乳首のただれについて
ご投稿有難うございます。
まずは、皮膚科受診され、皮膚疾患の有無を判断してもらうのが先決です。その上で、皮膚疾患が否定されれば主治医を受診されるとよいでしょう。
お忙しい中、ご回答いただけまして有難う御座いました。
早速、ご指示いただいた通りにしたいと思います。
御丁寧なお返事有難うございます。
ご投稿有難うございます。
まずは、皮膚科受診され、皮膚疾患の有無を判断してもらうのが先決です。その上で、皮膚疾患が否定されれば主治医を受診されるとよいでしょう。
お忙しい中、ご回答いただけまして有難う御座いました。
早速、ご指示いただいた通りにしたいと思います。
御丁寧なお返事有難うございます。
お忙しいところ恐れ入ります。
30代の主婦です。
わたくしは心配性な為乳がん検診を今年に入ってから何度か受けています。(もちろん乳腺外科で)
二月にマンモとエコー六月にエコー。
特に医師から指示されたわけではありません。
結果は良性ののう胞があるがこのまま経過を見て構わないと言われました。
ただ、心配性な為毎日乳がんの心配をしてしまいます。
お伺いしたいのは極端な話検診後すぐに乳がんができたとして一年後の検診で大丈夫か?
ということです。
かかりつけの医師にうかがえば良いのですが子供が小さくなかなか行くのが難しく悶々としていたところこちらを知りました。
また、のう胞には肉や牛乳が良くないと書かれているのを拝見しましたが豆乳は大丈夫でしょうか?
大豆製品は女性ホルモンに似ていると聞いてどうなのかなと疑問に思いましたので。
お忙しいとは存じますがお答えいただければ幸いです。
ご投稿有難うございます。
のう胞は乳腺症の一つとしてしばしば認められます。組織学的には乳管の嚢状の拡張からなる病変です。1cm位になると触診でも触れます。好発年齢は35〜45歳で、乳腺疾患の約30〜50%程度を占めます。多発する方が15%居ます。
のう胞内には黄色や黄白色の液状成分認めます。血液の貯留の場合もありますが、その際にはのう胞内乳頭腫(良性)やのう胞内乳癌が疑われる所見です。その際は吸引細胞診を施行し、確定診断が出ない場合は、マンモトーム生検や外科生検へと進みます。
この他に鑑別を要する物は、充実腺管癌、粘液癌、髄様癌があり、誤診されることがあります。特に、マンモグラフィーでは鑑別困難な為、乳腺エコー検査は必須です。確率は低いですが、悪性リンパ腫と間違われることもあります。
緊満感や疼痛がある場合は、穿刺吸引により症状は軽減致します。1〜2回再吸引を施行すると消失する事が多いです。
多くののう胞はエコー画像で良性と判断出来、年に1回の乳がん検診程度で問題はありません。但し、上記の鑑別を要するものを判断ミスされることがしばしばあります。エコー検査機器は性能に医療機関で差が激しく、画質の悪い物では誤診を誘発致しますので、注意をされるべきです。
また、授乳期や断乳後はミルクが溜まり、乳管が嚢状拡張をして、エコー上のう胞のように見えることが多いです。この時期に突然丸いツルツルしたしこりを感じたら、まずは乳房(おっぱい)マッサージを定期的に行うと時間と共に小さくなり消えます。
大豆製品の摂取は、特に問題はございません。
はじめまして。
お忙しいところ恐縮ですが教えてください。
私は毎年の市の検診から石灰化が見つかり精密検査になり、マンモトーム検査の結果 「非浸潤がん」と確定されました。
参考値:ER+ PgR+ HER2−
核異型度2 です。
手術方法を迷っています。
ネットでいろいろ見ていたところ、手術方法:温存+放射線の場合のDCISの再発率は12%
全摘の場合は2%
その位で書いてあります(各HPにより差がありました)
温存のほうが全摘より再発率は高いととれますが、別の情報では再発率は同じ位というのもあります。
このように書いてあることがHPにより違うのは
統計を取った資料が古いか新しいかなのでしょうか?
であるなら、一番最新の情報での再発率はどうなんでしょうか?
私はもし再発した場合50%は浸潤がんとして見つかる。というのを読んで、それを恐れて暮らすなら
全摘にしようかと迷っています。
温存も全摘も同じ再発率なら もちろん温存したいです。もし同じなら何%なのでしょうか?
☆また別件ですが、20歳前後の娘たちに検診をさせる時は是非先生のところでと考えています。何歳から毎年検診を受けるのがいいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ご投稿有難うございます。
乳癌診療ガイドラインには組織学的に断端陰性で整容性が保たれるならば、非浸潤性乳管癌に対しても乳房温存療法が標準治療と記載され、推奨グレードA(最高評価)です。
非浸潤癌の治療は確立された治療法があるわけではありません。以前は、乳房の全摘が一般的でしたが、近年では乳房部分切除に放射線治療や術後薬物療法を追加する治療が多く行われます。
乳房の全摘のみで98%以上の治癒が証明されています。一方、病変の広がりが限局した範囲であれば、乳房部分切除術(温存手術)も可能です。部分切除の場合は手術を受けた乳房の局所に再発する確率は全摘より高いことが分かっています。乳房部分切除術後の局所再発の半数が浸潤癌です。部分切除を受けた場合は、この予防が必要となり、術後に放射線治療や薬物治療を受ける事が推奨されます。但し、全摘も部分切除も生存率は同じです。
放射線治療は術後の乳房の局所再発予防です。薬物治療は局所再発と対側の乳がん発生予防です。全摘後の手術後の薬物療法は対側の乳がん発生予防が目的となります。
【非浸潤癌の治療戦略】(NCCNガイドライン)
0.5㎝未満、限局型、Low gradの場合
初期治療
・乳房部分切除+放射線治療
・乳房全摘(腋窩リンパ節郭清はしない)±再建
・乳房部分切除
上記以外の非浸潤癌の場合
初期治療
・乳房部分切除(腋窩リンパ節郭清はしない)+放射線治療
・乳房全摘(腋窩リンパ節郭清はしない)±再建
再発率は施設毎のデーターなので、当然結果は違います。但し、ここで言う再発は局所再発を意味するので、局所再発は再度手術を行なえば良いことなので生存率を脅かすことに繋がりません。つまり、温存も全摘を行っても、生存率には無関係なのです。温存がご希望ならば、それをご選択なさるべきです。
また、乳がん家系の場合は20歳から乳がん検診が望ましいとされます。遺伝性の乳がんは若年者に多く見られます。
お忙しいところ早速のご回答ありがとうございました。とても丁寧で分かりやすいご説明に感謝いたします。
生存率というのは5年か10年の生存率という意味ですね。それより長い生存率のグラフなどはネット上で見たことがありませんので。
大変参考になりましたので、よく考えて決めたいと思います。
娘たちの検診も20歳頃からということですので、受けさせたいと思います。その時はよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
生存率は10年です。
わかりました。
どうもありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
先日の土曜日に検診にてお世話になりました。
その節はありがとうございました。
不安も消え、穏やかな気持ちで週末を過ごせました。
春に市の検診にて石灰化を指摘され、大きな病院で再検査を受けましたが、まずマンモの予約が1週間後、結果はさらに1週間、エコーはさらに先、と計4回通院し、1ヶ月もかかった一連の検査があっという間に終わってしまいました。(これでも市が推薦してきた病院だったのですが・・)
結局のところ、医師からはっきりとした話が聞けず、不安が解消せぬまま半年がたってしまい、今日に至りました。
富永先生の江戸っ子のようなはっきり、さっぱりしたお話は大変納得できるもので、春以来抱えていた不安が一気に吹き飛びました。
また、エコー検査の際、しこりを感じた場所をきちんと手で確認していただいてから詳しく見ていただき大変好感が持てました。
次回は1年後になるかと思いますが、その際はまたお世話になります。
当院をご利用頂き有難うございます。
また、ご丁寧なお言葉頂戴し恐縮致します。来年のご来院をお待ちしております。
宜しくお願いします。
現在妊娠後期の者です。
乳首周辺のゴリゴリが気になって、本日エコーと触診の乳がん検診を受けてきました。マンモは受けていません。
エコーの際、検査して下さる方が、妊娠中は乳腺が発達している為、分かりづらいということをおっしゃってたので、少し心配しています。自分でエコー画面を見ても何がなんだか分かりませんでした。
その後、乳腺専門の先生が検査後のエコー写真を見て、「何もありませんでした。乳腺が発達してゴリゴリしてるだけです」と言って頂いたので、その場では安心したのですが、後々検査の人が言ってたことが気になってしまい、もししこりがあった場合は、妊娠中で乳腺が発達していても、専門の方が見たらエコーで明らかに分かるものですか?見逃したりすることってあるのでしょうか。お腹も大きいので他の病院でまた検査するのもちょっと大変です。
妊娠中で不安です。ご回答お願い致します。
ご投稿有難うございます。
妊娠中の検診は小さな病変は見え難いです。明らかな悪性病変は判断可能かと思います。
こんにちは、9月29日に乳がん検診の予約をさせていただいたものです。
現在妊娠を希望していて、排卵が9/23前後にあったと思われ、次回の月経が10/7頃の予定です。
もし今回受精していたら、受診するときは妊娠初期となるため心配になってご相談させていただきました。
月経が来るのを待って受診したほうが良いのでしょうか?
前回の乳がん検診は3年前に貴院で受けており、乳腺が発達しているので食事に気をつけるようにとご指導いただきました。万が一乳がんがあった場合、妊娠すると症状の進みが早いと聞きました。
どのタイミングでの受診が良いか、アドバイスを頂けたらと思います。
お忙しい中大変恐れ入りますが、ご回答よろしくお願い致します。
ご投稿有難うございます。
妊娠中もマンモグラフィは撮影を行います。特に、被曝の影響はないとされています。
また、妊娠中に乳癌がある事は、非常に生命の危機に陥ります。最終の妊娠から2年以内に乳癌を発症した女性では予後不良である割合が高いという研究結果が『Obstetrics & Gynecology』に報告されました。
カナダノバスコシア州の周産期データベースから1980年〜2001年の間に同州で出産した女性が特定されました。Nova Scotia Cancer Registryと関連付けることによって、年齢50歳未満の女性における原発性乳癌の診断が確認された。出産からの期間および他の妊娠要因と、乳癌の診断、診断時の癌の進行度、診断後の生存期間との関連が検討された。
研究対象期間中に出産した女性123,323例のうち、716例が浸潤性乳癌と診断された。最後の出産から5年以内に乳癌と診断された女性では、最後の出産から5年以上後に乳癌と診断された女性と比べてより進行している割合が高く、癌のステージについての調整後でも生存期間が短かった。
出産から診断までの期間が2年未満の女性では、出産から診断までの期間が5年以上の女性と比べて、13例につき1例の割合で、死亡例が多い」と本研究の著者らは記述している。「2年未満という出産から乳癌診断までの期間では、用量反応的に予後が悪化する。臨床医は、出産から5年以内の女性を診察する際にこの知見に留意すべきである、とされています。
以上より妊娠前に必ず乳がん検診を受ける事が重要です。
お忙しい中、早々にお返事をいただきありがとうございます。
前回の検診からずいぶん時間が経過していることも大変気になっておりました。
29日は予定通り検診に伺います。
よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
はじめまして、乳腺繊維線種について質問があります
2009年4月の人間ドックでのエコーでは異常なしでした。2010年2月左胸にしこりを感じ乳腺科にいき、エコー、マンモグラフィー、注射器で細胞を取る検査をして、1,2センチの乳腺繊維線種と診断されました。半年後の今月再度エコーで検査をしたところ倍の2,4センチに大きくなっているとのことでMRI,針生検を受けました。MRIでの所見は乳腺繊維線種、針生検の結果はこれからです。
短期間にだいぶ大きくなっていて、手術をしようか悩んでいます。出来れば切りたくはありませんが・・・
10年前も手術をしており、また傷跡が残ってしまうのが抵抗があります。今は医学が進歩していてあまり傷跡を残さず手術が出来るのでしょうか?
ご投稿有難うございます。
まずは、乳腺線維腺腫は良く乳癌と誤診されます。しかし、既に細胞診で良性の為、乳がんは否定されます。線維腺腫は乳腺良性腫瘍の代表格です。実は真の腫瘍ではありません。一種の過形成と考えられています。管内型、管周囲型、類臓器型、乳腺症型に分類されます。
境界明瞭な腫瘤で、硬度は弾性硬から硬いものまであります。通常2〜3㎝の腫瘤を自覚して受診する例が多いとされ、10㎝に達するものもあります。若い女性に発生するものは急速に増大するものもありますが、必ずしも年齢と関係ないこともあります。単発例が多いですが、多発例や両側性もあります。
生活様式や食生活の欧米化に伴うホルモン環境の変化により最近上皮成分の増生の著しい線維腺腫が増加してきていて、増殖した腺成分は乳管癌様に見え、乳癌と誤診されることが多いのです。乳癌の合併例は極めて稀であり、合併例は小葉癌です。つまり、良性腫瘍と言う前提で対応致します。
3cm以上を越える腫瘍も定期観察で増大変化を示すものは多くはありません。3cm以上のもので多発していても授乳に支障をきたすことはなく、乳房が変形するような急速増大例以外は安易な手術摘出は避けるべきとされています。もし摘出手術を勧められた場合はセカンドオピニオンをされるべきです。
診断は針生検等による組織診断が基本となります。細胞診では良悪性の判断のみで、良性の葉状腫瘍との鑑別は困難です。針生検により良性の葉状腫瘍か線維腺腫かを鑑別され、葉状腫瘍ならば手術を行い、線維腺腫ならば経過観察となります。葉状腫瘍で傷を残さず確実に切除するのは、内視鏡下の手術となります。
早々にお返事頂きありがとうございます
悩んでいたところでしたのでとても嬉しいです
今後定期観察をしていこうかと思いますが
私のように急に大きくなるケースは何カ月おきに検査をするのが望ましいでしょうか?
ご丁寧なお返事有難うございます。
基本的には年1回で問題はないでしょう。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | |||||||
午後 |
午前: 9:00~12:00
午後: 14:30~ (水曜は15:00~となります)
ちょうど一年前に左側乳房に乳管ガンが見つかり全摘手術し、ただ今ホルモン剤治療を受けております。
先日、一年検診と対側の乳がん検査(マンモとエコー)をし、異常なしという結果で安心しておりましたが、最近、右乳首周辺にかゆみを感じ見ると乳首が切れているのを発見しました。もともとアトピー持ちで乳房や脇の下周辺に湿疹ができやすいのですが、もしやパージェット病では?と怖くなっています。アトピー用のステロイド軟膏を塗るとかゆみは治まり、症状も和らいでおります。
?次の乳腺科への外来が12月になっていますが、それを待たずに受診した方がよいか決めかねてご相談いたしました。
どうかよろしくお願いいたします。