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ルナベルという薬の副作用について

数ヶ月前にはじめてそちらで検診を受けたものです。
異常なく安心しましたが、これからも定期検診をかかさない様にします。宜しくお願い致します。
子宮癌検診もそろそろ受けないといけないと思っておりましたが、決意をかためて受けました。
子宮癌は大丈夫でしたが、チョコレート嚢腫がみつかりました。。手術はするつもりですが、手術の時期を婦人科の先生ともう少し相談してから決めたいと思っているのですが、治療の本格的な方向性が決まるまでルナベルという薬をのんだ方が良いとの事でのみはじめたところです。何かで女性ホルモンの薬は乳癌の発生リスクが高まるときいた様な気がしますが、婦人科の先生はその様な事はないと言われました。
インターネットで自分なりに調べてみたところ、長期間服用するとたまにそういった事もあるという様な記載があり、不安になり質問させていただきました。
他に本格的なホルモン療法をする場合に使う薬(薬の名前はわかりません)についてもうかがいましたが、その薬についても、そういった事はなく、本当に小さい乳癌であればなくなってしまう位のものであるという様な説明を受けました。
ルナベル、その他治療に使用される女性ホルモン薬の乳癌発生リスクはどの様なものでしょうか?
乳腺外科専門の先生のご意見をうかがいたく、投稿させていただきました。
どうぞ宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 ホルモン薬についての乳がんリスクは乳腺外科コラムに多数記載しています。こちらを参考になさって下さい。
 尚、ルナベルは、薬の添付文書の禁忌に、『エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)、子宮頸癌及びその疑いのある患者とされています。』また、【使用上の注意】の重要な基本的注意の(6)乳癌の検査は、患者に自己検診を行うよう指導すること。特に、乳癌の家族歴又は乳房に結節のある患者では注意が必要である。と記載されています。副作用には、0.1〜5%未満乳がんと記載されています。これは処方する医師や調剤する薬剤師が患者様に説明する必要がある内容です。製薬会社が説明書を法律に従い、薬に添付されております。
 貴女が説明を求めた上に、違った情報を提供したのは、貴女の主治医は説明義務違反となります。薬の添付文書の提示を求め、その点について追及して下さい。貴女のご心配は全て明確となります。
 本来は上記を説明した上で、治療に必要でデメリットよりメリットが大きいので使用する主旨を伝え、同意を頂くべき事です。更に、乳がんの心配もあるので、乳がん検診の年1回必ず受けるように指導するのが医師の責任かと思います。これをできる医師のみが信頼できる婦人科医だと思います。

丁寧なご説明ありがとうございます。
非常にわかりやすくて助かります。
やはりそうなのですね。
今月中にまた受診するので、その際に追及してみたいと思います。
のみはじめてまだ数日ですが、のむのを中止する際は婦人科の先生とはなしてからの方が良いものでしょうか?
乳癌等のリスクがあがるのはやはりこわいので。。
治療方針に関しては他の婦人科医の先生に意見をうかがってから決めても良いとの事でしたが、セカンドオピニオンという扱いになるのでしょうか?
セカンドオピニオンであるとするならば、どういう風に受診をお願いすれば良いものでしょうか?
お忙しい中、質問ばかり申し訳ございません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 婦人科疾患の問題は掲示板利用規約によりお答えできません。
 セカンドオピニオンは転院ではありません。主治医にセカンドオピニオンの主旨を伝え、セカンドオピニオン専用の診療情報提供書作成して貰い、他の医師の意見を聞き、それを含め現在の主治医と治療方針を決める事を言います。また、転院の場合は、現在の方針について主治医と話し合い。その上で転院を決めるならば、今の主治医にその主旨を伝え、転院の為の診療情報提供書を作成して転院となります。疾患に関わらずセカンドオピニオンか転院かはご自身でお決めになる事です。
 ただ、どの医療にもメリットとデメリットがあります。小さなデメリットを恐れ、メリットが高い事を中止するにはそれなりの大きなリスクを伴う事も理解される事が大切です。例えば、乳がんでも副作用を恐れ、薬物治療を拒否される方が居られます。命を捨て副作用を防ぐ事になり、本末転倒だと思います。我々はご説明を行いますが、強制はしません。全てご本人の責任だからです。貴女の主治医は治療方針が間違っているのではなく、嘘を説明した事が問題点です。つまり、嘘を言う医者と信頼関係が続くのかと言う事です。その信頼をあなたがつなぐ為に、先程のお返事で今回の事の説明を医師に求める事をアドバイスしました。それから始めないと、転院しても同じ事になりかねません。

何度もご丁寧に返信をありがとうございます。
掲示板規約に反してしまい申し訳ありませんでした。
そうですね。まずは今月、受診した際に上記の件について詳しい説明をもとめる事からはじめたいと思います。
その上でセカンドオピニオンについて考えてみようと思います。色々とありがとうございます。
また、ルナベルを長期間のみ続けていく様な場合は
乳癌検診は一年に一度より短い期間で受ける必要性は高いでしょうか?

 御丁寧なお返事有難うございます。
 年に1回の検診で大丈夫です。

わかりました。色々とありがとうございます。
また何かありました際は質問させていただくかもしれませんが、どうぞ宜しくお願い致します。

御丁寧なお返事有難うございます。

ひきつれ?

去年の8月にシコリを発見して検査したら、右胸、のう胞5個、左胸、線腫1個(骨のような硬さ)1.4センチ、楕円形で中が多少不均一糸の様なモヤモヤが写てました。細胞診では良性でした。

3ヵ月後診てもらった所、左の乳首付近にのう胞が1つできていました。薄い煙のような影が何となく見えました。
その頃から、左胸の乳輪の痒み、火傷のようなヒリヒリと、中から刺すようなジクジク痛みが生理周期と関係なく出て、脇から乳房の下の方に4㌢ほどの、光の陰影でわかる程度の、一見するとたるみ?のような線が出てきて心配になり、
4/28日にもう一度診てもらいました。
最初にあった線腫は1.2cmで幅は小さくなっていたんですが上に少し大きくなっていました。
もう1つののう胞は線腫になっていました。
問題ないそうで細胞診はしていません。
肝心のひきつれ?の事は聞き忘れてしまい今不安になっています。
昔から左胸の方が少し大きく、40歳で、最近垂れて来たのでそのせいでしょうか?
乳がんの引きつれを画像を探したんですが、不思議なほどありませんでした。
もう一度病院に行ったほうがいいのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 乳がんの引きつれは画像上腫瘍に正常皮下組織が引っ張られることで、症状的なものではありません。例えば、外見上はえくぼのような皮膚所見を認めます。
 尚、のう胞が腺腫に変化する事はございませんので、お間違いなく。

乳腺症について

4年前、繊維線種で細胞診を行い異常無しと診断されましたが、この繊維線種については今後経過観察は必要ないのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 年1回のマンモグラフィとエコー検査を費併用した乳がん検診は必要です。

検診の結果。

初めて質問させていただきます。

28歳で、4歳と2歳の子どもが居ます。二人とも母乳のみで育て、1年4ケ月前に断乳しました。

胸(特に乳首周辺)が、授乳をしていた頃のような、ツーっとした感覚になる時がある事と、左胸上部(ブラジャーの紐のあたり)が凝るような感じが数日続いた事と、以前から両胸ともに絞るとまだ母乳がにじむ事が気になり、乳腺外来を受診しました。(触った感じ、しこり等はありませんでした。)

結果は以下の通りでした。

・触診:異常なし
・超音波:右 E 乳管拡張/左 E のう胞及び乳管拡 張
・マンモグフラフィー:カテゴリーⅠ 但し両側に良 性の石灰化あり
よって、Ⅰ 異常なし
・診断名:左乳のう胞、両側乳管拡張・両側石灰化
・6ケ月後再診

先生にいくつかご質問があります。

①こんなに色々と診断名が書かれている(特にマンモ の結果は石灰化がある)のに、カテゴリーⅠとの診 断結果を受ける事は普通の事でしょうか? 

②医師が、「のう胞は大きいものでも5ミリくらいだ」と言っていたのですが、のう胞=母乳がたまっているという事なのでしょうか?
 
 去年の12月頃に定期的に診てもらっている別の病 院の検診でのエコー時、技師の方から「授乳期並み に乳腺が張っている」言われた事があるのですが、 今回ののう胞・乳腺拡張・石灰化と何か関係がある と思われますか?

③のう胞=母乳がたまっているという事であれば、たまった母乳は絞り出したほうが良いのでしょうか?それとも自然に吸収されるのを待つほうが良いのでしょうか?
 
 ちなみにマンモの検査時には、乳房を乗せる(板?)に母乳と思われるものが出ていました。特に左からたくさん出ていました。左胸は少し陥没気味で、授乳中何度か乳腺炎の一歩手間の状態になった事があります。
 
④診断結果が【Ⅰ異常なし】にも関わらず、6ケ月後の再診を指示されているという事は、診断結果のどれかが悪くなる可能性があるかもしれないという事なのでしょうか?

のう胞の数がどれ位あるかは聞いていません。石灰化は、見て分かる大きさのものが数個あったように記憶しています。

異常なしとの診断結果ですが、診断結果に色々書かれていたり、触診+エコーの検診は3年前から受けていたのですが、マンモを受けたのは初めてで、貴院のコラムや掲示板等を拝見して色々と不安になってきました。どうぞよろしくお願い致します。
 

 ご投稿有難うございます。
①正常なものはカテゴリー1と評価します。
②一番考える事です。すべて授乳の問題と関係すると考えるか、稀に広範囲に拡がった非浸潤癌かになります。
③自然に消失するのを待つしか方法はありません。
④授乳中と同状態なので、検診不適な方となり、再度半年後に検診のやり直しとして再検査とされたと思います。異常なしは検診不適なので、正常とは判断できませんが、この検診の中では異常は認めないと言う意味です。つまり、乳がんがもしあっても現状の状態では判断できないと言う意味で、この状態で検診を受けても正確な検診を行えない事を意味します。
 私達が検診適応とするのは絞ってもミルクが出ない状態を指します。今回の受診理由は病的な症状が全くありません。それよりも授乳状態にあると判断されるべきで、まずは断乳できていない事を産科に相談されるべきだったと思います。産科で妊娠後の正常な事以外で問題がある場合は乳腺外科へ紹介されます。乳腺外来は、おっぱい科ではありません。乳房の事は全て乳腺科と言う考えは間違っています。授乳に関する事は殆ど知識がないとお考え下さい。乳がんや悪性腫瘍に対する事がメインとなります。妊娠中や授乳期に乳がんを治療する場合も産科と相談しながら行います。

ご回答いただきまして有難うございます。
とっくに断乳したつもりになっていた為、授乳中と同状態であるという先生からのご回答に、驚いています。

②の、広範囲に拡がった非浸潤癌である可能性は、どのくらいでしょうか?現時点ではあまり考えなくても大丈夫な事でしょうか?

また、のう胞であるとの診断結果を聞いた際、診察した医師に、乳腺症ですか?と訊ねたところ、「のう胞だが乳腺症ではない」という返事がありました。
乳腺症に含まれないのう胞とは存在するものですか?
また、「のう胞はストレスが原因のこともある。消えることもある。」ともおっしゃっていましたが、それは本当ですか?
(ちなみにCTとプロラクチンの血液検査も受け、両方とも正常でした。)

先生は、今回の私の診断結果である【乳管拡張・のう胞・石灰化】に関して、そこまで心配することではないと思われますか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 ②の非浸潤癌の可能性はこの時期の浸潤癌も含めた可能性は、45歳以下の乳癌の中で2.6%と比較的稀な事となります。しかし、過去には乳がんと診断した経験は数例あります。
 嚢胞と言う診断になっていますが、正確には乳管拡張の乳管の嚢状拡張と考えます。妊娠から授乳期を経た時期なので、この時期には乳腺症は殆どありません。CTは乳腺の検査には有効性がないので、検査の意味が解りません。乳腺に有効で、かつこの時期に有効な検査はMRIのみです。プロラクチンは別問題なので、当然正常でしょう。また、ストレスで嚢胞が出来るという話は聞いた事はございません。基本的にストレスが乳腺疾患全てにおいて原因となる影響を与えるエビデンスがありません。
 心配かどうかは分かりません。基本的に診療を行う主治医が判断する事です。ここは一般論のみの掲示板です。掲示板利用規約に従って下さい。

ご回答有難うございます。
非浸潤癌だった場合、授乳期と同状態という事は、進行が早くなってしまうという事になるのでしょうか?
早急に産科に相談し、本当の意味で断乳が出来た場合、6ケ月後の再診を貴院で診ていただくことは可能でしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 非浸潤・浸潤共に乳がんの場合は進行はかなり早いと思います。
 当方に受診される事は経過観察のメリットがありません。今受診している医師が前回と比べる事に意味があります。乳腺疾患は最初に受診した医療機関が全てなので、最初の受診は慎重に選択すべき事です。何か所見があってから病院を変える事にはメリットが低く、デメリットが高くなります。最初に受診した医療機関の選択に間違いがなければ、誤診は生じません。しかし、選択を間違うと誤診による死に至ります。その医師が正しければ、受診した医師に再検査を受けるのが最も適切だと思います。もし何か生じた場合はその医師の責任で適切な指示を出すされます。半年後に乳がんならば、簡単に分かる位になっているのでどのレベルの医師でも差はないので、主治医に診て頂くのが適切だと思います。
 貴女の問題は、妊娠前の検診の医師を受診されると今直ぐにほぼ解決する事です。

深夜にも関わらずお返事をいただき有難うございます。
それでは、今の段階では、今現在癌であるかどうかも、その進行具合も分からないという事になりますか?
どうしたら良いか分からなくなってきました・・・
6ケ月後に貴院で診ていただく場合、PBC乳がん検診として来院すれば可能でしょうか?

申し訳ありません、文章を最後まで読んでいませんでした。

初めて検診をしたのは最初の出産後で、場所は婦人科、日本超音波医学会認定超音波検査士 という資格がある技師の方がエコーのみ担当・触診は婦人科医師・マンモなしですが、それでもこの施設でもう一度診てもらうべきでしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 医師が異常がないと判断されているので、レアーな事は考えないで、その指示通り従って下さい。また、半年後再検査の指示に従う。これで異常なしとされれば、その次の年からは当院の検診をお受け下さい。これが、一番有益な受診方法です。
 丁度、婦人科なので、授乳の問題も含め、その前の医師の所に行かれると良いかもしれません。但し、マンモグラフィを行っていないのは致命的なミスです。最も欲しい情報がありません。ベースのマンモグラフィを行わない検診を施行したのはこの医師の責任なので、その点も踏まえて受診されると良いでしょう。気楽に専門外の分野の検診を行った婦人科医には是非この責任を追及して下さい。もし乳がんならば、妊娠中にできる事はありません。この前に必ず生じたものです。先日も記載しましたが、このパターンで乳がんを診断した方は1年以内に亡くなりました。

先生、本当に有難うございます。

初めての事で色々と不安な気持ちが膨らみすぎてどうしようもなくなっていました。
すっきりしました。
断乳の件は、産科に相談してきます。

深夜までご回答いただいた事、感謝申し上げます。
検診に伺う際には、どうぞ宜しくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 乳腺医療には適切な検査とそれなりの流れでの判断が重要です。

昨日ご投稿させていただいた、みきと申します。
お忙しい所恐縮ですが、もう一つだけご回答いただきたい事があります。
二人の子どもは年子で、初めての妊娠が5年前で、そ出産・授乳を経て断乳と同時に二人目を妊娠・出産しました。
この場合だと仮に癌があったとすると、5年以上前からあるという事になりますよね?
そうなると、今回実は癌が見落とされていたといった可能性は低いと考えられますでしょうか?
5年も経っていれば、もし癌であるなら大きさ的に今回の受診で指摘されるものなのでは?という事は、あまり不安になる事はないのかなと、あれから勝手に考えたのですが・・・
それから本日、産婦人科を受診してきました。母乳分泌を抑えるカバサールという薬をもらってきたのですが、これを飲むことによって乳癌の発生リスクは上がったりするものでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 乳がんは初めて画像に描出されるサイズになるのは7年程度掛かります。当然、5年以上前から作られております。
 がんの見落としは、医師の能力や判断力によるので、どの医師が見ても発見できないものは見落としとは言いません。今回述べたのは個々人の医師の診断力の問題にみです。授乳期のがんの見落としは、通常時期の見落としのケースのように小さいから見逃すのではなく、逆に広範囲に広がって存在する場合の方がミルクと見分けが付かないのです。
 カバサールは乳がんの原因とは無関係です。
 ここでの回答は一般論のみなので、貴女の個人的な内容への回答ではないので、勘違いなさらないで下さい。掲示板利用規約に従ってご投稿下さい。

ご回答有難うございます。
色々と勉強になります。
7年かかって画面に抽出されるサイズになった時には、もう手遅れという事でしょうか・・・
昨日おっしゃっていたMRI検査を受ければ、ミルクか癌かの見分けがつくという事になりますか?
私が受診した病院には、MRIはありませんでしたが、ある程度の疑いがかからない限りMRI検査は受けられないのでしょうか?出来る事なら、今すぐにでも、見分けをつけていただきたい位です・・・。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 MRIのみで、診断が付くことはありません。一つの情報を得る手段としては価値があります。

有難うございます。

最後に・・・
最近、手の指先や足がぴりぴりしたり、しびれる事が増えたのですが、これは一連の疾患や乳がんの兆候等と何か関係があると思われますか?

 御丁寧なお返事有難うございます。
 乳がんとは無関係です。

ご回答ありがとうございます。

タイミングが良すぎてこれもまた不安に感じておりました。
家族からは、【良性、異常なし】との診断結果を信じろ!!と一喝され、呆れられました・・・。
でも今回の件で、乳がんの事やがん検診の大切さ・乳腺医療の事など、色々と考えることが出来たと思っております。
昨日今日と、心配性な私の度重なる問いにも、迅速かつご丁寧にご回答いただき、本当にありがとうございました。
また気になる事がありましたら投稿させていただきます。宜しくお願い致します。

 御丁寧なお返事有難うございます。

流産や中絶はリスクになりますか?

掲示板を時々拝見させて頂いております。

先日の掲示板での先生のコメントを読ませて頂いている時、気になるところがあり、投稿させて頂きました。

私は流産と中絶の経験があります。
30代で2回の流産、そして1年前に41歳で中絶しています。いずれも妊娠7〜8週での早期でしたが、「最後の妊娠から2年以内に発症した乳がんは予後が悪い」という内容にとても不安を感じています。

出産後5年以内に診断された乳がんは予後が悪いと、コラムだったでしょうか、読んだ記憶がございますが、結果が流産や中絶であっても、最後の妊娠から2年以内に発症した場合は予後が良くないということですか?

私は最後の出産は約5年前になりますが、最後の妊娠は1年前になります。
乳腺症やのう胞があり、検診だけは毎年しっかり受けるようにしていますが、リスクは高い方だと思っています。
これまで流産や中絶はリスクにはならないと思っていたのですが…やはり高齢での流産や中絶は危険因子になりますか。

教えてください。よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 申し訳ございませんが、この件に関する報告を見たことがないので分かりません。ただ、個人的に妊娠期間が短いので問題がないかと想像します。尚、初産の高齢出産はリスクとなります。妊娠の前、1年以内に必ずマンモグラフィとエコー検査を併用した乳がん検診をお受けになる事をお勧め致します。

深夜にも関わらずご回答いただき、ありがとうございます。

出産後に関してはリスクがはっきりしているけれども、流産や中絶は乳がんを発症するリスクとしてはっきりとしたデータはないと解釈してもよいということでしょうか。

また「妊娠前、1年以内に…」とうのは、今後妊娠する場合ということでしょうか。

前回書かなかったのですが、私は一時期軽い不安神経症を患い、ドグマチールというプロラクチンが高くなる副作用が出る薬を1か月ほど飲みました。私もやはり副作用が出て乳汁が出始め、すぐに服用は中止したのですが、このようなホルモンの変動もリスクになるのでしょうか。

何度もすみません、よろしくお願いします。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 ご質問内容に知識がないので、データがあるかも解りません。
 妊娠に関わらず毎年検診を受けていればいつ妊娠しても問題ないと言う意味です。
 ドグマチールなどを含め、高プロラクチン血症は乳腺とは無関係の疾患です。乳腺への影響はありません。

ありがとうございました。

ネット上で「中絶と乳がんの関連性」…だったと思いますが、そのような題で中絶は乳がんのリスクになると細かい説明まで書いてあったので不安になりました。

なんでも、妊娠3カ月まではエストロゲンが大量に産出され、その間母乳を出すための細胞が作られるが、途中でその細胞形成を中断することにより未分化の細胞が乳房に多数残るので、その未分化細胞が癌を発症する原因になる…という内容でした。
それ以外に何か情報がないか探してみましたが、見当たらず、先生にお尋ねしてみようかと投稿しました。

プロラクチンが上昇しても乳腺疾患の原因にはならないことはとても安心材料になりました。

ここ数年変化はないと言われていますが、乳腺症ものう胞も左右の乳房にごろごろある(多数ある)と言われていますので、妊娠するしないに関わらず、これからも年1回、必ず検診を受けて参ります。
ありがとうございました。

 御丁寧なお返事有難うございます。
 また、この件は勉強したいと思います。

浸出液

はじめまして。2月に乳がんの手術を受けました。
現在も浸出液に悩まされています。
インターネットの情報だと1ヶ月ほどで回復することがほとんどと書いてありますが、いまだに水がとまりません。
担当医も水を抜く処置はしてくれるものの、改善策の提案はありません。
どのようにしたら良いのでしょうか。

 ご投稿有難うございます。
 時間と共に軽快するのを待つしかないでしょう。現在の処置を継続するしかないかと思います。

被曝のリスク

昨年の夏に貴院で初めて乳がん検診を受けた27歳です。

ここ最近、右胸の下部分が時折少しズキズキとした痛みがあります。

昨年も同じ症状が出たため検診をしたのですが、下着が合っていないためでした。しかし、今回も再びこのような症状が現れたので念のために近々貴院での検診を考えています。

しかしながら、昨年の秋から今年の2月までに体調不良によりCTを5回も受けました。
うち3回は今年の2月に集中しており、頭を2回と肺から骨盤までの上半身を1回です。
昨年は頭を1回に骨盤周り1回です。
結果としては異常は見られなかったのですが、かなりの被曝をしており、乳がん検診による被曝は先生のコラムから微量と分かってはいるのですがこれ以上被曝をして大丈夫なのだろうかという不安が拭えずにいます。

乳がん検診による放射線量が微量であれば、検診を受けても今の状態とは大差ないのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 マンモグラフィによる被曝によって生じる発癌のリスクは、マンモグラフィの平均乳腺線量を一方向撮影で平均1mGy、最大3mGyとすると、ある個人が30歳から40年間毎年二方向撮影のマンモグラフィ検診を受診し、最大値6mGyの被曝を受けた場合でも平均余命の短縮は1.8日です。このリスクは受診する利益に比べれば無視できるくらい小さいです。 それも乳房のみの被曝量です。また、CTはかなりの被曝量になりますが、ここでマンモグラフィの被曝を加えても変わりません。
 しかし、例えば現在200キロ圏内の東京で1日約0.07mGyの被曝をしているので、30日に1回全都民がマンモグラフィを撮影していることになります。つまり、60日間被曝が続くことで、平均寿命が約1.8日短縮します。年間だと10.8日の寿命が短縮するわけです。
この方か問題かと考えます。