BELUGA CLINIC ベルーガクリニック 乳腺外科
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痛みが・・・

先日そちらで乳がん検診を受けた者です。
右の乳房にしこりがあると感じて受けたのですが、
マンモグラフィと超音波検査の結果、左はしこりがなく、
右乳房にのう胞があるが特に問題はないとのことでした。

検診の時は特に症状を感じなかったので問診票には
書かなかったのですが、今月10日頃より両方の乳房に痛みがあります。

我慢できなくなるほどの痛みではないのですが、
朝から夜まで、痛みを感じない時がほとんどありません。

ちなみに前回の生理は2月29日より1週間ありました。

自分なりに調べて、月経困難症ではないかと思っているのですが、
先月まではなかった症状なので不安になっています。

お忙しいとは思いますがご回答お待ちしています。

 当院をご利用頂き有難うございます。
 乳腺のう胞はエストロゲンホルモンの影響により出来ると言うお話をさせて頂いたと思います。この乳房の痛みも同じようにホルモンの影響です。つまり、現在の痛みが出るのは不思議ではありません。来院時に申し上げた事を思い出して下さい。食生活と運動習慣を改善する事によりホルモンのバランスが整いこの症状も解決致します。
 痛みの対策としては、痛い時は下着(ブラジャー)による確実な固定をされ、痛みを増強するカフェインを控えましょう。

迅速なご回答ありがとうございました。

自分でも食生活の悪さ、運動不足は
どうにかしなければと思っていたので、
今回のことを機に改善していきたいと思います。

ご丁寧なお返事有難うございます。

授乳中のリスクの軽減方法

先生、ご無沙汰しております。

以前より定期的にそちらで検査を受け
過形成という細胞がありPASH位の像が出ていると
診断され、妊娠をしたsatosatoです。
無事 1月に3858gで出産をしました
(かなり難産で緊急帝王切開となりました)

現在は授乳中ですが、常に上記の診断の事が頭にあります。次の診察は卒乳後半年後となってますが、
それまでに意識して授乳するコツやアドバイスがあれば 是非教えていただきたいのです

少しでも病気のリスクが減るように、この授乳のチャンスを生かして、乳腺の流れみたいのを良くしたりとかそういうことが、あればしたいのですが。
自分では何となくですが、授乳の時間があくと
おっぱいが凄くはり硬くなり、しこりができるのですが→赤ちゃんに飲ませるとしこりなどは消えソフトな状態に戻ります。

お乳の流れとお乳の中の活性化が病気のリスクに関係しているか私には分かりませんが、自分なりに手でマッサージしながら何となく活性化するようにして、飲ませる意識しているぐらいですが、
それで、のう胞や線維の塊みたいなものも
消えたりすることはあるのでしょうか。
私の場合は、先生にしこりではなく(画像ではしこりにみえる)線維の塊といわれたので、それが授乳により取れたらいいなと思いながらやってます。

上手く説明できませんが、妊娠しないとない授乳チャンスはゆういつの乳の活性化?みたいなチャンスでは
ないかと思い、正しい知識で有効に活用できればいいなと思います。宜しくお願いします。

 いつも当院をご利用頂き有難うございます。
 乳癌リスクの回避は授乳は必要な期間はしっかり上げる事が大切です。途中で親の事情で中止しない事です。他にはございません。
 また、乳癌とは無関係ですが、授乳トラブル回避の為、乳腺マッサージは行なう事をお勧め致します。これだけで乳腺炎は回避致します。

先生、いつも迅速なお返事ありがとうございます。

次回の検診またよろしくお願いします。

ご丁寧なお返事有難うございます。

葉状腫瘍とは

こんにちは。私は、29歳です。
先日、左乳房の外側に2ヶ月くらい前にはなかったと思われる、1〜2センチほどのしこりを感じました。
乳腺外科で受診したところ、エコーで、ジャガイモのようなすこしボコッとしたしこりでした。葉状腫瘍ではないかということで、良性か悪性か判断するため、注射針のようなもので組織を取って一週間後に結果がわかります。
悪性の場合の対処法は大体わかったのですが、良性と判断される場合がよくわかりません。

仮に、組織の一部の良性がわかった場合、外科的に切って調べるというのは必要ではないのですか?
理屈では、一部が良性でも、そのしこりの内部に悪性が潜んでいるかも、とも思うのですが。

インターネット上の情報によれば、良性でも大きくなれば摘出する、あるいは、再発をする場合に悪性化することがある、と書かれています。

悪性ということが今回はっきりすれば、その後の対処法はいちおう予測しているのですが、良性と判断された場合、次にどのような検査を受けることになるのでしょうか?

また、葉状腫瘍において、良性と悪性の差とはなんですか?

お教えください。よろしくお願いいたします。


 ご投稿有難うございます。
 葉状腫瘍は癌ではありません。しかし、良性でも繰り返しの再発と悪性化の場合は肺・骨への転移をする事があり、化学療法や放射線治療は効果がなく予後は不良とされています。葉状腫瘍は乳腺腫瘍の0.3〜0.5%と稀です。好発年齢は30〜40歳代で線維腺腫のそれより若く、良性については10〜50歳代の何れの年齢にも認めますが、悪性例は高齢層に分布する傾向があります。
 良性の場合は、サイズが大きくなった物は一部に悪性化が認めるので摘出するのが一般的です。尚、坂元吾偉先生の報告では、明らかな腫瘍以外に複数ないし多数の微少な葉状腫瘍の芽の存在が異時性に多発してくると言われています。診断が付いた場合は他の検査はあまり不要です。
 良悪性の比率は1対4ないし5とされています。また、悪性は細胞分裂数、浸潤様式、細胞異型度や密度から判断致します。しかし、組織像と生物学的悪性度が一致しない症例があり、良性と判断しても悪性の場合もあります。

お返事ありがとうございます。

>組織像と生物学的悪性度が一致しない症例があり、良性と判断しても悪性の場合もあります。

それは、良性と判断された場合のすべてにおいて悪性である可能性が残されている、という意味でしょうか。それとも、
「境界性」と判断されるある特定の場合を、組織像と生物学的悪性度が一致しない場合とおっしゃっているのでしょうか。

前者であれば、良性の場合の場合にも念のため摘出したほうがよいということにはなりませんでしょうか?

たびたび申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 前者とお考え下さい。つまり、葉状腫瘍は病理所見のみではなく、臨床所見を吟味して良性と診断されても摘出致します。良性の場合の判断は患者様自身となるでしょう。

たびたびありがとうございます。

今日、細胞診の結果が出ました。
細胞所見は、クラスⅡ「双極裸核と泡沫細胞を背景に、筋上皮細胞との二層性が保たれた導管上皮細胞の小〜中型集塊を認めます。一部導管上皮細胞に増勢傾向が認められます。良性のFaiboroadenomaが疑われる細胞像ですが、良性の葉状腫瘍との鑑別困難です」という所見でした。

担当医がおっしゃるには「おそらく線維腺腫であろう」という意味だそうです。

担当医に摘出しますかと聞かれたのですが、どういう方法か聞いてみると、葉状腫瘍ではなくて線維腺腫だと思われるので、病変部分のみ摘出という施術方法でした。

インターネットで調べた知識によると、葉状腫瘍の場合、良性であっても、正常な組織も一部はとらなければならないということでしたので、担当医の提示された手術はこれと違うと思い、葉状腫瘍の可能性が消えていないのに、その治療法でよいのか疑問を持ち、とりあえず、治療を保留にしています。

この掲示板でもよく線維腺腫か、葉状腫瘍か鑑別困難な方のご相談があるようです。

そこで、質問です。
先生が掲示板の中でほかの方へのお答えでおっしゃっているように、葉状腫瘍の可能性が仮に低いとしても、手術の前に、病理組織診断を行ってどちらであるかはっきりさせるべきなのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

葉状腫瘍であれば、良性と診断されても悪性である場合がありうるという、先生の上のお答えをも合わせて考えると、これで手術が不要の線維腺腫、良性の葉状腫瘍、悪性の葉状腫瘍との可能性が出てきてしまって、混乱しています。

お手数ですが、お教えいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 ご指摘のように針生検を行いまずは病理診断を行ない、その上で今後の方針を決められれば良いのはないでしょうか。既に画像所見から乳腺線維腺腫が疑わしいならば、組織診断にて葉状腫瘍を否定した上で経過観察が得策だと思います。

微細石灰化について

始めまして。不安なので質問をさせてください。
2月に左胸にしこりを感じ、触診とマンモの検診を受けました。結果、
触診 異常なし
マンモ 淡く不明瞭、 集族生あり、石灰化 区分3 
エコーの再検査を受けてください。との事でした。
近く乳腺外来へ行きましたら、超音波検査をし、エコーでも石灰化が見られるので、MRIをします、と言われ、先日検査を受けました。今日結果を聞きましたら、「大丈夫でした。年に1回ほど検査を」との事でした。
ですが、こちらの先生は病院ではマンモを撮らず、検診でのマンモ画像を見せるようにも言いませんでした。石灰化の説明も、今の状態も話してくれませんでした。
本当にだいじょうぶなのでしょうか?

先生を前に何も質問が出来なかった私も悪いのですが・・・母を乳がんで亡くしていることもありまして、
心配です。最近しこりのあたりに少し痛みのようなものもあります。
病院は変えた方がいいのでしょうか。検査は先生に言われたとおり、1年後でいいのでしょうか。
答えにくい質問かもしれませんが、よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 MRI検査だけで、良悪性は判断出来ません。MRI検査は癌を判断するには信憑性が欠けます。マンモグラフィを見ないと何も言えません。この診療には疑問を感じます。

お返事ありがとうございました。

あまり神経質になるのもよくないのでしょうが、自分の体のことですので、もっと信頼できる病院、医師を探して、もう一度診てもらおうと思います。ありがとうございました。


御丁寧なお返事ありがとうございます。

今日母が多発性の乳癌と診断されました

66歳になる母なのですが三つの癌が右胸に見つかり、一つは2.5cm位のものでした。

病院の担当医からは多発性の場合は全摘と告げられましたが、やはり温存は難しいのでしょうか?
また転移の可能性も高いのでしょうか?

病院の手術の予約が混み合っている為、本日、もう手術日(約一ヵ月後)を押さえて、週末からそれに向けての転移や麻酔などの検査を行っていく予定なのですが、すみません、とてもショックで。。。

お忙しい中を恐れ入りますが、先生のご意見
をお聞かせ下さい。
どうぞ、宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 多発乳癌だから全摘と言う事は有り得ません。3個の癌腫瘍の位置関係にあるのだと考えます。また、1つが2.5cmあるようですので進行癌と言う事になり、色々の他の要素があるのだと考えます。例えば、山田邦子さんの場合は多発乳癌ですが、全摘ではありません。もし手術に不信感があるのなら、他施設にてセカンドオピニオンをお受けになる事をお勧め致します。
 また、転移に関しては術前に全て調べられていると思います。担当医に結果をお聞きになると良いでしょう。

有難うございました。
ビックリしました。
すぐにそのようにしてみます。
本当に有難うございました。

ご丁寧なお返事有難うございました。

クラス3

初めての投稿です。40歳です。
一ヶ月前にマンモグラフィー検査を受け、結果左胸に局所的非対称陰影で経過観察との結果が返ってきたので、不安になり本日、再検査でマンモグラフィーと超音波受けてきました。マンモグラフィーでは左胸中心より少し上にまん丸い影がありました。それを見て先生は「石灰化もないし、超音波でもしこりが発見されなかったので、胸が脂肪化してるところにぽっかり乳腺が残ってる状態なのでしょう。なので大丈夫です。」と言われました。ですが、クラスは3と言われ、これだけではとても不安で・・・。いかがなのでしょうか?別の病院で検査を受けた方が良いのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 クラス3ではなく、カテゴリー3だと考えます。正しいご投稿をお願い致します。
 再検したマンモグラフィーでは局所的非対称性陰影があるのならば、乳腺エコーで必ず何かがあると思います。乳腺エコーの見逃しかマンモグラフィーの診断ミスかどちらかだと考えます。

ホルモン剤について

以前の投稿を拝見しておりましたら、ホルモン剤の投与を行う不妊治療はお勧めできないと先生が助言されておりましたが、これは乳がんとエストロゲンホルモンが深い関わりがあるからでしょうか?私は不妊治療はまだ始めておりませんがプロゲステロンの数値が低い為、妊娠を希望するのならホルモン剤を飲んだほうが言いと婦人科の医師に言われました。しかし私は以前ベルーガさんで受診した時に乳腺症が酷いと言われており細胞診もして頂いている身ですので、これ以上乳がんになるリスクが高くなるのであれば不妊治療に踏み切るのはあきらめます。妊娠するとこの乳腺症はかなり良くなると思うと先生におっしゃって頂いたのに残念です。しかしこのまま出産ができないと乳腺症も軽快できないし、どちらに転んでも厳しいです。プロゲステロンのホルモン剤も乳腺症が酷い私には投与しない方が賢明でしょうか?エストロゲンのホルモン剤が乳がんリスクをあげるのでしょうか?良くわかりません。ホルモン剤が乳腺にどのような影響を与えるのでしょうか?教えて下さい。ご助言宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 エストロゲンもプロゲステロンも共に乳がんへの影響を与える物です。特に乳腺症がある方は要注意だお考えます。しかし、妊娠と言う問題もあります。十分に注意しながら不妊治療を行われてみてはどうかと考えます。つまり、多量のホルモンを短期間に使うのではなく、少し使用して妊娠を見るのも良いかも知れません。焦らず気長の不妊治療なら賛成致します。但し、これが安全と言う意味ではないので、御理解下さい。尚、不妊治療を行うに当って乳腺の検査は欠かさないで下さい。
 エストロゲンホルモンに乳腺がさらされる人生の期間と量により乳癌が80%は発生するからです。だから、乳がんはホルモンの癌と言われる所以です。

乳がんはホルモンと密接に関わっている事が良くわかりました。女性ホルモンの内、エストロゲンホルモンが優位になると乳腺症などの症状が出てくると以前先生はおっしゃっておりましたが、私はプロゲステロンの数値が低いので、数値を上げれば二つのホルモンバランスが取れて乳腺症も良くなるのではないかと勝手に思ってしまいまいた。間違った判断ですよね?エストロゲンホルモンは運動により抑制できると思いますが、プロゲステロンホルモンも運動によって抑制してしまうのでしょうか?妊娠を希望しているのでプロゲステロンが少なくなってしまうと困るのです。最近ハードな運動をすると生理前の胸の張りや痛みがない周期があるのでエストロゲンが抑制されているのかと思い、自分で努力すれば薬剤に頼らなくてもホルモンをコントロールできるのではないかなとも考えています。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 プロゲステロンホルモンと運動は無関係です。ご心配なく。