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乳腺症?乳がん?

家族(30代)の事でご相談させていただきます。
初めにしこりに気づいたのは8年前で、それからは1年に1〜2回定期的に検査を行っています。
今までもエコー・マンモはもちろんの事、細胞診も何度かしましたが「良性で乳腺症だろう」という事でした。
先日検査に行ったのですが「しこりが2cmだったのが3cm位になっている。また血流も見られるので細胞診をしましょう」と。細胞診の結果「良性の腫瘍の疑いでクラスⅡですが組織検査要」となっていました。エコーの結果はクラスⅢとの事でした。
総合病院を紹介され針生検をし現在結果待ちの状態です。総合病院の医師は「たぶん乳腺症だと思いますが、マンモの画像もそんなに怪しい所は見えないが、少し影のようなものが見えるかもしれない。組織検査を見てみないと何とも言えないが…」という事でした。確かにそうなのですが…
①毎年定期的に検査を行なっていたのに、急にしこりが大きくなる事はあるのでしょうか?
②また、いろいろ調べていますと、乳腺症には血流はあまり見られないとの事ですが、どのような事が考えられるのでしょうか?
③乳腺症でも画像上、判断しにくい怪しいものもあるのでしょうか?
先生のご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
①大きさが大きくなるのは、良性ならばホルモンの影響で、悪性なら進行したのでしょう。特に普通の事です。
②血流はあまり診断価値がありません。浸潤癌のような癌ならばはっきり血流は認められますが、その前にエコー上の所見ではっきりします。血流を見て診断している事自体時代遅れの方法です。
③乳腺症による繊維化した腫瘤と非浸潤癌の見分けは難しいが、今はエラストグラフィを使うと硬さが違うので比較的に判断し易くなりました。
 総合判断すると、経過を見ていた施設が適切な経過観察を行っていないかその能力がない施設だと考えます。細胞診を信じ過ぎていたのではないかと考えます。classⅡでも悪性はあります。逆にclassⅤでも良性は有り得えます。数年前に針生検かマンモトーム生検を行い診断確定するべきだったのではないかと考えます。
 治療を専門的に行う施設は多数ありますが、中途半端な施設は多くありますが、あまり利益の出ない精密検査を専門的に行う施設は国内ではあまりないのが現実です。

早速のご回答ありがとうございます。
今まではエコー・マンモ・触診でも問題なかったようです。なのでそれ以上の検査はされなかったようなのです。
良性でも悪性でも大きさが大きくなるとの事ですが、もし悪性の場合、8年前から悪性だったという事でしょうか?
それとも乳腺症+悪性腫瘍が出来たのでしょうか?
定期的に検査を受けていたにも関わらず、今回急にいろいろな検査をされ、家族共々不安でなりません。

>今まではエコー・マンモ・触診でも問題なかったようです。
というのは、触診・画像上乳腺症という事で、悪性画像は見られなかったという事です。
言葉が足りませんでしたので、付け加えさせて頂きます。
申し訳ありません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 細胞診を以前から行われていたようなので、以前から悪性は疑われていたのではないかと思います。

早速のご回答ありがとうございます。
細胞診は2〜3度しましたが、その時は良性で乳腺症なので定期的に検査を受けるようにと言われていました。
また1ヶ所の病院では不安もありましたので、2,3ヶ所の病院でも検査をしましたが、同じ結果でしたので、その結果を信じていました。
今回の総合病院での医師にも聞いてみたらしいのですが、「もし悪性で8年間も経っていたら、このような状態ではないでしょう」と…。
もし悪性だったら、何の為に定期的に検査に行っていたのか分かりませんね。
また先生が仰っているエラストグラフィですが、エコーの際、色のついた画面で何か検査をしていたそうです。
これがエラストグラフィの事なのでしょうか?
重ね重ねお伺いし申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 大きな浸潤癌を見付けるのは簡単ですが、小さな非浸潤癌を見付けるのは苦労を要します。そんなに簡単に見付かるならば、乳癌の死亡者数は増えません。但し、まだ乳癌と決まった訳ではないでしょう。おそらく良性の結果だと考えます。
 色の付いた検査はカラードップラー検査で血流を見る検査です。エラストグラフィではないでしょう。

健康診断

はじめまして。

いつも質問に対して真摯にお答えなさっておられるのに感銘を覚えております。

さて、今日は気になることがあり書き込みさせていただきました。先日検診でマンモグラフィーの検査を受けました。右側の腋の近くに1センチ弱の影が見られるということで、要再検査となりました。

本日再検査で、超音波の検査を受けました。病理医のお話では、たぶん悪性ではないでしょう。ただ、まれに腋の下のリンパが乳房の方に入り込んでいて、それがこのように写る時があります。

半年後に、もう一度検査を受けてください。もし、おおきくなっているようなら、癌の疑いも出てきますので、半年後に来てください。といわれました。

このまま半年ほうって置いて、癌だった場合手手遅れになるといういことはないのでしょうか。

がんだと言われず少し安心しましたが、グレーな判断に気分がさえません。

リンパが乳房にある事はあるのでしょうか?

お忙しいところ恐縮ですが、教えていただければ幸いです。

 ご投稿有難うございます。
 病理医が本当に診察を行われたのでしょうか?もし本当なら全く診断は当てになりません。
 乳腺科医の間違いと言う事でお返事致します。
 腋のリンパ節が腫れている事で乳房に写っていると言うのなら分りますが、この話は良く理解出来かねます。画像上の予測で話をする事自体不安要素です。分り難い物ならば、最低でも吸引細胞診を行い良性を確認する必要があります。当院でもこのパターンで乳癌だったケースが何例かあります。意外に見過され易い場所なので注意は必要でしょう。拝見していないので何とも言えませんが、私は悪性の可能性があるのではないかと考えます。
 また、サイズが大きくなったら検査をすると言う事自体意味不明です。良性でも大きくなるので判定基準にはならないと思います。

早速のご返事ありがとうございます。ご丁寧なお返事ありがとうございます。病理医は乳腺科医の間違いでした。すみません。

少し不安になってきました。もう一度違う病院で検査を受けた方がよいような気がしてきました。

超音波の映像を見て、良性か悪性か判断することは可能なのですか?例えば、これは99%良性だとか。それはお医者さんの技術力の差ということなのですか?

過去ログを読ませていただくと、貴院はその部門の権威であるのを感じます。このままですと不安ばかりつのります。

貴院に来院し検査していただくことは可能でしょうか?もし癌で日々大きくなっていると思うと不安です。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 画像上明らかに良悪性の付く事もあります。しかし、画像の判断では判断不可能な物も多く見受けます。他院の画像上の診断で良性と言われた物が悪性と言うケースが多く見受けます。
 例えば、今日の出来事ですが、当院で検診をお受けになり家の近くで精密検査したいと言われご希望でご紹介した施設からお返事が来ました。細胞診・組織診を行なっても境界領域だが診断が付かなかったので経過を診ると言う内容でした。これでは、何の為に検診で異常を指摘したのか解りません。患者様のご希望でそちらに行かれたので私共ではもうお助けは出来ません。
 当院へご来院頂けるならば、是非ご来院下さい。お手数ですが、お電話(0120-150-929)でご予約の上お越し下さい。

授乳期のしこりについて

はじめまして。
私は現在30歳で、今年6月に出産し授乳中です。
13歳の頃、左胸にしこりを発見したのですが、放置してしまったため大きくなり、16歳の時に受診をして乳腺繊維腫と言われました。
かなり大きくなってしまったのと、その時点で良性か分からないと言われたので、入院して摘出することになりました。
術後、良性だったことが分かり、退院してからは一度も検査など受けずに15年近く経ちました。

妊娠中、手術した方とは逆の右胸になんとなくしこりを感じることがあったので、検診の時に見ていただいたのですが(触診のみ)特にしこりはないと言われました。

その後は乳房マッサージなどを自分でしていましたが、しこりを感じることはなかったのですが、出産後、退院してからまた右胸にしこりを感じるようになりました。
授乳しているので、胸が張ったりする影響で一時的にしこりが出来ているのかと思い、しばらく様子を見ていますが、授乳直後の胸が張っていない時でも、探すとしこりを感じます。
胸が張っている時は、しこりも表面に出てきて簡単に触れることが出来る状態です。

過去に低容量ピルを飲んでいたことがあります。(半年ほど)
乳がん検診は、マンモグラフィなどは受けたことがなく、2年ほど前に子宮ガン検診のついでに触診で見ていただいただけです。その時はしこりなどは特に感じず、問題もありませんでした。

そこで質問なのですが、今は授乳中なので、乳がん検診は出来ないのでしょうか。また、子供は生後3ヶ月なので、まだ当分授乳は続くと思いますが、いつごろになれば乳がん検診が出来るようになるのでしょうか。
また、今感じるしこりが授乳からくるものではなく、腫瘍である可能性はどれくらいあるのでしょうか。

乳がんについてあまり知識がなく、稚拙な質問で申し訳ありませんが、不安でいてもたってもいられれず投稿させていただきました。
お忙しいところお手数かとは思いますが、ご回答よろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 授乳期に良性の腫瘍などは考え難く、授乳期のトラブルの可能性が高いと考えます。当然、乳癌は考えられます。産婦人科を受診し、授乳期のトラブルではないか確認してもらいましょう。それではない場合は、即紹介状を乳腺科に書いて貰って下さい。
 尚、乳癌検診は断乳後半年位を目処にお考え下さい。

お礼が遅くなりましたが、お忙しい中ご回答いただきましてありがとうございました。

ご返信を頂いてから、出産した産婦人科の予約を取ろうと思ったのですが、しこりがなくなってしまいました。

もともととても小さなしこりで、以前にも触れなくなったり、また出てきたりと言うことはあったのですが、3日ほど様子を見た今も、いろいろ角度を変えたりして調べてみたのですが、今のところ以前のようにしこりに触れることが出来ず、見つけることが出来ません。

そこで再度ご質問なのですが、

1)悪性の腫瘍の場合でも、このように触れる場所が変わったり、消えてまた出たりということがあるのでしょうか。

2)しこりが自分で確認できなくなった今でも、病院を受診した方が良いのでしょうか。

3)また、受診するのは産婦人科で良いのでしょうか。以前妊娠中にもごく小さいしこりを感じて担当の産科の先生に診ていただいたのですが、触診のみで「しこりはありませんよ」と言われて終わってしまいました。今回受診したとしても、またそのよう言われて終わってしまうのではないかと不安です。乳腺科を受診した方が良いのでしょうか。

大変お手数かとは思いますが、ご回答いただけますようよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
1)ありません。
2)責任を負いかねません。ご自身で判断下さい。
3)乳腺科の受診が適切だと思います。しかし、今回はミルクの溜りの可能性も高く、一度産科に行かれ、その事を否定してから紹介状を記載してもらうと良いでしょう。

すぐにお返事を頂きましてありがとうございます。

もう少し様子を見て、またしこりを感じるようであれば産婦人科を受診したいと思います。

また何かありましたらご意見をお伺いしたいと思います。

ご親切にいろいろお答えいただきまして本当にありがとうとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

ホルモン療法の選択について

貴院にて乳癌を見つけて頂き、紹介先で乳房温存手術をした者です。その節は大変お世話になりました。
これから放射線治療が始まりますが、その後のホルモン治療について教えて頂きたい事があります。

術後の生検で、ホルモン感受性はあるタイプとのことでした。
二年間生理を止めるか、二年程度(もしくは五年)薬を飲むか、もしくは両方か・・・・との説明を受けました。細かい説明は放射線治療後にあるようなのですが、事前にある程度知識を得たいと考えております。最適な方法を提示されれは従いたいと思いますが、自分で選択する局面が出てくるかもしれません。

①生理を止める(注射)について:生理をとめると妊娠しなくなるのですか?それとも治療中に妊娠を望まない場合は避妊は必要なのですか?
子宮筋腫や生理痛などの予防に生理を一定期間とめる事を婦人科で勧められた事がありますが、同じ効果はあるのでしょうか?
注射の痛みはどの程度ですか?(局部麻酔が必要と書いてある本もありました)生理をとめることでの副作用は何が想定できますか?

②ホルモン剤を飲む事についてはあまり大きな副作用はないのでしょうか?更年期障害の症状程度でしょうか?そうであれば、ある程度苦痛を伴う「生理をとめる」治療が選択肢に入るのは、「するに越したことが無い」ということでしょうか。

また、どちらの治療も長期間に及ぶわけですが、途中で自分に合わない(副作用等)などの理由で治療方針を変更することは可能なのでしょうか?

本やネットをかじり読みしてしまい、正確な知識を得られていないように感じています。是非ご回答宜しくお願いいたします。

尚、お借りしているフィルム等の資料は返却されました。
お返しに伺わなくてはいけませんよね。個人的な内容なので後日お電話させて頂きます。

では、宜しくお願いいたします。

 日頃より、当院をご利用頂き有難うございます。
 当院も当院で乳癌を診断された方でお近くの方は手術後の治療として手術後放射線治療をお受けになられ、当院で補助療法を行っている方がいらっしゃいます。紹介先の医師も当院にパートで来て居られるのでスムーズに治療が進んでいます。
 閉経前の方で抗癌剤治療を行わない方で、ホルモン感受性陽性の方には状況に合わせ内服薬か内服薬と注射の併用によるホルモン治療を行っております。ホルモン感受性陰性の方は抗癌剤を行われている方もいらっしゃいます。
①当然、閉経状態なので性行為をされても妊娠はあまりしません。(排卵する可能性があるので、妊娠の可能性は若干あります。)副作用は、骨性疼痛の一過性増悪と更年期症状やうつ症状が主にあります。腹部の皮下注射を1ヶ月の1回か3ヶ月に1回を行います。どちらも同じ効果で注射の量が違うだけです。
②内服薬の副作用は、子宮体癌のリスクが2.5倍上がります。卵巣腫大、子宮筋腫・子宮内膜症の増悪、子宮ポリープなどの合併を伴う事があります。基本的にはこの内服は最低行う方が良いでしょう。また、①を数ヶ月行い副作用がないようならば、①を併用すると安心です。
 当院で治療されている方はあまり副作用がないようです。皆様性格的に明るい方が多いのであまり気にならないのかも知れません。逆に元気を頂いているような気がします。
 術後の病理結果にもよりますが、ホルモン療法は乳癌ではかなり予防効果があります。当院では基本的に若くリスクの高い方には①②を併用して行っております。再発後は殆ど効果は得られない為、行うならば今だとお考え下さい。主治医が今後説明されるので良くお聞きになると良いでしょう。
 資料をお持ち頂く時に一度ご診察をお受け頂ければお気軽に御相談をお受け致します。

ご回答有難うございました。
ホルモン治療に移行する時期に伺いたいと思います。
宜しくお願いいたします。

ホルモン剤による閉経状態についての質問は、「抗がん剤による月経停止は排卵がないとは限らない」という本の記述と勘違いしました。子宮についても気になることがあるのでホルモン治療との関連を知りたいのですが、それは婦人科なのでしょうか。(以前婦人科で、経口投薬で排卵を一年ほどとめる事を勧められた事がある為です。)

それにしても経験者の先輩方は治療についても病状についてもいろいろ明るく話してくださる方が多く、とても前向きで積極的な方が多いように思います。
同じ立場になったから云える事ですが、時にそれはかえって痛々しくもあります。
人生設計そのものを考え直さざるを得ない状況になった者としては、なんだか複雑な心境です・・・。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 前回のお返事一部訂正させて頂きました。タモキシフェン内服投与により、排卵はしないとは限らないとの事で避妊は必要です。しかし、過去には国内では1例も妊娠例はないとの事です。海外では2例妊娠があり、2例共に奇形が認めたとの事です。
 子宮系には異常を及ぼす事があり、子宮癌検診は必要だと考えます。婦人科の病気がある場合は婦人科医にもご相談されると良いでしょう。
 経験談は参考にはなりますが、逆に個人の感想も入っている為注意が必要です。程々にお聞きになると良いでしょう。

ご回答有難うございます。

専門のドクターからこんなに誠意ある的確な回答を頂ける掲示板は他には無いと思います。患者にとってこれほど心強いものはないと感謝しております。(いくら診察時用に質問を用意していても、疑問は日常にふつふつと沸いてくるので・・・)他の方の質問もとても参考になります。

でも、殆ど診療に近いですよね。お伺いしなくて申し訳ない気持ちです・・・。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 

乳腺繊維線種

はじめまして、30才女性、3年前出産後2年授乳、現在妊娠17週のものです。

先日、左胸にしこりのようなものを見つけ、近くの総合病院の乳腺外科を受診しました。
触診、妊娠中でしたのでエコー検査をお願いし、「そのしこりは乳腺が固まっているもので心配ない」と診断されたのですが、
右胸にとても小さくて触ることのできないくらいの乳腺繊維線種があるといわれました。
こちらも心配することはないが検診は今後受けられたらいいと言われ再診の指示はなかったので安心していたのですが、
エコーのみの診断で乳腺繊維線種は判断できるのでしょうか?
また、細胞診は即急に受けた方がよいのでしょうか?
妊娠期は進行癌になると聞くのでとても心配です。


勉強不足のためお恥ずかしいのですが、ご回答よろしくお願いいたします。

一言書き漏れてしまったのですが、受診したのは妊娠14週入ったころです。
よろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 画像上良性が明らかなので放置となったのではないかと考えます。ご心配ならば、定期的に再診してみるのが良いでしょう。但し、妊娠中は良性の物は見え難くなるので、明らかに良性の場合は断乳後の再診が賢明だと思います。

お忙しい中、早速お返事頂きありがとうございました。
初めての乳がんの診察でしたので、とても緊張し、診察後も様々な事を考え過ぎていたように思います。
今後も断乳後診察を受け、自分自身意識を高く持ち続けて行きたいと思っています。
このたびは本当にありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

classⅢb悪性腫瘍について

 母が定期健診でしこりがあるといわれ近くの病院で細胞診を行いclassⅢb悪性腫瘍と診断されました。他にはMRIとCTの検査もしたそうです。
 MRIとCTではリンパの方にはなにもなさそうといわれたそうです。リンパの方に広がっているかどうかは手術中になにか液をかけてみないと診断できないと言われたそうです。
 どのくらいの確率で手術中の液で見つかるのでしょうか?リンパの方に転移しているかはMRIやCTではなかなかわからないものなのでしょうか?
 母もその時はあまりにショックでその時のことを覚えてないそうです。僕も心配で夜あまり寝れません。何かしてないと悪い方向へ考えがいってしまいます。どうか教えてください。

 ご投稿有難うございます。
 まずはclassⅢbはまだ悪性とは言えません。境界領域の判定で60%程度の確率です。何故、悪性の話が先行しているのでしょうか?良性の方も多くいらっしゃいます。当然、classⅣ(80%)やⅤ(100%)でも良性と言う事はあります。組織診断が付かない限り、この段階では診断の途中となります。classⅢbで手術を行った場合、もし悪性で無かった場合は完全に医療過誤となります。
 センチネルリンパ節生検の事をおっしゃっているのだと思います。これは、手術時にリンパ腺の郭清(リンパの手術を行うかを判断する検査です。画像診断ではリンパ節が腫れているなどは判りますが、それが明らかな転移かは判りません。その判断を行い、なるべく小さく手術を終える為の検査です。
 検診で既に引っ掛かって病院に行かれる時点である程度は心構えがあって行かれている訳です。お母様も癌と言われても冷静に聞くべき事は聞く姿勢が大切です。現在の姿勢で診療を続けて行けば、良い方に行く物も行かないでしょう。考えを切り替えて行かれる事をお勧め致します。

 ご丁寧な回答ありがとうございます。
 今日母に電話して再度確認しました。
 針生検で悪性腫瘍とドクターにはっきり言われたそうです。しこりの大きさは2.1mmだそうです。気持ちをしっかり持つように伝えておきました。今は病気のことを受け入れて冷静になったようです。
 今は脇の下としこりの間が時々痛くなるといったような症状が出るそうです。それはこの病気に関係があるのでしょうか?
 また乳癌は全身に広がるには確実にリンパ節に転移してからですか?
 ご多忙だと思いますが教えてください。

 丁寧なお返事有難うございます。
 乳癌は2.1cmの間違いかと思います。サイズからすると乳癌の痛みではなく精神的な物だと考えます。転移は血行性転移や腫瘍かたの直接浸潤もあり、近くには肋骨や肺がある為、乳癌は骨転移・肺転移・肝転移・脳転移など様々な転移をします。その為、全身病と呼ばれます。

乳腺のう胞症について

はじめまして。
私は31歳、既婚、出産経験のない者です。
この間健康診断時に左乳房が乳腺のう胞症と言われ、
別病院(乳腺外科)にて、マンモグラフィーとエコーをとり、その結果「のう胞は多数みつかりましたが、特に悪性ではないので大丈夫、痛みは仕方ない」と言われたのですが、
生理前後関係なく、頻繁に張った痛みが襲ってきて、
少し苦痛を覚えます。
この痛みはどうすることもできないのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 乳腺症による痛みだと考えます。漢方薬や内分泌療法の内服が治療としてあります。

お忙しい中、質問にお返事を頂きましてありがとうございました。薬等で痛みが和らぐのですね。もう一度処方してもらう為に病院へ行きたいと思います。(できればそちらの病院へ伺いたいと思います)
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 お手数ですが、お電話(0120-150-929)でご予約の上お越し下さい。お待ち申し上げます。