精密検査の結果について
ご投稿有難うございます。
非常に残念なケースだと思います。最後の最後で針生検を行わず、ステレオガイド下マンモトーム生検を施行すれば完璧な結果が得られたと思います。
このケースでは、もし癌があれば、この石灰化がある部位にのみ微細な非浸潤性乳管癌があります。つまり、この石灰化が採取出来れば、必要な材料が完全に採取出来た事になります。針生検を行った為に、検査結果を得る為には不必要な組織しか採取出来ていない事になります。『針生検は塊の一部を調べたに過ぎないこと。』と言う発言を行うならば、この医師は最初から確実に必要材料を採取するのに確実なステレオガイド下マンモトーム検査を選択すべきだったと思います。MRIまで行うならば、ここまで行うべきだと思います。つまり、この医師の精密検査を行う判断は正しかったが、最後の検査の選択を失敗したばかりに全ての検査が無駄になっり、不安のみ残った残念なケースです。もし来年この石灰化が増えていて乳癌と診断された場合は、今回の事が悔まれるのではないかと思います。この針生検を行った為に血腫が出来る為に、今再度マンモトームを行う事が出来なくなりました。想像するに、この失敗の原因には、この病院にはステレオガイド下マンモトーム生検の設備が整っていないか、その設備はあってもその微量の石灰化を採取する技術がないか、MRIを行ったばっかりにもう少し大きな病変だと錯覚され針生検を選択されたかです。ここまで疑ったならば、適切な検査が出来る施設に紹介されれば、完璧な医療で感謝される判断だったと思います。私も最近ステレオガイド下マンモトームの依頼を受けたケースでこの小さいな淡い微細石灰化から非浸潤性乳管癌を疑われ、結果その判断通りだったので、素晴らしいと思いました。患者様にその判断をした医師に感謝すべきだとお伝えしました。
精密検査は、施設選びが全てと言える典型的なケースです。
早速のご回答ありがとうございます。
針生検やMRI検査を検索しているうちにベルーガクリニクさんにたどりつき、この掲示板や先生のコラムを拝読しておりましたので、今回の先生から頂いたご回答ステレオガイド下マンモトームをすべきだったことは昨日の医師に喉元まで出かかって飲み込んだ質問です。早期発見の重要性に対して心から望む正しい検査が行われていないことが悲しくてなりません。
痛さに耐え針を刺し、病理検査の結果にドキドキし、ほっとしたのも束の間だなんて気持ちの置き場がありません。7年前に卵巣の疾患でこの病院の婦人科にかかりました。その時乳房がカチカチになり乳腺外科にまわして診て頂きましたので過去の経緯等もデータとしてあると思われ、安心しておりました。
>MRIを行ったばっかりにもう少し大きな病変だと錯覚され針生検を選択されたかです
MRIのはっきりとした白い部分は肋骨側に沿うように横長で大きかったです。この画像は結果が出るまで非常に気がかりでした。調べても良性の例という情報が皆無でしたので。
>この針生検を行った為に血腫が出来る為に、今再度マンモトームを行う事が出来なくなりました。
半年後の検査まで成す術はないのでしょうか?
>この病院にはステレオガイド下マンモトーム生検の設備が整っていない
HPにはマンモトームとはありますが・・・。
多分ないのでしょうか・・・。
本当に残念でなりません。
ご丁寧なお返事有難うございます。
マンモトームはマンモグラフィと使うステレオ用とエコーを使うエコー用があり、マンモトームがあるから両方対応出来るのではありません。また装置があっても技術的にスタッフがいないや病理医の診断に不安がある場合など事情により検査を行えない施設があります。尚、約1〜2カ月空ければ検査は可能です。
早速のご回答ありがとうございます。
迅速にしかも分かり易く向かい合ってお話して下さることが本当に有り難いです。
MRIで確認された右乳房の白いものは、今回の針生検で良性と認識されたのでしょうか? やはりステレオガイド下マンモトーム検査で微細石灰化を病理検査で見極めなければ診断はできなかった事になるのでしょうか? また逆に、微細石灰化のみの採取だけでこの塊に対する良悪性の判断はつくのでしょうか?
MRI画像のこの白い物体が気になっておりました。
>約1〜2カ月空ければ検査は可能です
これは約1〜2カ月空ければ、貴院でステレオガイド下マンモトーム検査が可能ということでしょうか?
もしそうであれば是非ともお願いしたいのですが。用意するものはありますでしょうか?
ご丁寧なお返事有難うございます。
MRIで白いものを判断するのではなく、その中の微細石灰化を伴う部位のみ良悪性を判断する必要があるのです。微細石灰化以外の部分は良性となります。つまり、MRIの検査は無駄で情報はなかった事になります。
ステレオガイド下マンモトーム生検は行いますが、単なる紹介状ではなく適応を明らかにした紹介状があるか当院初診の方のみとしており、当院では患者様のご希望では検査は行いません。主治医とご相談になって、これをどうするか再度ご相談下さい。
早速のご回答ありがとうございました。
二か月位の期間を置き、貴院で初めの検診からお願いすることはできないでしょうか? 今もこれから先も真の検診を受けて行きたいです。
ご丁寧なお返事有難うございます。
主治医とまずはご相談した上で、その内容により判断致します。また、こちらは掲示板ですので、利用規約をご理解の上ご投稿下さい。
お忙しい中、しつこく何度も質問してしまい申し訳ありませんでした。ありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
はじめまして、よろしくお願い致します。
今年の3月、区の45歳クーポンが送付されて来たので乳がん検診を指定病院で受けました。結果MMGに右乳房右上に3つ集まった石灰化が見つかり「要精密検査」という診断でした。「今ここで精密検査を受けますか?」とのことでその場ですぐにお願いしました。視診・触診と超音波検査を追加した結果、医師からは「石灰化はがんと関連性があるものだが今の段階では一年後の検診で良いでしょう」と言われ「右上硬結化」と書いた診断書をもらいました。
20代後半にしこりを感じ受診して以来、乳腺症という診断はその後現在まで良く言われていましたが
今回の石灰化という言葉は初めてでした。石灰化とは何ですか等の質問に「気にし過ぎるとがんになっちゃうよ」と言われ病院を後にしました。
右上乳房のゴリゴリしたしこり?と綿の詰まったような感覚や痛みがあり昨年8月に都内病院にかかっておりMMG・超音波・触診で乳腺の腫れということでした。それ以来この右上乳房のしこり?の痛みやゴリゴリ感は現在も継続しておりますが、乳腺の腫れなのだからと安心しておりました。
ただ今回の区の検診結果の石灰化が気になり6月に昨年と同じ都内病院で受診しました。
MMG・超音波・MRIの結果、MMG右上乳房に石灰化あり(拡大すると数個集まって見え)。超音波は医師が確認すると分かる位の薄らと楕円形の黒い部分あり。MRIには右乳房端に白い塊がくっきり。
医師はMRIに何かがあるのとMMGでの石灰化が増えていること(前回も一個あったとのこと)から針生検(コアニードルバイオプシー)を3本実施しました。
その結果が昨日出ました。病理検査は異常なしで半年ごとにMMGと超音波をしていきましょう。ただ医師からは針生検は塊の一部を調べたに過ぎないこと。
今回は石灰化は採取できていないこと。を言われました。今の段階での精密検査は全て終わったと言われました。
病理検査は生まれて初めてで結果にほっとしておりますが、真にほっとして良いでしょうか?
ゴリゴリや痛みも塊も丸一年あり続けておりますが
ホルモンのバランスから来る良性なものとして安心して良いのでしょうか?
申し遅れましたが46歳既婚出産経験なしです。
よろしくお願い致します。