ADHについて
ご投稿有難うございます。
ADH(異型乳管過形成)は、乳癌の前癌状態の組織型を意味致します。つまり、限りなく癌に近いが良性と言う意味です。今後、最も癌化の危険性の高い物です。当然、それは組織を採取した部位のみの危険度です。尚、ADHは殆ど診断される事はございません。実力のない病理医は、癌か良性かの判断の付かない場合にADHと診断する事があり、ADHの定義にはまらない物までもADHと診断されています。正確な診断がなされておりません。坂元記念クリニックで病理セカンドオピニオンを行なわれる事をお勧め致します。過去レスに多くの方の例があり、かなりの方が泣いていらっしゃいます。当院にADHの診断で来院された方は全て誤診でした。ADH自体殆ど皆無に近い物だと考えます。本年の乳癌学会でもADHについて、発表者に質問を致しましたが、殆どの乳腺外科医はその病理診断に自信はないようでした。つまり、病理医に誤診ではないかと言う事を意見する事なく、仕方なく診療を行なわれていると思われます。
お返事ありがとうございました。やはり乳がんと覚悟したほうがいいのですか?家族には癌患者はいません。富永先生、病理医がADHと診断するときは、どのようなケースなのですか?
ご丁寧なお返事有難うございます。
ADHは病変が2㎜以下あるいは2つの乳管をくまなく埋めない乳管内増殖病変です。浸潤癌の発生危険を伴う物を言います。2㎜以下あるいは2つの乳管をくまなく埋めないと言うにが良く見逃されているようです。
お返事ありがとうございました。浸潤癌になる前に対応したいと思います。ありがとうございました。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
五年前から乳腺のう胞の診断で定期的に検査をしてます。両側に多発性ののう胞があります。途中から、のう胞の中に何か異物があるのがわかり(MRIにて)、生検しました。病理の結果ADHと診断されました。右のみの診断です。今後乳がんに移行するのですか?左もそうなるのですか?今後どのような治療が必要ですか?