乳腺腫瘤の疑い
ご投稿有難うございます。
十分可能性はあります。だから、1年に1回の乳がん検診をお勧めするのです。
お忙しい中早速のご回答ありがとうございます。もう一つおうかがいしたいことがあります。1回目の検診は触診、エコーでした。再検査は1回目とは違うクリニック(昨年検診をうけたクリニック)で予約したのですが、検診内容は触診、エコー、マンモグラフィーとのことです。。このまま1回目の検診とは違うクリニックで再検査を行ってよいのでしょうか?また、再検査の内容はこの三項目でよいのでしょうか?
ご投稿有難うございます。
基本検査はマンモグラフィとエコー検査になり、そこで所見があれば、状況に合わせて色々な検査を行ないます。精密検査は違う医療機関で結構です。しかし、その医療機関の選び方で全てが決まります。
【精密検査を受ける施設の選び方】
1.マンモグラフィ・エコー検査・細胞診程度しか行わない施設には行かない事。
2.マンモトームがある施設は乳腺の精密検査に力を入れている施設。但しステレオガイド下マンモトーム生検を数多く行なっている施設で、エコーガイド下マンモトーム生検のみの施設は信頼性に欠ける。
3.乳癌の診断が付かないのにMRI・CTを行う病院は疑う事。PET検査は特に意味がありません。
4.有名な病理医が診断をしている施設は診断が確かである。乳腺は病理診断が全てです。
5.外科生検(切って調べる)を行う施設は辞める事。
6.良性病変を意味もなく安易に手術する施設は絶対に辞める事。
7.細胞診を絶対だと考える施設は信頼性が低い。
8.乳癌疑いで紹介状を出す施設は精密検査を行う施設ではない。
9.乳腺精密検査結果でグレーと言う結果で終わり経過を見る施設は辞める事。
10.婦人科は乳腺と無関係なので注意が必要です。(乳腺科は外科の一部となります。)また、放射線科も乳腺外科ではありません。画像診断のみとなり、診療は乳腺とは無関係となります。
11.乳腺専門医が乳腺の診療に信頼が置ける医師とは限らず、専門医が腕が良い証拠ではありません。
12.自治体の乳がん検診・人間ドックを行なわない施設。
13.手術件数に乳腺診療の実力は比例致しません。
14.組織診断で前癌状態でもないのに短期間(3ヶ月以下)での再診を勧める施設は注意が必要です。
先生、お忙しい中、丁寧なご説明ありがとうございました。大変参考になりました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
漠然とした質問で申し訳ないのですが。。
エコーによる乳がん検診で右乳腺腫瘤の疑いがあります。なるべくはやく再検査をおこなってくださいという結果がかえってきました。すぐに乳腺外科のあるクリニックに再検査を予約しましたが、検査は2週間後にしかとれませんでした。再検査を予約したクリニックで1年半前マンモグラフィーによる検査をうけたときの結果は異常なしでした。異常なしの結果から1年半で癌が発症する可能性は十分にあるのでしょうか?
自分で触診しましたが、しこりは特にないようでした。再検査まであまりきにせずまつしかないことは理解しておりますが、不安でたまりません。