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温存手術と全摘手術の違いについて

いつも掲示板拝見させていただいております。

28歳女性です。
今月末に乳がんの摘出手術を控えております。

温存手術が可能なのですが局所再発が怖く、全摘にしていただこうかと迷っています。
全摘して同時再建手術をした場合と温存手術をした場合とでは局所再発のリスクや再発率は違うのでしょうか?

また再建手術に保険は適用されるのでしょうか?

温存手術と全摘手術では放射線治療の有無があると思うのですが、それ以外に治療の違いというのはあるのでしょうか?

お忙しいところ大変申し訳ございませんがよろしくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 乳がんの程度により異なります。全摘も温存も適応があれば再発のリスクは変わりませんが、部分切除の場合は局所再発の可能性のリスクはございます。しかし、局所再発は再手術を行う事が出来ます。治療の違いはございません。
 再建の保険適応は施設にお問い合わせ下さい。

さっそくのご回答ありがとうございます。
大きな違いは無いようなのですが、あとで後悔することのないよう慎重に考えてみたいと思います。
お忙しい中ありがとうございました。

御丁寧なお返事有難うございます。

乳がんでしょうか?

 お忙しいところ大変すみません。
初めて投稿させていただきます。私は現在29歳で、二人の子供がおります。ここ2〜3日両乳房の上がなんとなく張るような、痛いような感じがあるので、本で見たように自己検診してみました。その際左右両方の乳頭辺りにしこりのようなものがあります。しこりのようなものは硬くはありませんが、押したり少し強めに触ると少し痛みがあります。分泌液はありません。脇の下にはしこりはないように感じます。鏡の前で立って腕を挙げてみましたが、右乳房は特に変わりはありませんが、左乳房の乳輪の皮膚が縮みました。両乳房の大きさも違って、左側が少し小さいです。大きさは必ずしも左右対称とは限らないとは思いますが、一度乳がんかな?と思うと気になってしまいます。 
インターネットや本には「しこりの硬さや、痛みは個人差があり、感じないこともある」と書いてあったのでしこりなのか、乳がんを疑ったほうがいいのか等で今悩んでいます。もちろん検査を受けるのが一番よいと思っているので、検査を受けようと思っていますが、気になってしまいます。
 ちなみに初潮は11歳(12歳一か月前)で、二人の子供は生後3か月くらいまでしか母乳がでませんでした。実母は大腸がんで8年前に亡くなりましたが、乳がんの既往歴はありません。妊娠中、授乳中も両乳房に異常があったこともありません。
 長々と書きまして、お忙しのに申し訳なく思います。でもなかなか相談できる方がいないので、こちらに相談させていただきました。なにとぞよろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 乳がんの有無を考えるのではなく、今の乳房の状態を知る事が大切な事です。結果は最終的な問題です。まずは、乳がん検診をお受けになる事がご投稿の内容から適当かと判断致します。

 お忙しいところ、お返事ありがとうございます。
先生の言われたとおり、さっそく検診を受けたいと思います。私の住んでいる地域にも、先生のような方がいらっしゃればいいなと思います。でも検診でお世話になる先生を信頼して、検診できたらと思います。
 先生にお話しして、気持も楽になりました。ありがとうございました。お忙しいところ本当にありがとうございます。失礼な投稿ですみませんでした。
 ありがとうございました。  失礼いたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

乳腺症の痛み

はじめまして。
いつも掲示版を拝見しております。
年齢は46歳です。乳腺症で半年に一回に定期健診しております。先生は一年に一度の定期健診で良いとおっしゃったのですが、精神的に落ち着かないので半年に一度マンモグラフィーとエコーでみてもらっています。月経には関係なく乳房の下の方と胸の付け根が痛いと毎回先生に言っていますが、先生は乳腺症だから仕方ないなぁとおっしゃっています。12月頃から胸の痛みが強くなったように思います。この症状は、乳腺症が悪化しているのでしょうか?更年期になって女性ホルモンが減少していくはずなのに痛みが強くなるのはどうしてでしょうか?宜しくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 閉経前は女性ホルモンが不安定になります。乳腺に影響を与えるのは女性ホルモン内のエストロゲンホルモンです。このバランスが不安定な為、症状が悪化するだとお考え下さい。

お忙しい中、早々とお返事をいただきましてありがとうございます。最近、不正出血をしたりしているのでやはりホルモンが不安定なのですね。この乳腺症の痛みは、閉経まで続くのでしょうか?痛みを改善する方法はないででしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 痛みは主治医に御相談になれば、消失するでしょう。大切な事はここでご質問されるよりも主治医と良く御相談する事です。この質問に答えられない主治医ならば医師の能力が低いだけです。転院される事が賢明でしょう。

乳腺症と痛み

昨年2月にお世話になりましたその節はありがとうございました。
その後、就職し会社の検診で左右に3ミリ2ミリののう胞が見つかりました。
ここ最近、左右の胸が痛みます。

毎日では有りませんが特に元から乳腺症だった左胸の方が痛みます。
軽い痛みなのですが検診では経過観察はなくのう胞が急激に大きくなったのか不安です?

超音波でのう胞を見つけて頂いたのが昨年10月下旬です。
その際、富永先生にご相談させて頂きアドバイスを参考に週3回程ですがウォーキングやジムで運動をしています。
入浴すると痛みも消えてしまうのですが次回はいつごろマンモグラフィー超音波をするのが適切でしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 同様の御相談を頂く事が良くありますが、痛みはのう胞の痛みではありません。また、乳腺の痛みでもありません。乳腺を支える筋肉の痛みです。入浴を行うと痛みが消えるのもこの為です。痛みは下着(ブラジャー)で乳房を固定する事で解消します。捻挫の時にサポーターで固定するのと同じです。ノーブラで乳房が痛くなるのと同じです。ホルモンの影響で乳房が張りそれを支える筋肉が支え切れなくなるからです。また、痛みはカフェインが増悪させます。これも控えましょう。ここまでのアドバイスは女性として何故ブラジャーを付けるのかを理解されていれば常識として御理解頂いているかと思います。
 一番大切なのは、以前アドバイスさせて頂いたようにホルモンのバランスを整える食生活と運動習慣が根本的解消で、今後将来の乳がん予防となります。乳がんになった方が肥満になると3人に1人再発をするのも、脂肪とホルモンの関係が深いからです。
 1年に1回の乳がん検診(マンモグラフィーとエコーの併用)をお受けになれば、現状はご心配はないでしょう。

大変ご丁寧な回答ありがとうございました。
これからも検診をかかさず続けたいと思います。

ご丁寧なお返事有難うございます。

非浸潤癌

初めて、書き込みさせて頂きます。

2年前に右胸非浸潤癌により、全摘、そしてこのたび、左胸も、同じことで、おそらく全摘になると思います。

そこで今悩んでるのは、同時再建です。

1:全身麻酔のリスク

  過去3度今回入れると4度の手術となり、再建するとすれば、人工乳房を選ぶかとは思いますが、残りあと2度は受けないといけないと言うこと。

→手術をしないと、わからないことではあると思いますが、考えられるリスクがあれば教えて下さい。

2:同時再建

  同時再建のほうが、金銭面的には、少しでも安くなる一方、手術後すぐ、乳房再建に入ることは、衛生面では?

→ドレーンが術後入ってることによって、感染症などにより、発熱などどの割合であるのか?

→痛みはそれぞれだと思いますが、術後の痛みと再建する痛みはやはり、かなり苦痛を伴うのか?


そして最後に先生が術前に同時再建が可能な患者に対して、このような悩みをもってる、患者にどちらをおすすめしますか?




宜しくお願いいたします

 ご投稿有難うございます。
1.麻酔のリスクはその時毎の物であり、回数には無関係です。
2.同時再建置ける衛生面のリスクは手術なので全ての手術で同じです。特にリスクは上がりません。疼痛も同じです。
 
 再建の問題は個人の好みの問題です。個々人のお考えで行う事だと思います。それぞれのメリットとデメリットを比べ、好みの方法を行われれば良いかと思います。詳しくは形成外科医と良く御相談されると良いでしょう。

早速のお返事ありがとうございました。

あとは、主治医の説明を聞きベストな方法を選択したいと思います。

16日が手術です!!頑張ってきます

ご丁寧なお返事有難うございます。

乳がん検診 精密検査

初めまして。40歳未婚の者です。

先日、乳がん検診で触診とエコーとマンモグラフィーを受けました。その結果、触診とエコーは問題なし、マンモグラフィーは、「左乳腺腫瘤」と「左乳腺腫瘤陰影あり」と記載されてました。検診結果を先生から説明を受けたところ「両胸にのう胞がいくつか見受けられます。腫瘤はのう胞の後ろにあるので、専門医で精密検査を受けてください。」と言われました。

30代は触診のみしか受けておらず、それまでは「乳腺症」と診断されていましたが、1年9ヶ月前に「一度エコーとマンモグラフィーを受けて下さい。」と言われ、乳腺科のあるクリニックで受診したところ「のう胞がありますが、問題はありません。」との事でした。

先日の検診でマンモグラフィーの画像をもらったので見てみると、白っぽい影が2つ(大きさが1cm以上2cm未満と1cm以下のものです)あります。

きちんとした事は、病院で精密検査を受けないと分からないとは思いますが、予約がいっぱいで2月の受診になりそうです。
それまで不安な状態でいるのは辛いので、こちらの掲示板に投稿させていただきました。

お忙しいところ申し訳ございませんが、何かアドバイスをいただけると助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 再検査を行なわないと解らない部分がありますが、全て乳腺のう胞ではないかと思います。但し、のう胞は稀に癌化するのでその点の判断が重要かと思います。

さっそくのご返信ありがとうございます。
もう少し質問をさせてください。

先日の検診結果は、先生がマンモグラフィーを見ながら説明をされていたのですが「この黒いものがのう胞になりますが、その後ろに白っぽい影があるので診てもらうように。」と言う事でした。この白っぽい影は「乳腺のう胞」の可能性があると言う事でしょうか?

また1年9ヶ月前に受診した際は「問題なし」でしたが、2年余りでこの白っぽい影の大きさまで癌になる事はあるのでしょうか?

いろいろお忙しいところ申し訳ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 その白い腫瘤が病変です。のう胞か腫瘍かは精密検査が必要です。
 2年も経過すれば乳癌でも不思議ではありません。1年以上検査を空けるのは危険と言う事です。何もない方がお受けになる乳がん検診がテレビなどの広告でも1年に1回を推奨されています。検診の賞味期限のような物で、これが命の保障期間と言う意味です。私はこの期間を守って乳がん検診や経過観察をお受けになる方だけが、命を大切に思って居られる方だと思います。これを守れない方は自己責任で放棄した方だと思います。現在、日本では18人に1人が乳癌の時代まで来ました。その確率は高い確率です。この掲示板をご覧になられている皆様にもう一度お考えになって欲しいと思います。
 昨年末から真面目に乳がん検診や経過観察をしていらっしゃっていたにも関わらず良性と他院(乳癌で有名な都内の病院も含め、全て乳腺科のある施設です。)で診断され、現在大きな乳癌とまで進行して当院で診断された方が連発しています。新年初日もこのような患者様でスタートです。私も怒りと落胆で年末年始を過さなければならい複雑な心境です。

ご回答ありがとうございました。

現状では、癌の可能性はあるということを踏まえたうえで、検査を受けないといけないようですね。

しかし専門の病院で良性と診断されていたにも拘らず、癌だったということがあるとなると、どこの病院で受けたらいいのか分からなくなってしまいました。
とても不安になります。

ご丁寧なお返事有難うございます。
 

肉芽腫性乳腺炎について

 初めて投稿させて頂きます。34歳、4歳の子どもがいます。
そちらで、病理診断のセカンドオピニオンを受けるべきか、迷っております。

 11月中旬、左胸に痛み感じ、大きなしこりができていることに気がつき、総合病院の外科を受診。触診、エコー、マンモ、分泌液細胞診の結果、「乳腺炎」と診断。抗生物質を1週間分投与され、経過観察となりました。
 1ヶ月後、しこりが再び痛み出し、赤みを帯びてきたので炎症性乳がんを疑い、隣県の乳腺専門クリニックを受診。触診、マンモ、エコーの段階で、「炎症性乳がんの疑いが強い」といわれ、細胞診等はまだでしたが、年末ということで、MRI、PETの検査を行いました。
 その後、細胞診の結果、「陰性」、組織診の結果、「慢性肉芽腫性乳腺炎と見做される。悪性所見はない」となりました。
MRIでは、炎症があり、病理検査等の情報がなかったため、
「左胸乳がん」との結果がでました。(MRI検査機関への問い合わせの結果、もし、病理検査の情報があれば、炎症の所見で良いということです。)
 主治医の先生の治療方針は、、「良性のものである以上、手術はできない」「投薬治療をし、3ヶ月程度の間隔で経過観察していく」です。(尚、組織は十分取れているそうです。)

 現在、しこりは4〜5cmあります。良性のものとはいえ、胸にこのまま大きなしこりを抱えて生活をする不安もあります。しこりが大きいため、病理検査の誤差も少ないのではないかとも思えますが、やはり病理検査のセカンドオピニオンを受けるべきでしょうか?

 長文になりまして、申し訳ございません。
宜しくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 これは乳腺炎に伴う慢性的な乳腺の肉芽で、腫瘍等の病気ではなりません。最初から炎症性乳がんを疑う内容とは思えません。当然、病理検査のセカンドオピニオン等は不要です。

お忙しい中、早速のお返事ありがとうございました。

かなり早い段階で、乳がんではないかといわれていたため、病理の検査でシロと出ても、ずっとすっきりしない気持ちでしたが、病理検査のセカンドオピニオンが必要ないということで安心致しました。

もうひとつお尋ねしたいことがあります。
肉芽腫性乳腺炎の場合、このまま肉芽が小さくならなくてもそのままにしておいて問題はないのでしょうか?また、過去の記事を読むと、明らかに悪性のものでない限り、経過観察は半年ごとでよいとありましたが、肉芽腫性乳腺炎の場合もその程度の間隔の検査でよいのでしょうか?

 御丁寧なお返事有難うございます。
 乳腺炎ですので、所見がなくなれば経過は見ません。肉芽腫性乳腺炎は完治するまで、ステロイド内服治療が必要です。長期に治療は要すると思います。また、再発した場合は乳腺切除となります。
 癌などの悪性病変とは全く無関係ですが、この感染症は色々大変かもしれません。原因は人為的な事です。

富永先生、お答えいただきましてありがとうございました。

大変参考になりました。

今回、乳腺の病気になったことで、過去の記事もさかのぼってほとんど読ませていただき本当に勉強になりました。
私のような地方に在住している者にとって、このような場があることはとてもありがたいことです。有難うございました。

御丁寧なお返事有難うございます。