石灰化の原因
当院をご利用頂き有難うございます。
原因は全く違います。女性ホルモンの影響で乳腺の何らかの変化によるものです。例は違いますが、日焼けにより、その後しみが皮膚に出来るような物です。
早々のご回答をありがとうございました。よく分かりました。
今後、検診でお世話になります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ご丁寧なお返事有難うございます。
当院をご利用頂き有難うございます。
原因は全く違います。女性ホルモンの影響で乳腺の何らかの変化によるものです。例は違いますが、日焼けにより、その後しみが皮膚に出来るような物です。
早々のご回答をありがとうございました。よく分かりました。
今後、検診でお世話になります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ご丁寧なお返事有難うございます。
こんにちは。30代(未婚)です。
2週間前に乳がん検診でエコーをしました。その際、左上にしこりがあるとのこと。硬くないのでおそらく良性だろうということでしたが、結果が来る前不安になり投稿しました。
2年前 乳腺線維線種疑
それから10ヶ月後の去年5月、別の病院で検査をした際は触診・エコーとも異常なしでした。
そして10ヵ月後、2年前と同じところにしこりがあると言われました。去年の病院でしこりを見逃されたのかと思いショックで・・。
結果はまだですが、乳腺線維線種がなくなるということはあるのでしょうか。また2年前の乳腺線維線種疑でも実はガンだったということはあるのでしょうか。(マンモグラフィは一度も受けたことがありません。)
どうぞよろしくお願いいたします。
ご投稿有難うございます。
乳腺線維腺腫は針生検等の病理組織診断にて確定診断となります。(病気に対する詳細はコラムをご参照下さい。)乳腺線維腺腫はホルモンの影響で出来る物なので、影響がなくなれば消えます。同じ物が消えたり、出来たりはしません。
今回はどちらの施設も画像のみの診断ですので、どちらが正しいかはよく分かりません。しこりがなくてもしこりらしき画像が見られれば、癌であろうが、正常でも線維腺腫と言う施設も多くあります。この原因は、エコー検査機器の画質によります。ある検査技師さんが当院に患者様として受診された際、自施設でしこりがあるがエコーの機械が安物で鮮明な画像が得られないので、ご自身の病変も診断が出来ないと言われ来院されました。当院でエコー検査を行って、ご自身でこんなに鮮明画像ならば線維腺腫だ直ぐに判断できますと言われ、私が診断する前にご自身で診断された笑い話があります。その方のお話ではその検診施設で、乳がん検診をお受けになる方は可哀そうとおしゃっていました。その検診センターは都内に6件位ある大手です。つまり、多くの方が誤診されている事になります。確かにその施設の診断は曖昧なものが多いと思っていました。当院も関東の多くの検診施設で精密検査の対象となり、多くの方が来院されますが、殆どこの施設の診断は間違いがないと言う施設は残念ながらありません。当然、診断の酷さには差がありますが、会社の検診や集団検診は危険に満ち溢れているのは間違いございません。ここが専門施設で行う検査との違いです。また、専門病院でもその付属の検診センターや人間ドックでは、その病院とは診断や検査機器が違うと言うのも間違わないで下さい。有名病院の名前に騙されないことも大切です。少しでも検診の精度を上げたいとお考えの検診施設は、少しでも異常があれば当院に紹介すると言う提携を結ぶ施設が増えてきています。検診センター以外にも大学病院でも精密検査を自施設で行うのではなく、当院と提携して依頼されるケースも増えてきています。これは診断の精度を高める為に、この経済状況の中で高額な医療機器を揃えるよりもより高度な検査機器や診断体制を整える施設に依頼した方が安全で経済的と考えて居られるのでしょう。利益の上がらない精密検査に時間を掛けるより、利益の出る手術や治療に力を入れた方が病院経営は効率的です。不景気が医療に与えた逆紹介と言えます。不思議な事に、当院混雑時は当院で精密検査を行うならば、初診は大学病院でとお願いする場合もあるのです。そちらで適応を判断して頂かないと、小さなクリニックでは回らなくなるのです。
但し、今回の病変は乳癌ではない可能性が大です。しかし、葉状腫瘍などの乳癌以外の悪性腫瘍との鑑別は必要かと考えます。
お忙しい中、お返事ありがとうございました。
乳がん検診についての知識がなく、どこの病院でも同じ検査機器を使っているものだと思っておりました。病院によって診断にも差があるのですね。東京在住でしたら、富永先生に診て頂きたいのですが。。
しこりと言われた部分は自分で触った限りではしこりは全くわからず、検診センターでも触診は異常なしでエコーで判明しました。
結果が悪ければ、乳腺外科を探して受診したいと思います。
ご丁寧なお返事有難うございます。
昨年9月に右乳がんが見つかり温存術を受けましたが、術後の乳頭、傷跡の変形に落胆しました。乳腺専門の形成外科に相談して、放射線治療を行わないで皮下乳腺摘出術とインプラントを用いた同時再建を提案されました。手術に関して、術後のリスクなど何も説明がなかったので、先生を信じて受けました。術後から、乳頭が真っ黒になっていて気になっていましたが、翌日から、乳頭が、ミイラのようになってきて乾燥して縮んでしまっていました。1週間後に診察して、先生に聞くと「皆こうなる」と言われましたが、本当に皮下乳腺切除術を受けた患者さまは、同様なことがおこるのでしょうか?
ミイラ=壊死した乳首は切り取られました。神経がないから痛くはありませんが、現在は、乳首がない状態です。いつか乳首は自然と再生して、元のように戻るのでしょうか?とても心配なのでご教示くださいますよう宜しくお願い致します。
ご投稿有難うございます。
皮下乳腺全摘術とは、乳頭乳輪温存乳房切除術の事で、乳頭乳輪部への癌浸潤の可能性が多く残り危険とされている点と乳頭が壊死を起こす事がある欠点があります。このような点から胸筋温存乳房全摘術を多くが選択します。また、同時再建を考える場合は胸筋温存乳房全摘術を選択します。乳頭を残す点が大きく違うという認識です。
乳頭は自然に戻ることはございません。乳頭の再建を行なうしかありません。乳頭の再建には局所皮弁を用いた方法や植皮術、健側乳頭を部分切除して移植する方法などが用いられます。突出した状態を長期間維持する為には、真皮・脂肪などの柔らかい組織のみでは困難です。この為軟骨やシリコンブロックのような硬い組織を軸として用います。
健側の乳頭を部分移植する場合、テキスチャーマッチは最も優れていますが、乳管を損傷する為、授乳を希望される場合適応外となります。
お忙しい中、ご教示ありがとうございました。
乳頭は自然に出てくることはないのですね・・・。
こんな結果になるとは、想像にも及びませんでした。
無くなった乳頭をこれからどうするか考えます。ありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
去年末にこちらを知り、以来、読みふけっております。。
飲酒は乳がんリスクになるということで、様々な記事も読みましたが、そのことについて教えてください。
25歳〜30歳くらいの6年間ほど、仕事の関係で夕飯を兼ね割と多めの量をほぼ毎日と言っていいペースで飲酒していました。
31歳で結婚を機に退職した後はさほど飲酒しておらず、36歳で出産、現在39歳、産前産後毎年の検診で異常を指摘されたことはありません。
いまのところ何もないだけで、危険性は持続するのでしょうか。
リセットされるというか、減っていくものでしょうか。
または突発的に影響するのでしょうか。
第2子も次の検診で異常がなければ考えようと思うのですが、気になってしまい投稿させていただきました。
よろしくお願いいたします。
ご投稿有難うございます。
乳癌診療ガイドラインには『アルコール飲料の摂取により、乳癌のリスクが増加するのはほぼ確実であるとされている。』と記載されています。アルコール飲料が閉経前乳癌と閉経後乳癌のエビデンスは確実であり、用量反応関係は明瞭で閾値(飲酒量で危険増など)は同定されなかったとされています。以上のみが明確になっている事です。ご質問への回答はこれ以上は不明となります。もし影響が続くならば、過去を修正する事が出来ないので、リスク項目がある方と言う事になります。
お忙しい中、ありがとうございました。
コラムでも書いてくださっているとおりですね。
リスクがあるとして、妊娠はがんを誘発することになるのでしょうか。
それとも、検診で異常がないのならリスクのない方と変わりはないと思っていいのでしょうか。
ご丁寧なお返事有難うございます。
妊娠が問題ではなく、妊娠前に乳癌が存在することが問題です。その為にも何もない事を確認する為に乳がん検診が重要です。
ありがとうございました。
検診をきちんと続けていきたいと思います。
ご丁寧なお返事有難うございます。
おととし先生に乳がんを見つけていただき、T医科大学で手術を受けたものです。
ありがとうございました。
先月ハーセプチン治療が終了しました。
ご相談は友人などに毎月触診していけば大丈夫なのか、といような事を聞かれるのですが、わたしは触診しようと思い立ったのなら乳腺外科で検査するべきだ、と言ってしまうのですけど先生のご意見はいかがでしょうか?
当院をご利用頂き有難うございます。経過も順調のようでよかったです。
乳癌診療ガイドラインの記載では自己検診(触診)の有効性についてロシアと上海で行われたデーターのみがあるだけです。
上海では10〜11年追跡した結果、自己検診を行った者も行わない者も乳癌死の割合は差がなく、また浸潤性乳癌の頻度も差がなかった。その上、自己検診を行った者は良性乳腺疾患の発見が多く、精密検査の生検施行の数ばかり増え、乳癌死亡の減少にはつながらないとしています。自己検診の指導には有効性が証明されていないことと良性疾患の生検が増えることを告知する必要があるとされています。つまり、自己検診では乳癌の発見は出来ず、無駄な精密検査が増えるだけと言う事になります。
一方、ロシアの結果では、9年目に自己検診を行った者が乳癌死亡率の減少の傾向が見られるが、有意の差を認めないとしています。
また、イギリスで行われた、自己検診のみとマンモグラフィ検診のみと何もしない者を比較しています。この結果はマンモグラフィ検診群で27%の乳癌死亡率の減少を認めたが、自己検診群では減少しなかったとしています。
自己検診や触診は乳癌を早期に発見して乳癌死を減少させるとされてきたが、乳癌死減少と言う救命効果は証明されない事になります。年に1回のマンモグラフィとエコー検査を行なえば、殆どカバーできます。また、その上で自己検診を行なえば良いのです。このエビデンスにより、当院では自己検診指導は廃止しています。
貴重なご意見ありがとうございました。
大変参考になりました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
初めまして。27歳女(出産経験無し)です。
先月初めて会社の検診でマンモグラフィーを受けたところ、「構築の乱れを確認。悪性の可能性を否定できない」としてカテゴリー4の結果でした。
その後色々と調べたところ、50%以上の確率でガンであるという情報を目にし、ショックを受けています。
早速、専門の医院に精密検査予約をしましたが、予約がいっぱいで最短でも5月一週目でした。
親族にガンになった人もいなく、胸を触ってもしこりのようなものも確認できず、不安とくやしさでいっぱいです。
これから一ヶ月待つより、他の空いている病院を探して早めに精密検査を受けた方がよいのでしょうか。
ご投稿有難うございます。
ご心配かとは思いますが、乳がんの成長はゆっくりしています。ダブリングタイムと言う1個の癌細胞が2個、4個、8個、と倍になって行く時間があります。乳がんのダブリングタイムは、約100日です。100日に1回分裂していきます。これから計算すると、1mmになるのに約5年、触知可能となる1cmになるまでには、約8年近くかかります。つまり、100日間はほぼ成長しないと考えられます。
検査を急ぐ意味は何もありません。それよりも正確な診断が出来る施設に行く事が重要です
早速のご返答ありがとうございます。
そうですね、今回、予約がいっぱいの所は、乳腺専門のところ(病院の外壁にもピンクリボンのマーク有り)なので、一ヶ月待ってそちらできちんと診てもらおうと思います。別のご返答の中でお見かけし気になったのですが、「構築の乱れ有り」との指摘は、ほぼガンである疑いとなるのでしょうか。
ご丁寧なお返事有難うございます。
授乳経過もございませんので、診断が正しければ乳がんを疑うべきです。
先日 浸潤性乳がんと診断されました。左胸に2つのしこりがあり最初血液検査、CT レントゲン マンモグラフィーと検査しましたが異常は見られず、針生検の結果の診断でした。2つが並んでいるので1つとみなしてもよいとのことで、大きさは1.7cmぐらいらしいです。色々と調べてみましたが、ラジオ波とセンチネルリンパという方法が一番傷がつきにくいらしいのですが主治医の先生はうちの病院ではその方法はしていないので、他の病院に行くしかないと言われました。自分で病院を選ぶときの基準のようなものはあるのでしょうか?それともあきらめて、今の病院が勧める方法で手術をしたほうがいいのでしょうか?
ご投稿有難うございます。
ラジオ波熱凝固法(RFA)についての詳細はコラムに記載しております。ご参考にされ、ご判断下さい。また、乳癌診療ガイドラインにも記載されていますが、RFAは治験段階ですので、国立がんセンターや国立がんセンター東病院が臨床治験として今年から本格稼動しておりますので、治験登録を行い実施して下さい。リスクを伴う治療法です。もしお考えの際はそちらで必ずご相談下さい。
お返事ありがとうございます。FUSという治療方法もあると聞きましたが、それもまだ治験だということらしいですが・・・やっぱり、温存なりして手術してしまったほうがいいのでしょうか?
御丁寧なお返事有難うございます。
標準治療が乳癌診療ガイドラインで推奨されています。これに従うことにより危険が回避されます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | |||||||
午後 |
午前: 9:00~12:00
午後: 14:30~ (水曜は15:00~となります)
こんにちは。24日に貴院にてマンモトーム生検をお願いし、30日に良性とのご診断を頂いた者です。
その節は大変お世話になり、ありがとうございました。
今回、がんによるものと疑われるような局在的石灰化が見られ、結果的には良性だったわけですが、石灰化は死んだ細胞とのご説明を受け、思い出したことがあり、書き込みさせて頂きました。
高校時代、スキーの最中にリフトの鉄柱に激突し、胸部を強打したことがあります。このときの怪我が乳腺の石灰化に繋がっているということはあり得ますでしょうか?
ちょっとお聞きしてみたいと思いましたので、どうぞよろしくお願いいたします。