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胸のしこり

始めまして、36歳の二児の母です。乳癌について調べていたらこちらのクリニックのことを知り、是非受信をと思いましたが授乳中ということで半年後と言われました。
今年の3月頃に左胸内側に硬く触れる物があり、生理前になると更に張るような感じと痛みがあり心配で半年は待てないと思い立って近くの病院に受信しました。エコーとマンモグラフィーを行いエコーは問題ないがマンモ上、左乳頭付近に虫眼鏡で見ないと分からない位の石灰化のような物があると言われました。気になっていたしこりは乳腺だから問題ないと・・・しかしマンモグラフィーをしたら更に痛くなり、このぐりぐりは本当に大丈夫なのかといまだ心配です。更に乳頭付近の石灰化と言われたこと!様子見てもいいがMRIをした方が確定診断出来ると言われ、後日某病院に受信する予定です。本当にMRIで分かる物なのでしょうか?長くなりましたがお返事いただけると助かります。

 ご投稿有難うございます。
 授乳中にマンモグラフィーを撮影すれば、ミルクの残存が石灰化のように写ります。特に乳頭付近にこのようなミルクの画像が見られます。このように、この時期に明らかな癌を疑う所見がない方には検査が正確性に欠けるので検診の効果は半減するのです。妊娠前に検診をお受けになっていれば、全てが解決したのでしょう。また、このような方に対する経験の少ない医師は、逆に医師自身が不安な為に無駄な検査を進めていきます。今後は、明らかな検査は結果を得られず、検査費用の増加と時間の浪費で泥沼化する例が多いと思います。最悪は全ての検査で判断が付かないので最終的に切開して確認しないと解らないと言われる場合もあります。通常はこのような所見は半年後位に再検査をして変化を見るのが一般的です。
 少し例は違いますが、今日病理セカンドオピニオンをお受けになった方は乳癌術後で切除病変の断端に乳癌がないかの確認為に病理セカンドオピニオンされましたが、結果は乳癌はなく、良性病変すら認めず全て正常乳腺と言う結果でした。一般の方は驚かれますが、これは良くある話で、乳腺業界の裏事情なのです。病理セカンドオピニオンの重要性が認知されていないとこの患者様がおっしゃていた事が印象的でした。
 尚、通常時でも微細石灰化の検査の為にMRIを行っても診断率は約38%しかありません。通常時は、癌を疑う微細石灰化はステレオガイド下マンモトーム生検を行い病理診断を行います。

ご丁寧な回答ありがとうございました。ミルクの残存でも石灰化に写る可能性もあると伺って少しホッとしました!焦らないで半年後にそちらで受信した方が良かったかと・・・そして、乳腺業界の裏事情を知り病院を選ぶ難しさを痛感致しました。
MRIを薦められたと先日話しましたが、受信した病院のMRIは性能が悪いとのことで某大学病院に紹介状を書くのでそちらに受信をと言われ、受信して来ました。MRIでは診断に欠けるとの指摘だったので、迷ったんですが紹介状も頂いていた後ですし、このまま泥沼化したらとも思いましたが行って来ました。
大学病院の先生からはマンモグラフィーを見たところ、確かに微細石灰化の所見があるけどそんなに心配しなくても大丈夫だと思うとの事。しかし、通常はないものなので、乳腺をマンモグラフィーとは違った角度から乳線を撮る特殊なMRIだからとの説明で今度MRI造影を受ける予定です。乳腺を撮る特殊なMRIってどんなものなのか分かりませんがMRIを行っておいた方が安心だからとの説明でしたので・・・通常の病院にはないらしいんですが、特殊なMRIってあるんですかね?

 御丁寧なお返事有難うございます。
 特殊なMRIではなく、乳腺をい診断出来るクラスのMRIです。大学病院以外にも多数あります。問題は、MRIは撮影できても診断能力に差があり、本当に診断が出来る能力がその大学病院にあるかが大切です。この大学病院の乳腺外科医の説明からすると、その医師はあまり優秀とは言えません。

早速のお返事ありがとうございました。そうですか〜初めて行った病院なんですが、結構大きな病院だし週一で行っている病院と違って実績もあるかと思いましたが、限らないんですね・・・これに費やした時間と労力を考えるとちょっとショックです。取りあえずMRIの予約をして来ちゃいましたし・・・これでも更に生検など薦めるようならお断りして半年後、そちらに受信させて頂くかもしれません。その時は宜しくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 大学病院等の大きな施設は医師の修行の場でもあります。その点も考え受診される必要はございます。

線維線腫

昨年の乳がん検診で線維線種の疑いと言われて今月の初めに別の病院で触診とマンモグラフィーを行い異常なしと言われたのですがエコーで4ミリの影がみえるというので針を刺して調べました。悪性ではないと言われてやはり線維線種と言われたのですが4ミリと小さいので針がうまく刺さってないかもしれない100%とは言えないというのです。経過をみて2か月か3か月後にまた検査をしましょうと言われたのですが大丈夫でしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 4㎜程度の物ならば、癌でも数か月では変化致しません。特に問題ないでしょう。但し、針が刺さっていないようでは意味がありません。確実に検査を行える医師に次は検査をしてもらうのが重要です。

御回答有難うございました。
患部が小さいと針は確実に刺さらないのでしょうか?
他へ行っても同じなのでしょうか?やはり数か月待ったほうがいいのでしょうか?
たびたびお聞きしてすみません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 確実に刺さらないと言ったのはあなたの主治医です。高い技術があれば、簡単に細胞診は行える範囲の病変です。今までの経過からすると待っても問題はないかと思います。

皮下乳腺全摘出後の検査

先日は非浸潤癌の手術後のホルモン治療の回答ありがとうございました。

まだ迷っていますが主治医と相談して決めようと思います。

もうひとつ気がかりなことがございまして、皮下乳腺全摘手術を受けたほうの術後の検診ですが主治医は何もしなくてもよいと言っていますが乳頭を残しているので少々心配です。
本当になにも検査をしなくてもいいのでしょうか。

たびたび質問して申し訳ないです
よろしくお願いいたします

 ご投稿有難うございます。
 乳腺全摘出なので、検査の方法がありません。検査をなくて良いのではなく、検査が出来ないので、局所再発の場合は腫瘍等が表れ明確となります。つまり、触診程度で良いという事です。
 

タモキシフェン服用について

イギリスで2年半前に左胸全摘出、抗がん剤12回の後、タモキシフェン5年服用の選択をしました。
半年服用しましたが、ホットフラッシュ、プチ鬱、背中痛が嫌で、約1年服用を中止しました。
でもやはり再発・転移が怖いのでまた再開しました。半年になります。

タモキシフェンを服用しているせいかどうか、わかりませんが子宮にポリープができ、良性でしたが、切除しました。
最近右背中に激痛が走り、病院で血液検査を受け、「エコノミークラス症候群」の可能性あり、とのことで、肺CTなど検査しました。
血流を良くする注射などもされ、その結果、血栓が無くなったのか、治療の必要なし、との事でした。

タモキシフェンの副作用に「ポリープ」「血栓症」があると、ネットに書いてありました。
いままでこんな事はありませんでした。
「血栓症」は特に恐ろしいです。
このままタモキシフェンを服用していてもいいものなのでしょうか?
主治医とはなかなか会うのは難しく、相談出来ません。
血栓症疑いの時の対応ドクターやナースはタモキシフェンとの関連を重要視していません。

更年期障害の副作用の緩和と、血流を良くするために、ビタミンE(含有量400IU)を購入したのですが、
ビタミンEはタモキシフェンと同時に服用しないほうがいいのでしょうか?
ビタミンEは女性ホルモンを活性化させると書いてありましたが・・・

このままタモキシフェンを服用していたら、血栓症になってしまうのでは? 不安です。
お忙しいところ、申し訳ありません。よろしくお願い致します。

 ご投稿ありがとうございます。
 タモキシフェンに副作用は、子宮癌・血栓症がありますが、非常に少ない副作用です。今回は両方とも明らかではないようです。特に様子を見ながら内服を継続すれば問題ないでしょう。詳細を理解している主治医と再度相談されると良いかと思います。また、ビタミンEの内服は問題はございません。

早々に回答頂きましてありがとうございました。
イギリスではなかなか主治医にあえず、検診も年1回のため、相談も出来ません。

ネットでみるとビタミンEは「女性ホルモンを促進する」とありましたが、タモキシフェンは女性ホルモンを押さえる薬ですよね?同時に服用しても大丈夫なんですか?

ちなみに「納豆」はどうでしょうか?タモキシフェンに影響しますか?

ビタミンEサプリメント(含有量400IU)を飲んで、納豆を食べたところ、動悸が激しくなり、体がだるくなりました。怖くて今は両方ともやめています。ビタミンEと納豆は合わないのでしょうか?
それともタモキシフェンも関連しているのでしょうか?

なんだかくだらない質問ですみません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 ビタミンEが女性ホルモンを促進というのは良く解りません。同時に服用する事は問題ありません。
 納豆とビタミンEの関連性はございません。他に何か原因があるかも知れません。医師と相談なさって下さい。

抗癌剤治療の投薬量について

はじめまして。少し長くなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
2007年1月に左乳癌が見つかり同月にA病院にて温存手術及びセンチネルリンパ節生検施行、ER(±)PR(−)Her2(0)で術後療法はEC療法4回終了後、放射線療法、TAM+リュープリン施行していましたが、2008年1月に大胸筋と小胸筋の間のリンパ節に再発、右肺転移が見つかりました。A病院では手術不可能と言われたので、同年2月にB病院へ転院。ゼローダ朝夕各5錠とエンドキサン朝夕1錠の投薬治療を続けましたが、副作用がひどくゼローダを3錠に減らしました。大きさが小さくなったので、7月にリンパ節を手術、摘出いたしました。同じく9月に肺(ガン細胞が散らばってなく一つだったので)の手術もいたしました。術後も約3年投薬を続けると言われ、現在も続行していますが、副作用で寝込みがちのため、量を再び減らしてもらえないか主治医に相談しても相手にしてくれません。自分で飲む量を勝手に減らすことも出来ず困っています。現在のままでは質が良い生活を送っているとは言いづらく、また生活保護の身の上なので経済的にも余裕が無く、先生のご意見を伺えたらと思い、思い切って投稿いたしました。
お忙しく、またお疲れのところ、大変恐縮ですがどうぞよろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。掲示板利用規約に従いこちらでのご回答は出来かねます。セカンドオピニオン外来を受診頂ければ、ご相談可能です。
 

お忙しいところすみませんでした。セカンドオピニオン、検討させていただきます。

ご丁寧なお返事有難うございます。

サプリメントの動物性脂肪について

昨年12月に右の非浸潤性乳がんと診断を頂いた者です。紹介して頂いた都内病院で1月に手術、その後の病理結果により放射線治療のみで良いでしょうとのことで4月下旬に無事、治療を終えました。入院中、治療中また現在も体調は良く、術前と変わりなく生活しております。乳がんについてほとんど知識も無く、40歳を過ぎたからと思い何となく軽い気持ちで受けた検診でしたが、富永先生に診て頂いて本当に良かったと感謝しております。いろいろ調べるうちに早期発見がいかに大事か、身にしみて分かりました。本当にありがとうございました。
さて、富永先生のアドバイスを守り、お肉、乳製品をほとんど取らなくなったところ、コレステロールが大幅に下がり、体重も5キロ減りました。私はいろいろなサプリメントを取ることが多いのですが、豚由来プラセンタの脂肪は乳がんになるリスクを高めるということに関係しますでしょうか。以前にプラセンタサプリメントを取っていました。今は取っていません。
お忙しい中、申し訳ございません。どうぞよろしくお願い致します。

 当院をご利用頂き有難うございます。また、ご丁寧な経過報告有難うございます。順調で安心致しました。このようなご報告は少しでも患者様のお役立ち出来た証かと想像でき嬉しく思います。また、非浸潤癌で乳癌を発見出来るのも乳がん検診の唯一の功績ですが、検診をお受けになっても正確な診断を行わないと非浸潤癌は発見出来ません。当院は非浸潤癌の発見率が高い施設です。つまり、極早期で発見出来、治癒可能の癌で発見出来き、短期間の治療で終わります。
 豚由来は動物性脂肪になるかと考えます。食事からの摂取と違いサプリメントは基本的に疑似物質です。例えば、食物から摂取するイソフラボンは乳癌抑制効果がありますが、サプリメントから摂取するイソフラボンは発癌性があると言われています。基本的にサプリメントはお勧め致しません。
 また、術後の体重増加の3人に1人は再発するとも言われています。現状の体重減少は決して悪い事とは言えません。当院に術後にご来院頂いている方には体重には結構煩いのもこのような理由によります。

遅い時間にもかかわらず、早速のお返事をありがとうございました。感激です!
サプリメントに関する先生のお話しがよく理解できました。最近の私はヴィーガンフーズにはまっております。
月並みですが、これからも食事に気をつけて体を大事にしていきたいと思います。
またお聞きする事があるかと思いますが、どうか宜しくお願い致します。ありがとうござました。

ご丁寧なお返事有難うございます。

妊娠と脇の下のしこりについて

多発性のう胞により、そちらで半年に一度の経過観察を診て頂いております。

前回の診察は12月でした。
その後2月に妊娠が発覚し、今週5ヶ月に入ったところです。

妊娠3ヶ月頃から胸が大きくなってきたのですが、それに伴い左脇の下に、触ると痛いしこりというか、腫れができました。(しこりとして触れるというより掴める大きさの組織の塊という感触)
胸の張りの痛みがピークの時に、この腫れも痛みが強かったです。

心配なので一度診察して頂こうと思ったのですが、
・妊娠に伴い脇の下が腫れることがあるというコメントをこちらの掲示板で発見できたこと
・前回の診察から、4ヶ月しか経っていなかったこと
・3ヶ月から切迫流産で自宅絶対安静になってしまったこと
もあり、診察予約は取りませんでした。

今月からいわゆる安定期に入ったこともあり、体調も良いので、診察予約を取りたいのですが、実はまだ医者には安静を指示されています。

しかし、妊娠中は乳がんの進行が早い事も気になりますし、これ以上後だとますます乳腺が発達して診て頂きづらくなるのでは・・・という心配もあります。


伺いたいのは、
上記のような状態で、私は一日でも早く診察を受けたほうがいいのでしょうか。
医者が安静を解くまで待っても大丈夫でしょうか。
その場合、「万が一安静が解けなくてもできればいつまでに受診して欲しい」という事はありますでしょうか。


安静にしなければ、という気持ちと、不安を早く払拭したいという気持ちの間で揺れております。

お忙しいところ申し訳ありません。
宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 腋の腫れは乳癌とは無関係です。また、妊娠により多くの方に見られる変化です。特に、異常ではございませんので、再診は不要です。もしご心配なら産科の先生に一度お聞きになるとご安心頂けると思います。経過観察の為の受診も断乳後半年後からでも結構です。

このような遅い時間に素早くご返答頂き、本当に感謝です。
また、乳がんとは無関係ということで、かなり安心しました。

経過観察は断乳後でも、との事でしたが、それですと前回の12月の診察から1年以上経ってしまいますので、できれば出産前に一度診て頂ければ、安心です。

いずれにいろ、安静が解けてから予約させて頂こうと思います。
お陰様でストレスなく安静に専念できます。

富永先生とこの掲示板にはいつも助けられています。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

ご丁寧なお返事有難うございます。