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乳房温存後の不安

4月16日に左乳房温存手術をしました。
病理結果は
浸潤性乳管癌 硬癌
腫瘍の大きさ 1.5cm
リンパ節 6個中1個(センチネル生検)
腫瘍の悪性度 2
ER 陽性
PgR 陽性
HER2 +1
脈管への侵襲 あり

リンパに転移があったにもかかわらず、これ以上は転移がない可能性があるため再手術はされませんでした。ですが、今になって、いまだに乳房がなぜか硬いままで痛みもあります。私は、喘息があるため造影剤が使えずMRIで検査ができず、術前の乳房内の広がりが確認できないまま手術をしました。病理では癌はとりきれていたそうです。先生に質問です。

1.脇のリンパは再手術してとったほうがいいですか?
2.温存後、毛穴の開いたような状態などから、炎症性 乳がんの再発ではと心配です。
3.病理検査の結果、中リスクということで、今から、 放射線、抗がん剤、ホルモン療法の治療がはじまり ます。私の場合、やはり転移率は高いのでしょう  か?
 
 宜しくお願いします。

 ご投稿有難うごいざいます。
1.主治医とご相談される事をお勧め致します。
2.これは手術による影響なので問題はありません。
3.転移や再発の可能性のある方です。術後5〜7年目が第一の山場だと考えます。 

形に変化のあったしこりについて

47さいです。半年前乳が検診で右胸に5.7ミリの黒いかげがエコーに映りマンモグラフィーは乳腺が発達している為白く全体が映ってしまうと言われました.形も見た感じでは。良性のしこりだから、3ヶ月ごとに経過観察と言われました。とても心配になり他の病院の意見も聞きたく受診しました。
そこでは、細胞診までのけんさでした。結果は同じだった為通いやすい最初の病院に3ヶ月ごとに行っていますが,他の病院に行った事ははなしていません。
1回目の時は変化なしでしたが、今回形が楕円から丸くなっていて横が5・7ミリだったのが5.2みりになっているそうです。縦は見た感じ丸くなった分おおきくなった様に見えました.顔つきも形も悪くないけれど,形がへんかしたので、大きな病院で細胞の検査をする様にいわれました。
形が良くても変化するとガンの可能性が多きいのでしょうか?良性でも変化する事があるのでしょうか?私は結果が早く知りたいので検査が整っているそちらの病院で検査したいと考えています.どのような検査が必要でしょう?宜しくおねがいします。



 ご投稿有難うございます。
 基本的に細胞診で良性が確認された病変で顔つきが悪くなくサイズも変わらないのなら、問題はないかと考えます。通常3ヶ月で変化を見ても変化はないと思います。まず検査は針生検などの病理組織診断を行なうのが明確な診断となります。
 当院での受診をご希望の際は、お手数ですがお電話(0120-150-929)でご予約の上お越し下さい。

解答ありがとうございました。
細胞診は小さいしこりでは、確かでないと聞いた事があった為少し心配でした。先生の解答を読み安心しました。
明確にする為受診させて頂きたいと思います。

ご丁寧なお返事有難うございました。

良性の腫瘍

現在45歳 1回目、H7年 乳腺腫瘍で部分切除。細胞診で悪いものではなかったのですが、少し大きめだったこと、腫瘤も2つあり、がん化しないとは言えないとのことで、術中迅速診断で行いました。結果良性。2回目 H9年 定期的に経過観察していく中で、初めは小さかったものが少しずつ大きくなり、同じく細胞診で良性でしたが、外来で腫瘤のみ切除(生検)。結果、やはり良性。3回目 H18年  1年に1度の検診はしていたものの小さいものが大きさを増し、それを含め、触れるものが複数個あり、大きいものだけまた取って調べましょうと言われて、良性なのにやはりまた取るのか…と思い、病院を変えてみました。そこでの検査は今までしたことがなかったCT・MRなどの検査もしたのですが、マンモを含めて機械検査はすべて悪性の判定でした。マンモトームで悪いものではないとなりましたが、結局、入院にて複数個摘出しました。範囲も大きくなりました。結果は良性。 そして現在、その後検診へは行かず過ぎ、2つくらいは触れるものがあり、またか〜! という感じです。多発するけど良性のタイプなら放置してしまおうかな? 機械検査の判定は悪いものと出るだろうし。 超音波だけでも行こうか? でも、大きさが増してからにしようか…などと考えるこの頃です。Drの「悪性化しないとは言えない」との言葉は頭の中にあり、堂々巡りになります。お話伺えれば幸いです。

 ご投稿有難うございます。
 基本的に良性病変を画像診断に任せ、手術する事には賛成出来ません。マンモトーム生検などの組織検査を行なえば確実な診断が可能です。この段階で経過を診れば十分だと考えます。
 新たな病変は良性とは限りません。やはり検査を行なう必要があります。悪性病変程年齢を重ねた時に出現致します。特に、良性病変があった方は確率が上がります。当院にご来院頂ければ、納得頂ける答えが探せると思います。もしご来院の際は、お手数ですがお電話(0120-150-929)でご予約の上お越し下さい。

あれこれ本を見たり、インターネットで情報探ししている中で、先生のところに辿りつきました。受診も躊躇していましたが、やはり受けようと思います。お忙しい中、本当にありがとうございました。

御丁寧なお返事有難うございました。

ピルの服用について

はじめまして、46歳で子供は一人です。
乳腺症で一年に一度は、マンモグラフィーと超音波で検診をしております。先日、不正出血があり婦人科でみていただきましたら、ホルモンのバランスが悪くなっているので、一度ピル(ノアルテン−D)を12日服用して子宮の中をきれいにしてリセットしたほうがいいとのことでした。ピル(中容量)の服用は乳腺症によいことはないと知っておりましたので、先生に乳腺症のことをお話しましたが、短期間の服用だから問題ありませんとおっしゃっていましたが、乳房痛などの副作用があるのではと不安です。12日の服用でしたら、今の乳腺症の状態を悪化させることはないのでしょうか?ホルモンのバランスを整えるためにも、やはりピルの服用は必要でしょうか?宜しくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 短期の服用には問題ありませんので、ご安心下さい。また、ホルモンバランスの問題は婦人科疾患になりご回答出来かねます。

若年で良・悪性の判断のできないしこりの今後について

はじめまして。私は24歳女性で、乳腺外科にかかり約一年半になります。
経過は以下です。

・初診時 右手側の胸の乳首から、血液のような分泌物、そしてしこりがあり、しこり(1.5センチ)を押すと血液が乳首から分泌する状態。細胞診・針生検・マンモグラフィー・エコーなどの結果、年齢から見ても良性の乳管内乳頭腫だろうとのこと。しかし正確な判断のつきにくい細胞だったようで、注意しながらの経過観察となる。
・経過観察 エコー・分泌物の細胞診(この間しこりは徐々に大きくなる)
・初診から8ヵ月後の診察 
しこりが2.5センチになり、これ以上大きくなると手術の傷が大きくなるため、今が手術の一番いい時期ということ。1ヶ月後、しこりだけをとる部分切除にて手術をする。このしこりの生検の結果、非常にめずらしいものであって、良性ならば極めて悪性に近く、悪性ならば極めて良性寄りのものであろうという結果に。医師の説明によると、診断が難しいため、他病院の四ヶ所にも生検をお願いし、その2ヶ所では良性、他2ヶ所では悪性というどちらとも確定できない結果になったのだそうです。これはあくまで参考であり、今の医学では、正確な判断は難しいということでした。そのため、2ヶ月に一度は診察し、十分注意しながら経過観察することになる。そして、次なんらかの異常が見られた時は、その異常部分だけでなく、大きめにとる手術をし、時には胸の変形や再建も考えようとのことだった。
・手術3ヵ月後 
初診時と同じ乳首の分泌がおこる。細胞診の結果、手術後の軽い炎症であろうとのこと。(この頃手術した位置の乳房内がごりごりとしていた。医師は手術したからであって、半年もすればやわらかくなるとのことだったが今現在もそのままである。)
・手術6ヶ月後 
手術した位置あたりに5ミリ程のしこり発見。この日の乳首からの分泌物の細胞診では、以前のしこり時と同じ成分が検出された。
・手術7ヵ月後 
MRI(造影剤)にて詳しく検査。画像では胸の四分の一が白く写っており、乳首からの分泌物も出てきているため、前回のしこりと同じものがあると考えられる。そのため、手術してとらなければならないとのこと。そして、この検査の数日前に脇のリンパの腫れを発見し、その腫れも画像に写っていた。この日、乳首の分泌物の細胞診・MRIにて白い部分の針生検・脇のリンパの針生検を行う。この結果はまだでていません。この検査の結果によって、リンパをとるかとらないか決めるとのこと。また、後日乳管内造影?のようなものもするかもしれないとのことでした。今の段階で手術法としては、胸の三分の一を切除し変形、もしくはその変形を補うために背中の筋肉を入れるなどして再建するなど。今回の検査の結果をふまえて、次回の診察でもっと詳しく説明し、手術の方法は提案するとのことでした。

お忙しいところ長々と本当にすみません。私が不安なのは①悪・良性なのかがはっきりしないこと。②リンパの転移は針生検で確定できますか?センチネルリンパ節生検をお願いすべきでしょうか?③思ったより二回目の手術が早くやってきて、リンパも腫れていることから、若年性乳がんという言葉が頭をよぎって心配でたまりません。私のような症状を見たことのある医師がおられるのであれば、セカンドオピニオンをして参考にすることも考えています。しかし、実際そのような医師を探すことは難しいですし、どうしていいのかわかりません。今かかっている医師は、何でも言いたいことが言え信頼関係もできています。しかし、病院の規模は小さく、手術件数も少ないようです。
質問の内容があいまいですみませんが、先生の助言が聞けたらと思い投稿いたしました。
どうぞよろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 紹介の病理診断名が記載されておりませんので、この点についてはお返事が出来かねます。珍しい診断と言われ、正確な病理診断を行うと意外に単純な病気である事も多く見受けられます。
 結局、最終的にはリンパ節転移の有無の判断となるようなので、乳癌と言う診断を第一に考えるべきでしょう。つまり、前回の腫瘍も乳癌だと判断しなければなりません。現状は乳癌と診断が付いた段階で術前化学療法等を考慮に入れ、まずはリンパ腺の転移の有無は吸引細胞診を行い判断し薬物治療から行うか、手術を先行するかを決め、治療方針を決定するべきです。この状況の中でリンパ腺が画像上腫れている場合はリンパ腺の転移は確実だとお考えになって良いでしょう。ご心配のように年齢から判断すると厳しい状況は確かかと考えます。
 尚、乳癌以外の診断の場合は早くその病気に従い治療を行う必要があります。
 まずは、正しい診断をして大きな専門施設での治療が望ましいと思います。

ご丁寧なお返事、そして早急に返答いただきありがとうございました。
病理診断名はわからず、申し訳ありませんでした。不安な気持ちはまだまだありますが、まず今かかっている医師にしっかりと話を聞いたうえで、大きな病院にも診ていただこうと思います。
もし可能でありましたら、もう一つおたずねしたい件があります。
先生は鏡視下乳房温存手術についてどのようなお考えをお持ちですか?私は美容的にはきれいにでき、いいのではと思いましたが、まだ日本では10年ほどの歴史しかないようにネットなどに記載されていたため専門家からみてどうなのか知りたいと思っています。そして、私のような若年の手術には不向きでしょうか?私は、良性であろうと悪性であろうと、再発する可能性を極力減らしたいと思っています。
何度も申し訳ありません。どうぞよろしくおねがいいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 内視鏡下の手術は形容的に価値がなく、既に風化した手術となりつつあります。10年も経ち広がらなかった最大の理由です。もう結論付けが終わり、時代遅れだと思われます。年齢と適応は無関係です。一流の乳腺専門病院はこの手術は取り入れていないと思います。
 今回の病変が乳癌だとすると既に再発に位置します。抗癌剤等の薬物治療が今後の再発治療に最大に有効な手段となります。その辺りを重視するべきでしょう。

返答ありがとうございました。
近くの大学病院では内視鏡の手術が主流になっています。そして、医師・病院ランキングなどでも常に掲載され、乳腺専門医の一流だと思っていました。時代遅れなものとは全く思いませんでした。
先生の様々な意見参考にさせていただきます。
お忙しいところありがとうございました。

ご丁寧なお返事有難うございました。
病院ランキング等の本程、信憑性に欠ける本はありません。手術件数など乳癌手術以外も入って居たり、基準を持たないいい加減な本はないと思います。本は売れれば良いのですから。。。

乳輪のくぼみ

はじめまして。

現在、生後5ヶ月の子供がいて授乳中(生後5ヶ月)です。
あまり授乳していない方のおっぱいの乳輪がくぼんでひきつったようになっています。
生後2ヶ月くらいの時に気づいたのですが、授乳することでこのようなくぼみが出ることもあるのかなと思いそのままでした。それから変わっていません。

やはり乳がんの恐れがあるのでしょうか?

 ご投稿ありがとうございます。
 拝見して見ないと何とも申し上げようがありませんが、乳癌でくぼみが出るならば大きな腫瘍があります。単純に乳房が小さくなってきたのではないかと考えます。一度、産科で御相談されてみてはどうかと考えます。

ご丁寧なお返事どうもありがとうございました。
時間のあるときに産科に行ってみます。
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

良性か悪性か不安

はじめて投稿させていただきます。42歳です。乳房にかゆみを感じ触ってみたところ、しこりを見つけ乳腺外来(外科内)を受診しました。マンモ、エコーで数ヶ所気になるところがあり、その内3ヶ所に細胞診しました。その結果2ヶ所は問題なし、かゆみを感じた腫瘍(2センチ)が「クラスⅣ」であり、すぐ組織診をしました。腫瘍が硬いらしく3回刺してようやく微量採取、その結果「悪性は見られない」とのこと。細胞診の段階で医師は五分五分とみていたので、クラスⅣの結果に「やはり」という感じですぐ手術の話をしました。CT、RI、血液検査、止血時間、心電図などすべての検査をしました。組織診の結果を待たずしてのことに私は「医師はここまでの診断のなかで、がんを確信しているのだ」と思いました。ところが良性の結果となり良悪性をはっきりさせるため「腫瘍をとって検査しましょう」と言われました。
このようなことは、よくあることなのでしょうか?腫瘍をとって検査する方法は正しいのでしょうか。  そちらのクリニックならそこまでしなくても良悪性の診断をしてもらえるのではないかと悩んでいます。東北地方で遠いためそちらに伺うのも決断に迷っています。が富永先生のおしゃっている「病理医がどこまで正確に診断できるか」ということがとっても気になって、やはり一度富永先生に診てもらいたい思いが強くなっています。
そちらのクリニックを受けるときは、担当医にその旨話し検査をした資料などを持って受診したほうがいいのでしょうか?それともそちらで新たに検査をするのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですがアドバイスなど宜しくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 この場合の問題点を記載します。
・吸引細胞診の結果classⅣではなく、診断が間違っている。
・細胞診は正しいが、針生検に問題がある。
①硬癌は時により硬く針生検で病変を弾き採取出来ていない。針生検はある程度の組織が採取出来る為、採取量が少ないと言う点がこれを疑います。
②単純に組織診断の誤診。
以上を考えます。
 確かにどうしても診断が付かずに、外科生検と言う事もありますが、上記を全て否定された時に行います。乳腺病理医トップの坂元吾偉先生が言われるにはかなり稀で1000例に1例程度の確率です。まずは、吸引細胞診と針生検の再検が賢明ではないかと考えます。場合によりエコーガイド下マンモトーム生検も考慮すべきではないかと考えます。
 以上気の理由から再検査した方が良いかと考えますので、当院でお考えの場合は資料は不要です。東北地方からも良くこのようなケースでいらっしゃいますが、1回の受診で全て検査を終えています。お手数ですが、お電話でご予約の上お越し下さい。