けてから約三週間で完全に皮膚は元通りになりました。ですが、皮膚がふさがったところにはしこりが残り、とても気になるしこりではありましたが、エコーやMRIで検査してもらったのだから大丈夫なのだと思い、しばらくの間、私は通常通りに生活し、しこりのことは気にしないようにしていました。ですが、それから約半年経った頃にふとしこりに触れると、何だか少し大きくなっているような気がして、また同じ病院の外科で診察を受け、再びエコーとMRIで検査してもらいました。ですがやはりそのときも問題はなく、外科の医師からも「しこりが残ってしまうタイプの乳腺膿瘍だろう」ということしか言われていないように思います。(記憶が不確かですみません。)私としては、「体に害を与えるものではない」とか「悪いものではない」だとか、ハッキリとしたことを言って欲しかったのですが、私が子どもで、しかもその医師が母と顔見知りで母自身がそういうことに詳しい為か、医師は、私と面と向かってというより、母を通して話すことが多かったように思います。その為私は自分のしこりについて詳しいことがわからず、本当に大丈夫なのか不安に思っています。そして最近またしこりが大きくなっているような気がして、このまま放っておいていいのか心配です。ここで三つ、質問があります。【1】本当にこのしこりは悪いものではないのでしょうか?【2】このしこりが悪いものではないとしても、少しずつでもしこりが大きくなっているのであれば将来のことがとても心配です。この大きくなっているのかもしれないしこりを、これからどう対処したら良いのでしょうか?【3】今は悪いものではなくても、将来悪いものに変わる可能性はあるのでしょうか?大変長い文章になってしまい、申し訳ありませんが、教えていただけたらとてもうれしいです。よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 乳腺膿瘍は膿の溜まった袋です。乳腺膿瘍を摘出する根治術を行わない限り、根治は不可能です。特に、再発を繰り返していますので、手術の適応となります。形成外科で手術をお受けになる事をお勧め致します。広範囲の乳腺膿瘍になると乳がんの手術を同じ様に乳房を摘出することになる事もあります。早めの手術が良いでしょう。
【1】良性の物です。
【2】上記をご参考になさって下さい。尚、原因として陥没乳頭がある場合は、こちらも根治術を行って下さい。
【3】良性で、悪性化はしません。但し、糖尿病などがベースにあると感染が酷くなり、命に関わる事もございます。

ご返事ありがとうございました。また質問があります。手術を行ったほうが良いと書かれていましたが、その手術とはどういったものなのでしょうか?長い期間入院したりして行うものなのですか?それとも短期間で行えるものなのですか?また、乳腺膿瘍を患った人の中で、16歳で、しかも手術が必要とされる人はしばしばいるものなのでしょうか。それとも珍しい方なのでしょうか。お忙しいとは思いますが、教えて下さい。よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 膿瘍を摘出する局所麻酔で行う日帰り手術です。乳腺膿瘍は年齢とは無関係に起こる感染症です。特に珍しくはないとお考え下さい。

度々の質問に丁寧に答えて下さり、本当にありがとうございました。これから親と相談し、出来るだけ早く、この問題を解消していけるよう頑張りたいと思います。

 ご両親と良くご相談になられる事をお勧め致します。

マンモトーム

夫の仕事の関係でサンパウロ在住の36歳主婦です。
サンパウロの病院でのマンモグラフィー(デジタル)で石灰化(カテゴリー4)が発見され、生検が必要とのことでマンモトミーを受けに行ったところ、細胞を吸引するために胸に針を差し込むだけの厚みがないとの理由で受けることができませんでした。確かに私の胸は小さいですが、日本人女性としてはずば抜けて小さいというわけではないと思います。こちらの医師は切開生検をしなければならないと言っていますが、あと3ヶ月ほどで日本に帰国が決まっており、もしも日本でだと小さい胸でもマンモトミーが受けられるのであれば、切開は避けたいと思っています。はっきりとした数値がなく漠然とした質問で申し訳ありませんが、日本でも胸が小さいという理由でマンモトミーではなく切開する場合もあるのでしょうか?
ご返答お待ちしています。

 ご投稿ありがとうございます。
 ステレオガイド下マンモトームの事を言われているのだと思います。記載が無いので、その事としてお返事致します。
 マンモグラフィに乳房の一部を挟み込める特殊な装置を付け、マンモトームの針を誘導致します。つまり、針の吸引口のサイズがあり、それより2cm以上の乳房の厚みがないと吸引が出来ない為に、この検査が行えないと言われたのでしょう。国内でも同じ事情で他院で断られて方がご来院になりましたが、全て当院では施行し目的採取成功しております。最高9㎜の厚みも簡単に出来ました。少しコツ(秘密)があるので、最近この検査を行い出した医師には解らないのでしょう。また、海外では東洋人のような小さ目の乳房の経験が少ないので、2cm以下の厚みの乳房は説明書通りに適応外とされてしまっているのでしょう。国内でも同様でしょう。
 もしご希望でしたら、お電話(0120-150-929)でご予約の上お越し下さい。但し、カテゴリー4の微細石灰化はほぼ乳癌だとお考え下さい。早めのご帰国をお勧め致します。

しこりについて

27歳現在授乳中の者です。
私は母乳がとても出るタイプで、しかも詰まりやすいので、しこりがたくさんあります。
子供にすってもらうとなくなったりもするんですが、小さくはなるものの、なかなかなくならないのが現状です。

4月の初め頃に右胸にまた新しいしこりを見つけたのですが、また母乳が詰まったものかな?とあまり気にしていなかったのですが、なんか気になり助産師さんに見てもらったところ、どうやら乳が詰まったものではないんじゃないか、1度外科で診てもらった方がとの事だったので、近くの病院(乳腺外科)で診てもらいました。

そこでは、触診と超音波だったのですが、診てもらったところ、悪性の所見は見られないとの事でした。
それを聞いて安心したのですが、結果そのしこりが何であるという診断はされなかったのです。
のう胞か腺腫でしょうという話でした。
そして3ヵ月後に経過を見ましょうと言われました。

私が疑問なのは、超音波ではそのしこりが乳のたまったものなのか、のう胞なのか腺腫なのかという事は分からないのでしょうか?
悪性の所見はないという事で安心してしまっていいのかそこの先生が言ってる事が曖昧なので不安です。

 ご投稿有難うございます。
 授乳中で乳腺が乳腺エコーで見え難い状況だと考えます。現在、悪性がないので、断乳後半年後に再検されるとはっきりするでしょう。但し、現状でも腺腫とのう胞の違いは判断可能だと考えます。