ホルモン治療について
ご投稿有難うございます。
婦人科の内容になり、詳しい事は解りません。婦人科でご相談下さい。
ご投稿有難うございます。
婦人科の内容になり、詳しい事は解りません。婦人科でご相談下さい。
穿刺吸引細胞診で良性の繊維線腫と言われました。そこから少しはなれた2cm大のしこりは生検の結果、がんとわかり、MRの拡がりや説明を聞き、全摘出手術を受けました。術後の病理検査で、良性と言われていた繊維線腫も同大ほどのがんだったことが分かり、告知された時くらいのショックを受けました。医師からは「我々も驚いています。全摘でよかった」と言われましたが、そんなものなのでしょうか。再発率は2倍になるのでしょうか。温存手術を選択してたらとか思うと、新たな恐怖感や無念さ、今まで抱いたことのない不信感までもたげてきます。思いをひきずらないで目の前のホルモン治療に専念したいです。
ご投稿ありがとうございます。
文献上は1回の細胞診の信憑性は60〜80%とされ、約2〜4割が誤診とされています。3回行なって初めて100%の診断となります。また、吸引細胞診は病変に刺さっていないこともあり、主義的な問題もあります。
MRIまで行なって診断出来ないようでは、その医師達はご自身達の診断能力の低さに驚いているのでしょう。1人の医師のミスならばまだしも、これではその科全体のレベルの問題です。
こんにちは。
先日、軽い気持ちで乳がん検診を受診したところ、
超音波検査、マンモグラフィともに「所見なし」でしたが、触診の結果、乳汁分泌異常のため、要精密検査との結果が出て動揺しています。
自分でかなり強く押しても今のところ分泌物はみられません。以前から下着に付着するようなこともなく、今回の検査をするまでまったく気づきませんでした。
このような場合でも乳がんの可能性があると聞いていますが、進行がかなり進んでいるということはあるのでしょうか?またそれはどういったタイプの乳がんなのでしょうか?
(しこりがなければ大丈夫と勝手に思っていましたので、不安を感じています。)
これから精密検査の予約をするところですが、不安になり質問させていただきました。どうぞ宜しくお願いいたします。
ご投稿有難うございます。
乳頭分泌物は約5%に見られます。白色・透明・黄透明色・茶色・褐色・赤色の分泌物が認められます。乳頭分泌物の原因は生理的なものと乳腺の増殖性病変によるものに分類されます。後者が問題となり、どす黒い色や潜血の分泌物が問題となります。
血性乳頭異常分泌の原因は乳癌(約30%)・乳管内乳頭腫・乳管拡張症です。乳癌の場合は殆どはしこりを形成しない非触知の非浸潤性乳管癌です。
血性乳頭分泌物の検査は、マンモグラフィ、超音波検査、分泌液の細胞診、乳汁の腫瘍マーカー(CEA)、乳管造影、乳管内視鏡を行います。乳汁CEA測定で多くは、良悪性を分類する事が出来、この検査は陰性・100陽性・400倍陽性・1000倍陽性と乳汁を分類し、400倍を疑陽性、1000倍を陽性をとする。疑陽性の多くは乳管内乳頭腫が多いとされています。この二つに対しては分泌液の細胞診(陽性率は30〜50%)を行います。画像診断で腫瘤が見られるとその腫瘤を吸引細胞診や針生検などの組織診を行います。微細石灰化のみの場合はステレオガイド下マンモトーム生検を行い組織診を行います。腫瘤や微細石灰化のない乳汁CEA疑陽性で分泌液で良性と診断出来ないものは、乳管造影や乳管内視鏡を行い病変の有無を判断致します。
血性乳頭分泌物が見られた場合は、潜血の場合は少し様子を見て、継続する場合は外来受診、どす黒い血の場合は即座に受診されると良いかと考えます。乳汁が出ても悪性と言う確率が低いので取り乱す必要はありません。
早速の御返事ありがとうございます。
少し安心しました。
受診の際に「乳汁のようなものが見られます」とのことでしたので、血のような状態ではないと思います。
自分での触診の際に分泌物は確認できませんが、
落ち着いて一度精密検査を受けてこようと思います。
ありがとうございました。
御丁寧なお返事有難うございます。
初めて書かせていただきます。
よろしく願いいたします。
3ヶ月前、職場の婦人科検診で右の乳管に何かある、といわれ、その場で細胞診(?注射器のようなもので採りました)をしました。
結果は検査不能ということでまた3ヵ月後に来てくださいといわれました。
もともと何もないと高をくくって、職場の指定内の病院に行ってしまったのと、引越しなどが重なり、色々調べ他の病院を受診したところ、マンモとエコーの検査をし、7ミリの乳管内乳頭腫であるといわれました。C1とのことでした。また、2ヶ月に一度、半年間様子観察となりました。
癌でなかった事に少し安心したのですが、結婚2年目の36歳です。少なくとも半年は妊娠はしないほうがよいでしょうといわれたのですが、子供は今すぐにでもほしいと思っています。
①やはり妊娠はしないほうが(出来るかはわかりませんが)よいでしょうか。
②半年後、悪性と出た場合どんな治療をしていくのでしょうか。その場合、妊娠は出来るのでしょうか。
③半年後、良性と出た場合すぐに妊娠をしても大丈夫なのでしょうか。
「もしも…」の質問が多く申し訳ありません。
この病気をきに、大げさかも知れませんが人生設計をしたいと思います。治療方法、期間など教えていただきたいと思います。
お忙しい中申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
ご投稿有難うございます。
乳管内乳頭腫は良性腫瘍です。乳頭状と言う用語は、線維血管結合組織の芯で支持された上皮増殖性病変に対して用いられる言葉で、乳頭の病変ではありません。
乳頭腫は乳汁分泌や血性乳汁(血性の原因は、乳頭状構造の茎捻転によって生じる出血性梗塞です。)にて発見されることが多く、腫瘤形成を呈する頻度は少ないとされています。乳管内に存在することから乳管内乳頭腫と呼びます。
乳頭腫は中心性乳頭腫と末梢性乳頭腫があります。中心性乳頭腫は乳輪下の太い乳管に発生し孤立性で平均年齢50歳前後に見られます。末梢乳頭腫は小葉内乳管に発生し、多発することがあり、平均年齢は中心性より若いとされています。異型のない中心性乳頭腫は予後は良好です。異型細胞集団が見られる場合は、摘出切除後にも再発し乳癌を認めることがあります。今後、多発した場合や異型がある場合のみに乳がんが出る可能性があり、年に1回程度画像による経過観察を行なうのが一般的です。また、乳がんになる可能性は稀です。但し、この病変は診断が難しく乳癌との鑑別が必要となります。画像診断のみでは確定診断に至りません。病理組織診断を行なって初めて診断が下されます。現在は乳管内乳頭腫疑いではないかと想像致します。
ご質問は乳管内乳頭腫の場合としてお返事致します。
①妊娠には問題はございません。
②悪性に変化は乳がんの治療に準じて手術等の治療となります。
③現在良性の為、妊娠は問題ございません。
丁寧なご返答をありがとうございました。
また早いご返答、とても心強く読ませていただきました。
一度目の検査のため、二ヵ月後の検査を待つか、貴院で診ていただくか検討していきたいと思います。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
御丁寧なお返事有難うございます。
先日貴院にて乳がん検診を受診した者です。
乳がんに関しては問題ないとのことで安心しているのですが、しこりのようなものがあり、それが痛みます。乳腺症などの症状なのでしょうか?
癌ではないということで放置していてよいものか、ちゃんと受診したほうが良いのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、どうぞご指導くださいませ。
当院をご利用頂きありがとうございます。
乳がん検診は乳がんの有無を見ているだけではありません。良性病変に関しても、あれば結果の時にお伝えしております。異常なしの方は正常乳腺とお考え下さい。しこりのようなものは正常乳腺です。痛みも通常のホルモン等による影響です。
当院は専門施設が行う乳がん検診です。真の乳腺症以外は乳腺症とは致しません。乳房が痛いと言うと病院では乳腺症の痛みですと良く言われます。広義の乳腺症は英国の病理学者は老化現象と言い、病気には位置していません。これは、40歳前後に発症が多く、閉経とともに消失するからです。ある意味加齢による生理現象としているのでしょう。広義の乳腺症による悪性病変の将来の危険度はありません。
乳腺症とは性成熟期(30歳以降)に見られ、エストロゲンホルモンの分泌されない閉経後には減少します。エストロゲンホルモンの分泌が止まる妊娠・授乳期には発症しないものです。症状は、腫瘤、硬結、乳房痛(特に月経前)、乳頭分泌異常が見られます。乳腺症の痛みは黄体ホルモンの影響による乳腺間質の浮腫によるものが原因とされています。乳腺症には腫瘍はなく炎症もありません。真の乳腺症は病理組織学的に乳管過形成・乳管乳頭腫症・のう胞・閉塞性腺症・硬化性腺症・アポクリン化成・小葉増生症・線維腺腫症の所見を認めないと確定診断ではありません。もし医師に乳腺症と診断された場合は広義か狭義(真の)の乳腺症かを聞き、悪性と鑑別を要する経過観察等を要する指示がある場合は病理組織診断を受け、上記の診断を要する必要があります。
広義の意味で良く医師が使用する乳腺症と言う病名には真の乳腺症ではなく、生理的範囲からの逸脱に過ぎないとされています。真の乳腺症は英国では正常乳腺組織が加齢により発達と退縮を起こし、その生理的範囲から逸脱した状態と区別され、米国では線維のう胞変化、線維のう胞状態と区別されています。つまり、広義の乳腺症は病気ではないので、この病名は避けてもらう必要があります。
年に1度乳がん検診を続けて頂ければ問題はございません。ご不明な点がございましたら、お電話でお問い合わせ下さい。カルテを確認して御説明致します。
早速のお返事ありがとうございます。
母が以前、乳房にできたものを切除したことがあり(私が子供の頃のことでそれが何か分からないのです。母は高齢のためあまり記憶がないようで確認できないのです・・)を受けたことがあり、もしかして私もなにか手術が必要なのかもと、なんだか必要以上に神経質になっていたようです。
ご説明くださり安心しました。
来年になりますが、必ずまた検診に伺おうと思っております。ありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
宜しくお願いします。
46歳、3人出産しています。
3年前から毎年マンモグラフィーとエコーを受けています。その時から乳腺線種がありますが、1年前の検査より最近大きくなった気がして、今日病院で診てもらいましたら、横3.5cm縦1.5cmになっていて、切除をすすめられました。
年齢があがってくると小さくなると聞きましたが取らなくても大丈夫でしょうか?宜しくお願いします。
ご投稿有難うございます。
乳腺線維腺腫は乳腺良性腫瘍の代表格です。実は真の腫瘍ではありません。一種の過形成と考えられています。管内型、管周囲型、類臓器型、乳腺症型に分類されます。
境界明瞭な腫瘤で、硬度は弾性硬から硬いものまであります。通常2〜3㎝の腫瘤を自覚して受診する例が多いとされ、10㎝に達するものもあります。若い女性に発生するものは急速に増大するものもありますが、必ずしも年齢と関係ないこともあります。単発例が多いですが、多発例や両側性もあります。
生活様式や食生活の欧米化に伴うホルモン環境の変化により最近上皮成分の増生の著しい線維腺腫が増加してきていて、増殖した腺成分は乳管癌様に見え、乳癌と誤診されることが多いのです。乳癌の合併例は極めて稀であり、合併例は小葉癌です。つまり、良性腫瘍と言う前提で対応致します。
3cm以上を越える腫瘍も定期観察で増大変化を示すものは多くはありません。3cm以上のもので多発していても授乳に支障をきたすことはなく、乳房が変形するような急速増大例以外は安易な手術摘出は避けるべきとされています。常識ある乳腺診療をお受けになる事をお勧め致します。
早々のお返事ありがとうございました。
1年半前に吸引細胞診を行い良性でしたので、このまま経過観察していこうと思います。
できれば私も切りたくなかったので、先生にそう言っていただくと嬉しいです。相談して本当に良かった。安心しました。
ありがとうございました。
御丁寧なお返事有難うございます。
このような場合は、乳腺線維腺腫と乳がんの鑑別ではなく、葉状腫瘍との鑑別が大切です。細胞診では良悪性の鑑別が出来ただけです。針生検等の組織診断を要します。これがなければ診断できていません。
お返事ありがとうございます。
吸引細胞診を受けたと書きましたが、注射器のようなものをさして液体を採取していたので、針生検だったのでしょうか?ただ良性だと言われただけなので、葉状腫瘍との鑑別は出来ていないと思ったほうがいいですか?
私の住んでいる近くには、乳腺科のある病院が無いのですが、葉状腫瘍の検査は出来ますか?
知らないことばかりですみません。よろしくお願いします。
御丁寧なお返事有難うございます。
それは、針生検ではございません。吸引細胞診です。乳腺疾患は必ず乳腺外科で診察を受けて下さい。病院は近くで探すとう言う選択肢は絶対辞めて下さい。それが一番失敗の基となる事が多いです。だから、手術と言う話が出てきたのです。乳腺外科医は良性疾患への手術は無闇に行なわないのが一般的です。
判りました。乳腺外科を探して診察していただきます。あとで後悔しなくてすむように。
先生、何度もお返事ありがとうごさいました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
先生、はじめまして。妊娠3か月(11月出産予定)の39歳主婦です。
昨年の7月に乳腺外科でマンモを受けました。
その結果、散らばった白い点が少しあり、石灰化とのことでしたが、1箇所に集まってるわけではないので心配ないとのことで、1年に1回乳がん検診を欠かさずに、とのことでした。
1年後にマンモを受けるつもりでしたが、妊娠したため、今年の7月には受けられません。
妊娠中は、エコーならできると聞いたのですが、エコーでも乳がんかどうかはわかるのでしょうか?
また、前回指摘された石灰化が広がっていないのかも気になるのですが、エコーで石灰化はわかるのでしょうか?
それとも1年以上たってしまいますが、出産後に、マンモが受けられる状態になってからでないと意味はないでしょうか?
体外受精で妊娠したため、黄体ホルモン投与を行っており、乳がんの可能性が高くなってそうでとても不安です。
ご投稿有難うございます。
乳腺エコーでも乳癌は発見できますが、妊娠中は乳腺が授乳期への乳腺となり発達しています。小さな乳癌を発見する確率は殆どありません。また、この時期に乳癌は血流が激しくなる為に、乳癌は急成長致します。多くの方は進行癌として発見され、生存率は低いとされます。
しかし、貴女の場合は妊娠前に乳癌がない事を乳がん検診で確認出来ています。この乳がん検診を受けているから安心が得られます。つまり、妊娠中に乳癌ができる確率は殆どありません。大きな腫瘍ができない限り検査は不要です。断乳を終え半年後からまた検診をお受けになれば問題ないでしょう。
先生、ご回答ありがとうございます。
もうひとつ教えてください。
昨年7月に指摘された「多少石灰化がある」というのが気になっているのですが、これが1年くらいたって、不妊治療や妊娠によって急速に乳がんに発展する可能性はほとんどないと思ってよいのでしょうか?
断乳を終え半年後からまた検診となると、おそらく何年かあいてしまいそうなのでちょっと不安です。
ご丁寧なお返事有難うございます。
乳がんは最初から乳がんとして現れます。良性が悪性に変化するものではありません。一度明らかな良性と診断されたものが乳がんに変わる事はありません。
良性が悪性に変わることはない、とのお言葉にとても安心いたしました。
なんとなく乳がんの種を抱えているような気がしていたので・・・。
先生、お忙しいところお返事ありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | |||||||
午後 |
午前: 9:00~12:00
午後: 14:30~ (水曜は15:00~となります)
こんにちわ。45歳の海外在住の主婦です。
4年前に左乳房を全摘しました。
その後抗がん剤を経て、ホルモン治療へ進みました。
タモキシフェンを合計1年半(半ば10ヶ月飲むのをやめましたが・・・)服用しましたが、副作用がひどく、
ホルモン検査で閉経状態だったため、薬をアロマシンに変更しました。
タモキシフェンからアロマシンに変えた時、すぐに服用しないで5ヶ月無薬状態だったためか、アロマシンを服用して2週間後に生理が来てしまいました。
またホルモン状態を調べ、やっぱり閉経状態なので、このままアロマシンを続けるように言われました。
服用を始めて2ヶ月、また少量ですが生理がありました。
ドクターは「閉経状態なのに生理があるのはおかしい」と不正出血を疑って、子宮体がん検診を薦められました。タモキシフェンを服用していたのも考慮しているようです。
でも、だらだら続く出血ではないし、2,3日出血するだけなので、生理ではないかと思っています。出血状態も生理と一緒です。
でもドクターの言う通り、閉経状態で出血するのは異常なのでしょうか?
よろしくお願いします。