マンモトーム
ご投稿有難うございます。
MRIの検査は、マンモグラフィ+ステレオガイド下マンモトーム生検の検査よりこのような病変では診断能力が半減致します。つまり、この場合は良性と判断するべきでしょう。しかし、多くの施設では、このマンモトーム生検の病理結果に問題があり、正しい診断がされていないようです。地方の施設は、この病理診断が正しく出来なくて大変困っているようです。今回の学会でも、この点について学会で座長を務めた癌研有明病院の病理医に国内の安定した病理診断がいつ出来るのかと質問をしたら、回答は数十年は出来ないとの事です。(呆れた回答だと思います。まあ、このような施設は診断に力を注がなくても既に乳癌の診断が付いた患者様が紹介されてくるので必要ないとの事かも知れません。共に座長を務めた聖路加国際病院のトップもそれに反論はないようでした。年間500件以上の乳癌手術を行う施設がこれで良いのか疑問に感じました。防衛省大臣発言ではないですが、この二つの施設を利用される患者様がどう判断するのでしょうか?日本の乳癌死亡率が上がり続けるのは当たり前のような気が致します。)当院がマンモトーム生検の病理診断を依頼する坂元記念クリニック坂元吾偉医師のみ間違いのない診断を下せる唯一の医師と学会の公的な場で公言されました。つまり、他の病理医は信頼性に欠けると言う事が証明された事になります。ステレオガイド下マンモトーム生検(エコー下は除く)は確実に検査に必要な病変が採取出来る唯一の検査ですが、それを診断する病理医が全てと言う事になります。この坂元医師以外の診断ならば、再度病理セカンドオピニオンを行い。再検するとご心配が解消するでしょう。当院では坂元記念クリニックの登録施設となっております。自費になり、当院のセカンドオピニオン費用と坂元記念クリニック(5万円)の費用は掛かりますが、価値は高いと考えます。この際は、マンモトーム生検のプレパラートが必要になりますので、現在の施設から借りて来て下さい。過去の当院の病理セカンドオピニオンではマンモトーム生検で検査され乳癌と診断され手術及び治療をされた方が検査も手術採取部も全て良性で全く手術不要病変と診断された方もいらっしゃいます。
マンモトーム生検の跡が硬くなるのは、普通の傷と同じなので時間と共に元の状態に戻りますので、ご心配はございません。
早速お返事頂き、とても参考になりました。
ありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
はじめまして。検診でマンモグラフィーを受けました。微量の石灰化の集まりがあり、エコー(異常なし)、MRI(やや血流が多い)、マンモトーム(悪性なし)と検査しました。先生はMRIの検査が気になるので、半年後にマンモとエコーの検査をするそうです。マンモトームまでしたのに、何かスッキリしない結果で気になっています。
マンモトームをして1週間、本日一針分の抜糸をしました。
診察の時に気付かなかったのですが、傷口の周辺が固くなっています。合併症でしょうか?
教えて下さい。よろしくお願い致します。