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乳頭からの分泌物

始めまして。
38歳の女性です。
コラムならびに掲示板を一読させて頂いた上でお尋ね致します。
10歳と5歳の子どもがおり、5歳の子は完全母乳で育てました。
バストは小さいですが、かなり頑張ってひっぱりひっぱり、年に一度マンモグラフィ検査(3方向から)と触診での乳がん検診を受けており、五ヶ月前の同検査では、異常なしとの診断でした。
1週間ほど前、左胸の乳輪から乳首にかけてぎゅ〜っと強く絞ると、濃い黄色の分泌物が、ジワっと出てきました。その後も強く絞れば、なのですが、出たり出なかったりという状況です。
一見しても、血液の混じったものなのかどうか素人には判断しにくく、希望的観測に基づく勝手な判断を下すのも心配ですので、都内在住でもありますし、別の授乳後、もう何年も分泌物など無かったので、動揺したのですが、こちらのサイトで、
「一見しても、血液の混じったものなのかどうか素人には判断しにくく、希望的観測に基づく勝手な判断を下すのも心配ですので、都内在住でもありますし、どこか乳腺外来を探して受診するのであれば、1ヶ月待ってでも貴院で診て頂きたいと思っているのですが、
それにあたり、気になることが数点ありますので、ご質問させて下さい。

①そもそも、このような症状で、受診する必要性が、 多少でもありますでしょうか?
 乳管内乳頭腫、または乳がんである可能性もありま すよね?
②マンモグラフィと触診だけのがん検診を5ヶ月前に
 受けていますが、貴院で更に「マンモ+エコー   +…」の検査を受けた方がよいでしょうか?
③受診(あるいは検査)の予約をさせて頂くにあたっ て、生理前・生理中、生理後で避けた方が良い期間 はありますでしょうか。

以上です。どうぞ宜しくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
①この症状のみでは受診は不要です。この症状による乳がんは疑いません。但し、乳腺エコーが行われていないので、乳がん検診としては不十分です。症状とは無関係に乳がんは見逃されている可能性が約17%あります。
②検診の継続を行なって下さい。その際、必ず乳腺エコー検査を行なう必要があります。マンモグラフィだけでは小さな癌は発見できません。
③特にありません。

タモキシフェン

閉経前45歳で非浸潤癌で右胸を全滴し、再建しました。(乳房が小さく、温存でも4分の1切除 と言われたので)

伯母と従姉妹が乳癌だったことを話すと、健側予防のためにタモキシフェンを薦められました。ERは陽性です。ただ、祖母が45歳で子宮体がんで亡くなっているため、副作用で子宮体がんの発症率が上がる と聞き躊躇しています。私自身も10年前に子宮頸がんゼロ期で円錐切除をしています。
非浸潤癌になった人は、もう片方の胸も癌になる確率が高い とも聞いたので、服用するべきなのでしょうか?
タモキシフェンを服用した場合としない場合とで、健側も癌になる確率はどのくらい変わるのでしょうか。
ホルモン療法や定期健診以外で、再発や健側予防のためにできることはありますか?
乳製品や白砂糖、牛肉をとらないようにしたり、大豆食品をなるべく食べるようにはしているのですが。

 ご投稿ありがとうございます。
 タモキシフェンについてのご質問に関する詳細は乳腺外科コラムに記載されていますので、ご参考になさって下さい。尚、予防に関しては、ご投稿の内容位かと考えます。

気になる胸の痛みについて

数年前に、整形外科で、ヒアルロン酸を使った、豊胸手術をしたのですが、何年か経ってから、胸にシコリのような物があり、痛みもあったので乳腺科で受診したところ、ヒアルロン酸の部分が固まってしまい、それがシコリっぽくなっているとの事でした。
特に、乳癌の心配もなく、とりあえず安心したのですが、今でも、たまに胸の部分がズキズキと痛むことがあるのですが、他に何か考えられる原因ってあるのでしょうか??

 ご投稿有難うございます。
 原因はヒアルロン酸による腫瘤が影響しているかと考えます。乳腺下に注入されている為、乳腺疾患ではありません。専門領域は形成外科ですので、そちらでご相談下さい。

カテゴリー3 石灰化

先日ドックで乳癌検診を受けたところ、カテゴリー3微細石灰化と診断され、MRI検査を受けたところ、あまりいい状態ではないと、所見され、マンモトーム生検をうけることになってのですが、その際もし、悪性の場合、全摘出になるといわれたのですが、ほかにほうほうは、ないのでしょうか?温存はできないのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 全摘と言われるなら、広範囲に乳がんが乳管内進展をしているかと考えます。

突然の投稿へのお返事有難うございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

はじめまして。

はじめまして。
亮介と申します。お察しの通り男です。
今日は私の母(60歳)の事でご相談させていただきたくメールいたしました。
母は15年程前に乳がんで乳房を切除しております(ステージは不明)。術後はどのような治療をしたのかわかりませんが、再発はございませんでした。病院にも私の知る限りここ5年、乳がんでは通っておりません。が、この2,3年でむせるような咳を頻繁にするようになり、最初は更年期障害か自律神経失調症かと思っておりました。というのも、すぐにイライラしたり、すごく落ち込んだりと少し精神状態が不安定なところがあったかので年齢のせいなのかとおもっておりました。
ところが、最近になって母が「膿や血が出る(どこからかはわかりませんが)」と言い出しました。
直にでも病院に連れて行き診察してもらうべきだということは理解しております。ですが諸事情がございまして・・・。病院には必ず連れて行きます。
ご相談内容ですが、15年経って再発する可能性はあるのか、「咳」や「膿」や「血」が癌の症状なのかを教えていただければとおもいます。

よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 症状は肺疾患のようです。呼吸器内科を受診されることをお勧め致します。乳がんの再発との関連性は解りません。尚、乳がんの再発は何年経過しても起こります。

石灰化とマンモグラフィー再検診について

お忙しいところ恐縮ですが、ご相談させて下さい。

昨年3月に貴院にてマンモグラフィーおよびエコーの検診を受けたものです。左右両方の胸に多く乳腺の石灰化が見られるものの、良性だというご診断を頂きました。

今年3月に再検診を受けるようにと勧めて頂いておりましたが、マンモグラフィーの被曝が気になり、まだお伺いしておりません。

過去の投稿等も拝見し、二度の被曝はNYに飛行機で往復した自然被曝と同等だとありましたので、特に問題ないとのことでしたが、色々なサイトで調べて少し不安になっております。

「装置改良によりX線の量が減ったものの、無害ではないため、40歳(または50歳)以下の方に繰り返し行うのはよくない」「毎年ではなく2年おきで充分」等という説明を目にし、マンモグラフィーにより発癌の可能性が高まるのではないかという不安から、再検診に伺うのが怖くなってしまいました。

放射線を用いない乳腺エコー(超音波検診)のみでの検診は不可能でしょうか。やはり、複数の検診を組み合わせるほうがよいのでしょうか。

実は、今年1月に結婚をしたのですが、この夏から子作りを始めたいと話しております。先日、主人に、しこりがあるのではないかと言われ(昔から、しこりのようなものはあるのですが、前回の診断でも問題はありませんでした)、石灰化の再検診も兼ねて、やはり何等かの検診を受けたほうが安心ではないかと考えております。ですが、可能でしたら、マンモグラフィー以外の検診を組み合わせて頂けないかと思い、予め先生のご意見をお伺いできれば幸いに存じます。

長文となり申し訳ございませんが、お返事をお待ちしております。何卒宜しくお願い致します。


 ご投稿有難うございます。
 放射線被曝の影響には、確定的影響と確率的影響があります。確定的影響は、被曝を受けた細胞が損傷され、その損傷の度合いが自己修復機能を超えたときに、放射線障害(皮膚、粘膜、骨髄などに)として症状が現れるもので、自己修復機能で対応できる範囲の被曝であれば症状が現れず、ある程度の閾値が存在します。それに対して、確率的影響は、被曝により遺伝子が突然変異した結果、癌や白血病を発生させるもので、明確な閾値はなく線量に比例して確率が上昇すると考えられています。これにより、マンモグラフィの放射線被曝は他の検査に比して非常に微量となり、問題となりません。尚、マンモグラフィによる生涯の致命的発癌リスクは0.0009%と算出されます。また、被曝によるリスクは年齢とは無関係ですので、若いからリスクが上がるものではありません。マンモグラフィ検診の利益と被曝リスクを分析した日本の研究は17回日本乳癌検診学会で発表され、どの年齢でも利益が被曝のリスクを上回っているとされています。また、現時点での体の一部に低線量の放射線被曝を受けるマンモグラフィの致命的発癌リスクは、ないか、あっても極めて小さいとされています。
 つまり、貴女の場合、石灰化はエコー検査では殆ど見えない為、エコー検査のみでは利益がなく、もしエコーで乳癌が発見された場合はある程度大きくなった乳癌となり、生存率が下がり、乳癌発見による治癒の可能性が下がり、本来の検査の利益がなくなり、単に死の宣告の為の検査に過ぎない事になります。その為にエコー検査のみの検診は当院では特別な理由がない限り行いません。
 逆に、他院で既に数か月以内にマンモグラフィを受け、異常がないにも関わらす検診を受けに来られる方もいらっしゃいますが、これこそ被曝のリスクが上がるだけで無駄だと思います。

お忙しい中、とても詳しいお返事を頂き、誠にありがとうございました。

マンモグラフィーの被曝は大した影響はないということと、なぜエコーとマンモグラフィーを組み合わせて用いるべきなのかが、よく理解できました。

GW明けに、改めてご連絡させて頂き、再検診を受けたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。



 御丁寧なお返事有難うございます。

乳腺炎か、乳腺症か・・・について

7か月前に第2子を出産、現在授乳中です。
右の乳房のみ、痛みがひどく、産婦人科受診しました。
つまりやしこりなどもないとのことで、乳腺外科をすすめられ、乳腺外科を受診したところ、「熱などはないけども乳腺炎のようなもの」との診断でした。
それをまた、違う機会に産婦人科に伝えたところ、もしかしたら乳腺症かも。痛みがあまりひどいなら・・・と、カロナールを処方されました。

もともと、妊娠前の乳がん検診では、右胸は乳腺症と診断されていました。
また、両胸とも、上の子の卒乳後1年以上、少しの乳汁分泌があり、乳腺外科で乳腺拡大症と診断されていましたが、治療の必要はないとのことで、そのままにしていました。

現在の痛みの状態は、少しずつ母乳の分泌量が減り、自然に卒乳するころには、痛みは軽減していくのでしょうか?

乳腺外科の先生の「乳腺炎のようなもの」というのと、産婦人科の先生の「乳腺症かな?」というのは、どちらかはっきりさせないと、今後、治療などをするうえで、なにか困ったことがあるでしょうか?
私自身は、まだ授乳中のためマンモはできないだろうし、痛みのひどいときだけカロナールを使用して、なんとか卒乳まで授乳していき、その後、あらためて乳がん検診(マンモなど)を受ければいいのかな、と思っていたのですが・・・

転居などが重なり、産婦人科、乳腺外科とも、ずっと同じ病院で受診することができず、今後、産婦人科と乳腺外科、どちらにどのように相談していいか迷っています。
ご指導いただけましたら幸いです。

 ご投稿ありがとうございます。
 妊娠中や授乳期に乳腺症はおこりません。考えられるのは乳腺炎のみです。症状は軽減するか、それとも増悪するかは解りません。乳房マッサージをお勧め致します。