DCISの再発率とタモキシフェン投与の必要性
ご投稿有難うございます。
質問1.その通りです。
質問2.通常は8%が4%になるのに価値はなく、通常はご本人にの判断に任せ勧めません。
質問3.少ないと判断します。
質問4.今、開始以外意味は効果が得られません。
質問5.使用期間のみ効果があります。
大晦日のお忙しい時にも関わらず、お返事いただきましてありがとうございました。
年明けすぐに主治医にどうするのか答えなければならないのに、医療従事者でもない身では情報もなかなか入手できず、行き詰っておりました。
お答えいただきまして、まるで頭に乗っていた重石から解放されたように感じています。
この一年が先生と皆様にとって良い年となりますように。
ご丁寧なお返事有難うございます。
初めまして。
自分では提示された数字をどう理解してよいのかよくわかりませんので、おたずねさせていただくことに致しました。
10月下旬に乳房温存手術を受け、先日放射線療法も終了致しました。
病理検査の結果はDCISで、断端も0.1mmでしたが陽性ではありませんでした。
大きさは最大の部分で3.5cm、グレードは1です。ER7、PgT8、46歳、閉経前です。
先日主治医の診察があり、タモキシフェンによるホルモン療法を勧められました。
今、2 の子宮筋腫があり、過去には卵巣のう腫もわずらい、現在でも生理が重いので、副作用を考えるとあまり気が進みません。
婦人科に相談いたしましたところ、副作用のホットフラッシュがきつい、筋腫が悪化する、子宮内膜が肥厚するというのは、個人差が大きく、やってみないとわからない、とのことでした。
医師には聞きそびれてしまいましたが、副作用に鬱があるというのも気がかりです。
主治医にDCISの再発率を伺いましたところ、SilversteinのVNPIで計算いたしまして、合計8点で中リスクと出ました。
局所再発率は5年で17%、10年で27%、ただし、この数字は放射線照射をしなかった場合なので、放射線照射をすると再発率は約半分になるとのことでした。
5年生存率100%、10年生存率97.7%なので、乳がんでの死亡は考えなくて良いようでした。
質問1.
局部再発率が5年で約8%、10年で約13%ということは「温存手術+放射線」のみでも5年で92%、10年後でも87%の患者さんは局部再発もせずに過ごしているということでよろしいでしょうか。
主治医はタモキシフェンを5年間投与すると8%のリスクが4%になると言いましたが、以前何かでDCISの再発リスクは5%で、タモキシフェン投与で4%になると聞いたことがあります。
1%の改善であれば誤差の範囲と考えていいのではないかと思い、ホルモン療法はやらないつもりでいました。
質問2.
8%が4%になるのなら、治療を行うことによって半数になるので、医師としては勧めないわけにはいかないということだと思いますが、585人の患者を対象にしたこの調査の8%というのは信頼性があるのでしょうか。
調査年もわかりません。
医師から渡されたこの調査のコピーはインターネットから出したようですが、 2006 UpToDateとあります。
質問3.
そもそも、臨床試験の8%という数字は「多い」のでしょうか。
質問4.
もし、医師の勧め通りタモキシフェンでの治療をするとしたら、開始時期に制約はあるのでしょうか。たとえば、今すぐとか、2,3年後からでもよいとか。
質問5.
また、1,2か月服用してみて、どうしても嫌だとなって中止した場合、効果のほどはどれほどあるのでしょうか、それともまったくないのでしょうか。
お忙しいところを大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。