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黄体ホルモンの危険性について

こんばんは。お忙しいところ失礼します。
この3年ほど、そちらで定期健診を受けさせて頂いています。症状は、気になる石灰化があり、注意して見ていかなくてはいけないというお話でした。今のところ変化はないようです。
私は年に数回、黄体ホルモンを飲んでいます。先生からも、黄体ホルモンも乳がんのリスクがあると説明頂いたので、最小限にしています。
この度いろいろネット検索していましたら、先生に受診された方のブログにて、乳腺がきれいな人はホルモンを飲んでも大丈夫だが(一般の人とリスクは変わらないという意味だと思います)、乳腺症などのある人は危ないと説明されたようです。
私のような経過観察の必要な石灰化の場合も、リスクが高くなるのでしょうか。
また、年に2回程度の服用でも影響するのでしょうか。

 ご投稿有難うございます。
 乳腺に異常がないから、問題ないと言うのではなく、異常がなければ現在はリスクは高くないと言う意味です。基本的にホルモン剤はどなたにもリスクはあります。つまり、自己責任でと言う事です。
 経過観察を要する石灰化はやはり乳がんのリスクがあり、その方がホルモン剤を使うとリスクは上がると考える必要があります。年2回程度のホルモン剤がどれだけリスクがあるのかは分かりません。残念ながら、結果は将来出るとしか言えません。また、黄体ホルモンは昔はリスクがないとされていましたが、最近はリスクがあると言われます。ホルモン剤の問題は誰に将来問題が生じるかは分かりません。ただ、ホルモン剤=駄目とするのではなく、ホルモン剤の必要性がある方は乳がんのリスクよりメリットが高いので使用するのは仕方がないでしょう。但し、デメリットを必ず理解されて使用して頂きたいと思います。

早々のお返事ありがとうございました。
よく考えて、服用をきめたいと思います。
これからも定期検査でお世話になりますので、よろしくお願いします。

 御丁寧なお返事有難うございます。

両側乳腺腫瘤との診断について

はじめまして。こんばんは。
突然の投稿、失礼いたします。

先日、会社の健康診断(人間ドック)でエコーを受け「両側乳腺腫瘤のため、要精密検査」との結果が戻ってきました。

結果到着後に、先生と電話で話をしたところ

良性の乳腺線維症だと思いますが・・・
両乳房に7ミリ〜9ミリ以下の小さなしこりとのう胞があって、右乳房の乳頭上内側に、微小の石灰があるようです。
ひとつではなく、にぎやかな感じですね。
と言っていました。

昨年別の病院で、人間ドック(エコー)を受けた結果、
・右乳腺充実性病変(要経過観察)
・左乳腺充実性病変疑い(要経過観察)
・両側乳腺のう胞(おおむね正常)
でした。

来週火曜日に、上記2病院とは別の病院で、初めてマンモグラフィーでの検査を受診するのですが、乳がんかもと不安な気持ちばかりで、落ち着きません。

病院で忘れずに確認すべきことがあれば、教えて頂けませんでしょうか。
また、乳がんの可能性は高いでしょうか。

32歳、未婚です。宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 腫瘤の問題よりも微細石灰化の問題が一番精密検査の対象となるかと思います。非浸潤性乳管癌かどうかという事です。良性の腫瘤病変があり、その近傍に非浸潤性乳管癌がある事は良くあります。精密検査対象の方に乳がんの可能性を聞かれても、可能性がある以外の回答はありません。但し、人間ドックの検査結果なので、あまり信頼度がありません。いつも思うのは、人間ドックの検査結果が異常がなくても乳がんの方は多数居られ、逆に異常があり精密検査対象となっても、精密検査の必要性自体無い方も多数居られ、人間ドックを信頼してはいけませんと言うのが本音です。最近、本屋で立ち読みをしていたら、健康雑誌のコーナーでムック本で私と同じ意見が記載されていました。
 もし人間ドックをうけるならば最低10万以上の費用が掛るドックをお受けになるべきだと思います。絶対会社等の負担があるものは避けるべきです。会社負担のあるドックの医療機関は費用を抑えているので、内容が粗雑です。いつも患者様に伝えているのは、検診や人間ドックに最も高額な費用を使って下さいと言います。ここの診断が正しい事が命を救う事と無駄な精密検査で医療費や時間を使わないで済むからです。良く問い合わせでも費用的なご質問から入る方が居られますが、逆にその方に命のお値段をお聞きしたくなります。
 病院で確認する事は、まだ検査をお受けになっていないので、私がアドバイスする事はありません。貴女が聞きたい事を事前に調べてお聞きになるべき事でしょう。必要な知識は全てコラムに記載しているので、そちらをご参考になって下さい。


遅い時間にもかかわらず、早速のご回答、ありがとうございました。

先生のおかげで、一番の問題点もわかりましたし、初めて自費で、乳腺外科で検査を受けるので、納得できるよう、コラムを拝読させていただきまして、きちんと勉強した上で当日を迎えたいと思います。

ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

混合性病変について質問です。

乳がん検診で、超音波検査で、1年前は、のう胞との診断でしたが、今年は混合性病変と診断されました。乳腺外科へ再受診するのですが、乳がんの可能性が高いとうい意味なのですか?再受診ではどのような検査をして頂く可能性が高いのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 混合性病変というのは、1つの病変に病気が2つある事を意味します。例えば、嚢胞の中に癌があるという意味です。また、癌の可能性の高い低いと言う判断材料はありません。1%の可能性でも最終的に乳がんと診断される事も多いし、99%と言われても結果は良性となる事もあり、可能性と言うものはありません。一番大切な事は、適切な医療機関で焦らず検査を行う事です。のんびり慎重に検査を行う事が、誤診を防ぎます。
 また、レベルの低い乳がん検診は嚢胞でも少し分かり難いと混合性病変として精密検査とする事も多いので、精密検査の適応から信憑性に欠ける場合もあります。精密検査の言葉に振り回されないようになさって下さい。

早速のお返事ありがとうございました。不安でたまらなかったのですが、少し冷静にのんびり再検査を待てる気持になりました。本当に丁寧にご返事ありがとうございます。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

先日はご丁寧なアドバイスありがとうございます。検診で混合性病変と診断され、
再検査で、マンモグラフィーは異常がなく、エコーではしこりがあったため、生検をしました。
医師からは、「針を刺した時にエコーでしこりが小さくなったので悪い細胞の可能性は低いがゼロとは言い切れない。結果は1週間後に出ます。もし悪い細胞なら、もう少し太い針をさして調べる」と言われました。結果をまってみないとわからないのですが、心配です。結果が良性かはっきりわからない場合も、太い針を刺すんでしょうか?もし、結果良性でも、何カ月ごとには、また針をさして調べる検査をし続けるんでしょうか?4月くらいには、主人と妊娠を計画していたんですが、もし3月に良性と診断されれば、4月に妊娠はしても良いのでしょうか?
また、万が一悪性で、手術という事になった場合、手術後どれくらいしたら妊娠しても良いのでしょうか?現在年齢は36歳6カ月で、まだ出産をした事がありません。とても赤ちゃんを希望しています。
質問が、検査結果がわからないと答えにくい質問ばかりで申し訳ありませんが、毎日がとても不安で、辛いので、安心できるアドバイスを頂けたらと思います。
よろしくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 細胞診を行われたと思います。良性を確認できない場合は、針生検などの太い針を使う検査になります。良性の場合は、画像のみで経過を診る事になるかと思います。悪性の場合は、基本的には妊娠は勧められないと思います。妊娠をご希望される場合は自己責任でと言う事になります。
 尚、この掲示板は不安解消のためのものではございません。(優しいを記載して、当院のイメージアップを図るつもりもございません。常に本音で厳しい御返事しております。)多数の方が閲覧されています。良識あるご投稿をお願い致します。

早速のご返信ありがとうございました。とても、不安でしたので、いろいろ質問してしまいまして申し訳ございませんでした。真摯に受け止めてまいりたいと思います。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

ホルモン剤の選択について

こんにちは。閉経前の38歳です。お忙しいところ申し訳ございませんが相談させてください。
先日手術を受け、ホルモン治療を開始する予定です。ゾラデックスかリュープリン、タモキシフェンかトレミフェンそれぞれを選択するように言われています。注射の方は通院が3ヶ月に一度の通院になることと、費用の面から考えてリュープリンにしようと考えています。ただ経口剤について、疑問です。トレミフェンは閉経後の女性に効果があるとネットに書いてあるのですが、閉経前でも大丈夫なんでしょうか?効果に変わりはなく、タモキシフェンより子宮体がんになるリスクが低いときいたのですが。。。リュープリンもトレミフェンもジェネリックなのですか?

 ご投稿有難うございます。
 リュープリン(LH-RHアゴニスト)はジェネリックではございません。また、トレミフェンはフェアストン(抗エストロゲン剤)のジェネリックです。この治療方法はエストロゲン産生抑制剤であるLH-RHアゴニストにて閉経状態にして、抗エストロゲン剤を投与する方法です。但し、閉経前なのでこの方法は保険診療では認めらないので、トレミフェンは自費になるのではないかと思います。その為に、フェアストンではなく、費用が安いジェネリックであるトレミフェンを使うのではないかと思います。この方法を選択する理由は主治医にご質問されると良いでしょう。
 一番標準的なホルモン療法は、LH-RHアゴニスト+タモキシフェン(抗エストロゲン剤)です。最近は、LH-RHアゴニスト+アロマターゼ阻害剤という方法も試されています。

私が勘違いをしてたのですが、主治医のすすめはリュープリンとフェアストンでした。タモキシフェンよりも子宮がんに対するリスクが若干低いとの理由です。そして保険適用でない部分は病院がかぶってくださるとか???(私の聞き違いかもしれません。)
先生のおっしゃる通り、標準的にリュープリンとタモキシフェンでお願いしようと思います。お返事有り難うございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

分泌物

先日、『乳管内乳頭腫』と診断されたものです。

2週間ほど前から、右胸の乳頭より粘性の黄色い分泌液が出ていた為、
乳腺科に行き、マンモ・エコー・細胞診(?分泌液をとって検査)を行いました。
マンモ・エコー・触診でのシコリはみつからず、細胞診でも血性?は認められませんでしたが、
片側の乳頭より分泌液が出続けるという症状から、乳管造影を行いました。
結果は、乳管の先の方(乳頭側)に腫瘍があるとの事で『乳管内乳頭腫』。
9割が良性、1割が悪性=癌とのお話で、その善悪を判断する材料は手術のみとの事でした。
結婚・妊娠の経験がない為、将来のことを考えると(授乳)、経過観察でも構わないと言われましたが、
不安を抱えての毎日には耐えられないとお伝えし、手術の方向で話を進めています。

そこでセカンドオピニオンを聞きに、他の病院にも行くべきなのか悩み中なのですが、
その前にご相談をさせて下さい。

まず、乳管内乳頭腫の場合、次に進むべき道は①経過観察②手術しかないのでしょうか?
手術では、全身麻酔&1泊2日の入院とお話がありましたが、どういった内容の手術になるのでしょうか?
内視鏡手術という方法はないのでしょうか?(内視鏡手術=傷口が小さい・全身麻酔が不要という認識です)
手術を行う前に、MRIを行ったほうが何らかのメリットはありますか?

来週、病院で術前検査を行う予定ですが、その前にも一度主治医の先生に上記の事を確認しようとは思いますが、
一度こちらでもご意見をお伺いしたいと思い・・・。 どうぞヨロシクお願い致します。


 ご投稿有難うございます。
 乳管内乳頭腫を診断されたのではなく、疑いとされただけです。乳管内乳頭腫は全て良性ですが、現在非浸潤性乳管癌も否定できないと言う意味です。組織診断がなされないとどちらも確定診断には至りません。経過観察は組織診断後に行なうものです。また、手術は組織診断で乳癌と診断された場合に行ないます。この場合はエコーガイド下マンモトーム生検でその腫瘍の部位に対して検査を行なうのが、標準的な第一選択かと考えます。これでも診断が付かない場合には外科生検と言い、一部を切除する検査となります。
 この状況ではMRIも曖昧な診断となり、乳管造影と同じ診断だと思います。

早速のご返答、ありがとうございます。

病院からは「全身麻酔」「1泊入院」の「手術」だと説明を受けていますが・・・。

この「手術」が、細胞の一部を取って検査を行う「組織診断」でしょうか?

お忙しいところ、何度も質問をしてしまい、申し訳御座いません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 上記に記載した外科生検という最終手段で行う組織検査です。普通は局所麻酔で日帰りで行います。病院が儲かるには、全身麻酔出行うと入院もセットになるので利益が上がります。

ありがとうございました

 一昨日はお世話になりました。 
 今回は悪い所見は無いということでひと安心いたしましたが、気を抜かずに摂生に努めたいと思います。
 1年に1度チェックをしていただくということはいろいろな意味で重要なことだと思っています。
 私がそれを続けることが出来るのは先生の診断は絶対だと信用できるからというのがもちろん1番の理由です。
 それほどの名医でありながら威圧感を感じるどころか親しみを感じます。それは患者のことを常に考えて下さっていることがわかるからです。
 掲示板からも伝わって来ますが実際に受診してみるととてもよくわかります。
また、クリニック全体(スタッフの方々の応対や検診の流れ、室内)がストレスを少しも感じない雰囲気であることも大きいです。
 (乳がん検診がいかに重要とわかっていても目先の小さなストレスの為につい億劫になってしまうことはよくあることです。)
 これからも信頼出来る温かいクリニックとして多くの女性を支えてくださいますよう先生はじめ皆様にお願いいたします。
 くれぐれもお体にご留意なさってください。

 当院をご利用頂き有難うございます。また、貴重な体験談有難うございます。来年のご来院お待ち申し上げます。

病理検査結果について

はじめまして。32歳既婚、子供はいません。

昨年末にある日突然のように胸に大きなしこりを認識し、慌てて近所の乳腺外科へ行きました。
その時点でしこりは5cmほどの楕円形でした。
エコー、マンモグラフィ、CT(造影剤)等の検査をし、おそらく線維腺腫だろうと言われ後日マンモトームを受けました(この時点でしこりは一回り大きくなっていた)
先日その結果が出たのですが、その結果がはっきりしません。
要約すると「葉状腫瘍と考える。悪性とするほどではない。しかし境界か良性かは判断しかねる。乳癌の可能性もある」
そして次回PET-CTを受けることになりました。

急速に大きくなったことも含めて、悪性は覚悟しています。
その上で質問なのですが
・組織検査の結果がこんなに曖昧なのはよくあることですか?
・葉状腫瘍の中に癌ができるという症例はありますか?
・CT-PETを勧められたということは、転移の可能性が高いのでしょうか?(CTその他では何も言われていません。しこりも単発です)
・摘出までにまた一ヶ月ほど待たなくてはいけません(手術の予約がいっぱいだということで)が、その間にさらにしこりが大きくならないか心配です。でも初診から同じ病院で摘出してもらった方がいいでしょうか?

結果を聞いて以降いろいろ調べてはいるのですが、葉状腫瘍の情報が少なくてお手上げ状態です。

 ご投稿有難うございます。
 病理組織診断が、あまりにも酷いとしか言いようがない日本で一番最低の病理診断です。考えられる病名を全て上げただけです。病理診断をしなくても記載できる内容です。これではマンモトーム生検を行って、病理組織診断をした意味が全くありません。病理セカンドオピニオンを申し出て、まずは乳腺を専門とする病理医に再診断を行う必要があります。殆ど素人に近い病理医が診断した結果でしょう。
 葉状腫瘍に乳がんが合併する事もありますが、非常に稀で、鑑別診断には入れません。手術をした結果偶々このような合併症例が見つかる稀なケースです。
 造影CTは殆ど診断価値はありません。施行しただけ医療費の無駄だと考えます。また、PET-CTもこの段階で行っても診断には殆ど当てにならないと考えます。行うならば、まだMRIが一番価値があります。しかし、まずは、病理診断を先に行うべきです。
 もし乳がんならば手術の第一選択は危険です。このサイズならば術前化学療法後の手術が、適切な治療手順です。
 貴女が通院されている医療機関の乳腺医療かなりレベルが低過ぎる施設です。適切な診療を行える乳腺外科に転院される事をお勧め致します。
 一番近いならば、当院の関連施設であるリボンロゼ田中完児乳腺クリニックで坂元記念クリニックの坂元吾偉先生の病理セカンドオピニオンを依頼されると日本で一番信頼度の高い病理診断が得られます。この診断後から他の検査や治療を始めて下さい。このまま進めて行くと、無駄な検査を行う可能性もあり、また間違った治療を行い死に至る事もあります。
 『無知は罪』という言葉がありますが、医療では『無知は死』となります。正しい乳腺医療は、優しい親切な医師を選ぶのではなく、正しい診断や正しい治療を行える厳しい医師を選ぶ事が大切です。私が見てきた失敗例は、全てこれが当てはまります。

お答えいただきありがとうございます。

セカンドオピニオン外来=マンモ画像などを持って判断を仰ぎに行く、というイメージがありましたが、病理セカンドオピニオンというのは、現在の病院に言えばマンモトームで採ったものを持ち出せるということですか?
採取した組織があれば、マンモ画像などはなくてもお願いできるのでしょうか。また、その場合は結果は早く分かりますか?
とにかく、病理セカンドオピニオンを考えていることを言ってみることにします。

葉状腫瘍だった場合、摘出は間違いないと思いますが、その場合の手術は悪性でも内視鏡オペは可能でしょうか?
今の病院では良性悪性に関わらず「腫瘍の上を切って出す」しか選択肢がないようです。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 病理セカンドオピニオンは、セカンドオピニオンで最も利益の高い事です。乳腺の病理診断は全国的にかなり差があり、診断が曖昧な時には必須とすべき患者様の唯一の助けです。逆に治療等のセカンドオピニオンは今や治療は殆どが標準治療で殆ど同じなので価値の低い行為です。
 採取した組織のプレパラートの貸出を申し出て下さい。それのみで結構です。約1週間程度で結果は出ます。内視鏡の手術は可能ですが、内視鏡手術が整容性が保たれると勘違いされない方が良いかと思います。5㎝以上の腫瘍ならば、内視鏡手術にあまり利益はないかと思います。内視鏡手術は既に10年以上前から行われているのも関わらず全国的に廃れているのはその点です。

病理セカンドオピニオンをお願いしようと電話で問い合わせをしてみたのですが「今の先生にお話しする方がいいのでは。違う先生が診たとしてもハッキリした結果が出ると断言はできないので(採れた物による)」というようなことでしたので諦めました。
命に関わる大切な問題であり、最良の医師に最善の治療をお願いしたいのはやまやまですが、とにかく大きくなるスピードがすごく、時間をかける猶予がないので他の方法を検討するしかなさそうです。

また、5cm以上だと内視鏡手術のメリットがないとのことですが、それは外見的な面でということでしょうか?
手術の内容(きちんと必要なだけ腫瘍を摘出できるかどうか)等の点で、大きな腫瘍に内視鏡は不利ということはありませんか?

 御丁寧なお返事有難うございます。
 5㎝以上の腫瘍では整容性(見た目)にメリットが低いと思います。また、不利と言う事はありませんが、手術時間等の事を考えると利益は少ないかと思います。

いろいろと分かりやすく教えていただきありがとうございます。

最後に一つ質問ですが、2週間で一回りのペースで大きくなる葉状腫瘍というのはよくあるケースですか?
また、痛みがあるのもおかしくはないことでしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 あまりないかと思います。

お返事ありがとうございます。

今かかっている病院にセカンドオピニオン(貸し出し)の申し出をしたところ、フィルムは売ってもらえましたが、手術の予約も検査の予約も一方的にキャンセルされ、何を聞いても「新しい病院で」「新しい病院で」の一点張りで、投げ出された格好になりました。
泣いても許してもらえませんでしたので、また一から病院探しからスタートです。

そこでお伺いしたいのですが、今回買い取ったフィルム以外に、今までに行なった検査(血液検査や肺活量など)や病理プレパラートは、病院に言えば渡してもらえるものでしょうか?
それとも、病院に方針によってダメな場合もあるのでしょうか?
もう怖くて怖くて二度と近づきたくないのですが、患者本人が希望すればもらえるというのが普通ならば、勇気を出して最後にもらいに行こうと思うのですが・・・

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 転院と言う事で紹介状を記載して頂き、病理組織のプレパラートを貸し出しましょう。これは、患者様の権利なので手術や検査をキャンセルされる事とは違います。当然、セカンドオピニオンを申し出ただけで、この状況では余程自院の診療に問題があり、自信がないのでしょう。こんな病院で医療を受けなくて良かったと思います。本当の姿が見えてきました。もし検査資料の貸し出しや紹介状(診療情報提供書)が貰えない場合は、近畿厚生局(℡06-6942-2241)にご相談されると良いでしょう。何も恐れる必要はございません。また、転院先の病院の担当医に事情を話し、手配して頂くのも一つの手です。

いろいろと相談にのっていただきありがとうございます。
長々と申し訳ないのですが、一般論としてもうひとつご質問させていただきます。

先生ご自身が、悪性の疑いもある大きめの葉状腫瘍を全身麻酔にて摘出する場合、センチネルリンパ生検も同時に行いますか?
それとも、不要だと思われますか?
どうかよろしくお願いいたします。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 葉状腫瘍はリンパ節転移はしないので、どの医師もセンチネルリンパ節生検は行ないません。

やはりそうですよね・・・
病院を変えて手術をすることにしましたが、そこの先生から「悪性の疑いがあるのでセンチネルやります」と言われました。
知識がないのか、過剰治療?なのか分かりませんが、ムダに切るのはいやなので断ろうと思います。
本当にありがとうございました。

 御丁寧なお返事有難うございます。