悪性葉状腫瘍
ご投稿有難うございます。
まずは、呼吸器外科での摘出手術が出来るかの判断が重要だと考えます。また、手術が無理ならば他の方法がないのかを判断する必要もあります。このままでは死を迎えるのをただ指を加えて見ているだけに成りかねません。
この状況の中ではがんセンターに来られても困ると言うのが本音だと思います。がんセンターは自施設の患者様でも結構転移した方には冷たいのが通常です。そのような施設に紹介する方も考えが甘いのではないかと思います。一番良いのは手術をされた施設の呼吸器外科に判断を仰ぐべきではないかと考えます。その施設に呼吸器外科がないのならば、適切な施設に紹介してもらう事も大切です。
手術をお受けになった主治医も無責任だと思います。外科は最初にメスを入れた外科医に全ての責任があります。責任を遂行して頂いて下さい。葉状腫瘍を甘く見たのではないかと思われ、残念です。このような例は、乳癌の方でも見受けられます。当院はいつもこのような事がないように、必ず責任を持って頂ける乳腺外科医にご紹介を心掛けるのはこのような事例が多いからです。目先だけの医療機関へのご紹介は最後に患者様やご家族がお困りになるからです。
ご丁寧なアドバイスありがとうございます。
残念ながら主治医の病院には呼吸器外科はありません。また、母親は今回の手術で「良性だから大丈夫」とか「私が全部摘出してあげるから心配しないで」といわれたにもかかわらず、現在はこのように突き放された状態になっていることで落ち込んでいます。ただ、主治医との人間関係を考えるとそれを言うわけにもいかず、悶々としています。がんセンターからセカンドオピニオンを紹介してもらうことを薦められており、主治医の検診が21日にあるので紹介してもらおうと思いますが、納得できる返事がもらえなければ、そちらで紹介していただくことは可能ですか?よろしくお願いします。
ご丁寧なお返事有難うございます。
基本的に良悪性の判断となる針生検等の病理組織診を行い葉状腫瘍の摘出を行うのが常識です。これは、画像だけで葉状腫瘍と判断されて手術されたのではないかと考えます。また、葉状腫瘍は多発している事も多くそれを確認されて手術をする必要があります。肺転移を起こした場合、単発ならばその腫瘍を摘出します。多発ならば、外科的治療は出来ません。何れにせよ生存率は厳しいのが現状です。
残念ながら、乳房の葉状腫瘍の原発巣がありません。全く経過も資料も無くては、ご紹介先も困ります。つまり、紹介された側も無責任に紹介されてもお困りになります。当院もご紹介は可能ですが、主治医に資料を一式用意してもらい、診療情報提供書を記載してもらう必要があります。主治医が紹介できない場合は紹介先を無記名で貰って下さい。そうしたら、このようにお困りになっている方を助けて頂ける乳腺外科医に当方がご紹介をさせて頂きます。但し、まずはその主治医に遠慮するのではなく、はっきり文句を言うつもりで話し合って下さい。責任を取れない医師を放置するのは患者側としても無責任だと思います。それで解決が出来ない場合とお考え下さい。
ご丁寧なアドバイス本当にありがとうございます。
今日、主治医との話し合いの中で、緩和医療の話がでました。前にも一度紹介され、その病院の緩和医療専門の先生を紹介され、ひたすら悲観的な話をされ、緩和されるどころか余計に落ち込んだ経験のある母は断りました。セカンドオピニオンとして紹介されたのはいずれも東京の病院でした。関西に住む私たちとしては、30分ほどの話を聞くために東京に行くことに多少のためらいもありましたが、今はわらにもすがる思いでできる限りのことはしようと思っています。もちろん、その際には貴病院もぜひ訪ねたいと思います。とにかく今はあまりにも元気なので、このまま悪くなっていくことが信じられません。あとどれくらい生きられるのか、本当にもうなす術はなく、緩和治療しか残された道はないのか見極めていきたいと思います。
ご丁寧なお返事有難うございます。
関東の方かと思っておりましたので、関東に来られても時間の無駄かも知れません。一度、このホームページにも記載されている田中完児准教授に御相談されてみては如何かと思います。このホームページ内のインフォメーションにご案内がありますので、御参考になさって下さい。まだ、関西医科大学枚方病院で火曜日のみ外来をされています。受診についてはご予約担当のお電話の中村さんにお聞きになると良いでしょう。関西方面ならば力になって頂けれると思います。
また、単発の転移ならば手術適応はあると思われます。年齢や過去の肺疾患を考えるとかなりリスクは高いとは思いますので、その点は加味してお考えになって下さい。
突然のお便り失礼します。
母親(76歳)が葉状腫瘍と判断され、昨年の夏摘出手術を受けました。その後、良性といわれていたにもかかわらず、悪性の腫瘍がみつかり、肺に転移する可能性があると言われました。CT検査を受け、実際に2センチほどの腫瘍が1個転移していました。主治医には肺のことは専門外といわれ、がんセンターの呼吸器外科に手術の必要性を聞いてこいと言われ、診断を受けると、あくまでも最終判断は主治医の仕事だと言われ、結局たらいまわしのような状態です。どの掲示板をみても生存率は低いという言葉しか見つからず、絶望しています。ただ、母親は昔結核の手術を受け、片肺が半分ほどしかないにもかかわらず、何十段もある階段を平気で上り下りし、現在日常生活に何の支障もありません。「病は気から」という言葉通り、今はとても前向きな生活をしております。それだけに今後もこの状態が続けばと淡い期待も持っております。なにとぞ良いアドバイスをお願いいたします。