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再検査

先日、乳腺外科(実際は外科で、乳腺外科の資格?を持っている先生)でマンモグラフィと超音波の検査を行いました。

エコーを撮っている時に、技師の方が3.8㎜の「のう胞がありますね」とおっしゃっていましたが、
後日先生に検査結果を伺った際には、画像をモニターで拡大して「のう胞ではないようです。のう胞ならば、丸い塊の中が真黒なはずですが、これはところどころ白い部分が見える」「形からすると良性と思われるが断定はできない」「半年後にもう一度検査を受けるように」「4㎜程度では針を刺して良性かどうかの確定を行うこともできないので、どのみち経過観察しかできません」との説明を受けました。

私事ですが、4月から海外に転居する予定になっており、もし治療を要する病気ならば、転居どころではなく、良性か悪性か早く判断していただくことはできないものかと思い悩んでいます。

HPを拝見すると、貴院では最新の設備と診断実績が豊富のように印象を受けました。そちらで診察を受けさせていただければ、4㎜程度のエコーの影でも、良性か悪性か判断することは可能でしょうか?

近くに大学病院もあるので、そちらへ相談することも検討しましたが、むしろ貴院に伺ったほうがよいのでは、と思っています。

 ご投稿有難うございます。
 4㎜ならば十分吸引細胞診が簡単にが行える大きさです。また、のう胞は完全な水溶性のものならば真黒に写りますが、少しでも粘液性のものは一部が白く映ること(内部エコーがある)があります。殆どのう胞かと考えます。残念ながら、受診された医師はかなり技術も知識もないような方です。もしのう胞と違うと思うならば、医師自身が自分でエコーを再度施行して判断するべきです。技師の撮影したものでは意味がありません。
 受診に関してはとご自身のご判断で結構です。もう少しまともな乳腺外科を受診されると良いかと思います。

コメントいただき、ありがとうございます。
4㎜が吸引細胞診できる大きさと聞いて安心しました。
貴院への予約を入れさせていただこうと思います。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

先週は診察していただき、ありがとうございました。
初めの病院では指摘されなかったのう胞も新たにエコーで見つけていただき、また、吸引細胞診でも良性の診断を下していただき、安堵しました。
今後は1年に1度の定期健診を欠かさず行っていきたいと思います。
ありがとうございました。

 御丁寧なお返事有難うございます。

3カ月後の再検査

初めて投稿させていただきます。
31歳で4ヵ月前に断乳した者です。
先日、初めてマンモグラフィ、超音波の検査を受けてきました。結果は両方の乳房にあちこち石灰化が散在していました。担当医の先生は、これは心配ないと思うけど、それよりもこっちがなあ・・と何やら真剣にレントゲン写真を見つめていました。そして、3カ月後にもう一度検査しましょうということでした。
これは乳癌の可能性があるということでしょうか。もし癌なのであれば若い人の癌の進行はものすごく速いと聞くので、3ヵ月も放置しておいていいものなのだろうか、転移してしまわないのだろうか、とものすごく不安です。2年前に1年間不妊治療をしていたことがあってホルモン剤の投与も受けていました。身内に乳がんになった人はいないので、もしかしたら不妊治療の影響なのでは。。と考えれば考えるほどに心配になってきています。

それと、今回の乳がん検診を受けるちょっと前から二人目の妊娠を希望して当帰四逆加呉茱萸生姜湯という漢方薬を飲み始めました。3カ月後の再検査が決まって、主治医の先生には避妊するようにと言われているので子作りはできませんが、処方してもらった漢方薬はまだ20日分くらいあるので飲んでしまおうかどうか考えているのですが、これは飲んでも乳がんの病気には影響ないでしょうか。冷えを改善する漢方薬で、この漢方薬を飲み始めてから生理痛がほとんどなくなって基礎体温も今までガタガタだったのが2層に分かれるようになりました。飲まない方がよいでしょうか。
お忙しい中すみませんが、先生のお返事をいただけると幸いです。

 ご投稿有難うございます。
 断乳後4カ月でマンモグラフィをお受けになっても、正確な診断は不可能です。通常は、完全にミルクが出なくなって、半年後位からが乳がん検診の適当な時期となります。
 ミルクがまだ乳管内の残存している可能性があり、これが石灰化のように写ります。これと本来の石灰化を見分けるには、ミルクならば時間と共に消えています。しかし、相当時間が経過しないと判断出来ません。3か月程度の期間の再検ではあまり期待は出来ないでしょう。
 また、漢方薬と乳癌は無関係なので、ご自由になさって下さい。

富永先生、お返事どうもありがとうございます。
漢方薬は乳がんとは無関係なのですね。安心しました。
ミルクの残りは石灰化のようにうつることがあるのですね。
3ヵ月程度の期間の再検査では、ミルクの残りと本来の石灰化の判断はあまり期待できないとのことですが、それならもう少し間をあけて再検査を受けた方がいいのかなと思ったりもしますが、その石灰化以外の違う部分を見て「石灰化よりもこっちの方が。。」とらつぶやいていた担当医の言葉がずっとひっかっかっているので、そっちをはっきりとさせるためにも3ヵ月後に受けた方がいいでしょうか。
もし3ヵ月後よりももっと期間を開けて再検査を受けた方がよいのならば、不妊治療の再開は当分お預けにして再検査の結果によって再開していいかどうかを決めたらいいのでしょうか。
また、3カ月しか期間をあけずにマンモグラフィを受けることに抵抗があるのですが、そんな短期間での検査で体への被ばくは大丈夫でなのでしょうか。
再度いろいろと質問してしまって申し訳ないです。
先生のご意見をお聞かせいただければと思います。
よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 マンモグラフィの被曝は問題ございませんが、無駄な被曝は意味がありません。どうしても不安ならば、MRI検査を行うと病変かそれとも正常かは明確になります。但し、良悪性の判断は信憑性がありません。病変の有無には有効でしょう。本来、3か月での再検査を要するものはかなり乳がんを疑う場合に限ります。何故、MRIを行わないのかが不思議な所です。このような時こそ、MRI検査だと思います。

富永先生、お返事どうもありがとうございます!

無駄な被爆・・・は避けたいです。
3ヵ月後での再検査を要するものはかなり乳がんを疑う場合に限るのですね。不安はつのるばかりなので、3ヵ月たたないうちにもう一度病院へ行って、「石灰化よりこっちの方が。。」と言っていたところの病変について詳しく聞いてきた方がよいでしょうか。(その時はなにも聞かずに帰ってきてしまいました。)
こんな時にはMRI検査を行うと病変か正常化は明確になるとのことですが、MRI検査とはどのような感じなのでしょうか。過去に脳のCTは撮ったことはあるのですが、それとはまた全然違う感じでしょうか。
自分からMRI検査をお願いしますというのは失礼でしょうか。
3ヵ月じっと待っている間にもっと悪くなってしまったら・・と考えると気が気でありません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 MRIは全て同じ機械で行います。乳房を特殊なもので固定するだけで痛みはありません。
 石灰化については過去に記載した通りです。後はご自身でご判断下さい。

富永先生のご親切に甘えてしまい、何度もたくさん質問してしまったすみませんでした。
お忙しいのに、その都度丁寧にお返事をくださって、どうもありがとうございました。
もうひとつだけお聞きしたいのですが、30歳過ぎで乳がんにかかる人も増えてきているのでしょうか。
私自身、今回は軽い気持ちで受けた検診で再検査という結果になったので本当にショックです。乳がんになるならまだまだ先・・なんて思っていたのですが、そうではないのですね。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 他国と違い、日本人の乳がんは若い女性に発生するのが多いとされています。25歳以上は頻発致します。その為、先進国で唯一乳癌死亡率が上昇しています。

そうなのですね。
25歳以上・・・そんな若い年齢で頻発とは。
これからちゃんと乳がんについて考えて検査を受けていこうと思います。
どうもありがとうございました。

ご丁寧なお返事有難うございます。

乳がんは完治するのでしょうか

お尋ね致します。
術後1年7カ月です。これまでに放射線25回とAC
を4回して今は経過観察中です。
これで完治したのでしょうか。それともガンになった以上は完治はなくいつかは転移・再発があるのでしょうか。宜しくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 基本的には癌には治癒と言う言葉は存在致しません。他の癌とは違い、乳癌は術後10年を目安に経過観察を行います。その期間が経過するとほぼ問題のない時期と致します。転移・再発は比較的数年が経過して起こり易いのが乳癌の特徴です。

早々のお返事ありがとうございました。
そうですか  やはり10年経過観察ですね。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

こんばんは

現在37才、出産2回、2人共に母乳のみでした。
昨年、一昨年と乳腺外科にてマンモとエコーを受けました。昨年、一昨年ともに異常なしでした。医師からは これからも年に1回は定期検診を続けましょう。との事でした。
毎年9月に受けていたのですが今年は なかなか行けずでした。今日 婦人科で子宮の検診を受けたついでに、婦人科の先生に触診してもらいましたが、左胸に腫瘍かも・・・と言われ、マンモを乳腺科で受けて下さい・・・と言われました。
そのまま乳腺科でマンモを受けましたが、問題なしとの事でした。今日マンモを受けた医師は、昨年、一昨年と受けた医師(病院)とは違います。婦人科の触診で不安な気持ちになったので、マンモを受けた乳腺科の医師に再度 聞きましたが、画像を何度もじっくり見て、問題ないですよ。との事でした。
年内は難しいですが、年明け数ヶ月の間にでも、エコーも受けようと思います。
訳の分からない、まとまらない文章で申し訳ございませんが、婦人科での触診時の「気になりますね」と言う言葉は 考えなくて言いのですよね。ホントに おかしな事を聞いてしまいごめんなさい。それから時々 生理前のなると胸が張ることがあります。その月によって右胸だったり、左胸だったりと変わります。
生理が始まり少しすると楽になります。私の年齢でも
時々 生理前に胸が張ることは おかしくは無いでしょうか? 
宜しくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 触診と言うのは人の感覚のみが判断材料になります。経験やその医師の判断能力にも差があります。特に、乳房の張りなどのにも影響を受け、触診に診断価値はありません。未だに、触診を診断価値があると思っている無知な医師がいます。医師は均一に検査できる検査機器ではありません。大きな勘違いです。乳腺外科コラムに記載した通り自己触診(セルフチック)も意味がないとされています。つまり、今回の触診はその医師の勝手な判断です。検査に異常がない以上は問題はありません。検診などで触診を行うのは、その項目があるので行う程度の儀式のような物です。雑誌などで自己検診の方法を記載している医師がいますが、これが一番問題です。如何にも、乳腺の事を分かったような親切な記載ですが、色々な研究結果が明らかになった今は、エビデンスに基付く、ガイドラインに添った真実を伝える事が医師の使命だと私は考えます。触診に意味がないと世間に堂々と伝えたのは当院のホームページが最初です。このような嘘ばかりを行うから皆が誤診ばかり行うのです。
 また、乳房の張りもコラムに記載した黄体ホルモンによる理由により起こります。ご参考になさって下さい。りー様のご心配な点は全てコラムを一読なさったら、全て解決致します。
 

お返事有難うございました。
とても参考になりました。
ただ、婦人科とはいえ、乳腺専門外科では無くとも 
そちらで触診を受けた私も悪いですが、患者の立場としては「気になります」「腫瘍」「しこり」などの言葉を言われてしまうと不安になってしまいました。
これからは昨年、一昨年と受けてきた乳腺外科で毎年
マンモ、エコーを受けようと思います。
今年は自分の忙しさになかなか行けませんでしたが 検診のためにお休みを取り、毎年 受けようと思いました。昨日マンモを受けた病院は、毎年受けている病院とは違いましたが、マンモの画像をじっくりみて医師が「異常ありません」の言葉を安心にと思います。
今回はまだエコーをうけて無いのですが近いうちに 受けるべきでしょうか?
私は2、3年前に他院で不安になり富永先生にエコーを診てもらった事があります。ご挨拶おそくなり申し訳ございません。その節は有難うございました。
私は千葉県に住んでいるので富永先生の病院までは2時間弱ですが、富永先生にエコーを診てもらい、そのとき、どれほど安心した事か今でもとても記憶にあります。

 御丁寧なお返事ありがとうございます。
 エコー検査も年に1回は必須とお考え下さい。マンモグラフィのみは危険です。

しこりの手術

はじめまして。お世話になります。
16歳の娘のことで相談させて頂きます。

知らない内に(この1、2ヶ月の間)、娘の小さい胸に急に大きいなしこりができました。心配になって乳腺外科で受診しました。

触診&超音波の結果、しこりは6cm位、境界は割とはっきりしていて、血流が少しあるようでした。細胞診の結果はステージⅢのグレーゾーンということでした。
繊維線種か、葉状腫瘍ではないかとの診断でした。

マンモトーム生検である程度良性か悪性かは分かるのですが、良性でも早く手術で取ったほうが良いので、マンモトームや他の検査はしないで、手術でしこりを取りましょうと言われました。

ここで質問ですが、
①娘の場合はガンの可能性はないでしょうか?仮にあるとした場合、いきなり切除手術は妥当でしょうか?
②切除以外にはっきり判別方法はないでしょうか?
③もし繊維線種の場合、この大きさでも切除したほうがいいでしょうか?

このまま何にもしないで手術をするべきか、他院で色々再検査するまたはセカンドオピニオンを聞くべきか、とっても悩んでいます。

どうかアドバイスをくださいますようお願い申し上げます。

 ご投稿有難うございます。
①可能性はかなり低いと考えます。
②この状況で吸引細胞診に意味があったかは疑問です。針生検やマンモトーム生検を最初に行うべきだと思います。まずは、線維腺腫か葉状腫瘍かを明確にすべきだと考えます。
③どちらでも結構です。痛みや乳房の変形が伴うようならば、手術が必要となります。コラムに乳腺線維腺腫については詳しく記載していますので、ご参考になさって下さい。年齢から考えると葉状腫瘍が否定できるならば、少し経過を診てサイズが急激に大きくならば手術を考えるのが一般的かと考えます。

お忙しい中、迅速なご回答を頂きましてありがとうございます。
不安のす気持ちは少し楽になりました。
主治医の先生と良く相談した上で、今後の治療に取り組んで行きたいと思います。
また何にかありましたらご相談させて下さい。
よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

 御丁寧なお返事有難うございます。

病理結果

縋る思いで投稿しました。お忙しいと思いますが宜しくお願い致します。

36歳(子供5歳)。乳頭分泌(しこりなし)により5月中旬に受診。様々な検査を受け、8月下旬の術前診断では非浸潤癌(拡がりは大きく5㎝弱)であろうとの事でした。9月29日に左乳房全切除(センチネルにてリンパ節転移なし)。11月13日の病理結果は、

    ・浸潤癌(浸潤径2㎝以下)
    ・ホルモン感受性 なし
    ・脈管浸襲 なし
    ・HER2 2もしくは3
       治療方針は経過観察 との事。
 
病理の所見で疑問に思うことがありました。

 ①浸潤巣は微小だが複数あり。マンモトームによる
  浸潤と思われる。(8/20に実施。手術までに40日  経過)
 ②浸潤巣が小さすぎて、HER2の判定は困難。FISHも
  できません。     

と、ありましたがマンモトームにより非浸潤のものが浸潤してしまうことは多々あるのでしょうか?また、HER2はサンプル量によっては、判定が不可能なのでしょうか?
まだ子供も小さいですし、年齢的にも、またホルモン治療ができない事もあり、ハ—セプチンが使えるようであれば使う価値はあるのではないかと、不安な気街で眠れません。どうぞ先生のお考えをお聞かせ下さい。

 ご投稿有難うございます。
 非浸潤癌の方は全て、マンモトーム生検や針を使った検査後の病理診断は、正確にはその検査部分は浸潤癌と評価され皆様同じです。検査による乳管の飛び出しは本来の浸潤癌の診断にはならないので、マンモトームによるものならば問題視されません。しかし、この記載にマンモトームによる浸潤癌と考えられるが、複数の浸潤があるので本来の浸潤癌も否定は出来ないとい言う意味です。また、HER2タンパク測定はこの程度の浸潤では測定できないと思います。いずれにしてもハーセプチンを行なっても予後は変わらないので、年1回の経過観察が普通でしょう。


疑問に思っていた点、納得がゆき、気持もだいぶ収まりました。本来は主治医と会話すべき問題ですが、お忙しい中、迅速かつ丁寧にご回答いただき本当に感謝しております。ありがとうございました。

 御丁寧ねお返事有難うございます。

石灰化について

はじめまして。
先日、職場の婦人科検診で初めてマンモグラフィを受けました。
触診は異常なしだったのですが、マンモグラフィの結果で左胸に石灰化影があると書いてありました。
結果が書かれている紙には「経過観察。乳腺症、乳腺のう胞、石灰化などは良性です。現在心配ありません。特に症状もないようであれば次回健診で経過をみて下さい」と書いてありましたが、本当に次回(1年後)に触診やマンモグラフィを受けるだけで大丈夫なのでしょうか?
結果について書かれていることに情報が少なく、不安です。
一度そちらで検査をしてもらおうかと思っていますが、大げさすぎでしょうか?
現在2児の母で、1年半程前まで授乳していましたが、両胸からまだ乳汁らしき白色の分泌物もあります。しこりや痛み等はありません。

 ご投稿有難うございます。
 次回の検診で問題ないとの事なので、その指示通りで問題ないかと思います。詳細は検診をお受けになった施設でお聞き下さい。