診断の過程に不安を感じています。
ご投稿有難うございます。
画像診断は癌を診断する物ではありません。腫瘍などの病変があるのかを確認する物です。また、乳癌と診断された後に広がりを確認する物です。
病理組織診断が全てとなり、この結果で癌と診断が出ない限り手術は行えません。もし癌と画像で診断して、手術を行った結果が良性の場合は訴訟となるからです。現状はその施設に乳腺専門の病理医が在籍していない病院だと考えます。国内では、乳腺病理はほんの一握りの限られた人数しか居りません。つまり、殆どの癌拠点病院には在籍していません。診断が難しい場合は、他院の乳腺専門の病理医にコンサルトをお願いしているのではないかと考えます。今回は、非浸潤癌か乳腺症かの判断が付かない病理組織所見ではないかと思われます。最終結果で良悪性の中間のような結果が出た場合は、その診断の信憑性に疑問を持たれると良いでしょう。その際は必ず病理セカンドオピニオンをお勧め致します。
当然、今回の記載の医療機関は大よその当りを付けてお話をしています。当院でも最近患者様が疑問を持ちいらっられ診断ミスが立て続けにあり、私もその病院の診断能力には疑問があります。病院選びを本やマスコミを頼りにされる事はハイリスクだと思います。
当院ならば1週間で結果は出ていたでしょう。これは、坂元記念クリニックの坂元吾偉先生が診断を行うからです。坂元先生のお陰で、私達も自信を持って診断を行えるのも事実です。つまり、国内では当院の診断は絶対と言う事になるのです。治療が優秀な病院が診断も優秀と言う事にはならないのです。
お返事ありがとうございます。
病理の診断がもとであるなら、そこに専門医がいるかどうかが、とても重要だったのですね。貴院はお名前をだして断言なさっている根拠をしっかりお持ちだと納得いたしました。
是非貴院をお伺いして診断をしていただきたいと思います。今までの画像や細胞心、生検のプレパラートをお持ちしておうかがいしたほうがよろしいでしょうか。(この場合はセカンドオピニオン扱いでしょうか)あるいは、貴院で初めから検査していただいた方がよろしいでしょうか。
よろしくお願いします。
御丁寧なお返事有難うございます。
病理診断により病理セカンドオピニオンが適切ではないかと考えます。その際は、組織診の病理スライドのみご持参下さい。何度も針を刺しても意味がございません。最小限の検査で結果を出すのが、一番だと考えます。
はじめまして。相談お願いします。
3月下旬に左胸に2つのしこりがあると気づきました。4月初めに検診にいったところ、触診とマンモグラフィで要検査といわれました。
4月中旬の2次検査では、エコーと細胞診をうけ、4月末に結果がでて、Ⅲb。
そこでは生検ができないから手術が出来る病院へ紹介状をかいてくださるとのことでした。がん診療連携拠点病院の一つで、「医者選び」本などで顔写真の載っている先生への紹介をお願いしました。
連休明けに、再度マンモ、エコーに加え、エコーガイド下針生検を受けました。エコーでは一番大きなしこりが、18mmx13mm。主治医曰く、いくつも連なってある、そうです。
マンモとエコー画像と触診から「針生検の結果をみないと確定とはいえないけれど、おそらく癌でしょう」とのことで、MRI,CTを予約となりました。
CTは乳腺に所見なし、MRIは乳腺症が周囲にあり、癌の範囲が特定できないという所見だそうです。またCA15-3が34と基準を超えていたので骨シンチまで受けました。
先日、針生検の結果がでて確定診断が出せるといわれていた日に、病理医から報告がきていませんでした。主治医は、判定に迷う状況だろうが、来週には出るだろう、もしでなければ外科的生検をする、とおっしゃいました。インターネットなどで調べると、乳ガンでも開けてみて確定診断がでるケースも1割ほどある、という記載もみました。しかし、この掲示板をみると貴院では生検でもっと早く確定診断をだしてくださると書いてあったので、今の状況に不安を覚えています。
このように診断針生検の診断が遅いこと、またCTに乳腺には所見が表れないこと、MRIで乳腺症とはっきりしないこともあるのでしょうか。主治医は、「病理の診断がでてから」とおっしゃっています。
アドバイスいただければ、ありがたいです。