区民検診にて
ご投稿ありがとうございます。
まず、乳腺のう胞のエコーの診断は、区民検診なのでエコー機器の精度の低い物を使っている可能性があります。2㎜の物ならば乳管ののう胞状拡張ではないかと考えます。つまり、乳管が変化して来ている事になり、微少乳がんは注意が必要だと考えます。
また、エコー診断は75%程度の診断価値しかございません。マンモグラフィも同様の診断価値しかございません。つまり、両方を行う事で100%に限りなく近付く事になります。しこりを作らないタイプの乳がんはエコー検査ではなかなか判りません。つまり、年齢に無関係に撮影する必要があるのです。数㎜程度の乳がんが存在した場合は、現状の検査では見逃された事になるでしょう。当院でも、最近僅か0.4㎜大の乳がんを診断致しております。おそらくこんな小さな癌を発見するのは日本では当院のみかもしれません。この診断は、日本のトップの病理医も診断に苦労しました。こんなに小さくても確実に診断が出来ると証明出来た例の一つです。この方も同じ位の年齢の方で、マンモグラフィのみで見付けた方です。
通常、38歳でマンモグラフィに写らないと言う事自体無責任か無知な検診医です。これでは、検査をお受けになった価値がありません。区に文句を言われたも良いかも知れません。
もし当院で精密検査をご希望でしたら、お手数ですがお電話(0120-150-929)までご予約の上お越し下さい。
はじめまして。38歳既婚、31歳で出産経験あります。(授乳していた頃、左胸の乳腺が詰まったことがあり、それ以来、生理前など左胸に違和感が気になることだあります)
昨日、区の検診に行きエコーと触診を受けてきたのですが、エコーの時に左胸に1箇所、2ミリくらいの黒っぽい丸いものが映り、たぶん水などの入ったのう胞だと言われました。
びっくりして、「病院で検査に行くべきか?」聞いたところ「病院に行っても検査は同じだから1年に1回ここで検診を受けて様子を見てください。」とのことでした。
写真も今回は撮らないので結果は異常なしとなってると思うが、来年検診の際には、今映ったのう胞の位置を自分で覚えておいて、言ってください。とのことでした。
ここで先生に教えていただきたいのですが、2ミリくらいだと1年後の検診で様子を見るだけでよいのでしょうか?水のようなものだから消えることもあると言われたのですが、そんなものなんでしょうか?
あと、私の年代だと(50代くらいでないと)マンモグラフィーでは映らないから、エコー診断でないと意味がないと言われたのですが、そうなのでしょうか?
私としては 2ミリののう胞を、とても不安に思うのですが、お医者様としては気にならないレベルなのでしょうか?
質問ばかりですみません。どうぞよろしくお願いします。