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両局所的非対称性陰影

はじめまして。
先日人間ドックを初めて受けました。
最近になって結果が届き、両乳房 両局所的非対称性陰影のため精密検査をうけるようにとの診断でした。
現在2歳の子供がおり、日に1〜3度授乳をまだしています。だいぶ前からもう張ったりすることもなく、吸われれば少し出るかなといった感じで母乳量は少ないと思います。
授乳中はマンモグラフィはしないとよく聞きますが、私の受けた健診センターでは、大丈夫ですよ ということでしたので受けました。
このような結果が出てしまい、不安で仕方ありません。
いろいろ調べると乳腺のせいではないか・・とも思いますが、授乳もそんなに頻繁でもなく張ったりすることもないので、それもどうなのかと不安です。
ちなみに触診では異常はありませんでした。
このような診断はよくあることなのでしょうか。。悪性の可能性は高いのでしょうか。
心配で何も手につきません。

よろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 授乳中は正常な乳腺ではないので、正常なものも異常に判断され過剰診断となる可能性もあり信憑性に欠けるため、検診としてマンモグラフィを行なう事はしません。両側の局所的非対称性陰影は余り所見としてはありません。悪性の確率等は解りません。一般的にこの時期はエコーを必ず行わないと検診としての判断が付かないので、授乳中のマンモグラフィ単独検診自体を施行した施設に疑問を感じます。ただ無駄に被曝しただけではなく、無駄な精密検査が増えただけではないかとも思います。

ありがとうございます。
結果が出た以上、不安を抱えたままではいられないので、来週にでも精密検査をうけてきます。
今はせめて無駄に終わってくれれば・・と思えて仕方ありません。

お忙しい中ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

心配

今回初めて職場健診のオプションでマンモグラフィーと触診を受けました。
触診の際医師より「マンモで乳腺症といわれるかも・・・」と言われ結果が出るまで不安でした。
健診結果は『左右にびまん性/散在性石灰化・カテゴリー2で心配ありません。』と言うことでした。
色々調べていたら『乳腺症はがん化することがある』とあり診察時に医師から言われた『乳腺症』という言葉が引っかかって仕方がありません。
年齢は30代で今回の健診ではエコー検査はやっていません。また、陥没乳頭なのも気になります(高校生の時にはすでに陥没していました)。
子宮筋腫でオペをしており乳腺症もホルモンが関係しているということでとても心配です。
このまま様子を見ていて良いのでしょうか?また、今後どのように健診を受けていけばよいのでしょうか?
宜しくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 誤解があるようなので、正しい知識をお持ち頂きたいと思います。乳腺症が癌化するのではございません。乳腺症があると乳癌が合併し易いのです。最近は、乳腺症の一つ、硬化性腺症に7%程度乳癌が合併していると報告を見掛けます。また陥没乳頭は乳頭の奇形なので、無関係です。これは、形成外科で手術をされると簡単に修正出来ます。
 検診は年に1回は、マンモグラフィと乳腺エコー検査を受ける乳がん検診を行う事が最適です。マンモグラフィのみでは70%程度の乳癌発見しか出来ません。マンモグラフィ単独検診を信用していると落とし穴があります。

お忙しい中、分かりやすい説明有難うございます。

もう少しお聞きしたいのですが、今回エコーを受けていないので早めに検査を受けたほうが良いのでしょうか?それとも来年を待ってエコーとマンモ両方の検診を受ければよいのでしょうか?

心配なら検査に行けばよいと思うのですが、健診結果では一応『心配なし』となっているので受診してもよいのかどうか迷っています。

お忙しい中、申し訳ないのですがご意見をお聞かせ頂ければと思います。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 エコー検査は念の為にお受けになるべきです。但し、エコー検査のみ受けても意味はありません。必ずマンモグラフィと見比べられる施設でお受けになる事が最適です。

お返事有難うございます。

機会を見つけマンモ・エコー両方の検査を1度受けてみようと思います。

お忙しい中、有難うございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

妊娠中の乳がん検診について

先生、こんばんは。
今妊娠7ヵ月(24週)の者です。

約9ヵ月前のマンモグラフィとエコーの検査で再検査となりました。その時の検査では両胸にまばらに石灰化がみられたのですが、それよりもこっちの方が・・と言いながら主治医の先生がマンモグラフィの画像を覗き込んでいました。そして3ヶ月後の検査となりました。(どうもしこりがあるようなことをおっしゃっていたのですが、胸がとっても小さくて乳房の脂肪がほとんどないせいか、しこりと乳腺の違いが自分ではよくわかりません。)

その3ヶ月後はエコーのみの再検査をしましたが、悪いものではないでしょうということで、妊娠希望の旨を伝えると妊娠してもいいですよとのお答えをいただき、ちょうどその次の月に妊娠したのですが、また半年後に受診してくださいと前の検診の時に言われ、それが今月です。

予約は来月の始め(前の検診から半年+15日くらい空いています。)にとっているのですが、それでは遅いでしょうか。もし前の検診の時にみえたものが早期の癌であったならば、妊娠中は進行が早いと聞きますし、1日でも早く受診した方がいいのかどうか迷っています。妊娠中であるならば予約日までの1ヵ月間のうちにどんどん進行してしまうということもあるのでしょうか。

また、今の妊娠の週数で乳がんが見つかった場合、治療はどうなるのでしょうか。妊娠維持することはできるのでしょうか。

長々と書いてしまい申し訳ないです。
お忙しいところすみませんが、先生のご意見をお聞かせ願えればと思います。
よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 15日を急いでも何も変わりません。もし乳癌の場合は、乳癌診療ガイドラインには『妊娠・授乳期乳癌に手術を行う事は勧められる。』と記載されています。
 妊娠・授乳中の乳癌は、そのホルモン環境、豊富な血流より、予後不良とされてきました。
 妊娠・授乳期乳癌は45歳以下女性乳癌患者の2.6%との報告があります。妊娠合併乳癌ではリンパ節転移陽性例が多く、腫瘍径も大きく、進行例が多い。授乳期乳癌においても同様で、かつリンパ節陽性例が更に多い。妊娠中の全身麻酔に関しては、妊娠中に手術を受けても奇形率は増加しないが、流産率は第一あるいは第二妊娠三半期に手術を受けた場合、PR:1.54で増加します。
 妊娠・授乳中の手術術式に関しては、非妊娠・非授乳期と同じに考えるべきで、乳房温存療法を施行する場合のには、放射線の影響を考えなければならない。従って、照射を産後まで待てない場合には乳房切除の適応となります。胎児の器官形成および流産の危険性を回避する為に、少なくとも手術は第二妊娠三半期までは待ちます。第三妊娠三半期乳癌の場合には、乳房温存手術を行い、産後に照射を行えます。センチネルリンパ節生検を妊娠期乳癌に行う場合、胎児に対する影響から色素法は禁忌であり第二妊娠三半期以降におけるアイソトープ法単独による実施が勧めれます。化学療法は第二あるいは第三妊娠三半期ならば胎児奇形を増加させることなく行えます。ACないしFAC療法は妊娠条件においては勧められる薬剤です。メトトレキサート、タキサン類は避けるべき薬剤です。進行した乳癌では術前化学療法を行ってから乳房温存手術を施行するときは、ACあるいはFAC療法に限定します。妊娠の継続は、早期に掻爬しても予後は変わらないと言う報告もあいます。他にも乳腺外科コラムに記載済みですので、キーワードで検索してこちらをご参考になって下さい。
 但し、今回の医師の検査の理由が良く解りません。摩訶不思議です。既に、良性で妊娠しても問題ないのならば、良性は悪性化しませんので妊娠中や授乳中には検査を指示する必要はありません。それにも関わらず検査を指示するには、良性の確信がないと言う事になります。

先生、お忙しい中とても詳しく説明してくださりどうもありがとうございます。

先生のお返事と乳腺外科コラムの両方を何回もよく読ませていただきました。妊娠中でもいろいろな治療法があるのですね。

病院に、前の検診から半年後に再検査を受けた方がいいか出産後でもいいかを問い合わせたところ、前の検診から半年後に変化がないかどうかを確認しておくために検診を受けた方がいいとのお答えをいただきました。もし変化があればより詳しい検査に進むようです。

そこで再度お尋ねしたいのですが、

エコー検査と触診のみで、以前みた疑わしきところの変化がわかるのでしょうか。

また、診察を15日急いでも何も変わらないとのことですが、来月の予約日を待たず、予約外ですぐにでも(今受診すると前の検診から約5ヵ月経っています)受診してみてもらった方がよいのでしょうか。来月の予約日を待たず今週にでも診てもらった場合、1ヵ月早く診てもらうことになります。妊娠中の1ヵ月間の進行の差は大きいものでしょうか。

度々すみませんが、先生のアドバイスをお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 乳癌があれば進行はするとは思いますが、今明らかな自覚しるようなしこりがなければその1カ月急ぐ意味はありません。

先生、お返事どうもありがとうございました。
自分で触診はしていますが、もっと時間をかけて慎重に触診してみます。
何度もご丁寧なお返事をくださり、本当にどうもありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

年に一度の・・・

こんにちわ、友人と今年初めに診察していただき、石灰化も問題ないと診断していただいた者です。あの時はありがとうございました。また、一年後に検診するように言われましたが、一年後で大丈夫でしょうか?

私はとても心配性でTVなどで乳がんなどのニュースを見たりすると不安になってしまいます。別に気になる症状があるわけではないのですが・・一年後にお伺いすれば大丈夫でしょうか?

友人の中には全く気にしていなくて検診をしない人もいますが、私は考え過ぎなのでしょうか?

お忙しいのにこんな質問ですいません。

 いつも当院をご利用頂きありがとうございます。
 年に1回当院の乳がん検診をお受け頂ければ十分です。考え過ぎではなく、検査と言うのは、適当な期間を空け検査をする事に意味があるのです。

お返事ありがとうございます!!

はい、一年後のその時期に検査に行きます。
先生 ありがとうございます、何かすっきりした気分です。
是非 友人も連れて行きたいと思いますので宜しくお願い致します。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 ご来院お待ちしております。

不妊治療のホルモン剤について

先生、はじめまして。
不妊治療をしている40歳の主婦です。

以前はデュファストン(錠剤)とプロゲストロン膣座薬を使っていました。
現在、体外受精でプレマリン(錠剤)とプロゲストロン膣座薬を使っています。

不妊治療で使うホルモン剤は、乳がんのリスクを高めるのではないかと思い、毎年のマンモは受けるようにています。
ネットで調べて、特にプレマリンはリスクを高めるように見えたのですが、実際はどうなのでしょうか?
また「長期間にわたる投与はリスクを高める」という記述を見るのですが、長期間というのはどれくらいをさすのでしょうか?
私はあと2年くらいは不妊治療をしたいと思っているので、この後も2年くらいはホルモン剤を投与する可能性があります。

また、乳がん検査で「微細な石灰化」があると診断を受けました。
石灰化はがんではないと思うのですが、石灰化がある状態で、ホルモン剤を飲むのは良くないのでしょうか?
たとえば、石灰化にホルモン剤が反応してがん化するという可能性はあるのでしょうか?
1年に1回経過を観察すれば問題ないでしょうか?

質問ばかりで申し訳ございませんが、どうかご意見をお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 不妊治療は、メリットの代わりにデメリットが伴います。プレマリンは突然急激に進行した乳癌を発生させます。また、プロゲステロンも乳癌発生を起こす危険があります。私の経験では、不妊治療中の乳癌は非常に進行した方が多く、発見時点でおそらく治らないなと言う印象があります。また、不妊治療後数年の乳癌も進行癌が多いと思います。不妊治療を行う方や行った方が乳癌のリスクをご理解されていない方が多い事にも驚きます。
 長期間はと言うのは長ければ長い程リスクが伴い、ただ不妊治療は各施設でホルモン剤の投与量や方法が色々あり、ただ期間の問題だけではないように思います。
 石灰化がどのような理由で出来ているのか解りませんが、想像するにはホルモンの影響を受けた乳腺と言う意味では、不妊治療がリスクを伴う方かと思います。石灰化自体が癌化を起こすものではなく、その石灰化を起こす組織が癌を作ります。このような知識は不妊治療を行う方は知っておられるべきです。症状がなければ、年に1回で問題ないかと思います。
 私達乳腺外科は、不妊治療などのホルモン療法は乳癌になる可能性があり、それを覚悟して行って頂きたいと思います。当然、このような治療による乳癌は悪質なので死が伴うと言う事もご理解頂きたいものです。自然理に従わないのは、危険だと思います。どうも不妊治療を行う方は自分勝手な考え方の方が多いように思え残念です。ハイリスクでローリターンなのが不妊治療です。特に不妊治療で有名な施設程乳癌の発生が多いとも思えます。また、産科医がリスクに対して十分な説明がない場合も見受けられ、このリスクを十分に説明されていない施設での不妊治療は絶対辞めるべきです。正直私は個人的には、産婦人科医がリスクを理解され、検査をお願いされる患者様にはご協力を惜しみませんが、それ以外の方にご協力するのは不本意です。また、私は病気でホルモン治療をされる方は乳癌のリスクより大切なのでお勧め致しますが、それ以外はお勧め致しません。このような原因による乳癌の悲しみは見たくないからです。もし不妊治療で乳癌が発生した場合、リスク説明やその対策を指導されていない場合は法的な場で責任を追及して頂きたいと思います。不妊治療は自由診療だから医師に責任がない訳ではありません。
 尚、一番低いホルモン剤の低用量ピルで1.1〜1.6倍のリスクとされています。

先生、ご回答ありがとうございます。

石灰化以外にも毎年、腋窩リンパ節腫脹も要観察事項として指摘されています。
こちらについても石灰化同様、やはり1年ごとに経過を観察する必要があるものでしょうか?
腋窩リンパ節腫脹がガン化する恐れもあるのでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 腋窩リンパ節腫脹は現在乳癌がない為、原因が乳腺にはありません。経過観察に関する理由が分かりません。何か乳腺以外に病気を疑うならば、経過観察も必要となります。また、悪性の場合は悪性リンパ腫などの乳腺以外の可能性ならばあります。掲示板利用規約により乳腺疾患以外のご回答は避けます。

先生、お忙しいなかいろいろと教えていただき、ありがとうございました。

 御丁寧なお返事有難うございます。

妻の症状について

突然の書き込みにて失礼致します。

先日、妻が検査にて乳癌の診断を受けました。
経緯と、具体的な症状は下記になります。

【6月初旬】
右乳房の中央下部分に小さく柔らかい、しこりを見つけマンモグラフィーとエコーによる検査を受けたところ、「異常なし」の診断を受けました。

【7月初旬】
別の病院でも同様の検査を受け、下記のような文面で、同じく「異常なし」の診断を受けました。

-----------
[右]
①右側NT≠43mmに8x6x4mmの、やや境界不明瞭な楕円形腫瘤を認めます。
②①の尾側に5x5x4mm大の、やや境界不明瞭な楕円形腫瘤を認めます。
[左]
全体に乳腺厚く、やや乳腺症に観察され嚢胞を認めます。

[診断]
右:線維腺腫疑い①②
左:嚢胞
-----------

【7月中旬】
念のため、こちらから希望して、細胞診検査を受けました。すると結果は一転しました。

-----------
細胞診断
乳腺 ASPエコー (CLASS Ⅴ)
Adenocarcinoma a2
細胞所見
少量の壊死様蛋白物質とともに中型異型細胞が集塊ないし孤立散財性にみとめられます。pair cell(+)
判定区分 ◎検体適正 悪性
-----------

【7月下旬】
エコーによるリンパ節を検査を行ったところ、(診断はありませんでしたので詳しい説明は受けておりませんが)技師の方に「そんなに心配はいらいと思いますよ、よくこんな小さい時に見つけましたね」と声をかけて頂きました。

【以降の予定】
8月中旬MRi検査
組織診(期日未定)

以上になります。

ネットで調べると、10mm以下のしこりは早期として命に関わる大事になりにくいというような記述が多く見られるようですが、妻のケースはこれまでのところ、早期発見ととることはできますでしょうか?また、現在分かっている事から、どのような症状が心配される状態にあるのでしょうか?
かかっている病院では、8月中旬まで診察の予約がいれられていない上手術は早くても2〜3ヶ月後と言われており、毎日とても不安な気持ちでおります。
先生のご意見を少しでもお伺いできますと幸いです。

お忙しい中大変に恐縮ではございますが、何卒宜しくお願い致します。

長文に目を通していただき心より感謝致します。また、このような質問の場を提供頂きましたことに
心より御礼申し上げます。

 ご投稿有難うございます。
 サイズからはStageⅠの早期癌です。基本的に早期の乳癌は無症状です。1年以内は症状はございません。乳癌の診断があるので、もうゆっくり治療されれば良いかと思います。急いでも何も利益はありません。生存率は既に乳癌発見時に決定しており、急いでも何も変わりません。標準治療を行えば生存率は90%以上はあります。

精密検査の結果について

 はじめまして、よろしくお願い致します。
 
 今年の3月、区の45歳クーポンが送付されて来たので乳がん検診を指定病院で受けました。結果MMGに右乳房右上に3つ集まった石灰化が見つかり「要精密検査」という診断でした。「今ここで精密検査を受けますか?」とのことでその場ですぐにお願いしました。視診・触診と超音波検査を追加した結果、医師からは「石灰化はがんと関連性があるものだが今の段階では一年後の検診で良いでしょう」と言われ「右上硬結化」と書いた診断書をもらいました。
 20代後半にしこりを感じ受診して以来、乳腺症という診断はその後現在まで良く言われていましたが
今回の石灰化という言葉は初めてでした。石灰化とは何ですか等の質問に「気にし過ぎるとがんになっちゃうよ」と言われ病院を後にしました。
 右上乳房のゴリゴリしたしこり?と綿の詰まったような感覚や痛みがあり昨年8月に都内病院にかかっておりMMG・超音波・触診で乳腺の腫れということでした。それ以来この右上乳房のしこり?の痛みやゴリゴリ感は現在も継続しておりますが、乳腺の腫れなのだからと安心しておりました。
ただ今回の区の検診結果の石灰化が気になり6月に昨年と同じ都内病院で受診しました。
MMG・超音波・MRIの結果、MMG右上乳房に石灰化あり(拡大すると数個集まって見え)。超音波は医師が確認すると分かる位の薄らと楕円形の黒い部分あり。MRIには右乳房端に白い塊がくっきり。
医師はMRIに何かがあるのとMMGでの石灰化が増えていること(前回も一個あったとのこと)から針生検(コアニードルバイオプシー)を3本実施しました。
 その結果が昨日出ました。病理検査は異常なしで半年ごとにMMGと超音波をしていきましょう。ただ医師からは針生検は塊の一部を調べたに過ぎないこと。
今回は石灰化は採取できていないこと。を言われました。今の段階での精密検査は全て終わったと言われました。
 病理検査は生まれて初めてで結果にほっとしておりますが、真にほっとして良いでしょうか?
ゴリゴリや痛みも塊も丸一年あり続けておりますが
ホルモンのバランスから来る良性なものとして安心して良いのでしょうか?
 申し遅れましたが46歳既婚出産経験なしです。
 よろしくお願い致します。


 ご投稿有難うございます。
 非常に残念なケースだと思います。最後の最後で針生検を行わず、ステレオガイド下マンモトーム生検を施行すれば完璧な結果が得られたと思います。
 このケースでは、もし癌があれば、この石灰化がある部位にのみ微細な非浸潤性乳管癌があります。つまり、この石灰化が採取出来れば、必要な材料が完全に採取出来た事になります。針生検を行った為に、検査結果を得る為には不必要な組織しか採取出来ていない事になります。『針生検は塊の一部を調べたに過ぎないこと。』と言う発言を行うならば、この医師は最初から確実に必要材料を採取するのに確実なステレオガイド下マンモトーム検査を選択すべきだったと思います。MRIまで行うならば、ここまで行うべきだと思います。つまり、この医師の精密検査を行う判断は正しかったが、最後の検査の選択を失敗したばかりに全ての検査が無駄になっり、不安のみ残った残念なケースです。もし来年この石灰化が増えていて乳癌と診断された場合は、今回の事が悔まれるのではないかと思います。この針生検を行った為に血腫が出来る為に、今再度マンモトームを行う事が出来なくなりました。想像するに、この失敗の原因には、この病院にはステレオガイド下マンモトーム生検の設備が整っていないか、その設備はあってもその微量の石灰化を採取する技術がないか、MRIを行ったばっかりにもう少し大きな病変だと錯覚され針生検を選択されたかです。ここまで疑ったならば、適切な検査が出来る施設に紹介されれば、完璧な医療で感謝される判断だったと思います。私も最近ステレオガイド下マンモトームの依頼を受けたケースでこの小さいな淡い微細石灰化から非浸潤性乳管癌を疑われ、結果その判断通りだったので、素晴らしいと思いました。患者様にその判断をした医師に感謝すべきだとお伝えしました。
 精密検査は、施設選びが全てと言える典型的なケースです。

 早速のご回答ありがとうございます。

 針生検やMRI検査を検索しているうちにベルーガクリニクさんにたどりつき、この掲示板や先生のコラムを拝読しておりましたので、今回の先生から頂いたご回答ステレオガイド下マンモトームをすべきだったことは昨日の医師に喉元まで出かかって飲み込んだ質問です。早期発見の重要性に対して心から望む正しい検査が行われていないことが悲しくてなりません。

 痛さに耐え針を刺し、病理検査の結果にドキドキし、ほっとしたのも束の間だなんて気持ちの置き場がありません。7年前に卵巣の疾患でこの病院の婦人科にかかりました。その時乳房がカチカチになり乳腺外科にまわして診て頂きましたので過去の経緯等もデータとしてあると思われ、安心しておりました。

 >MRIを行ったばっかりにもう少し大きな病変だと錯覚され針生検を選択されたかです
 MRIのはっきりとした白い部分は肋骨側に沿うように横長で大きかったです。この画像は結果が出るまで非常に気がかりでした。調べても良性の例という情報が皆無でしたので。

 >この針生検を行った為に血腫が出来る為に、今再度マンモトームを行う事が出来なくなりました。
半年後の検査まで成す術はないのでしょうか?
 
 >この病院にはステレオガイド下マンモトーム生検の設備が整っていない
 HPにはマンモトームとはありますが・・・。
多分ないのでしょうか・・・。
 本当に残念でなりません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 マンモトームはマンモグラフィと使うステレオ用とエコーを使うエコー用があり、マンモトームがあるから両方対応出来るのではありません。また装置があっても技術的にスタッフがいないや病理医の診断に不安がある場合など事情により検査を行えない施設があります。尚、約1〜2カ月空ければ検査は可能です。

 早速のご回答ありがとうございます。

 迅速にしかも分かり易く向かい合ってお話して下さることが本当に有り難いです。

 MRIで確認された右乳房の白いものは、今回の針生検で良性と認識されたのでしょうか? やはりステレオガイド下マンモトーム検査で微細石灰化を病理検査で見極めなければ診断はできなかった事になるのでしょうか? また逆に、微細石灰化のみの採取だけでこの塊に対する良悪性の判断はつくのでしょうか?
MRI画像のこの白い物体が気になっておりました。

 >約1〜2カ月空ければ検査は可能です
 これは約1〜2カ月空ければ、貴院でステレオガイド下マンモトーム検査が可能ということでしょうか?
 もしそうであれば是非ともお願いしたいのですが。用意するものはありますでしょうか?

 
 

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 MRIで白いものを判断するのではなく、その中の微細石灰化を伴う部位のみ良悪性を判断する必要があるのです。微細石灰化以外の部分は良性となります。つまり、MRIの検査は無駄で情報はなかった事になります。
 ステレオガイド下マンモトーム生検は行いますが、単なる紹介状ではなく適応を明らかにした紹介状があるか当院初診の方のみとしており、当院では患者様のご希望では検査は行いません。主治医とご相談になって、これをどうするか再度ご相談下さい。

早速のご回答ありがとうございました。
 
 二か月位の期間を置き、貴院で初めの検診からお願いすることはできないでしょうか? 今もこれから先も真の検診を受けて行きたいです。 

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 主治医とまずはご相談した上で、その内容により判断致します。また、こちらは掲示板ですので、利用規約をご理解の上ご投稿下さい。

お忙しい中、しつこく何度も質問してしまい申し訳ありませんでした。ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。