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マンモグラフィー検査について

こんにちは、9月29日に乳がん検診の予約をさせていただいたものです。
現在妊娠を希望していて、排卵が9/23前後にあったと思われ、次回の月経が10/7頃の予定です。
もし今回受精していたら、受診するときは妊娠初期となるため心配になってご相談させていただきました。
月経が来るのを待って受診したほうが良いのでしょうか?
前回の乳がん検診は3年前に貴院で受けており、乳腺が発達しているので食事に気をつけるようにとご指導いただきました。万が一乳がんがあった場合、妊娠すると症状の進みが早いと聞きました。
どのタイミングでの受診が良いか、アドバイスを頂けたらと思います。
お忙しい中大変恐れ入りますが、ご回答よろしくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 妊娠中もマンモグラフィは撮影を行います。特に、被曝の影響はないとされています。
 また、妊娠中に乳癌がある事は、非常に生命の危機に陥ります。最終の妊娠から2年以内に乳癌を発症した女性では予後不良である割合が高いという研究結果が『Obstetrics & Gynecology』に報告されました。
 カナダノバスコシア州の周産期データベースから1980年〜2001年の間に同州で出産した女性が特定されました。Nova Scotia Cancer Registryと関連付けることによって、年齢50歳未満の女性における原発性乳癌の診断が確認された。出産からの期間および他の妊娠要因と、乳癌の診断、診断時の癌の進行度、診断後の生存期間との関連が検討された。
 研究対象期間中に出産した女性123,323例のうち、716例が浸潤性乳癌と診断された。最後の出産から5年以内に乳癌と診断された女性では、最後の出産から5年以上後に乳癌と診断された女性と比べてより進行している割合が高く、癌のステージについての調整後でも生存期間が短かった。
 出産から診断までの期間が2年未満の女性では、出産から診断までの期間が5年以上の女性と比べて、13例につき1例の割合で、死亡例が多い」と本研究の著者らは記述している。「2年未満という出産から乳癌診断までの期間では、用量反応的に予後が悪化する。臨床医は、出産から5年以内の女性を診察する際にこの知見に留意すべきである、とされています。
 以上より妊娠前に必ず乳がん検診を受ける事が重要です。

お忙しい中、早々にお返事をいただきありがとうございます。
前回の検診からずいぶん時間が経過していることも大変気になっておりました。
29日は予定通り検診に伺います。
よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

ご丁寧なお返事有難うございます。

乳腺繊維線種手術について

はじめまして、乳腺繊維線種について質問があります
2009年4月の人間ドックでのエコーでは異常なしでした。2010年2月左胸にしこりを感じ乳腺科にいき、エコー、マンモグラフィー、注射器で細胞を取る検査をして、1,2センチの乳腺繊維線種と診断されました。半年後の今月再度エコーで検査をしたところ倍の2,4センチに大きくなっているとのことでMRI,針生検を受けました。MRIでの所見は乳腺繊維線種、針生検の結果はこれからです。
短期間にだいぶ大きくなっていて、手術をしようか悩んでいます。出来れば切りたくはありませんが・・・
10年前も手術をしており、また傷跡が残ってしまうのが抵抗があります。今は医学が進歩していてあまり傷跡を残さず手術が出来るのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 まずは、乳腺線維腺腫は良く乳癌と誤診されます。しかし、既に細胞診で良性の為、乳がんは否定されます。線維腺腫は乳腺良性腫瘍の代表格です。実は真の腫瘍ではありません。一種の過形成と考えられています。管内型、管周囲型、類臓器型、乳腺症型に分類されます。
 境界明瞭な腫瘤で、硬度は弾性硬から硬いものまであります。通常2〜3㎝の腫瘤を自覚して受診する例が多いとされ、10㎝に達するものもあります。若い女性に発生するものは急速に増大するものもありますが、必ずしも年齢と関係ないこともあります。単発例が多いですが、多発例や両側性もあります。
 生活様式や食生活の欧米化に伴うホルモン環境の変化により最近上皮成分の増生の著しい線維腺腫が増加してきていて、増殖した腺成分は乳管癌様に見え、乳癌と誤診されることが多いのです。乳癌の合併例は極めて稀であり、合併例は小葉癌です。つまり、良性腫瘍と言う前提で対応致します。
 3cm以上を越える腫瘍も定期観察で増大変化を示すものは多くはありません。3cm以上のもので多発していても授乳に支障をきたすことはなく、乳房が変形するような急速増大例以外は安易な手術摘出は避けるべきとされています。もし摘出手術を勧められた場合はセカンドオピニオンをされるべきです。
 診断は針生検等による組織診断が基本となります。細胞診では良悪性の判断のみで、良性の葉状腫瘍との鑑別は困難です。針生検により良性の葉状腫瘍か線維腺腫かを鑑別され、葉状腫瘍ならば手術を行い、線維腺腫ならば経過観察となります。葉状腫瘍で傷を残さず確実に切除するのは、内視鏡下の手術となります。

早々にお返事頂きありがとうございます
悩んでいたところでしたのでとても嬉しいです

今後定期観察をしていこうかと思いますが
私のように急に大きくなるケースは何カ月おきに検査をするのが望ましいでしょうか?


 ご丁寧なお返事有難うございます。
 基本的には年1回で問題はないでしょう。

乳腺腫瘤について

こんばんは。年齢は33歳です。乳腺腫瘤についてご質問させていただきます。
先日、乳がん検診で、触診と超音波の乳がん検査を受けました。
結果、触診は異常なし、超音波で左乳腺腫瘤で要受診との結果が出ました。
もし乳がんであった場合、触診では異常がないほどのしこりだと思われますので、早期の可能性になりますでしょうか。
また、しこりがあり、「要受診」となっても、必ずしもガンではないのでしょうか。
実際に精密検査を受けてみないと何とも言えないとは思いますが、とても不安です。
どうぞよろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 触診は当てにならないので、判断の基準にならないので、早期とは限りません。要精密検査ではなく、要受診なので、悪性かも知れません。

お忙しい中、ありがとうございます。
かなり不安ですが、早急に検査に行きたいと思います。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

乳腺の左右の大きさの違い

先日、CTと撮ったところ(泌尿器系の検査のため)
乳腺の大きさが左右違うとの指摘がありました。自分で触る限り、しこりやひきつりなどは感じられません。何かあるのでしょうか。
一年前にマンモグラフィ・エコーのがん検診をし、問題はなく、そろそろ今年も行く予定にしていましたので来月に検診に行く予定ですが、早く診察してもらった方がいいのでしょうか。

 ご投稿有難うございます。
 乳房の左右差は病気の有無の判断にはなりません。また、CT検査はあまり乳腺の検査に有効ではないので判断基準にはなりません。医師とご相談下さい。

お返事ありがとうございました。何か悪い病気なのかと心配になりましたが、まずは婦人科検診に行ってみます。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

術後の悩み

こんばんは。はじめて投稿させていただきます。8月中旬にセンチネルと温存扇術を受けました。おっぱいに水が溜まり5日に一度水抜きに通っていましたが、3日目位に傷口からオレンジ色の液体がドバっと出て、救急で受診したら消毒のみの処置でした。術後1カ月「もう大丈夫でしょう。」(診察時も傷口から液が流れてました)次回の診察は12日後。しかしまた胸が張り皮のようなものが傷口から出てきてオレンジ色の液体もあふれ出てきます。これは異常ではないのでしょうか?主治医の先生は癌は非浸潤癌だったから放射線だけでいいよ。といったのみで病理結果説明は終わりでした。どうしてよいかわかりません。今は術後40日。お水は溜まり続けています。なんでお水たまるのですか?

 ご投稿有難うございます。
 手術の合併症としては良くある事です。乳腺を切除した空洞に浸出液がたまる物です。時間と共に改善するでしょう。

お返事ありがとうございました。同じ時期に手術した方は順調に回復され放射線療法の運びになっている中不安で鬱状態でした。傷口はつかず乳房切除したのに豊胸手術したように腫れ、所選ばず破水〜直後は陥没した胸と向き合い。。。お水が出なくなったら陥没(空洞)した胸となるのでしょうか?主治医に聞けばよいのでしょうが、忙しいオーラでとても話せず、10年のお付き合いと思うとなんともつらい現状です。先生の掲示板と出会えて術後初めて心強く病気と向き合えました。本当にありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 少し陥没するかも知れません。

触っていたら大きくなるしこり

さきほど、間違えて「問い合わせ」の方に書いてしまい、申し訳ありませんでした。
乳腺専門医で検診を受け、マンモで小さい石灰化(2年前、4年前と変化なし)と、エコーで5mmほどの腫瘍がみつかりましたが、良性との判断で、1年後にまた検診に来るようにと言われました。
帰宅してから、小さい腫瘍というのが気になり、触っていたら、1週間ほどで大きくなり、また同じ病院に行ってエコーで見てもらいました。直径1センチくらいで四角っぽい形で黒く写っていました。医師は、1カ月後にまた診て、その時の状態によって病理検査しましょうとのことでした。
触っているだけで大きくなり、また小さくなる腫瘍があるのでしょうか?また、私が触って潰してしまって、悪いものを周囲に移してしまっているのでしょうか?また、同じ病院には行きますが、そのような腫瘤はどのようなものか、先生のご意見を教えていただけたらと思います。

 ご投稿有難うございます。
 腫瘍が触って大きくなったりする事はございません。腫瘍を潰してしまったら大きくなるでしょう。過去に乳がんは壊死を起こしもろいので手で潰して癌が散らばった方は数名拝見したことはございます。

お忙しいところ、お返事ありがとうございました。医者の指示どおり、1か月後に同じ医院に行くことにします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

乳がん検診の結果について

相談させてください。
38歳、8ヶ月のこどもがいます。授乳中です。
育児休業中で会社の健康診断をうけました。
今回は、授乳中の為マンモグラフィは受けず、乳房エコーをうけました。
しこりなどの自覚症状はないのですが、左胸にはのう胞らしきものと、右胸にはしこりがありますといわれました。しこりは人差し指の先ぐらいあるそうですが、じぶんでさわってもわかりません。
ほかの方も質問されていましたが、授乳中は診断がつきにくいとのことですが、心配でなりません。
毎年乳がん検診はうけていますが、去年は妊娠中でうけませんでした。今までは、異常なしでした。
生理は2ヶ月前よりあります。検査は断乳後半年たってからといわれていますが、それまで様子を見たほうがいいのでしょうか?授乳中は進行が早いと聞いたのですが本当でしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 授乳中は進行が早いのは確かです。
 また、授乳中の検診は診断価値が低く、画像上所見があっても、真の病変かすら明確ではありません。医師の指示の従って下さい。

お返事有難うございました。
やはり、授乳中は進行が早いのですね。
もし、がんだったらと思うと、とても怖いです。
検診先の医師は、緊急性はなさそうだから、授乳が終わったら、乳腺外来にいってみてくださいといわれました。
様子を見てみます。本当に有難うございました

ご丁寧なお返事有難うございます。

親身になってお答えくださり、本当に有難うございます。
専門医のおられるところで、もう一度ちゃんと検診をうけたいと思います。

 ご丁寧なお返事有難うございます。