肉芽腫性乳腺炎について
ご投稿有難うございます。
これは乳腺炎に伴う慢性的な乳腺の肉芽で、腫瘍等の病気ではなりません。最初から炎症性乳がんを疑う内容とは思えません。当然、病理検査のセカンドオピニオン等は不要です。
お忙しい中、早速のお返事ありがとうございました。
かなり早い段階で、乳がんではないかといわれていたため、病理の検査でシロと出ても、ずっとすっきりしない気持ちでしたが、病理検査のセカンドオピニオンが必要ないということで安心致しました。
もうひとつお尋ねしたいことがあります。
肉芽腫性乳腺炎の場合、このまま肉芽が小さくならなくてもそのままにしておいて問題はないのでしょうか?また、過去の記事を読むと、明らかに悪性のものでない限り、経過観察は半年ごとでよいとありましたが、肉芽腫性乳腺炎の場合もその程度の間隔の検査でよいのでしょうか?
御丁寧なお返事有難うございます。
乳腺炎ですので、所見がなくなれば経過は見ません。肉芽腫性乳腺炎は完治するまで、ステロイド内服治療が必要です。長期に治療は要すると思います。また、再発した場合は乳腺切除となります。
癌などの悪性病変とは全く無関係ですが、この感染症は色々大変かもしれません。原因は人為的な事です。
富永先生、お答えいただきましてありがとうございました。
大変参考になりました。
今回、乳腺の病気になったことで、過去の記事もさかのぼってほとんど読ませていただき本当に勉強になりました。
私のような地方に在住している者にとって、このような場があることはとてもありがたいことです。有難うございました。
御丁寧なお返事有難うございます。
初めて投稿させて頂きます。34歳、4歳の子どもがいます。
そちらで、病理診断のセカンドオピニオンを受けるべきか、迷っております。
11月中旬、左胸に痛み感じ、大きなしこりができていることに気がつき、総合病院の外科を受診。触診、エコー、マンモ、分泌液細胞診の結果、「乳腺炎」と診断。抗生物質を1週間分投与され、経過観察となりました。
1ヶ月後、しこりが再び痛み出し、赤みを帯びてきたので炎症性乳がんを疑い、隣県の乳腺専門クリニックを受診。触診、マンモ、エコーの段階で、「炎症性乳がんの疑いが強い」といわれ、細胞診等はまだでしたが、年末ということで、MRI、PETの検査を行いました。
その後、細胞診の結果、「陰性」、組織診の結果、「慢性肉芽腫性乳腺炎と見做される。悪性所見はない」となりました。
MRIでは、炎症があり、病理検査等の情報がなかったため、
「左胸乳がん」との結果がでました。(MRI検査機関への問い合わせの結果、もし、病理検査の情報があれば、炎症の所見で良いということです。)
主治医の先生の治療方針は、、「良性のものである以上、手術はできない」「投薬治療をし、3ヶ月程度の間隔で経過観察していく」です。(尚、組織は十分取れているそうです。)
現在、しこりは4〜5cmあります。良性のものとはいえ、胸にこのまま大きなしこりを抱えて生活をする不安もあります。しこりが大きいため、病理検査の誤差も少ないのではないかとも思えますが、やはり病理検査のセカンドオピニオンを受けるべきでしょうか?
長文になりまして、申し訳ございません。
宜しくお願いいたします。