しこりが小さく
ご投稿有難うございます。
(1)ありません。
(2)癌でなければ、色々な良性腫瘍やのう胞等を疑います。
(3)あります。
(4)絶対手術はお勧め致しません。まずは、細胞診ではなく、針生検等の組織診断を施行すべきです。その結果で方針を決定するべきです。手術を強引に勧めるのに不信感を感じます。今回の物は良性疾患のような気がします。特に、3㎝の乳癌の場合、術前の抗癌剤投与等も考慮すべきものです。組織診断を行って手術先行か薬物先行か通常決定しても良い病変です。細胞診のみで手術する理由もありません。classⅤでも組織診で乳管内乳頭腫と言う良性腫瘍と言うケースもあります。実際、当院でもありました。再度、細胞診を見直したら癌とは言えないと言う結論でした。また、全身検査で3㎝の進行癌に対してリンパ節転移もなり事も不思議です。安易に転移がない事で不思議さも増す事をお忘れなく。
常識的には、現在の施設は辞めるのが得策です。もし癌でも手術を急ぐ必要性はありません。このような時こそ、冷静に判断する時です。もしこの医療機関で治療を行うならば、手術で乳癌ではない場合の補償まで話され、手術をされるべき問題です。また、手術後乳癌と言われた場合は、病理セカンドオピニオンを必ず行う必要もあります。実際、世の中で乳癌の手術をされた中には良性の方が何%存在致します。しかし、本人も手術した医師もそれを癌だと信じているケースは全体の何%かあります。特に、関西方面の病理診断は注意して下さい。
一度、リボンロゼ田中完児乳腺クリニックにご相談される事をお勧め致します。こちらは、当院と同様に御希望により坂元記念クリニックでの病理診断が可能です。
お忙しい中、お時間を割いてお返事頂き、ありがとうございました。
関西の病理医についてですが、どういう問題があるのですか?
主治医の病院では(HPによると)常勤の病理医は1名しかいませんが、そういう人手不足等の問題でしょか。
参考にさせていただきます。
ご丁寧なお返事有難うございます。
乳腺病理は非常に難しく乳腺専門の病理医は日本でも一握りしか居りません。また、関東に集中しております。乳腺疾患専門の病理医が関西には居りません。病理診断の信憑性は低い地帯と考えます。この病理診断の正確性がずっと日本中で問題となっております。病理医が居ない施設で、当院が病理診断を依頼する坂元記念クリニックに依頼されている施設のみ安全とお考え下さい。
乳腺疾患は乳腺外科医が優秀でも病理診断が間違いていては誤診や治療ミスとなります。乳腺疾患では病理診断が全てと言っても過言ではないのです。当院で病理セカンドオピニオンをお受けになった方でその施設の診断が正しかったのは1人しか過去いらっしゃいません。乳癌で手術された方も全て良性でした。
当院も地方から患者様が来院される理由は、正確な診断を求めていらっしゃいます。このホームページ内には病理について多く記載しているのはこのような意味があるのです。これをご理解して当院にご来院頂く、意識の高い知識のある方が当院の患者様だと自負しております。自宅から近いから当院を受診される方よりも自宅から遠くても当院を選択してご来院される方が多いと思われます。
初めまして、突然の質問お許し下さい。
60代半ばの母親が乳がんと7月末に診断され、手術が明後日に控えているのですが、しこりの大きさが、なぜか徐々に小さくなっています。
抗癌剤も使ってませんし、民間療法も信じてないので、もちろんやってません。
初診のときにはゴロゴロと大きなしこりで、医師に3cmのしこりと言われました。家族が触ってもすぐわかる大きさでした。
それが今では、触ってもどこか判りにくい程に小さいのです。主治医と会えないので別の病院に意見を求めましたが「ガンのしこりは小さくならない」と言われるだけでした。でも確かに小さくなってるのです。
主治医は総合病院の乳腺専門医です。マンモ、MRI,CTでは転移はなさそうとの事した。
生検は細胞診(穿刺)までしかしてません。組織診を御願いしましたが、手術予定日まで日にちが無いから手術するしかない、と言われました。
細胞診のクラスは聞けませんでした。総合的にガンと思うといわれましたが、
「まれに、細胞診までで手術して、後でガンではなかった、という事が有るみたいですが」と聞くと、「そういうことはあるでしょうね」といわれ本人も不安になってます。
1)ガンのしこりが小さくなる理由は何が考えられますか。
2)ガンではない場合、なにが疑われますか。
3)乳腺のう胞は、中を吸うと小さくなると見ましたが、穿刺吸引で小さくなった、という可能性はありますか。
4)このまま手術していいのでしょうか。今後どうすればいいかアドバイスを御願いします。(最重要)
長文で申し訳ありません。可能でしたらご回答御願いします。