エコーにて「石灰化が強い」と診断されました
ご投稿ありがとうございます。
まず大前提としてエコーだけの乳がん検診は基本的に根拠のない検査で認められてません。マンモグラフィは乳がん検診では必須です。
1)石灰化が強いの意味がどうとらえるのか解りません。理由はマンモグラフィでしか石灰化の判断はできません。強い=石灰化が一杯あるなら良性として特に問題はありません。逆に少しの時は要注意です。
2)乳腺症と判断するならそれは正常と言う事になります。
3)医師本人にしかわからない感覚かと思います。医学的な用語ではありません。
20代の乳がん検診は家族歴に乳がんの方が二等親内に居られる方のみが適応になります。検査の受け方も問題ですので、正直受けなかった方が良かったと思います。
たしかに!気休めのエコーならやらない方がマシでした。しかも、今不安の種になっているのですから、結局気休めですらないという。
やはり「石灰化が強い」は、医師独自の感覚だったのですね。石灰化している部分、「その辺、痛いんですよ」と医師に話すと「そうでしょうねえ」と返されましたので「乳腺症だからだろ?」という意味合いだったのだと思います。
>乳房が痛い=正常な乳腺で原因などありません。
冨永院長の他の方へのお返事で、これを見かけて驚きました。他人がどのくらい乳房が痛いかって知る機会がなく、自分が特別痛いんだと考えていたので。
もう少し、質問させていただいてもよろしいでしょうか?またと無い機会なので……!
>理由はマンモグラフィでしか石灰化の判断はできません。
・この件、ネットでも見つけたのですが、エコーでは「石灰化の存在そのものが見つけにくい」のでしょうか?それとも「石灰化自体は見えるけど、その性質が判断できない」という意味なのでしょうか?
もし後者の場合、エコーで見て「マンモですぐ見た方がいい石灰化」というのは、普通は即判断できるものなのでしょうか。冨永院長が、というよりは、一般的なお医者さん方はどうなのだろう、と疑問に感じました。
つまり、受診でコミュニケーションがうまく取れなかったことから「めんどくさくて受け流されたのじゃないか」と私が勝手に不安になっているだけなのですが……!
富永院長、でした。
すみません!
ご投稿ありがとうございます。
感染症を除き、乳房痛は病気では基本的に発生しません。つまり、炎症所見(皮膚が赤くなるなど)がないものはホルモン関係によるもので受診しても何も結果は出ません。つまり、異常のない事でどちらかというと健康な乳腺です。本当に解決するなら極端な話、卵巣機能を止めるか卵巣摘出や乳腺全摘をしないと無理です。痛みの程度や感じ方は乳房に関わらず個々人違います。乳房痛のみで病院に来る患者さんに対してどの先生も快く診ている人は居ません。どの先生も口をそろって言います。何度も受診する方などはカルテに記録があるので、本当に病気がある時に損をする事もあります。本当の病変を見逃されるきっかけになる事もあります。
エコーでは石灰化の存在そのものが見つけにく、石灰化自体見えてもそれ以上の判断はできません。そもそも石灰化はその性状と分布で判定するものです。石灰化自体は病気ではなく病気に付随してできるもので、単なる組織が壊死してものです。
通常は、マンモグラフィで性状と分布を判断して精密検査を要するものはエコーを行います。その上で石灰化以外の所見や石灰化自体が見えないものは、ステレオガイド下マンモトームを行います。石灰化以外の所見が見えるものは悪性を疑い場合は針生検などの検査を施行します。性状と分布の総合判断になるのでマンモグラフィを行わないと何も解りません。エコーでは石灰化は全て見えないので分布も性状も解りません。つまり、エコーのみで石灰化が認めても、我々は「だからどうしたの。」となります。
富永院長、はじめまして。いきなりで大変恐縮なのですが、ぜひ質問をさせていただきたく書き込みいたします……!
昨日、近隣の乳腺科で乳がん検診(技師によるエコーのみ)を受けました。前年(初検診)からある9mmのしこりも大きさなど動きなく、医師から「大丈夫ですね」と、言われました。
診察の最後に、ダブルチェックで医師によるエコーをしていただいたのですが、「石灰化が強いな」「来年はマンモも受けて」と。
「強いって具体的にどういう状態?」と疑問に思い、「マンモ、今日は受けられませんか」と相談したところ「来年でいい、来月でもいいけど」。投げやりな雰囲気(正午近くで患者は私だけ、看護師もロビーに集まって休憩モードでした)を感じたこと、私自身、今的確に質問できる知識も持っていないことに気づき、もう質問はしませんでした。情けないです。
後ほど「そもそも石灰化って?」と調べるうちに、富永院長と貴クリニックを知りました。
長くなりましたが、お伺いしたいのは
1)「石灰化が強い」とエコーで認められた場合、即マンモで検査するべきなのでしょうか。「次はマンモ」ということは、明らかな良性!という判断ではないんだよな?と、後から気づき不安になりました。
2)エコーで見た石灰化、両胸強いとのこと。医師曰く「乳腺症じゃない?」。確かに痛みはあります。なんというか……うまく言えませんがそんな感じで大丈夫なのでしょうか。
3)一番思うのは「”強い”ってなに?」ということです。素人からしたら、濃いとか厚いとか多いとか……いろんな状態が予想できてしまい、「石灰化が強い」にめぼしいヒットがなかったのでネットでも当然わからず。これは、診察した医師本人にしかわからない感覚でしょうか。もしそうであれば筋違いの質問、すみません。
「若いから大丈夫」「普通20代は乳がんなんてならないよ」。自分の体のことなのだから、気になるなら食い下がるべきなのに、心がカクっと折れてしまいました。こんな風に富永院長を頼ってしまって申し訳ありません。自分でももっと勉強します。