乳がん検診の結果
ご投稿有難うございます。
良くある事です。マンモグラフィガイドラインでは、局所的非対称性陰影(FAD)は二方向(MLO、CC)で淡い陰影として描出される場合に表現するとしています。従来乳癌は、しこりとして見つかることが多かったが、その場合マンモグラフィでは、しこりの部分が周囲の乳腺より白く描出され、その境界が認められることが多いです。このようなときは腫瘤といえます。しかし、乳癌検診の普及に伴い、しこりを触れない病変が多く見つかるようになってきました。このような病変の中には、マンモグラフィで境界がはっきりしない白い部分だけの陰影を認められることがあります。このような病変をFADと表現します。FADが見られる理由として、単なる乳腺の重なりで白くなっているのか、乳腺内に病変が隠れているのか、しこりとして描出されない病変があるのか、等が考えられます。乳腺の重なりと考えた場合、さらなる検査は必要ないか、病変があると判断される場合は、さらなる検査が必要となります。
こんにちは。初めて投稿します。
10月に行った乳がん検診の結果が先日届きました。検診内容は触診とマンモグラフィーです。診断結果に「左局所的非対称性陰影」の診断があり精密検査を受けるよう記してありました。触診では異常なしでした。乳がん検診は2年ぶりで一昨年の結果はすべて異常なしでした。専門的な乳腺外来で精密検査の予約を入れました。ただそれまでとても心配です。このような診断はよくあることですか?また、詳細など教えてくださると幸いです。