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乳癌との結果ですが

ご多忙の中、掲示板への親身なご回答と、診療内容に頭がさがります。45才、出産経験なし、独身、東京在住です。よろしくお願い致します。
会社の人間ドックのエコー検診で右乳腺腫瘤疑い、要再検査の為、家から近い乳腺外来があるクリニックで再検査しました。
エコー、マンモグラフィーの結果、8mmの腫瘤があり、医師が形が気になるとのことで、その場で細胞診、針生検を行いました。一週間後の本日検査結果で「残念ながら悪いものが見つかりました、精密検査によるが、たぶん温存できるでしょう」とのことでした。癌の診断を冷静に受け止めてはいますが、やはり乳房にメスを入れる不安と悲しみは大きく、納得して手術を受ける為にも病理検査のセカンドオピニオンを受けたい旨話したところ、医師からはご希望ならそれも良いが、きちんとしたセンターの病理結果なので時間の無駄ではないか、との返答でした。平日に再度伺いこちらが希望する手術する病院を紹介して頂くことになりました。
乳腺以外の患者さんも多数待っておられたこともあり、医師からの説明も少なく、どの病院を紹介して頂いたら良いのか自信が持てず、大変不安を感じております。こちらのHPをもっと早く拝見しておればと残念な気持ちで一杯です。ここまでの検査をしていますが、貴院で再度検査し、ご意見を伺う事は可能でしょうか。

 ご投稿有難うございます。
 今回は既に乳癌が確定しております。つまり、当院を支持して頂けるのは光栄ですが、当院で再度検査を行われる意味がないでしょう。また、針を刺すのは癌細胞を散らばす結果となり、通常は行いません。治療の病院もお決まりになっているようなので、そちらに素早く行かれるべきです。治療先でも採取した標本を再検するので、もう一度癌でないかが調べられますので、ご安心になられて結構です。
 もし治療を行う病院の選択で悩んで居られるならば、当院のセカンドオピニオン外来を受診されると御相談させて頂きます。その際、当院での手配をご希望でしたら、現在の施設に全ての資料(病理標本スライドは必須)と病院名無記名の乳腺外科外来担当医宛で紹介状を貰って下さい。そうすれば、当院の紹介状をお付けして当院が絶対信頼が置ける医師宛にご紹介状をお付け致します。
 今日も1年前に当院で乳癌を診断した方から再発・転移のご連絡を受けました。当院がご本人と相談した上でご紹介した病院からまたセカンドオピニオンを受け違う大学病院に移られ手術をお受けになったそうです。偶々、その大学病院は当院での患者様の評判が良くない施設でした。当院で診断した時、また紹介先に行かれた時は手術を確実に行われれば、ほぼ完治する状態の非浸潤性の乳癌でした。ただ年齢がお若い方でしたので、治療は完全に行う必要があったのです。本当に残念です。セカンドオピニオンも弊害はあるのだなと認識した日でした。

迅速なご返信をどうも有難うございます。
診断が確定していると納得致しました。不安な気持ちを察し、丁寧なアドバイスを本当に有難うございます。相談できる家族がおりませんのでセカンドオピニオン外来を受診し、ご相談させて頂きたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 

予約電話の翌日にセカンドオピニオンの時間をお取りくださり、本当に有難うございました。
先生ご自身によるエコー検査の上、病状をわかりやすく説明してくださり、自分の身体の状態がしっかりと把握できました。手術の痕はどのようになるか、手術する病院は自宅近くが良いのか職場近くが良いか、また再発やホルモン療法のお話など、知りたかったことに明確にお答え頂き感謝しております。貴院でセカンドオピニオンを受けなければ、不安を抱え悶々と悩み続けたことと思います。富永先生にお目に掛かり勇気が湧いてきました。
本日、ご紹介頂いた先生にお会いしました。富永先生のおっしゃったとおり、よく話をきいてくださり丁寧に説明してくださる先生でした。また、午後は出勤し仕事ができましたので、会社近くの病院を紹介して頂き良かったと思います。

今後もメール等でご報告申し上げます、どうぞよろしくお願い致します。

 当院をご利用頂き有難うございます。また、ご丁寧なご報告有難うございます。
 当院は手術を行なわない為に、いつも送り出す立場です。その中で今後患者様に不利益があってはいけません。その為に、その患者様の性格や病状を判断し、最適な施設の医師をご紹介するのが、送り出す勤めだと考えております。今回の病変は小さい癌ですので、本当に発見出来て幸運だと思われ治療して下さい。必ず完治出来る癌ですので、ご安心になって下さい。

ご無沙汰しております。先生のおっしゃった通り、3月末に手術となりました。手術の翌々日に退院し、数日自宅で休んだ後仕事に復帰しました。手術直後は腕がひきつる感じでしたが、3週間ほどでそれもなくなりました。

昨日病理結果が出て、腫瘍の大きさ1.6センチ、リンパ節転移1個中0、エストロゲン、プロゲステロン受容体陽性、HER2 2+でFISH検査待ちです。

今回乳癌を経験して、早期発見の大切さと、超早期の癌を見つける体制と熱意のある病院を選ぶことが如何に大切で、また困難かを痛感しました。
私は比較的早い発見と言われますが、2年前に今回癌病巣があった部分に不安を感じ、総合病院の乳腺外来を受診し、簡単に乳腺症と診断されましたし、人間ドックでも毎年検査を受けていましたので。
早ければ早いほど身体のダメージが小さく、治療費用(想像以上でした)も抑えられるのですね。

この先放射線療法、ホルモン療法とまだまだ長い道のりですが、必ず完治できるとのお言葉を心の糧に悔いのないよう出来る限りの治療を受けようと思います。

 お久しぶりです。経過報告有難うございます。
 この病理結果を見ると余り心配毎はなさそうです。今後の治療はあまり副作用が強くない治療ですが、ご紹介させて頂いた主治医を信じて頑張って下さい。治療も大切ですが、是非今回の経験をお知り合いに伝え、同じ思いをする方が一人でも減るように啓発して下さい。
 今回は私がご案内した通りの期間で手術を行い、治療も予想通りで私も安心致しました。主治医はあまり世の中では名前は出ていない方ですが、私が申し上げたような方であったと思います。病院選びと医師選びはかなり重要だと思いわれます。マスコミや人の勧めでは意外に失敗致します。当院でもどうしても患者様の年齢が高くなるにつれて、御自身で有名医師を選びご紹介させて頂きますが、これで本当に将来困る事がないのかをご心配しています。私共がお勧めした訳ではないので、あまり意見は致しませんが少し不安視しています。今日も偶々他の医師とそのような話題になっていました。
 また、乳がん検診をお受けになる施設も重要だと考えます。患者様が毎年検査をお受けになっても、見逃されていたのでは全く意味がありません。乳腺の検査は乳腺専門施設でも、いい加減だと思われる症例を数多く当クリニックを開院して見て来ました。過去の症例を公表したら、患者様はどこに行けば良いのか全く解らなくなると思う位凄まじい現状です。病院選びを間違えると本当に生命に直結致します。私達も人間なので100%ではありませんが、常に患者様に不利益を与えない努力を惜しまないようにしています。
 また、元気になられたら、偶には当院でも検査をお受け下さい。

ご返信有難うございます。周囲の人にも自分の経験が少しでも役立ててもらえるよう心掛けたいと思います。
ご紹介頂いた主治医は、患者の目線にたってくださるので、手術の説明に上京した家族もお人柄に感心しておりました。また乳癌治療の病院内外の体制作りに取り組まれておられるようにお見受けします。
病棟の看護師の皆さんがリンパマッサージの講習を受けておられ、直接マッサージ方法を教えて頂きましたし、管理栄養士による個別の食事アドバイスもありました。短期間の入院でしたが、充実したフォローが有難かったです。

本当に有難うございました。富永先生もおからだご自愛ください。今後ともよろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

繊維線種と乳管拡張について

以前ご相談させて頂いた者です。
5、6年以上前から左乳房にしこりがあり、怖くて病院に行けなかったのをこちらでご相談させて頂いて、その後病院へ行ってきました。
結果、左の昔からあるしこりは繊維線種(3センチはある)で、その近くに小さめのしこりがあり、触診ではのう胞でしょうと言われていたのですが、エコーにもマンモにもそのしこりが映らなく(二つの病院で検査してもらいました)、
先生も最初首をかしげておられたのですが、触れた感じでは乳管を直接触れてる感じなので、恐らく乳管が拡張したものでしょう。との事でした。
ここで教えて頂きたいのですが、しこりは確かに触れるのにエコーにもマンモにも映し出されないという事があるのでしょうか?
もしあるのであれば、どういう事が考えられますか?

それと繊維線種の方なのですが、先生は大きさが三センチ以上と大きいので切除しておいた方が安心だけど、良性のしこりなのでどちらでも良いというような曖昧な答えだったのですが、
やはり大きい場合は切除しておいた方が良いのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 本当にしこりがあるならば、マンモグラフィーで写らなくても、乳腺エコーには写ります。画質の悪い乳腺エコー機器では写らない可能性はあります。ランクの高い検査機器の施設再検査される事をお勧め致します。
 乳腺線維腺腫は、サイズに関わらず大きさのみで摘出の適応とはなりません。大きいから摘出すると言うのは少し安易な発言かと考えます。もう少し正しい乳腺診療を行う施設に行かれるべきでしょう。

お忙しくされてる中、ご返事有難うございました。
何度も申し訳ありませんがお聞きしたいのですが、
ランクの高い検査機器のある施設というのは、素人が判断できるものなのでしょうか?
ランクが高いというのは、何を基準にして、どういう風に調べれば分かりますか?

それと、エコーに映らないシコリ?みたいな物は、
感触としてはブヨブヨした感じなのですが、
これが乳管が拡張しているだけだった場合、エコーには映らくても不思議ではないですか?

お忙しくされてる中、ご質問ばかりで申し訳ありません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 乳腺エコーは腹部エコーとは違い精密性を要する為に性能にかなり左右致します。例えば、当院のエコーは乳腺だけに使用するには勿体無い位の一番ランクの高い最高級の機械を購入しています。このような設備を整えるクリニックは首都圏にはありません。例として同メーカーで当院のワンランク下の機種を聖路加国際病院が使用しています。
 素人の方が見分けるには難しいかも知れません。専門施設ならばこのような機器が揃っていますので、そのような施設に行かれるべきでしょう。
 乳管拡張は必ずエコーに写ります。つまり、触られている物は乳管拡張ではありません。このような診断を言う医師は乳腺をあまり解っていない方だと思います。
 前回もご回答した通り、正しい診療を行える施設で検査をお受けになる事をお勧め致します。現状のレベルで議論するのは無駄だと考えます。

おしえてください

左の乳房を3ヶ月前に手術をし全部摘出しましたが、3月ごろから右の乳房に異常を感じ主治医にエコーをとってみてもらうと6.7mmのしこりがあると言われました。画像を見て良性とわかるのでしょうか。また、別の検査を受ける必要があるのでしょうか。

 ご投稿有難うございます。
 エコー検査で良性と判断出来る場合もあります。明確でない場合は吸引細胞診や針生検などの組織検査を行い確定致します。

超早期の乳がんについて

ご多忙の中を申し訳ありません。
先日、マンモグラフィの検査で、淡く不明瞭な石灰化を集簇性に認め、小さいmassも認めます。との事で、カテゴリー4。その後マンモトーム生検を受けて結果待ちです。触診では異常無しなので、乳がんであっても、超早期に発見できたことになるのでしょう。その際の治療法や、費やす時間などを知りたいのですが…。くだらない質問で恐縮です。

 ご投稿有難うございます。
 カテゴリー4の場合は80%の確率で乳癌となります。今回の結果で全てが明確になると思います。小さいな病変なので早期の乳癌と考えます。当然、治療も浸潤癌と非浸潤癌で変わりますが、非浸潤癌ならば手術とその後の放射線治療程度で終わります。浸潤癌の場合はホルモンレセプター陽性ならば、ホルモン療法が加わる程度しょう。治療に要する時間は施設により様々なので何とも言えませんが、3日程度の入院で手術を終え、その後に放射線治療が25日程度の通院があります。その後ホルモン療法は5年程度とお考え下さい。

分かりやすく、丁寧なお答え、ありがとうございました。明日、結果を聞きに行きます。予備知識ができたことで、気持ちが落ち着きました。
本当にありがとうございました。

 御丁寧なお返事有難うございます。

先日、先生のアドバイスのおかげで、落ち着いた気持ちで検査結果を聞くことができました。やはり、悪性との事で、10日後には手術を受けます。術前の検査で、採血されました。その時に検査項目の内容で梅毒がありました。18年ほど前に完治していますが、抗体は残っていると思うので、今後どのような影響があるか、また、今まで一緒に先生の説明を聞いてくれた娘に知れてしまったらどうしようか?不安で食欲も無くなってしましました。どうか、勇気をください。

 ご報告有難うございます。
 やはり残念な結果になられましたが、どのような乳癌かが分かりませんが、このご投稿からは小さな物のように推測致します。特に、命には問題ないと考えます。乳房に傷跡が出来るのは残念ですが、然程ご心配なさる事はないでしょう。
 梅毒はもう感染力がないのでご心配はありません。このようなに知らない間に感染している方は多数いらっしゃいます。特に気になさる必要はないでしょう。

乳腺症の治療について

はじめまして。私は32歳で子供が1人おります。
先日、右乳房に痛みを伴うしこりに触れたのですぐに乳腺外来を受診しました。診察は、MMG、エコー、吸引細胞診でした。結果はクラス2とのことでした。結果がでるまでに痛みは無くなりましたが、その後の治療として『ボンゾール』を処方されました。
乳腺症を自分なりに調べてみたのですが乳腺症の治療は特にしなくてもよいと言う意見が多く、私のように薬を飲むケースは珍しいのでしょうか?または乳腺症の中でも症状が酷いのでしょうか?
ボンゾールは副作用もあると聞きましたのでできることならば、薬はあまり飲みたく無いので…
まとまりのない文章でわかり辛いと思いますが、どうか先生のご意見をお聞かせください。宜しくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 ボンゾールは乳腺症の内分泌療法として行う治療です。副作用はあまり認めない薬の為、6週間のみ使用致します。但し、痛みの強い方の解消として使用致します。乳腺症が治る訳ではありません。

早速のご返事ありがとうございます。

主治医からは「しこりを無くす為の服用です。」との説明を受けました。私自身もホルモン治療は痛みの酷い時のみだと思っておりましたので…
第2子のことも考えておりますので、不安になりご相談させて頂きました。
では、私のように痛みの無い場合は薬の服用はしなくても良いでしょうか?
度々のご相談申し訳ございません。

ご丁寧ねお返事有難うございます。
乳腺症がこの薬で治る事はありません。内服はご自身でお決め下さい。

迅速な回答、心より感謝いたします。
この度は貴重なお時間を頂きありがとうございました。

御丁寧なお返事有難うございます。

悩んでいます。

はじめまして。私は39歳、関西在住で子供が2人います。
昨年5月に初めて乳がん検診(外科)でマンモ・エコー・触診を受けました。マンモ・触診では異常なしでしたが、エコーにて8mmのしこりが見つかり、先生は「おそらく良性だろうと思いますが細胞診をしましょう」と言われ、そのまますぐに細胞診をしました。結果は良性(クラスは聞いていません)で線維腺腫でしょうとの事で経過観察していました。3ヵ月後の8月・11月にエコーにて大きさ等変化なしで次は半年後(5月診察予定)で良いですよと言われていました。ところが今年の3月後半頃から自分で触診してしこりが分かるようになったので、もしかしたら大きくなってしまったのか又は新たにしこりが出来たのかもしれないと思い、今度は乳腺専門の先生がいる病院で診てもらいました。今度もマンモ・エコー・触診したところ、マンモでは異常なしでしたが、エコーにて1年前に見つかった8mmのしこりはそのままの大きさでしたがその横に2mmのしこり?が新たに見つかりました。すぐにまた8mmしこりの細胞診をしましたが、1週間後の細胞診の結果で「悪いものはありませんでした」との事でした。私としては半年前になかった2mmのしこりの細胞診もして欲しかったので、先生に「小さい方は検査しなくて良いのですか?」と聞いたところ「小さい方はしません。まだ2mmだし悪いものかもしれないとは言えません。」と言われました。その時に「1年前から変化がないなら(8mmのしこり)良性の可能性は高いかもしれませんが、細胞診では確定できないし、もう少し針の太いので検査するのもありますがそれも100%ではないので、採って調べた方が良いのでは」と言われました。また、しこりが乳管近くにあるようです。
①乳管近くにあるしこりは良くないのでしょうか?
採って調べた方が良いと先生に言われたのが気になり始め、私もしこりがずっとあるのも気になるし細胞診の結果では確定できないと分かったので採る手術をする事に決めました。手術を決意したものの、本当にこれで良いのか疑問が残り、ネット検索しながらこのホームページに辿り着き、ここ数日ずっと掲示板を読んでおりました。確かに細胞診では確定診断はつかない事が分かり、すぐに外科生検というより針生検やマンモトーム生検の方法があることが分かりました。
②無知だったため細胞診のクラスも聞けていませんが、私のような症例の場合、外科生検は必要でしょうか?
③また新たに出来た2mmのしこりはこのまま様子を見てて良いのでしょうか?
④細胞診のクラスが分からないと判断できないでしょうか?
今は外科生検するより針生検やマンモトーム生検する方が良いのではと素人ながら思っています。本当は富永先生に診てもらいたい気持ちがすごく強いのですが、遠方のため残念せざるを得ません。でも6月より大阪に「リボン・ロゼ田中完児乳腺クリニック様」が開業となることをこのホームページで知り、診察してもらおうかと考えています。
④初診となりますが予約は出来ますでしょうか?
⑤また、病理診断は坂元記念クリニック乳腺病理アカデミー様が行って頂けるでしょうか?
⑥そこまで待たずに、初めに診てもらった外科の先生か次に診てもらった乳腺専門の先生に組織診してもらうのが先決でしょうか?
長々と書いてしまい申し訳ございません。悩んでいますので、どうか先生のご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願い申し上げます。

 ご投稿ありがとうございます。
①乳管の近くにあるからと言うのは間違いだと思います。乳頭の近くならば悪い物を考える事もあります。しかし、classⅢa以上で悪性を否定出来ない場合のみ針生検やマンモトーム生検の適応となります。特に、マンモトームは8㎜の腫瘍は外科生検と同様に取り切る事になるので、外科生検と同等で現在は日本乳癌学会が推奨される検査となっています。まだ、関西には昔の考えで行う施設や筋道のない医療を行う施設があり、違う施設に行かれる方が賢明です。乳腺専門医だからと言う理由で信じるのは信憑性に欠けるとお考え下さい。最近も京都のある乳腺専門医の行う施設で乳癌と診断され、外科生検及び手術をされ掛けました。内容からすると良性と考え、大阪でもう一度検査をお勧めしましたら、坂元記念クリニックに病理診断を依頼され良性でした。このパターンは過去にも当院に泣き込んでこられたケースもあり、根拠も十分でした。患者様は他人やマスコミの評判に騙されたそうです。
②classⅡと考えられる事と1年経過して変化がない事を総合すると半年に1回程度のエコー検査と1年に1回のマンモグラフィー撮影で良いと考えます。
③2㎜のしこりと言うのは少し信憑性に欠けます。通常、2mmでは乳腺の変化かしこりのような腫瘍とは判断しかねます。経過観察で良いでしょう。
④これは、現在の施設に問い合わせれば直に解るのでお聞きになると良いのではないかと考えます。
リボン・ロゼ田中完児乳腺クリニックは当方ではシステムが解りません。直接お電話でお問い合わせ下さい。
⑤当方では解りませんが、契約はする予定だとは聞いています。
⑥第三者に御相談される事が良いと考えます。

 以上から総合するとあまりご心配になる必要性はないと思います。通常は経過観察で問題ないと考えます。心配毎に付け込んだ医療過誤を思わせます。kei様の診療の受け方に少し問題もあるのではないかと考えます。このような場合は、もし悪性でも命に少し時間が掛かっても命に関わる状況ではありません。99%良性に対し1%以下の悪性の可能性を追い詰め過ぎているように思います。ここまで良性病変と確認されているのですので、問題視し過ぎだと考えます。全く悪性を疑う根拠が無い状況で、外科生検はやり過ぎではないでしょうか。外科生検は傷が出来るデメリットがあり、そのデメリットを受けるにはそれなりの根拠となる証拠が必要ではないかと考えます。 当院が外科生検をお勧めしたケースは過去に2例しかありません。この確率は約4000人に1人です。
 当院の考えは、より簡単なデメリットの低い検査で最大の効果を得るのが大切だと考えます。また、悪性を疑う場合は、如何に早く結果を出し、即座に治療する為に安心できる乳腺外科医にご紹介するかに拘っています。当院で乳癌を診断された方は誰よりも早く治療を行われていると思います。先日もある有名病院からご紹介されマンモトームの検査を行う為に来院された方が、検査に1時間以上掛り、1ヶ月は結果まで掛ると言われて来たのに、検査は15分で結果は1週間も掛らないのでビックリされていました。「やる気になればどの施設でも出来ます。」とお伝え致しました。そのお話がその先生に伝わったのか、乳腺外科の若手への講演の依頼が今日来ました。予定が合わないのでお断りを致しましたが、次回予定が合えば行いたいと思います。私が講演したいのは、検査のテクニックではなく、検査は諦めない姿勢だと思います。

早々にご回答頂きまして有難うございます。
富永先生のおっしゃる通り、心配性の私の診察の受け方にも問題があったのかもしれません。
今の段階では、針生検やマンモトーム生検もしないで経過観察で良いとのご回答ですので、外科生検はしない事に致します。
細胞診のクラスは病院で聞いてみようと思います。
また、このまま経過観察となりますが、5月に診察予定となっている最初の外科の先生に診て貰って、今後リボン・ロゼ田中完児乳腺クリニック様にて予約を取りたいと考えております。
また、ご相談させて頂くことがありました時には、どうぞ宜しくお願い致します。
富永先生のご回答を拝見し、すごく安心致しました。
本当に有難うございました。

ご丁寧なお返事有難うございます。

術後治療

2月に細胞診について一度質問させていただいた者です。32歳、既婚、子どもなしです。

あれから細胞診→針生検と検査を受け、浸潤性乳がん(充実腺管がん)と診断され、3月末に乳房温存+センチネルリンパ節生検(リンパ節への転移なし)で摘出手術を受けました。

先日病理結果が出たのですが、術後治療についていくつかの選択肢を示されました。

私のがんは、
サイズ12×9ミリ、
リンパ節への転移はなし→病期は1期、
リンパ管浸襲なし、
悪性度1、
ホルモンレセプター陽性、
HER2陰性とのことでした。

温存のため、放射線治療は受けることは決まっています。その他の治療については、
1、ホルモン療法
2、抗がん剤+ホルモン療法
3、薬物療法なし(放射線療法のみ)
との選択肢を示されました。

主治医によると、私のがん自体は低リスク群に入るが、唯一年齢だけが中リスクとなってしまうとのことでした。がんの性質自体はどちらかというとおとなしい部類なので、抗がん剤はやらず放射線+ホルモン療法(上記1)をすすめるとのことです。

私の状況ではやはり主治医のすすめる放射線+ホルモン療法というのが妥当なのでしょうか。
例えば、
1、放射線をやらずにホルモン療法のみ
2、放射線をやりホルモン療法はやらない
3、手術のみで放射線もホルモン療法もなし
という選択肢はありでしょうか。

主治医以外の方のご意見もお伺いしたいと思い、メールさせていただきました。

よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 温存された以上は放射線は必須となります。私ならば、若年性乳癌を考え、放射線+ホルモン療法を選択すると思います。

迅速なご回答ありがとうございます。
年齢のこともありますので、やはり放射線+ホルモン療法を選択しておいたほうが安心ということですね。

先生のご意見も参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

御丁寧なお返事有難うございました。