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脇の下の痛み

こんにちは。初めて投稿させていただきます。
ここ1か月ほど、左わきの下がつっているような感覚で、少し痛みを伴っております。
触ってみると、少し腫れているような気がするのですが、それ以外に胸にもしこり等は感じられません。
私は今24歳なのですが、祖母も母も乳がんを患っていたので、母親に「早めに一度乳がん検診を受けたほうが良い」と言われています。
乳がんの際に母が脇の下のリンパに違和感を覚えたりしていたようなので、不安があるのですが、これぐらいで検診等受けるものなのかどうかよくわからず、結局病院に行けないままでいます。

脇の下の痛みが乳がんに関係していることはあるのでしょうか。
また、このような状態が続くようであれば一度検診に伺ったほうがいいのでしょうか。

お忙しいと思いますが、お答え頂けると幸いでございます。

 ご投稿有難うございます。
 この症状と乳がんとの関連性は分かりません。但し、この家系で20歳から乳がん検診を年1回お受けになっていない事が問題です。家族性の乳がんは若く出現するのが特徴です。

ご返信ありがとうございます。
症状は関係ないとしても、やはり検診を受けるべきなのですね。
早速、来週か再来週中に受けてみようと思います。

ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

良性の粘液について

はじめまして。私は29歳独身の者です。今年の3月に左胸の上部外側にシコリを発見し、病院を受診。大きさは8ミリで、細胞診をしたところ、3aという結果が出まして、今、はっきりさせたいなら、摘出するしかないと言われた為、セカンドオピニオンとして、乳腺外科を受診。そこでも、細胞診をして、粘液だと言うことがわかり、もしかしたら、粘液癌の可能性も、あるかもしれないと言われましたが、結果はクラス2でした。その後、3ヶ月後にまた受診し、その時の細胞診の結果も、クラス2でした。先生からは、悪性に変わる事は、おそらく無いし、摘出しようと思えばいつでも出来るので、今は経過観察しましょうと言われました。ところが、このベルーガクリニックの先生のコメントを拝見し、良性の粘液腫瘍は乳癌のサインと書かれていたので、急に不安になり、メールをさせて頂きました。もしも、将来的に癌に変化する可能性が少しでもあるなら、良性のうちに摘出した方がよいのでしょうか?大変、お忙しいと思いますが、ご解答宜しくお願いいたします。


 ご投稿有難うございます。
 粘液は粘液瘤様腫瘍(Mucocele-like tumor)とは全く違うものです。また、粘液瘤様腫瘍(Mucocele-like tumor)は経過観察とコラムに記載してあります。手術などは一般的に行ないません。粘液瘤様腫瘍があると乳癌の発生が起こるサインと記載しています。どこにも乳癌に変わるなども記載しておりません。乳癌は基本的に良性病変が変化するものではなく、最初から癌として発生するものが殆どです。良性病変を切除してもリスクは何も変わりません。粘液瘤様腫瘍があると乳癌が将来発生する可能性があると言う意味です。

お返事、ありがとうございます。私は、粘液瘤様腫瘍ではないということですね。少し安心致しました。お忙しい中、ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

経過観察後の超音波検査

お忙しいところ恐れ入ります。
6月に検診での結果についてご相談させて頂きました。

当時の診断は、

 ・マンモグラフィー → カテゴリ3の微細石灰化
 ・超音波 → 6mm大の低エコー域。形状不整形、内部エコー不均一、境界部不明瞭、Haloなし、血流信号なし
 ・造影MRI→異常所見なし

ということで、最終的にマンモトームを行い『良性』の診断が出ました。
しかし、超音波で見つかった腫瘍(?)について半年後に再検査ということで先日行ってきました。(石灰化の位置と低エコー域は近い場所にあるが、同じ場所かどうか分からないから、とのこと)

その結果、低エコー域が8mm大に大きくなっているとのことで、3ヶ月後再検査、その結果によってエコーガイド下マンモトームを行うとの流れになりました。

6月に先生に質問した際には、『乳腺症を腫瘍と診断した可能性が高い』とのお返事を頂きました。
それを踏まえて今回の結果を考えますと、乳腺症の腫瘤が大きくなってきているという解釈でよろしいのでしょうか?
その場合、成長スピードについては異常なものということはないのでしょうか?

よろしくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 2㎜の違いは測定の誤差で変化なしとするべきです。エコーでは同位置で測定する事は不可能です。また、5㎜以上もある腫瘤にエコーガイド下マンモトーム生検の必要性があるのかも疑問です。3か月後に経過を診る必要があるならば、即座に針生検等の病理組織検査が日本乳癌学会で言う適切な診療となります。もし、経過を診るならば半年後が適切な経過観察となります。以前ご相談されたMRI検査は何の為に行ったかと言う問題もあります。MRI検査に意味に何も診断価値がなかった証拠になります。
 検査を行っただけと言う医療には過剰検査と精神的苦痛以外なにも残らないのではないかと考えます。主治医に適切な検査について良く説明をお受けになる事が必要ではないかと私は考えます。良性だったので結果OKではございません。検査と言うものは適切な検査を最小限で行う事がプロの行う仕事です。このような事は患者様の利益ではなく、医師の傲慢と医師の安心の為の保険診療は医療費の無駄だと考えます。

お忙しい中、早々にお返事頂きましてありがとうございます。

2mmは測定誤差範囲内ということで必ずしも増大傾向にあるとは言えないとのことですね。

先生のおっしゃる用に、私もMRIの検査はなんだったのか?と疑問を感じています。
主治医にMRIでは異常なしだったことを確認するも、「MRIで映ってないから大丈夫だとは思うけど・・・念の為」みたいな回答を頂きました。

検査と経過観察を繰り返し行っている現状に、主治医への信頼を保持し続けることが難しくなってきました。
次回診察によっては転院も考えて行きたいと思います。

どうもありがとうございました。

 御丁寧なお返事有難うございます。

不安です・・・。

37才 子供3人

断乳後2年以上経ちますが、乳頭から分泌液が出るので近くのかかりつけの病院(診療科に乳腺外来あり)に行きました。

分泌液を採取し調べると血液が混じっていて、腫瘍マーカも陽性だと言われました。
そして、詳細な検査をすることになりましたが、検査は3月まで予約が一杯とのこと・・・。
乳がんという診断は出ていませんが、やはり不安になってしまいます。
そんなに時間が空いてしまって大丈夫なのでしょうか?
お忙しいところすいませんがご教示ください。

 ご投稿有難うございます。
 特に問題はありません。

視触診にて要精密検査の結果を受けました

初めて投稿させていただきます。41歳で五歳になる娘がおります。先日区のマンモグラフィー併用乳がん検診を受診いたしました。結果はマンモは正常とのことでしたが触診で左胸に0.5cmのしこりがあり腫瘤の疑いがあるため(判定D2)要精密検査とのことで紹介状をいただきました。検診を受けた病院で乳腺外科の予約を取りましたが一ヶ月先しかあいておらず、不安な気持ちになっております。早急な検査は必要でしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 触診には診断価値が低く、多くは過剰診断となり、良性病変のみが発見されることが多いとされています。特に、急いで検査をする必要はございません。マンモグラフィのみの検診で、エコーを行わないとこのような結果になります。

このような検診で異常ありといわれたのが初めてでしたので娘を思うと不安でいっぱいでしたが焦らず予約した検診日を待つことにいたします。
お忙しい中早々にご連絡いただいたこと感謝いたします。ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

検診のタイミングについて

1年前に出産をしました。母乳がほとんど出なかったので、ほぼミルクで育てております。断乳後半年後より検診可能とのことですが、現在は自分で絞れば両方合わせて10ml出るか出ないか程度なのですが、検診を受診してよろしいでしょうか。絞っても全くでなくなるまでまだ待ったほうがいいでしょうか。最後の検診は2年ほど前にマンモグラフィーと超音波を他院で受けて乳腺症といわれましたが特に異常は指摘されませんでした。

 ご投稿有難うございます。
 完全にミルクが出ない状態まで待って行う方が正確な診断を得る事ができます。

早速のお返事ありがとうございました。心配性なので、思い立ったらすぐ受けたい性格なため、受診させていただこうかと思っていました。正確な診断をしていただくためには完全に母乳がでなくなるまでもうしばらく待ったほうがよろしいのですね。なお、年1回の検査でマンモグラフィーをとる場合なのですが、放射線というのは年々蓄積しないのでしょうか。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 医療で行なう放射線は特に気にする必要はありません。

病理組織検査の結果

11月8日に再検査のことで投稿させていただいた者です。その折は有難うございました。
本日結果が出ました。診断は「乳管がんの疑いがある。」
所見は
「検体は2個採取され、1つ目は乳管内を専らとして細胞異型を示す乳管上皮細胞の増殖が観察される。乳管周囲間質にはリンパ球を主体とした炎症性細胞湿潤を見るが、DC/Sを疑う。
もう1個は緑維(?)性間質内に炎症性細胞湿潤を伴って異型核を持った高N/C比の細胞が策状又は孤立散在性に増殖している。
炎症に伴ったactivated fibroblastの増生と炎症を伴ったivasive carcinomaの部分映像との鑑別が困難。duotal carcinomaの疑いとする。再検あるいはtumor ectomyの可否について検討を薦めます。」
です。

担当医より、「この病理士では、診断を下せない。プレパラートを持って別の病理診断を受けた方が良い」と言われ、貴院に予約をさせていただきました。

その際には、「とりあえず検体を受け取るだけ」との事でしたが、この時点での先生のコメントを何かいただければ幸いです。

 ご投稿有難うございます。
 この病理診断は言い逃ればかりで診断がありません。このような病理医に診断を依頼する施設は他の病理診断された方も間違いが多々あるのではないか考えます。また、プレパラートを別の病院に持って行き診断を患者様に依頼するのも可笑しな話です。精密検査を行う以上はこの程度の診断は出来る病理医に依頼する義務はあるのではないかと考えます。かなり患者様を馬鹿にした無責任な医師だと考えます。完全に乳腺診療失格の医療機関だと思います。正しい診断を行う以前の問題だと考えます。専門分野の診療は自宅などからの交通の便利さで施設を絶対に選択してはいけません。診断は治療の有無を決定する重要なものです。つまり、生死を決定するものだとお考え下さい。
 この病理診断では良性病変も悪性病変も両方考えられると言う記載で本来の鑑別困難ではありません。本来の鑑別困難は、世界でエビデンスに基ずく良悪性の判断が確定されていない病変に対して示すものです。つまり、診断する能力が自らない事を記載されているようなもので、参考にもなりません。正しく診断出来る病理医の再診断が必要となります。病理セカンドオピニオンとしては最低のレベルの内容です。当然、診断がない以上はコメントなど不可能です。坂元吾偉病理医の診断を待つしかないでしょう。