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高齢出産は危険ですか?

40歳です。
32歳、35歳で出産し、現在2人子どもがおります。
子どもは3人欲しいと頑張ってきましたが、まだその夢はかなっておりません。34歳、37歳、40歳(双子)で流産の経験があります。すべて自然妊娠です。

1人目の出産後(33歳)の乳がん検診で直径2センチ弱のしこりが見つかり、マンモトーム生検を受け、結果は良性で乳腺症と診断されてから、定期的に健診は受けています。現在までに3回同じ個所のマンモトーム生検を受け、結果はすべて良性で変わりません。
両方の乳房に石灰化もあり、MRI検査を受けたこともありますが、今のところ経過観察ということになっています。

2人目不妊で34歳の時に半年ほど不妊治療をした経験がありますが結果は出ず、さらにホルモン治療のリスクを考えてやめました。

3人目が欲しいという夢が諦めきれず、かと言って不妊治療をするつもりもないので、あくまで自然に授かったらいいなと思っています。
ただ、乳腺症のことや3回の流産、そして32歳が初産ということを考えると、これからの妊娠・出産は無謀なのかと悩んでしまいます。

私のように、石灰化や乳腺症があったり、妊娠しても流産を繰り返したりすると、正常な妊娠・出産をしている人よりもホルモンの変動が激しく乳がんのリスクを上げることになるのでしょうか。

一度中絶をした友人に、妊娠を無理に途中で中断すると乳がんになりやすいと聞いたことがあり、妊娠が途中で中断するという点では流産も同じ経過を辿ることになるので、これから3人目なんて遠い夢なのかと…。

リスクばかりを見て悩んでいても意味がないと分かっているのですが、もしもとんでもなく無謀なことを考えているとするならば、踏ん切りをつけて諦めなければと考えています。

お忙しいと思いますが、先生のご意見をお聞かせいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 高齢出産がリスクとなるのは初産のみを指します。不妊治療を行われなければ二人目以降はリスクとはなりません。また、流産が乳癌のリスクとなる事はございません。但し、乳腺症が存在する方の方が乳癌には成り易いのはありえます。ただ、乳腺症が癌化するのではありません。
 同じ部位に3回もマンモトーム生検を行うのは無駄以外なかったのではないかと思います。良性疾患が悪性化する事は極めて稀です。
 今後は正しい人に聞いた知識ではなく、エビデンスに基づく正しい知識を持たれる事を望みます。尚、医者の話も結構嘘が多いので注意が必要です。

早速のお返事ありがとうございます。

3回マンモトーム生検をしたのは無駄だったのですね。

2回目の検査は、授乳中に検診を受け、乳腺症と指摘された部位のしこりの形が変わっておりました。一般の検診センターで受けたので前回との比較ができず、しかも「きっと虫の知らせだね」「もう少し遅かったら手遅れだったかもしれないね」とひどく脅かされ、癌にほぼ間違いないので要生検と言われました。慌てて一度目の生検をした専門医に走り、「位置的に前回の乳腺症に間違いないとは思うが形が変わっている以上は…」と医師に言われ、疑いを晴らすために検査しました。その時に癌になるリスクについて尋ねたところ、私の場合乳腺症のサイズが大きいので、その中に癌ができた場合に分かりにくいと言われました。乳腺症で時々胸が痛むので、3回目はその数年後に私の不安を解消するために私の方からお願いして受けたものでした。

重ねてお尋ねしてもよろしいでしょうか。
私は32歳が初産年齢ですが、現在は「高齢出産」は36歳からと言われていますよね。先生のコラムには30歳以上がリスクを上げる要因になるとあるので、32歳はやはりリスクを高めていると理解するべきですか。

また不妊治療を行った約半年間、経口排卵誘発剤や注射による排卵誘発剤などホルモン療法を受けました。途中生理周期を整えるために行ったホルモン療法もふくめると7〜8周期治療したことになります。途中休憩した周期も数カ月あったので1年にならないくらいの期間不妊治療の専門病院に通いました。
タイミングでの治療のみで、人工授精や体外受精はしていませんが、34歳〜35歳の頃です。治療をやめた途端の自然妊娠で2人目を出産し、その後3人目については不妊治療は受けていません。
このような治療歴もやはり乳がんのリスクを高める要因になってしまいますか。
不妊治療を受けてしまったことを今はとても後悔しています。授乳することでリスクを下げることができると知り、子ども2人とも、1年から1年半必死におっぱい育児を頑張りました。

乳がんのリスクと3人目…40歳を過ぎて乳腺症持ちの私には本当に難しい問題です。もちろん今後も、最悪でも早期発見できるように、検診はしっかり受けていきたいと思いますが、この地域には信用できると言われている専門医が大きな病院にしかおらず、そういった病院では残念ながら定期的に検診を受けられるシステムが整っていないのです(紹介状がある場合のみ…つまり何か疑いがあって初めて診てもらえます)。

東京まで飛んで先生に診てもらおうかと考えますが、小さな子供を抱え、なかなか実現できずにおります。

先生にアドバイスを頂いても、最後は自分で決断しなければならないのですが、下の子ももうすぐ5歳です。産後5年以内の発病をクリアすれば、発病した場合の予後に関してのみですが少し安心度も増しますよね。今目の前にいる2人の子ども達のために精一杯生きていく道を選択するのも間違っていないのではないかと考える今日この頃です。

長々と書いてしまいました。お時間を取らせてしまい申し訳ありませんでしたが、質問にご回答いただけたら幸いです。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 32歳は厳格に言うとリスクかも知れませんが、現在の高齢出産は35歳以上なのであまり、気にするリスクではないかと思います。それよりも、不妊治療によるホルモン剤投与はリスクになると思います。この影響は生涯に置いてのリスクです。
 産後5年以内は乳癌のタイプに限らず予後が悪い特殊な時期だけで、それを乗り越えれば予後に安心度が増すとは言えません。全て乳がんの悪性度によるのでお間違えなく。

お忙しい中ご返答ありがとうございました。

不妊治療を受けたことはやはりその期間に関係なくリスクを高めてしまうことになるのですね。
あの時は本当に2人目が欲しくて盲目的になっていたので…いまさら後悔しても仕方ありませんが、今後しっかり検診を受けることを務めていきます。

予後の良し悪しは産後何年で発症したかではなく、悪性度によるものなのですね。勉強になりました。

ふと思ったことなのですが、ホルモン療法というのは、更年期の女性が受ける治療などでも行われるものですか?
私の母は更年期障害による体調不良で婦人科を受診して、薬を飲んでいます。その薬がどんな薬なのか確認はしていませんが、たしかホルモン剤による治療もあったように記憶しています。
私も年齢的にそう遠くない話ですので、お尋ねしたいのですが、更年期障害の治療でホルモン剤を使用した場合、それも乳がんのリスクを高めることになるのでしょうか。
もしそうであれば、母にも助言したいと思います。

3人目のことは、私が抱えているリスクを踏まえて主人とよく相談して決めたいと思います。

最後まで質問して申し訳ありません。よろしくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 更年期に対する代表的ホルモン補充療法であるHRT療法に関する大規模試験の結果乳がんのリスクが明らかになりました。
 〔シカゴ〕ロサンゼルス生物医学研究所(LA BioMed,カリフォルニア州トランス)のRowan T. Chlebowski教授らは,女性健康イニシアチブ(WHI)に参加した閉経後女性を11年間追跡した結果,エストロゲンとプロゲスチンを併用したホルモン補充療法(HRT)が浸潤性乳がんの発症率上昇に関連しており,HRT施行群では乳がんによる死亡率も高いことが分かったとJAMA(2010; 304: 1684-1692)に発表した。

WHIの追加追跡で検討
 WHIのHRTに関するランダム化プラセボ対照試験は,エストロゲンとプロゲスチンの併用によるHRTの有用性を検討するために1993年に開始された。全米40施設の子宮摘出を受けていない閉経後女性(50〜79歳)1万6,608例を対象に,結合型ウマエストロゲン0.625mg/日と酢酸メドロキシプロゲステロン2.5mg/日の併用群(HRT群)またはプラセボ群にランダムに割り付けた。
 当初,2005年の終了が予定されていたが,乳がん,冠動脈疾患,脳卒中,肺塞栓症のリスク増大の恐れがあることから2002年に中止された。平均介入期間は5.6年,平均追跡期間は7.9年であった。しかし,Chlebowski教授らによると,長期のHRTによる乳がんの発症や死亡への影響は明らかにされておらず,臨床的意義を有する問題は未解明のままであった。

長期HRTでリンパ節転移増加
 そこで,Chlebowski教授らは今回,同試験の参加女性のうち追加追跡に同意した1万2,788例を対象に,2009年8月まで追跡した長期データ(平均11年)を用いて浸潤性乳がんの累積発症率と死亡率を解析した。

 追加追跡に同意しなかった参加者を除外した全参加者のintention-to-treat(ITT)解析の結果,浸潤性乳がんの発症数はHRT群の385例(0.42%/年)に対し,プラセボ群では293例(0.34%/年)と有意差が認められた〔ハザード比(HR)1.25,95%信頼区間(CI)1.07〜1.46,P=0.004〕。また,HRT群ではプラセボ群に比べてリンパ節転移陽性乳がんが有意に多かった〔81例(23.7%)対43例(16.2%)〕。

 さらに,乳がんによる死亡もHRT群ではプラセボ群に比べて多かった〔25例(0.03%/年)対12例(0.01%/年)〕。これは,女性1万人当たり年間2.6例(HRT群)と1.3例(プラセボ群)の死亡に相当する。乳がん診断後の全死亡についても同様の結果が得られ,プラセボ群の31例(0.03%/年)に対してHRT群では51例(0.05%/年)であった。

 同教授らは「これまでの複数の観察研究で,HRTは乳がんリスク増加に関連しているが,それらの乳がんの特徴は良好でステージも低く,生存期間も長いとされている。しかし,今回のランダム化比較試験ではHRTが乳がんリスクの増加と関連しているだけでなく,HRTにより乳がんの検出が妨害されて進行した段階での診断につながることが示唆された」と指摘。「今回の長期にわたる追跡の結果では,HRT群で統計学的に有意な乳がんの累積的増加が認められ,リンパ節転移も多かった。HRT群で認められた乳がんによる死亡率の増加は,乳がんの発症率と進行段階に及ぼす影響により合理的に説明できる」としている。

 以上から,同教授らは「米国ではWHIのHRTに関する試験の最初の結果報告後に乳がんの罹患率が大幅に低下したが,これはこの結果を受けて閉経後女性のHRT利用が著しく減少したためである。今回,エストロゲンとプロゲスチンの併用が乳がん死を増加させることが明らかになったことで,今後,米国の乳がん死が減少する可能性もある」と述べている。

閉経後HRTの施行に注意
 スローン・ケタリング記念がんセンター(ニューヨーク)のPeter B. Bach博士は,同誌の付随論評(2010; 304: 1719-1720)で「現在,入手可能なデータから判断すると,HRT施行への現アプローチには注意が必要である。今回のWHIのデータからは,HRTによる長期の健康影響を推測するための情報が十分ではないことが分かった。更年期障害緩和のために短期間のHRTを行う臨床医は,この方法が厳密な臨床試験で証明されていないこと,また患者に及ぼす負の影響の程度がはっきりしていないことを認識すべきである」と指摘し,確立したエビデンスが不足した中でのHRT施行に注意を促しています。

先生、ご丁寧なご返答ありがとうございました。

一字一句読み落とさないように読みました。
聞き慣れない言葉もあり、きちんと理解できているか自信がない部分もありますが、更年期障害に対するHRT療法が乳がんのリスクを高める危険なものだということはよく分かりました。

母がそのような治療を受けているかをしっかり確認し、もし受けていれば母と話し合った上ですぐに止めさせたいと思います。

これは私の個人的な意見ですが、例えば生理不順などの治療でもすぐにホルモン剤を処方する医師がいますが、漢方薬や食生活の改善などでも十分に対応できるのではないかと思っています。更年期障害に対しても同じことが言えるのではないかと思うのですが…間違った考えでしょうか。

今回は先生にたくさんのご助言を頂き、本当に感謝しております。
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 ホルモン剤はメリットとデメリットの差を比べ、メリットがデメリットを上回る場合のみ使用ですものです。他で代用可能な場合は使用しないと言う認識でお願い致します。

乳がん健診について

七年ほど前に 聖心美容外科にて脂肪注入による豊胸をうけ、現在 リボンロゼクリニックにて乳がん健診をしております。ですが、関東に行くことになり、こちらで健診を受けたいのですが可能でしょうか?

よろしくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 聖心美容外科の患者様は聖心美容外科からの依頼が必要な為、聖心美容外科に一度お問い合わせになって下さい。

乳がんと診断されましたが

初めて投稿させていただきます。
72歳の母が乳がんと診断されました。
触診、エコー、MRIの検査の結果、親球と娘球のいるがんなので、全摘で2週間後に手術が決まりました。
術後も放射線、化学療法はしないようなことを担当の先生はおっしゃってました。

生検もせずいきなり手術ということもあるのでしょうか。リンパ節の転移の有無によっては放射線治療、化学療法が行われることもあるのでしょうか。
それとも年齢によっても治療はいろいろなのでしょうか。とってしまったらそれで治療は終わりですよみたいなことをおっしゃっていたので、なんとなく不思議でなりません。
ご助言を頂けたらと思います。よろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 乳がんの診断は針生検等による病理組織診断で確定診断を施行して治療方針が決まります。もしこの診断を行わない場合、全摘後に実は乳がんとは違いましたと言う結果もありえます。この病理組織診断も行う事で抗癌剤やホルモン療法を術前に行うべきかを決めます。乳がんと判断出来ても、乳がんも20種類程あり、それぞれ治療方針が異なります。これを生検で判断出なければ治療方針すら計画出来ません。また、マンモグラフィすら行っていないのは不可思議です。尚、MRIでは乳がんの確定診断は出来ませんので、参考程度の画像診断とお考え下さい。
 乳がんの診療は病院によりいい加減な所も多いので、もしこの事が事実ならば、現状の方針は標準的な治療方針ではございません。セカンドオピニオンや転院をお勧め致します。

早々のお返事ありがとうございます。

マンモグラフィは触診の後に行ったと思います。大事なことを抜かしてしまい、申し訳ありません。

やはり針生検は診断に大事なものなんですね。
担当医は結果が出るまでに時間がかかるからということをおっしゃってました。

もう一度母と相談し、セカンドオピニオンなどを考えていきたいと思います。
ご丁寧な説明、ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

検診時、聞けなかったこと

31歳、既婚、出産経験なし。
母親が15年前に乳がんを手術し、存命です。
今月初めに、4年目の検診をそちらで受けさせていただきました。いつもお世話になっております。

その際、検診結果の中で先生が、
「今年初めて、今まではなかったのう胞が見つかった。右8mm、左6mm位。30歳を超えてホルモンの影響を強く受けるようになり、これは胸の老化現象でもあり、こういう人はやはり乳がんになりやすい。
自己診断していても自分ではわかりにくいことが多く、年に一度の検診時に変化がわかることもある。」
という内容のことをおっしゃったと記憶しています。
「乳がんになりやすい」という言葉にやはりとてもショックを受け、そのあと聞きたいことが聞けずに帰ってきてしまいました。

1.前々から乳腺症と診断されており、特に左側に痛みを感じることが多いのですが、先月、今月と、生理前の痛み方が以前と違う気がします。寝返りを打ったり、大きなくしゃみをした時に痛かったこともあり、何か強い力がかかった時に、「ジーン」と響くように痛いことがあるのです。(左だけです。)
検診時、そのことについて聞きたかったのですが聞けずじまいでしたが、今月の生理前も同じような痛みがあり、どうしても心配なので、質問させていただきました。そのような痛み方をすることはあるのでしょうか?

2.はっきり覚えていないのですが、検診結果の中で先生が「○○の場合、急にバーンとこぶみたいなものができることがある。それは明らかにおかしいので、その時は自分でもすぐにわかる。」というような内容のことをおっしゃったのですが、それは何を指しているのでしょうか。
急に大きなしこりができるようなことが、あるのでしょうか。

3.子宮筋腫があり、9月に筋腫だけを取り除く手術予定です。その前に、筋腫を小さくする目的で、「数ヶ月間、注射で生理を止める」と医師から説明を受けています。私はホルモンの影響を受けやすい、と言われたので、そのような生理を止める(ホルモンに影響があること)注射というものが、少し不安です。
筋腫は取りたいと思っており、大きさが大きめのため、注射での事前処置は必要だということです。
この治療を行っても、乳腺への影響などはないでしょうか?

長くなってしまい申し訳ないですが、
いつか御返事が頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

 当院をご利用頂き有難うございます。
1.乳房の痛みは色々な痛み方があるので、異常ではございません。特に、のう胞がある方は浮腫む状態なので痛みは当然あります。痛みの強弱も無視して下さい。
2.毎年検診を受けている方が、この1年以内に乳がんが発生した場合、のう胞などのしこりとは違い、明らかに大きなどなたでも悩むことなく明確にはっきりした大きなものが出来ると申し上げたと思います。それ位ご自身で発見出来る乳がんはないと言うことをご説明しました。つまり、乳房のこまめな自己検診をする必要性がないための説明です。
3.LH-RHアゴニスト製剤ですので、乳がんの治療にも使うもので、貴女のような方には悪いもの影響ではなく、ある意味良い効果を示す可能性があります。

先生、お返事ありがとうございました。
心配していた気持ちが少し軽くなりました。
何かありましたらまた相談させてください。
これからも宜しくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

乳腺炎について

本日は丁寧な診察ありがとうございました。
綺麗なクリニックで受付の方も息子の相手をしていただき、病院なのに気が安らいでしまいました。思い切って伺って本当によかったとおもいます。

3年前の授乳中に乳腺炎になった際は、「お風呂などで温めすぎないこと・患部を湿布や保冷剤を包んで冷やす・油っこいものを食べない」など産婦人科で指導されました。

今回もいただいたお薬はしっかり服薬しますがその他に上記のような温めない・冷やす・食事制限などをしたほうがいいでしょうか?

その場で伺えばよかったのにすみません。
先生がおっしゃった、「治らない場合の最終的な外科手術」で、落ち込み過ぎてしまいました。
また約束に日にお伺いしますが、正直その言葉が頭から離れません。

とりあえずは薬を飲んでみて長期戦とのことですよね?今日の今日で様子も見ずに質問すみませんでした。よろしければお返事お願いします。
先生、ありがとうございました!

 当院をご利用頂き有難うございます。
 熱を持つ場合のみ、冷やす程度で、他には制限等はございません。今回のお薬で多くの方は治癒しております。

早いお返事ありがとうございました!

親なのに情けない・・聞いたときは涙してしまいそうでした。そうならないためにもしっかりと服薬します!

また伺います。よろしくお願いします!

 御丁寧なお返事有難うございます。

たびたびすみません。
今熱を測ったら37.6と熱が出てきました。

熱が上がったら電話ください!と声をかけてくださいましたが、もし夜中や明日朝ひどくなればお電話してみたらいいでしょうか?どのくらいの熱ならお電話したほうがいいですか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 今日も仕上げましたが、38度以上が続き赤く腫れているようならば診療日にお電話をして頂きご来院下さい。特に、発熱は急ぐ内容ではございません。


熱がまた上がってきましたが、しっかり休んで様子を見てみます。

先生お返事ありがとうございました!

 ご丁寧なお返事有難うございます。

タモフェキシンについて

いつも参考にさせていただいております。
現在、タモフェキシンの単独治療中ですが特にほてりやホットフラッシュ等の副作用はありません。
そのような症状がある方が薬が効いている、という記載をネットで目にし、またタモフェキシンの効果がない人が一定割合あるとのことでCYP2D6遺伝子検査を受けたいと思いました。
主治医に申し出たのですが、この検査はやっておられないようでした。
有効性がわかるのであれば、ぜひ調べたいと考えていますが先生のお考えをお聞かせいただけたらと思います。
検査を受けられる施設は限られているのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 副作用の出現がないからタモキシフェンが効いていないと言うのは間違いです。副作用の出現と効果との関連性はございません。CYP2D6遺伝子検査の有効性はかなり限られた方のみかと思います。それ程価値の高い検査ではありません。
 また、CYP2D6遺伝子検査はある程度大きな専門施設ならば行えると思います。

お忙しい中、ご丁寧にご回答いただきありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

乳頭腫について

はじめまして。40歳、女性です。
先日、会社の健康診断の乳がん検診で要検査となり、早速、乳腺外来で受診しました。
エコーの検査で、両胸に沢山の腫瘍があるが特に心配は無いとのことでした。
ただ、右の乳首の下に0.8mm×0.5mmの異形の腫瘍は検査が必要とのことで、穿刺吸引細胞診を行いました。
一週間後の検査結果、「癌ではありません、乳頭腫です。半年後にもう一度受診してください。」と言われました。ひとまず安心したのですが、とりあえずネットで乳頭腫について調べてみたところ、たくさん腫瘍のある乳頭腫は乳がんの可能性が高いとありました。
どれくらいの割合で乳がんになるのでしょうか?
また、今回採取した細胞以外のものが癌である可能性はないのでしょうか?
今の病院の先生がおっしゃる通り、半年後に検診するのが妥当である事は充分に承知しているのですが、心配で落ち着きません。
お忙しいところ申し訳ありませんが、何かアドバイスをいただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。




 ご投稿有難うございます。
 乳頭状と言う用語は、線維血管結合組織の芯で支持された上皮増殖性病変に対して用いられる言葉で、乳頭の病変ではありません。
 乳頭腫は乳汁分泌や血性乳汁(血性の原因は、乳頭状構造の茎捻転によって生じる出血性梗塞です。)にて発見されることが多く、腫瘤形成を呈する頻度は少ないとされています。乳管内に存在することから乳管内乳頭腫と呼びます。
 乳頭腫は中心性乳頭腫と末梢性乳頭腫があります。中心性乳頭腫は乳輪下の太い乳管に発生し孤立性で平均年齢50歳前後に見られます。末梢乳頭腫は小葉内乳管に発生し、多発することがあり、平均年齢は中心性より若いとされています。異型のない中心性乳頭腫は予後は良好です。異型細胞集団が見られる場合は、摘出切除後にも再発し乳癌を認めることがあります。この為、乳管内乳頭腫は経過観察は必須です。
 乳頭腫は組織診断にて乳頭癌や非浸潤癌との鑑別が難しく、間違われ易い病変です。正確な病理診断を要する病変だと考えます。
 乳頭腫が癌化すると言うよりも、乳頭腫と乳がんを間違われ易いと言うのが一番の問題です。乳頭腫は穿刺吸引細胞診では殆ど診断不可能です。針生検等の病理組織診断を施行し、確実に乳頭腫と診断する必要があります。どちらかと言うと乳頭腫が多発する場合に、その中に乳がんが発生する事が多いです。

お忙しい中、ご丁寧にお答えいただきまして、ありがとうございます。
富永先生のお答えの中には、乳頭腫は穿刺吸引細胞診では殆ど診断不可能とありましたが、前にも記載したとおり、主治医の先生は、穿刺吸引細胞診で乳頭腫と診断されました。
セカンドオピニオンを受けた法が良いでしょうか?
今のところ、乳汁分泌や血性乳汁も無く、自覚症状は何も無い状態です。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 診断も出来ていないのでセカンドオピニオンの前に、まず確定診断が付いていない中途半端な状態を解決付ける為に、病理組織診断を行い確定診断を行う事が先決です。今の主治医が中途半端な診断をしたに過ぎないと言う事です。細胞診で良性でも、本当は乳がんも多数ございます。細胞診の信憑性は60〜80%程度です。貴女のような乳頭腫と言うのが細胞診で最も偽陰性や偽陽性がでるケースです。
 尚、セカンドオピニオンは現在の検査結果を持って他の医師の意見を聞き、今の主治医にそれを相談する事を意味します。セカンドオピニオンは他の医師に再度検査を受けるなどの転院ではありません。それを理解していないと大変なミスを犯します。ほぼ前回のお返事でセカンドオピニオンで言われる内容は記載していると思います。ご自身でどうすべきか再度お読みになり良くお考え下さい。

早速のお返事、ありがとうございます。
先生のご意見を参考に、熟考の上でどうするべきかを考えたいと思います。
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございました。

先日は、お忙しい中、ご回答ありがとうございました。
その後やはり気になり、看護師をしている友達や周りの人に乳腺外科で評判の良い病院を尋ね、近くの総合病院に行きました。
そこの乳腺外科の先生にこれまでの経緯を話して、病理組織診断をして欲しいと言いました。
とりあえず触診をして、その後エコーを撮りました。その後医師からの説明で、「両方の胸の腫瘍は横長で心配することはないが、やはり右に一つ異形の物があり、前の先生もこれを検査されたのでしょう。でも、前に穿刺吸引細胞診で乳頭腫と言われたのであれば、間違いないです。検査する程のものではありません。7月の経過観察が妥当です。
もし針生検を行うとしても、腫瘍が小さいので、細胞を取るときに、もし癌であれば周りに飛び散る可能性があるのでお薦めできません。それでもしますか?」と言われました。
とりあえずは、それ以上何も検査せずに帰ってきてしまったんですが、それで良かったのかどうか分かりません。そこは敢えて針生検をしてもらうべきだったんでしょうか。それとも、受診した先生が二人とも大丈夫とおっしゃってるんだから、やはり検査する程でもないと言うことなんでしょうか。
何かアドバイスをお願いします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 この医師は二つの嘘があり、信用出来ません。
 乳癌診療ガイドラインに記載されているように、針の検査で乳がんが飛び散る事がございません。また、小さいから組織を取れないと言うのは間違いで、小さくてその医師の技術では無理と言う事です。もしちいさくて細胞が取れないならば、前回の穿刺吸引細胞診は何故細胞が採取されたのでしょうか。また、もしちいさくて採取不可能ならば、前回の細胞診が本当に採取できているのかという問題も生じます。
 貴女のお住まいの県の方は何故か同じ質問が多く見られます。元々、乳腺のレベルが低い地域なので仕方がないかも知れません。もう少し正しい乳腺診療を行う医師とご相談して検査の必要性の有無を考えて下さい。馬鹿な乳腺外科医は多数います。口コミや人の評判など当てにならないものはございません。評判ではなく、結果を出せる病院が一番良い病院です。

いつもご回答、ありがとうございます。
先生のおっしゃる様に、正しい乳腺外科医、結果を出せる病院に行きたくて自分なりにネットで検索したり、看護師の友達たちに聞いたり、自分なりにリサーチしてみたのですが、なかなか出会えないものですね。
看護師の友達の話では、先生同士が知り合いであればよほどの誤診ではない限り、前の先生の診断を否定するような検査結果は出さないと言っておりましたが、やはりそうなのでしょうか。
今度は、前の経緯を話さずにもう一度だけ検査に行ってみようかと思いますが、病院を選ぶ時のポイントがあれば教えてください。よろしくお願いします。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 前医の診断が間違えていても、それを否定することは殆どの医師は行なわないのが医療業界の慣習です。真実を患者様に伝えることのできる医師が評価の高い良医です。また、既に穿刺吸引細胞診を行なっているので、腫瘍の形が変化しているので、以前の内容は隠すことは貴女にとって不利益を被ることがあります。事実を話し、その上で診断をしてくれる医師を探しましょう。また、県外で探す方が簡単だと思います。例えば、当院の提携しているリボンロゼ田中完児乳腺クリニックが近いと思います。

早速のお返事ありがとうございます。
近くの病院で、これまでの経緯を話して前医の診断に惑わされない検査をしていただくのはとても難しそうですね。
先生のおっしゃる様に、病院を選ぶ範囲を拡げたいと思います。私の住んでいるところは、県内でもかなり西の方になりますが、もし、大阪まで通うとしたら、検査から結果まで何回くらい通う事になりますか?
また、リボンロゼ田中完児乳腺クリニックで受診する場合、ここの掲示板でのお話もさせていただいた方が良いのでしょうか?よろしくお願いします。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 通院の回数など個々人状況により違います。『大阪まで通うとしたら、検査から結果まで何回くらい通う事になりますか?』と言うご質問されるようでは、医療機関の選択肢に対する前回のご自身のご投稿のご意見に相反するご投稿かと思います。ご心配と言うのが嘘に聞こえます。真摯に受診をお考え下さい。この姿勢ではどの医師も軽く足らいます。
 また、当院の紹介とおっしゃって下さい。ご予約時に針生検による病理組織検査を行なう主旨をお伝え下さい。

ご回答、ありがとうございます。
リボンロゼ田中完児乳腺クリニックに予約する際には、先生のご指示通りお話させていただきたいと思います。色々とご相談にのっていただきまして、ありがとうございました。

 御丁寧なお返事有難うございます。