MRIによる再検査について
ご投稿有難うございます。
マンモグラフィーにて構築の乱れが見られる場合、悪性の場合は多くは進行癌になります。つまり、エコー検査で明確になる乳癌です。エコー検査で明らかな乳癌の場合は広がりを確認する為にMRIを行う事はあります。構築の乱れは乳腺の形が崩れて来た状態に見える所見です。乳癌が進行し、周囲に広がり中心部に引連れ硬くなった状態です。また、酷い乳腺症に合併した乳癌にもこの所見が認められる場合があります。乳腺症で乳腺が硬結を生じている時にマンモグラフィーに構築の乱れで乳癌が写る事があります。この場合は、乳腺エコーで構築の乱れを生じ、明確な腫瘍がない場合にはMRIで病変がないかを確認するには有効かと考えます。
但し、マンモグラフィーで構築の乱れを以外と診断出来ない医師が多いと思います。おそらく今回は異常はないマンモグラフィーの画像で、それを過剰診断されたかと考えます。乳腺炎の問題とは無関係です。
尚、MRIでの良悪性の診断は危険です。当院での先週乳癌を告知した悲惨な実例を上げると、20歳の時に微細石灰化の集族を指摘され、N医科大武蔵小杉病院で経過観察となり、22歳の時に同病院でMRIを受け良性と診断され経過観察不要となり、その後妊娠出産を経て1歳8か月のお子様を連れ、半年前からしこりが出来大きくなり乳房の変形を認め当院来院され、進行した乳癌で腋窩リンパ節転移も認めました。つまり、MRIを撮影した時は非浸潤性乳管癌で非常に初期の乳癌であったが、出産や授乳を経る事により凄く早く進行した事になります。責めてMRI後も経過観察を指示されれば、このような事にはならなかったのではないかと悔まれます。このような例は特殊な例ではございません。日常茶飯事の事です。MRI検査は簡単に行え、患者様の苦痛もないので、最近精密検査に安易に検査する施設が増えましたが、やはりこの検査は参考程度の検査にすべきものだと思えます。
早速のお返事ありがとうございます。
担当の先生は画像診断中も首をかしげながら「大丈夫だと思うけど…この辺が怪しいし…MRI撮っときましょうか」ということをおっしゃっていて、ますます不安が募ったしだいです。
4日後にMRIの結果が出るのですが、不安がぬぐえない可能性もあるので1度貴院で検診を受けさせていただきたいと思います。
親切なご回答感謝します。
ご丁寧なお返事有難うございます。
いつもHP拝見させていただいています。初めて投稿させていただきました。7月に市の乳がん検診で視触診異常なしマンモでFAD要精密検査となり、近所の総合病院乳腺外科の再検査でエコーは異常なしだったのですが先生がマンモの画像が気になるとのことでMRIを勧められました。どうやら“構築の乱れ”疑いのようなのですが(乳腺が曲がっているように見えるところがありました)、構築の乱れはエコーで異常として出てこないものなのでしょうか?10年ほど前の授乳時、そのあたりが乳腺炎でパンパンに腫れたことがあるのですが、なにか影響は考えられますか?お忙しいところ恐縮ですがご回答お待ちしております。
なお、この病院はとても混んでいるようで各検査まで3週間〜1ヶ月はあたりまえになっているようです。もしMRIで異常なしの診断がおりなければまた何週間か後に違う検査になると思うと憂うつになります。あまり長くかかるようであれば是非貴院で診ていただきたいとも考えています。