胸のしこり
ご投稿有難うございます。
授乳中にマンモグラフィーを撮影すれば、ミルクの残存が石灰化のように写ります。特に乳頭付近にこのようなミルクの画像が見られます。このように、この時期に明らかな癌を疑う所見がない方には検査が正確性に欠けるので検診の効果は半減するのです。妊娠前に検診をお受けになっていれば、全てが解決したのでしょう。また、このような方に対する経験の少ない医師は、逆に医師自身が不安な為に無駄な検査を進めていきます。今後は、明らかな検査は結果を得られず、検査費用の増加と時間の浪費で泥沼化する例が多いと思います。最悪は全ての検査で判断が付かないので最終的に切開して確認しないと解らないと言われる場合もあります。通常はこのような所見は半年後位に再検査をして変化を見るのが一般的です。
少し例は違いますが、今日病理セカンドオピニオンをお受けになった方は乳癌術後で切除病変の断端に乳癌がないかの確認為に病理セカンドオピニオンされましたが、結果は乳癌はなく、良性病変すら認めず全て正常乳腺と言う結果でした。一般の方は驚かれますが、これは良くある話で、乳腺業界の裏事情なのです。病理セカンドオピニオンの重要性が認知されていないとこの患者様がおっしゃていた事が印象的でした。
尚、通常時でも微細石灰化の検査の為にMRIを行っても診断率は約38%しかありません。通常時は、癌を疑う微細石灰化はステレオガイド下マンモトーム生検を行い病理診断を行います。
ご丁寧な回答ありがとうございました。ミルクの残存でも石灰化に写る可能性もあると伺って少しホッとしました!焦らないで半年後にそちらで受信した方が良かったかと・・・そして、乳腺業界の裏事情を知り病院を選ぶ難しさを痛感致しました。
MRIを薦められたと先日話しましたが、受信した病院のMRIは性能が悪いとのことで某大学病院に紹介状を書くのでそちらに受信をと言われ、受信して来ました。MRIでは診断に欠けるとの指摘だったので、迷ったんですが紹介状も頂いていた後ですし、このまま泥沼化したらとも思いましたが行って来ました。
大学病院の先生からはマンモグラフィーを見たところ、確かに微細石灰化の所見があるけどそんなに心配しなくても大丈夫だと思うとの事。しかし、通常はないものなので、乳腺をマンモグラフィーとは違った角度から乳線を撮る特殊なMRIだからとの説明で今度MRI造影を受ける予定です。乳腺を撮る特殊なMRIってどんなものなのか分かりませんがMRIを行っておいた方が安心だからとの説明でしたので・・・通常の病院にはないらしいんですが、特殊なMRIってあるんですかね?
御丁寧なお返事有難うございます。
特殊なMRIではなく、乳腺をい診断出来るクラスのMRIです。大学病院以外にも多数あります。問題は、MRIは撮影できても診断能力に差があり、本当に診断が出来る能力がその大学病院にあるかが大切です。この大学病院の乳腺外科医の説明からすると、その医師はあまり優秀とは言えません。
早速のお返事ありがとうございました。そうですか〜初めて行った病院なんですが、結構大きな病院だし週一で行っている病院と違って実績もあるかと思いましたが、限らないんですね・・・これに費やした時間と労力を考えるとちょっとショックです。取りあえずMRIの予約をして来ちゃいましたし・・・これでも更に生検など薦めるようならお断りして半年後、そちらに受信させて頂くかもしれません。その時は宜しくお願いいたします。
ご丁寧なお返事有難うございます。
大学病院等の大きな施設は医師の修行の場でもあります。その点も考え受診される必要はございます。
始めまして、36歳の二児の母です。乳癌について調べていたらこちらのクリニックのことを知り、是非受信をと思いましたが授乳中ということで半年後と言われました。
今年の3月頃に左胸内側に硬く触れる物があり、生理前になると更に張るような感じと痛みがあり心配で半年は待てないと思い立って近くの病院に受信しました。エコーとマンモグラフィーを行いエコーは問題ないがマンモ上、左乳頭付近に虫眼鏡で見ないと分からない位の石灰化のような物があると言われました。気になっていたしこりは乳腺だから問題ないと・・・しかしマンモグラフィーをしたら更に痛くなり、このぐりぐりは本当に大丈夫なのかといまだ心配です。更に乳頭付近の石灰化と言われたこと!様子見てもいいがMRIをした方が確定診断出来ると言われ、後日某病院に受信する予定です。本当にMRIで分かる物なのでしょうか?長くなりましたがお返事いただけると助かります。