外科的生検について
ご投稿有難うございます。
外科生検の適応は、針を使った検査を行い病理組織診断にて診断困難との判定が出た場合だと日本乳癌学会で推奨しています。乳管などを摘出するような病変は第一選択として外科生検を施行事もあります。8㎜もある病変ですので、まずは吸引細胞診か針生検を行うかしこりの一部に癌を疑うならばエコーガイド下マンモトーム生検を行うのが標準的検査だと考えます。授乳後と言う事もあり、この病変の乳癌の確率は限りなく低く、マンモトーム検査が可能な病院に転院するのが得策かと思います。
尚、手術が必要になった場合、手術施設では再度細胞診や組織診を行う為の針の検査や外科生検は行いません。再度行う事は癌細胞を散らばす事になり、また、必要な病変が採取されている可能性もあります。この採取した組織から判断して手術を行います。つまり、精密検査は最も得意とする施設で行うのが重要です。手術を得意とする病院が精密検査を得意としていると勘違いされる方が多いですが、これも間違いです。手術を得意とする乳癌専門施設は、既に診断が付いた乳癌の方を手術するので、実は検査は得意とする所は少ないのです。手術を得意とする病院の乳腺外科医が診断には自身がないと言う言葉を良く聞きます。
早速のお返事ありがとうございました。
先生のお言葉で気持ちがすっきりしました。今回検査したのが乳がん学会認定の病院だったこともあり、検査方法を疑うのもどうかと思っていたので、先生にご相談して良かったです。納得いく説明をしてくれ、検査が得意な病院に行きたいと思いました。とはいえ、検査の得意な病院を判断するための情報がなく・・多くの病院が、先生のクリニックのように何が得意な病院なのかを公表していると良いのですが。
病院選びはなかなか難しいです。
この度は本当にありがとうございました。
御丁寧なお返事有難うございます。
学会認定施設は学会が乳腺医療専門機関と言う保障した施設と言う意味ではありません。専門医などの更新の為に医師が手術した件数のをカウントできる施設と言う意味です。お間違えのないようになさって下さい。
はじめまして。よろしくお願いいたします。
8月に自己診断にてしこりをみつけ病院に行きました。マンモには何もうつらず、超音波にてしこりは8ミリであるといわれました。その後MRI(造影)の結果、しこりの外周が輪のようにうつしだされているものの、判断はつかないとのこと。輪の部分はとても薄く針生検ではきちんと細胞が採取できるかわからないので、外科的生検を行いしこり全てを取ると言われました。
症状によってどの検査が有効であるのか変ってくるとは思いますが、MRIのすぐ後の検査が外科生検ということもあるのでしょうか?乳がんの検査について簡単にですが調べたところ、一般的ではないように思われるのですが・・・。
また、もしガンとの診断で手術が必要になった場合、私には2歳になる子供がいますので、他県にある実家に子供を預け、以前持病の通院や出産をした実家近くの大学病院に転院したいと思っております。転院すると、検査のやり直しが伴うと思うのですが、外科的生検と手術が違う病院になるということを、先生はどのようにお考えになりますか?
お忙しいところ申し訳ございません。ご回答いただければ幸いです。長文失礼いたしました。