BELUGA CLINIC ベルーガクリニック 乳腺外科
乳がんの発見数
新患数
J.POSHへの寄付金
BELUGA CLINIC ベルーガクリニック 乳腺外科

掲示板

  • 検索したいキーワードを入力し、「条件」「表示」を選択して「検索」ボタンを押して下さい。
  • キーワードは「半角スペース」で区切って複数指定することができます。
キーワード
検索条件
表示件数
乳ガン確定検査について。

はじめまして。アメリカ在住です。現在48歳で5年前に初出産をして、まだ閉経は来ていません。

12月に2年ぶりの触診でしこりを発見され、マンモグラフと超音波をしました。その結果がカテゴリー4Aでlow suspicion、右乳房12時で、6x7x8mmのheterogeneous hypoechoic mass ,This area of different from the surrounding breast tissue.とあり、

後日超音波ガイド下の14G針でコア生検しました。その結果、
the specimen consists of cores of white-tan tissue that range in length from 0.8to2.2cm.

DIAGNOSIS:
Fibrocystic changes,
Focal papillary change within apocrine metaplastic epithelium,
No evidence of atypical hyperplasia,in situ carcinoma or invasive malignancy.

COMMENT:
The papillary change identified in this biopsy is very focal, appears to occur in association with apocrine metaplasia within a cyst, and appears benign. The findings are not those of intraductal papilloma. There is no evidence of atypia or malignancy.

で良性だったのですが、たまたま生検のときにもうひとつあるみたいだと言われ、1か月後にまた超音波検査に行ったのですが、それは見間違いで新しいしこりはありませんでした、さらに一か月前に生検した箇所は6x7x8mmでまったく変化なし。しかし、やはり、massにみえるということで、組織診が画像診を十分に説明していない、いわゆる、discordanceのため、もっと検査が必要といわれ、放射線医師にワイヤーローカリゼーションの外科的生検をすすめられてます。
最初の生検をしたのは乳腺外科のドクターのアシスタントでした、こっちではプラクティショナーと言ってドクターと同じようなことをします。
乳腺外科医は、針がうまく細胞に命中してないこともあるが、レコードを見る限り、おそらく命中していると思う、しかし超音波画像と矛盾がある限りやはり外科的生検をすすめる、と。
アメリカ的なのか、そうするべきなのか、わかりませんが、全部腫瘍を取っってしまえば一番早いし、もう心配しなくてもいいみたいなのが、根拠になってる気がします。
私としては良性と診断されたものを、切り取るというのが、納得いきませんので、もう一度もっと太い針で生検できないか、と聞くと、12Gか11Gの針で vaccum assist core needle biopsyをやってもいいが、また結果が同じようになる可能性もあるし、concordance(画像診と組織診の矛盾がない)にならないかぎり、やは り、外科的生検をすすめられる。と言われました。

生検したときに、見せてもらった組織は2-3cmくらいの赤い絹糸そっくりで2本フォルマリンに浮いていました。これだけでは、サンプルエラーがあったかどうかはわからないでしょうか。こんな細いのかとびっくりしたんですが。。
それと1か月後に再度エコー検査をしたときに全くサイズが変化していないということは、組織を採取できていないということでしょうか?
エコーの画像は、真ん丸でくっきりマジックで塗りつぶしたように真っ黒でした。
いつもマンモの時にextremely denseと書かれますが、異常が見つかったことはこれまでありません。家族にも乳ガンはおりません。
私は、どうするべきなのでしょうか。このまま定期検査で様子を見るのか、vaccum assist core needle biopsyをするべきなのか、ワイヤーローカリゼーションの外科的生検をするべきなのか。
ちなみに私の胸は薄く簡単に肋骨に触れるのですが、そのちょうど乳首のすぐ上方にしこりがあって、指でグリグリ触ると痛いです。

 ご投稿有難うございます。
 経過を診るか、vaccum assist core needle biopsyを再度行ない診断が付かないなら外科生検を行なえば良いかと考えます。適切な選択肢は提示されているのでご自身で選択なさるのが良いでしょう。

お忙しい中、わざわざお返事を頂けて感謝しています。ありがとうございました。

以前何かのサイトで癌と確定する前での、腫瘍摘出手術では、もしそれが、癌だった場合に2回目の手術がむずかしくなるとか、あるいは、癌が散らばるなどというのを聞いたことがあったので、診断のための外科的生検に抵抗がありました。
がそれはどう思われますか?
また、もし、マンモトーム生検をする場合、しこりのサイズから、ちゃんと組織を採取するのはそれほど難しいものなのでしょうか?

どうかよろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 外科生検は最終手段です。マンモトームは数㎜程度の小さな病変を確実に簡単に採取し診断する為の検査です。エコーガイドならば2〜3分で終わります。

先生ほんとにありがとうございます。先生のところで、一回目のエコーガイド針生検をやって頂いていたら、ちゃんと診断がついていたんでしょうね。先生の言われるとうり、外科生検は最終手段とします。
では、経過を見る場合はどのくらいおきに検査をして、しこりの大きさや形の変化に気をつけていればいいのでしょうか、

そして変化があった場合にもやはり、まず、マンモトーム生検をやっ
て、最終的に外科生検というのが理想でしょうか。

ちなみに、マンモトームは乳房が小さい人には理想的ではないというのは、ほんとうでしょうか?

何度も申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 経過観察は拝見しないと判断が付きません。主治医に判断を委ねるべきです。
 マンモトーム生検で診断出来ない場合に外科生検の適応となります。
 マンモトーム生検でも使用する微細石灰化病変を検査するステレオガイド下のステレオ装置は小さい乳房は困難を要します。
 

先生、敏速なアドバイスをありがとうございました。
ほんとうに助かりました。
また、何かありましたら、相談させてください。
遠いアメリカから頼りにしております。

御丁寧なお返事有難うございます。

先生いろいろとアドバイスを頂きありがとうございました。4月にドクターの予約をいれ、先生のおっしゃったようにまず、超音波ガイド下のマンモトーム生検をやってみます。それで診断不可能であれば、外科的生検にすすもうと考えています。
そのときに不可解なことがあれば、また相談させてください。

ひとつ質問なんですが、掲示板に目を通していましたところ、
癌細胞が体にできてから、それが1cmになるまでに
通常7年かかるとありましたが、どういうことなのでしょうか?

ということは、私は2年前も4年前もこれまでマンモで異常がなかったということは、今回発見されたしこり、6x7x8mmのものは、癌ではないということになるのでしょうか?

おしえてください。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 7年掛かって1cmの癌が出来ると言う意味で、ある意味7年近く掛からないと画像上見えないと言う事です。つまり、1年に1回の画像診断による乳癌検診が需要である根拠です。
 この考えからは、あなたも癌の可能性が十分にあります。

脇の下のしこりについて

こんにちは。去年の6月末に投稿→針生検をしていただきましたまるといいます。結果は繊維線種ということで安心しました。
無事に第2子を2月末に出産しました。が、退院直前に右脇の下にしこりを見つけました。1cm程の痛みのないしこりです。出産した産婦人科の先生に診てもらいましたが、副乳ではなさそうだし、右乳房の繊維線種のことを伝えたら、一度乳腺外科に診てもらったほうがいいとのことでした。
富永先生からは、前回検査後に、授乳終了後にまた来院していただければいいのではと言われています。妊娠によってできたものなら問題ないかと思うのですが、不安のまま授乳終了まで検査を待つのも気がきではなく、またこちらに投稿させていただきました。
再度受診する必要があるようならば、できるだけ早くまた先生のところに伺いたいと思っております。近所である乳腺外科ですと筑波メディカルセンターや筑波大付属病院がありますが、後者は紹介がないと無理かと思います。どうしたらよいものでしょうか?お忙しいところ大変申し訳ありませんがよろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 特に問題はないかと考えますが、産科の指示があるのならばお電話でご予約の上お気軽に再診なさって下さい。

ありがとうございます。心配ないだろうとのことですが、やはり気になるので、近いうちに予約をとり受診しようと思います。その際はどうぞ宜しくお願いします。
また、保険適用になるのでしょうか?

ご丁寧なお返事有難うございます。前回の経過観察ですので保険診療となります。

こんにちは。たびたび申し訳ありません。
投稿させていただいてから1週間程経つのですが、しこりが小さくなってきました。
前回の乳がん検査から1年経過していますし、授乳中ということもあり今後1年間位検査をしないというのも不安が残る気もするのですが、経過観察ということですと、しこりが小さくなってきている現状では、診察もあまり意味がないものになってしまうのでしょうか?また、乳房全体を診ていただくと保険診療外ということになるのでしょうか?それも、授乳中ということで無意味なものになってしまうのか?質問ばかりでお忙しいところ申し訳ありません。
どうしたらよいか悩んでいます。アドバイスいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 一度、病気と診断されています。保険診療もその病変を診るためにいつも全体を確認しています。しこりが小さくなって来たなら病気ではありません。授乳の影響です。断乳後半年後で問題はないでしょう。心配ならその前にご来院下さい。尚、今後のこちらへのご投稿は掲示板利用規約をご確認の上お願い致します。

マンモグラフィーの検査について

いつもお世話になっております。
35歳です。

石灰化があることから年一回のマンモと半年に一回の
超音波検査を受けています。
近いうちに検査に行くのですが、今度はマンモと超音波を同じ日に予約しました。

しこりらしきものもずっと気になっていて、そこを重点的に見てもらえるように富永先生のアドバイス通り、乳房にマジックで印をつけて前回の超音波は検査しました。

さて今回はマンモもやるのですが、マンモの撮影時に
マジックで印をつけておいても影響ないでしょうか?
それとも乳房には何も印をつけておかにほうがいいでしょうか?

影響等お教えください。

 ご投稿有難うございます。
 マンモグラフィーもエコーも特に問題はございません。

マンモグラフィ

はじめまして、お世話になります。
先日検診として乳腺外科(のある病院)でマンモグラフィとエコーを撮りました。出産、授乳を終えて1年半ぶりの検診です。
マンモは2方向からで、撮り直しもあり6回ほど撮影したと思います。
1週間後の医師からの結果報告は、
1)マンモのフイルムをざっと見て「所見はないですねー」で終わり。
2)こちらから申し出た小さなしこりについて「何でもないけど心配ならエコーしてみる?」としてもらっていたので、これもプリント?された画像を「のう胞でしょうね、半年から1年後に来てください」とカルテに貼付けて終わり。
となんとも不満足なものでした。
読影(?)の認定を受けた医師でおられるようですが触診重視のようなお話でこちらからの質問にも「よっぽどのことがないとマンモは勧めない、放射能なんですよ」と切れられ不安をもらいに行ったようなものでした。
放射能なんですよ、と医師に言われれば当然こちらも怖くなりますが、このままおとなしく1年待つのも不安ですので貴院でお世話になりたいと思うのですが、マンモはどのくらい空ければ良いのですか?(あまり影響はないとかなりいろいろなところで目にするのですが、、それなら1日に6枚撮られたことの方が不安なのですが大丈夫でしょうか)

 ご投稿有難うございます。
 この医師は全く知識がないのでしょう。マンモグラフィーは放射線量が少なく、妊娠中でも撮影致します。ニューヨークに飛行機で行く片道に相当する自然被曝量と同じです。特に、マンモグラフィーは日を空けるなんどの注意事項はありませんのでご安心下さい。

富永先生、お忙しいなかありがとうございました。
すっきりしました。
早速予約を取りますのでよろしくお願いいたします。

御丁寧なお返事有難うございます。

何度も申し訳ありません。
私としては貴院できちんともう一度乳がん検診をしたいのですが、のう胞ありということで乳腺外科に予約をするべきでしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 当院をご理解頂いていないようですね。当院は乳腺外科です。乳腺外科外来をご予約下さい。
 また、当院の乳がん検診は乳腺外科が行う専門的な検診を行っています。

ありがとうございます。
理解しております。
私の書き方が悪かったようです。失礼いたしました。

ご丁寧なお返事有難うございます。

マンモ検査

こんにちは。宜しくお願いします。

8年前に、豊胸(シリコンバックを大胸筋の間に入れました。)をして、痛みもなく過ごしています。

年齢的にやはり乳がん検診を受けたいのですが、豊胸をしている人は、マンモ検査はバックが破裂したり、移動したりする可能性があると聞きましたが本当でしょうか?

バックがつぶれない様にマンモ検査は可能でしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 インプラントの豊胸は年数が経過した物は破裂の恐れがございます。撮影の方法では防げませんので、当院は提携クリニックで手術をされた方を中心に豊胸後の方は行なっています。これは、破裂した場合はその施設が即座に対応する約束が出来ているからです。提携クリニック方以外はご自身の責任でお願いしています。

ありがとうございます。

貴院でのエコー検査のみは、可能でしょうか?
是非おねがいしたいのですが?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 エコー検診も可能です。しかし、エコーのみの検診は基本的にお受けになる方が年数名程度で殆どいらっしゃいません。やはり、エコーだけでは足りないのも事実です。

腋の下の痛い塊

ご相談いたします。
48歳女性です。妊娠、出産経験ナシ。16043。
20代のはじめから ず~っと右腋の下にキョロキョロした
塊があり、それが生理の前になると痛み出し、
生理中は 触れるだけで痛く、つまんだりしよううものなら
飛び上がるほどの痛みです。
でも生理がおわると炎症が引くように塊も奥へとわからなくなるのです。
3年前、そして去年と2度マンモ検査を受けておりますが
異常なし。触診の時、先生にもみてもらったのですが
ホルモンの影響を受けて皮下の繊維が炎症をおこるのだといわれました。だんだん年齢とともにおさまってくるでしょうとのこと。
でもまだ心配です。腋の下のくぼみに乳腺症などは起こるのでしょうか?(乳腺症だとすると乳がんリスクは高くなると思ったほうがいいのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 腋には乳腺はありません。つまり、乳腺症は生じません。副乳があればその部位に乳腺はありますが、以前に指摘されていない事や皮下の問題を指摘されているので、皮膚科でご相談なさった方が賢明でしょう。

早々に的確なご回答ありがとうございました。
超・長年の不安が一気に解消されて
すっかり気が楽になりました。(丁度また痛み出したりしたもので)
これからも定期健診を受けて健康に留意したいと存じます。
本当にお世話になりました。

御丁寧なお返事有難うございます。

異型細胞

こんにちは。よろしくお願いします。

マンモグラフィで石灰化が見つかり、マンモトームを行いました。異型細胞が見られると言う事ですが、診断はおりていません。もう一度のマンモトームか、外科生検をするように言われています。

この掲示板で、病理診断がとても大事だと言う事が分かったのですが、このような診断が下りないような細胞でも、優れた専門家が見れば、良性、悪性、はっきり分かるものですか。それとも、どちらにも属さない中間的な細胞もありますか。(異常乳管過形成以外にも)

検査で何度も切られる事に抵抗を感じています。
ご教示いたいただけるとありがたいです。

 ご投稿有難うございます。
 微細石灰化病変でマンモトーム生検で診断が付かないような病理診断は単純にあなたの診断を行った病理医に問題があります。それは乳腺の診断が出来ない病理医です。このホームページには多数記載されているように、乳腺診断の8割は病理診断です。つまり、病理医に診断が出来なければ無駄に検査を行っただけです。既に、異型細胞があるならば適切に病変は採取出来ているのでしょう。つまり、この事から考えると本来の診断は非浸潤性乳管癌か異型乳管過形成(殆どない診断)となります。しかし、診断が付かないならば異型細胞が本当にあるのかも信憑性に欠けるようにも思われます。
 今後は採取した病変を再度正確に診断病理医に診断してもらうのが適切です。このような病変に外科生検は一部を切り裂くので癌が散らばる可能性がある事があります。また、マンモトームの再検は血腫があり、正確に行うには1カ月以上は空けないといけません。
 マンモトームは非浸潤癌の診断に利用され、微少病変に対する病理診断は能力がある病理医が診断しなければ誤診に繋がります。今後は、当院の病理診断を行う坂元吾偉先生のような病理医の病理セカンドオピニオンをお受けになれば、今回の問題は解決致します。

富永先生

迅速で、貴重な情報とご教示に感謝いたします。坂元先生へ確かな病理診断をお願いするつもりです。どうもありがとうございました。

ご丁寧なお返事有難うございます。