早期とは
ご投稿有難うございます。
乳がんのダブリングタイムは、だいたい100日です。100日に1回分裂していきます。ダブリングタイムとは、1個の癌細胞が2個、4個、8個、と倍になって行く時間を示します。これから計算すると、1mmになるのに約5年、触知可能となる1cmになるまでには、約8年近くかかります。進行癌になるには相当の時間が必要です。早期癌は2㎝以下で転移のないものです。
半年後に早期癌が転移を起こす事は殆どないことになり、生存率に変わりはありません。人気のある病院に行くと3〜6か月後に手術となるのが通常です。それでも生存率は同じだからです。また、乳がん検診を1年に1回と言う理由も同じです。自治体検診が2年に1回もこのような理由によります。つまり、早期発見が生存率に大きく変わるのです。これが進行癌だと話が変わるのは、癌細胞が多数あるから細胞分裂が多数あるから進行が進むのです。
尚、早期発見は大切ですが、早期手術が大切というのはありません。無駄な手術待ちは意味がありませんが、診断されてからは焦らず適切な治療を行うのが、生存率が上がります。だから、この掲示板でもいつも乳癌と言われたら、焦らず慎重にすることを促すのです。
既に、乳癌と診断されておられるならば、それぞれ乳癌の性質により変わります。ご相談は主治医にされる方が賢明です。
大変よくわかりました。
ありがとうございます。
ご丁寧なお返事有難うございます。
疑問に思っています。
前回の先生のご回答で
①早期癌なので、半年後に手術をしても結果は同じです。早期癌は急いでも生存率には変わりはございません。
はどういう意味でしょうか?
半年後には早期ではなくなる可能性はある。今はリンパに転移なくても、半年後にはある、そうすると
結果や予後は変わってくる。
だからこそ、早期発見、早期手術が大事と言われている。
と患者は思います。
先生、もう少し、ご説明いただけますか?