マンモトーム生検を受けるかどうか迷っています
ご投稿有難うございます。
②④以外は嘘です。検査をしないと手術の切除範囲が大きくなるというデメリットがあります。マンモトーム生検程低侵襲で簡単で15分程度で終わる検査はなく、検査の利点が高いと思います。但し、検査は簡単ですが、その病理診断の結果はかなり差があり、病理組織診断は多数の誤診があるとも言われております。大学病院の多くはこれに入るのではないかと考えます。当院がステレオガイド下マンモトーム生検が都内でトップクラスの症例があるかはそこに違いがあるからです。(他施設からの紹介があるのはこのメリットを求めてです。)他の施設もこの問題点をクリアーできれば、どの施設も大きなメリットをもたらします。
この検査を適応がなくてもしたくて来院される方は多数居られますが、めったにこの検査を拒否される方は居りません。我々も検査自体、利益が少なく、手間が掛かるのでサービス検査に近いので本音は行ないたくはありません。
富永先生 お忙しいところ、早速わかりやすい説明をいただきありがとうございました。世間にはさまざまな情報が氾濫しているので振り回わされがちですが、冷静に受け止め、後悔しないよう選択していきたいと思います。病理組織診断に対する誤診の不安は拭いきれませんが…。また貴院での検査やセカンドオピニオン等のご相談をさせていただくかもしれません。今後ともよろしくお願いいたします。
ご丁寧なお返事有難うございます。
初めまして。この掲示板を知り、とても親身に対応されているご様子に感銘を受け、ぜひ先生のご意見をお聞きしたいと思います。
私は46歳、未婚で妊娠経験なし。血縁者では祖母が高齢になってから乳がんを発症しました。
自覚症状は全くありませんが、今回、初めて受けた乳がん検診で、触診→異常なし、マンモグラフィー→右乳房に石灰化が認められカテゴリー3で【精密検査・要】でした。その画像と紹介状を持って、乳腺センターのある大学病院に行き検査を受けました。触診とエコーでは異常は認められず、再度詳しくマンモグラフィーをして診断が確定する予定と言われていましたが、その結果は【3−2】という評価。石灰化部分の様子を見る限り非常に微妙で、良性とは言い切れず、さらに検査を勧められました。血液検査と、広がりを確認するためのMRI、そしてマンモトーム生検を、と。Dr.からマンモトームについて説明を受け、患者に負担が大きい検査だし急がなくて大丈夫な状況だから今すぐ決めなくてもよい、とも言われました。
以前知人から聞いた話やネットで調べたり、そして自分の生き方の選択として、過剰診断・過剰治療を避けたいという思いがあり、現時点でマンモトーム生検を受けるべきか迷っています。調べたり、人から教えてもらったりして気になっている点は以下の通りです。
【もしがんでない場合】
①こうした検査が原因で、かえって健康を害する可能性が言われている(ストレスホルモン値の異常、生検がもとで細胞が変化、がん化することがあるという説、等)
【もしがんだった場合】
②このような検査をしなければ見つからない段階のがんは、長年症状を引き起こしたり生命を脅かすことのないおとなしいがんの可能性もあり必ずしも治療が必要ではない。
③生検の際に針で切った傷口で癌細胞を他の部分へ増殖させる可能性がある。
④自覚症状等がほとんどない場合は、検診の段階で「乳がんの可能性が強い」との評価だった場合ですら「初期」である場合が多い。
⑤どんなに早期発見でも、日本の乳がん治療は手術をしないという選択肢はなく、むしろ誤診(偽陽性)もあるので、④より早い段階で治療を開始する大きなメリットは見あたらない。
こうしたことから考え、早急に生検するより、定期的にマンモグラフィー検査を受けながら経過観察し、がんの疑いが濃くなってから対処するということでも良いのではないか、と考えるのです。そうすることで高まるリスクとはどんなことがあるでしょうか。
上記の中に誤った情報もあるかも知れませんし、発見が遅れて転移したり、非常にツライ抗がん剤治療を長期にわたってされている方も知っているので、できるだけ早く発見し早く治療するのが大事だと言われていることも承知した上でお伺いします。よろしくお願いいたします。