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乳腺葉状腫瘍

こんにちは。
6年前、29歳の時に、1.5cm大の乳腺葉状腫瘍(良性)を内視鏡手術で摘出し、経過観察している者です。

この腫瘍自体は19歳頃からあり、毎年検査を受けていましたが、ずっと腺維腺種であると言われ続けていたのが、ある時形が変化した気がして再度検診したところ葉状腫瘍といわれ手術しました。

述後、3年程は手術した病院で経過観察していましたが、担当医が休業してしまったことと大病院で毎回違う医師が担当するのが不安で、別の病院で半年ごとに超音波検査だけを行っていました。

私の場合、乳腺が非常に発達していて、尚且つ胸がとても大きいので、マンモグラフィーは適さず、無駄に被爆するだけとのことで(これは他院でも言われました)、もちろん初診時はマンモグラフィーはするのですが、その後は超音波のみの検査を続けていて、『のう胞は見られるが異常はない』とのことでした。

昨年、5年経ってたこともあり油断して一年空いてしまい先日超音波検査したところ、6年前に手術した部分とほぼ同じ部分に8mm大の影が発見されました。
『今のところ癌の様子ではないが、可能性としては葉状腫瘍の再発か、単なる腺維線種のどちらか。まだ判断できないので、今無理に手術せず様子を見て、半年後に再検査、途中で大きくなるようならそれよりも早く来てください』との診断でした。

ここで疑問なのですが、8mmはそんなに小さいのでしょうか。今時点で細胞診等で葉状腫瘍か腺維線種か判断できないものなのでしょうか。

術部と同じ部位、ということを考えると6年経ってはいますが、再発なのではと思ってしまいます。もし再発なら悪性になる可能性が高いと聞いたことがあり、今あることがわかっているのに、このまま放置するのが不安です。いずれ切除するなら小さいうちに、と思ってしまいます。悪性の場合、広範囲の切除で変形してしまうのが恐ろしいです。前回、乳がんでないにも関わらず内視鏡手術を選択したのも、形状変化や傷などが絶対に嫌だったからです。

ベルーガクリニック様ではこのような場合、現段階で詳しい検査が可能でしょうか?その場合、どのような検査になりますか?乳腺外来(保険適用)とPBC乳がん検診のいずれを予約すればよいのでしょうか?
長々と申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 8㎜は穿刺細胞診や針生検を行なうのに十分なサイズで小さいとは思えません。葉状腫瘍後の経過観察を行なっているのにマンモグラフィを年1回しないのも、経過観察の意味がありません。当院ではこのような場合は画像上明らかな良性を判断出来ない場合は必ず針生検で組織診断を行ないます。当然検診レベルではないので、保険診療になります。しかし、必ず現在受診されている診療情報提供書をご用意頂きご予約下さい。主治医に内緒の受診はお断り致します。

早速のご丁寧なご返信ありがとうございました。
やはりマンモを長い間していないことがやや不安です。
すぐにでも診療情報提供書を用意したいのですが、それは快く提供されるものなのでしょうか?

少しお話ししますと、今現在定期健診だけを受けているクリニックの先生は、ご自分の理論にとても自信がある為か、マンモにやや否定的な考え方をされているように見受けられることと、私の葉状腫瘍の手術をした他院の先生やその方法に関してもやや否定的なお考えがあるようで、コミュニケーションがとり辛く、そのようなことをお願いすると反感を買うのでは?と懸念されるいうのが正直なところです。
初めに手術をした病院でしたら、手術の資料等も含めて提供してくれるとは思うのですが。。。
定期健診だけしかしていなくとも、今現在のクリニックでの診療情報提供書が必要でしょうか?

 御丁寧なお返事有難うございます。
 転院するなら問題はなく出ると思います。マンモグラフィを否定する医師に乳腺が解るとは思えません。駄目ならなくても結構です。ご予約の際お申し出下さい。

ありがとうございます。
受診は生理後がベストかと思うので、時期を見計らって予約させていただきます。
ご回答いただき、ほんとうに安心しました。

 御丁寧なお返事有難うございます。受診は性周期に無関係です。生理後が良いと言うのは昔の話です。

健診結果が「要治療」でした。

初めまして。お世話になります。
私は37歳独身女性です。5月に会社の健康診断の乳房超音波検査の結果がきました。
「右乳房乳腺嚢胞、左乳房内下部乳腺嚢胞、左乳房内上部乳腺腫瘤の疑い」と診断されました。判定はE「要治療」です。
去年も一昨年も超音波検査ではひっかかり、その後マンモを受けています。今年の1月にもマンモを受けましたが、経過観察でした。
D判定の精密検査レベルを越え、E判定の要治療レベルなので少々驚いています。
このような状態ですが、ベルーガクリニック様の対象患者でしょうか?是非、ベルーガクリニック様で治療を受けたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 この要治療は過剰診断で要精密検査が本当だと思います。しかし、結論は多発嚢胞というのが最終結果だと思います。お電話でご予約の上、まずは精密検査にご来院下さい。本当に治療が必要な場合は、責任を持って信頼できる専門病院に当院特別枠でご予約をお取りいたします。

早速のご回答ありがとうございました。
明日、御クリニックに予約を入れたいと思います。
今回の検査結果に対して、やはり恐怖感はあります。しかし、信頼できる先生に診て頂けると思うと、それだけで安心する思いです。
それでは、まずは精密検査でよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

OncotypeDX検査について

半年程前に温存手術、その後放射線治療を経て、現在ノルバデックスを服用しておりますが、悪性度が中間リスクだったこともあり、OncotypeDX検査を受けておけばよかったかな、と考えています。
今から検査をお願いしても意義があるでしょうか。

 ご投稿有難うございます。
 ホルモン療法で問題ない方なので、この検査自体があまり意味はないと思います。

早々のご回答、ありがとうございました。
安心して今の治療を続けて参ります。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

乳腺線維腫の摘出

1cmくらいの乳腺線維腫が5個あります。41才です。

親族に乳がんや乳腺の疾患がある人が何人も
います。
だからいつも不安を抱えているのでいっそのこと取ってしまいたいのですが、
傷跡が少なくなるように内視鏡などで摘出してもらえるのでしょうか?

それとも、そのままおいといても、大丈夫でしょうか?
針でしこりを調べたのは1個だけで、検診は行ってます。

 ご投稿有難うございます。
 乳腺線維腺腫は、乳腺良性腫瘍の代表格です。実は真の腫瘍ではありません。一種の過形成と考えられています。管内型、管周囲型、類臓器型、乳腺症型に分類されます。
 境界明瞭な腫瘤で、硬度は弾性硬から硬いものまであります。通常2〜3㎝の腫瘤を自覚して受診する例が多いとされ、10㎝に達するものもあります。若い女性に発生するものは急速に増大するものもありますが、必ずしも年齢と関係ないこともあります。単発例が多いですが、多発例や両側性もあります。
 生活様式や食生活の欧米化に伴うホルモン環境の変化により最近上皮成分の増生の著しい線維腺腫が増加してきていて、増殖した腺成分は乳管癌様に見え、乳癌と誤診されることが多いのです。乳癌の合併例は極めて稀であり、合併例は小葉癌です。つまり、良性腫瘍と言う前提で対応致します。
 3cm以上を越える腫瘍も定期観察で増大変化を示すものは多くはありません。3cm以上のもので多発していても授乳に支障をきたすことはなく、乳房が変形するような急速増大例以外は安易な手術摘出は避けるべきとされています。
 尚、内視鏡手術は可能かと思います。乳腺線維腺腫に対して不安要素はありません。

お返事ありがとうございます。

複数あっても変化がなければ、大丈夫なんですね。
お話お聞きして安心しました。

ただ年々増えていってるので、もうこれ以上増えない
ようにするには、何か対策はあるのでしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 線維腺種が増えないようにするには、閉経するしかありません。つまり、エストロゲンホルモンの影響を抑えるしかないのです。乳がんと同じように、動物性脂肪を控え、運動習慣を持つようにするしかないでしょう。
 線維線種など、検診を年1回受けなさいレベルの話なので、正常と何も変わりません。こんなことに拘る必要などありません。

お話ありがとうございました。
再度のご回答ありがとうございます。

 御丁寧なお返事有難うございます。

線維線種

はじめまして。39歳 未婚です。
3年前に脇に3センチほどの線維線種があり、違和感があったので切除をしました。
その時に右乳にも腫瘍があるということで経過観察をすることになりました。
昨年の10月、検診の際、腫瘍が少し大きくなっているということで葉状腫瘍の可能性有といわれすぐ手術を勧められましたが細胞針の検査をしたところ線維線種と診断されました。
半年経過観察をし、先日検診に行くと5mm大きくなって3センチになってしまいました。
先生も大きくなってくるなら切除したほうがいいと言われました。
過去スレ拝見しましたが3センチの大きさにまでなっている人はあまりいないようですが、やはり切除したほうがいいのでしょうか?
最近は痛みがでるようになってきました。
手術は日帰りが可能。5センチは切るといわれています。

 ご投稿有難うございます。
 乳腺線維腺腫は、乳腺良性腫瘍の代表格です。実は真の腫瘍ではありません。一種の過形成と考えられています。管内型、管周囲型、類臓器型、乳腺症型に分類されます。
 境界明瞭な腫瘤で、硬度は弾性硬から硬いものまであります。通常2〜3㎝の腫瘤を自覚して受診する例が多いとされ、10㎝に達するものもあります。若い女性に発生するものは急速に増大するものもありますが、必ずしも年齢と関係ないこともあります。単発例が多いですが、多発例や両側性もあります。
 生活様式や食生活の欧米化に伴うホルモン環境の変化により最近上皮成分の増生の著しい線維腺腫が増加してきていて、増殖した腺成分は乳管癌様に見え、乳癌と誤診されることが多いのです。乳癌の合併例は極めて稀であり、合併例は小葉癌です。つまり、良性腫瘍と言う前提で対応致します。
 3cm以上を越える腫瘍も定期観察で増大変化を示すものは多くはありません。3cm以上のもので多発していても授乳に支障をきたすことはなく、乳房が変形するような急速増大例以外は安易な手術摘出は避けるべきとされています。
 尚、痛みを取るには摘出しかありません。しかし、手術に医学的価値はありません。3㎝で手術を勧める医師はどのような知識をお持ちか摩訶不思議です。

女性ホルモンの多い食べ物

先日、人間ドックでのエコー検査で、また腫瘍があるため精密検査要、と診断されました。二年連続のことだったので、悪性かどうかはともかく、今後は乳がんの原因とされる女性ホルモンが多い食べ物(肉、乳製品、卵)は食べまい、と決心したところです。
(魚がきらいで、肉・乳製品が好物なので、つらいのですが)

それで、女性ホルモンの含有量の多い食品をインターネットなどで調べようと思ったのですが、なかなかすっきりしたものが見つかりません。

牡蠣は、女性ホルモンを増やす亜鉛を多く含んでいる、とか、やわらかい肉は女性ホルモンが利用されている、とか、副次的な情報は多いのです。

この食品は女性ホルモンが多い、というような情報はどこかにないものでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 大変申し訳ございませんが、食品等に関してはよく解りません。

ご返信ありがとうございます。
女性ホルモンは、むしろ体に良い、摂取する方が良い、という情報がホームページ等では多くあります。
惑わされないよう、摂取しないよう気をつけたいと思います。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

摘出生検

摘出生検のデメリットを教えてください。
特に、生検後、悪性と分かった場合のデメリットはどのようなものが考えられるでしょうか。
摘出自体は丸ごと行うため播種の危険性は少ないものとして、その後、本手術の際に温存手術がやりづらくなる等の事実はあるのでしょうか。

針生検でグレーの場合、通常摘出生検を行いますか?

以上、先生のご意見をお伺いできればと存じます。

 ご投稿有難うございます。
 摘出生検は葉状腫瘍の診断には有効性はありますが、乳がんの診断にはメリットがありません。摘出手術時に乳がんならその場で根治術を行なうならば問題はありませんが、播種は問題となります。また、摘出手術は乳がんの場合乳管内進展と言い、乳管内に広がっており、腫瘍部だけの摘出では乳がんは残存することになります。本手術の際に問題となる事はございません。
 基本的に摘出手術を行なう方は本当にどの検査を行なっても診断が付かない方のみでその上経過観察を行ない異常を認める方のみと学会では限定され、稀であります。現代の乳腺医療では殆ど外科生検を行なわなくても診断が付くレベルとお考え下さい。針生検でグレーは絶対外科生検は行ないません。まずは、病理診断医を代え(当院では最高峰の坂元吾偉先生が診断しているので代えません。)、再診断を行ないそれでもグレーならば、マンモトーム生検へ進みます。これが日本乳癌学会で確認されている常識的な検査ルールです。
 針生検の病理組織診断でグレーと言う診断を信じるならば、その病理診断医が誰が診断したかで変わります。例えば、坂元先生が診断しない場合、次の国内でレベルに来る乳腺病理医は秋山先生(癌研有明病院)・土屋先生(日本医科大)森谷先生(川崎医科大)の診断になりますが、診断がグレーそうな場合は必ずダブル診断を当院では行なってもらいます。これで坂元先生と同等の診断レベルとなります。それ以外の病理医はダブル診断をしても信憑性なしとなります。それ位病理診断に拘らないと乳腺の微細な病変は診断出来ないと考えるべきです。
 外科生検は良性だった場合もデメリットばかりです。傷だけの問題だけではなく、傷付いた乳腺は今後将来画像診断が難しくなり、誤診に繋がりやすくなります。

ご回答ありがとうございました。
「本手術の際に問題となる事はございません」とご回答いただきましたが、素人ながら調べたところ「温存手術を予定しているときは、いろいろな妨害になりますから、外科的生検はなるべくひかえるのが良いでしょう」や、「断端が確保されていなければ追加の切除をすることになり、乳房温存手術の際、やや切除範囲は大きくなる傾向にある」「摘出生検を行った後にはセンチネルリンパ節が見つけにくくなる」等の記述を見つけ、そのようなデメリットがあるのかと思っていました。

知人が針生検でグレーだったため、摘出生検を勧められているのですが、やはり摘出生検は避けたいと思います。このような場合、先生のところでマンモトーム生検をしていただけますか?




 御丁寧なお返事有難うございます。
 上記のお返事を再度お読み下さい。マンモトーム生検は行き成り行いません。坂元先生の病理診断以外は全て病理セカンドオピニオン(自費8万円)を行なって、これでグレーな場合にはマンモトーム生検を行ないます。
 本手術での問題はないの意味は、手術の手技的な問題です。当然記載されたセンチネルリンパ節生検の問題などのデメリットはあります。

ご回答ありがとうございました。
先生のご返信の途中で2度目の返信をしてしまったようで、大変失礼いたしました。
病理セカンドオピニオンの後、さらにグレーであればマンモトームという流れなのですね。

懸念事項としては、針生検を行った医師の技術不足等により、必要な組織が十分取れていないのではないかということがあります。ですので、病理セカンドオピニオンではなく検査経験豊富なベルーガクリニック様で検査をやり直していただき、その組織を病理に回していただいた方が確実ではないかと考えてしまうのですがそのような考えは誤りでしょうか?

 御丁寧なお返事有難うございます。
 針生検でもし乳がんがあれば、それ以上の検査は無駄である事と、その針生検で採取したところのみに乳がんが存在した場合はやり直しても既に悪性の組織がありません。例えば、今回摘出生検をしても良性で、実は最初に採取した組織のみが乳がんなら、何れ数年後また乳がんが出ます。その時には早期がんではなく、多分進行癌で見つかるのです。これが最も恐れることです。
 つまり、最初に採取した組織診断で正しい診断を付け(病変の採取量なども含め)、その上でマンモトーム生検を行なうかを判断しなければならないのです。最初から当院で検査をする事と途中から来院される事は天と地位違うのです。乳がん検診も精密検査も最初に受診した医療機関が乳腺は最も重要なのです。何か病気があるから、その時に信頼を置ける所を受診すれば良いと考えている方が多いと感じますが、それは大きな間違いでそれが死を呼んだり、簡単な検査で終わることが大掛かりなことになるのです。最初に安易に受診すると不利益を得ます。また、基本的に後戻りは乳腺医療では出来ないのです。それ程微妙な病変を扱っているのです。
 こちらの掲示板で他院での色々な事情を記載されておられますが、この方達が最も危険な医療機関への受診をして、誤った診療をされておられるのです。しかし、これはその医療機関を自己責任で最初に選択されたので、その責任は命でお取り頂くしかある意味ないのです。後戻り不可能となるケースが殆どなのです。いつも記載するように、交通の便や雰囲気が良い病院や優しい医師での医療機関選択では乳腺医療は通用しないのです。正確な信憑性の高い診療を受ける事が正確な診断を得られるのです。
 お友達は、もし乳がんならば、最初素直に乳がんと診断される事と比較すると今回何れにせよ乳がんと診断されるのでは、既に間違いなく生存率は下がるでしょう。これが現実なのです。

ご説明ありがとうございます。

「何か病気があるから、その時に信頼を置ける所を受診すれば良いと考えている方が多いと感じますが、それは大きな間違い・・・」

確かにそう考えておりました。今後は肝に命じたいと思います。

後戻りできないというのはつらい事実ですが、逆に今この時点で誤った方向への進行を止めていただけたことに感謝したいと思います。

 御丁寧なお返事有難うございます。