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低エコー域について

はじめまして投稿させていただきます。
現在24歳未婚です。

 約1年前に初めて乳がん検診で超音波検査を受け、結果が低エコー域(右)と判断されました。結果が後日郵送だったため、医師の方からは説明はありませんでした。結果表には「1年後に再検査」という欄に丸がついていました。

 初めての検診だったためとても不安でその後、結果について説明してもらいにもう一度病院を受診しました。しかし医者がかなりの高齢で言ってる事がよくわからず結果的にはきっと大丈夫だから1年後再検査をしてくださいと改めて指示されました。

低エコー域とはどのような事を意味するのでしょでうか?

もうすぐ1年になるのでこちらで検診を受けようと考えております。

 私は10代の頃から生理不順のため、ピルで治療をしているのですが、ピルの服用と乳がんのリスクが関係があると以前何かで読んだのですが、本当でしょうか?
 私は現在20代前半ですがマンモグラフィも受けた方がよろしいですか?

また結果は当日教えていただけるのでしょうか?

いくつも質問してしまいすみません。

お忙しい中、大変恐縮ですがお返事お待ちしております。

 ご投稿有難うございます。
 低エコー域とはエコーが薄く描出される部分を言います。
 乳腺診療ガイドライン(2008年版)には『経口避妊薬使用は乳癌のリスクを増加される可能性がある。』と明記されています。
 系統立った文献検索でメタアナリシス3件の報告からいずれも相対リスク約1.2と言でリスク増加が認められています。経口避妊薬は乳癌発病のリスクを増加させるという結論とされ、相対リスク1.1〜1.6と言う事です。
 経口避妊薬の中止した場合は、中止後10年以上経過すればリスクの増加は認められなくなるという報告もあるが、中止後5年以上経過しても使用期間によるリスク増加の影響は残るとする報告もあります。初回妊娠より前の使用でリスクが上昇するという報告もあります。また、日本人も含めアジア系住人がアメリカに移住した場合に乳癌発病リスク増加が認めており、同時に経口避妊薬の使用も増加しています。実際、当院でもアメリカでピル使用歴があり、帰国後の検診で乳癌と診断された方がいらしゃいます。実際診療の中もピル使用者やピル使用経験の方の乳癌は多いと思われます。低用量ピルだから問題ないのではありません。ピルはエストロゲンとプロゲステロンの混合剤で共に乳癌を発生の原因になります。
 当院では微細石灰化等により見つかる方はマンモグラフィの有用性を認めるので、年齢に関係なく施行することをお勧めおります。
 乳がん検診では検査後、すぐに結果をお伝えしております。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。
ピルが乳がんリスクを増加させる事もあるんですね…

また低エコー域から乳がんの可能性などを考えられる事もあるのでしょうか?

現在放射能について色々と騒がれていますが、マンモグラフィにおける放射線のリスクはどの程度なのでしょうか?

お返事お待ちしております。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 低エコーは乳癌も含めたものを示します。
 放射線被曝の影響には、確定的影響と確率的影響があります。確定的影響は、被曝を受けた細胞が損傷され、その損傷の度合いが自己修復機能を超えたときに、放射線障害(皮膚、粘膜、骨髄などに)として症状が現れるもので、自己修復機能で対応できる範囲の被曝であれば症状が現れず、ある程度の閾値が存在します。それに対して、確率的影響は、被曝により遺伝子が突然変異した結果、癌や白血病を発生させるもので、明確な閾値はなく線量に比例して確率が上昇すると考えられています。これにより、マンモグラフィの放射線被曝は他の検査に比して非常に微量となり、問題となりません。
 マンモグラフィによる生涯の致命的発癌リスクは0.0009%と算出されます。また、被曝によるリスクは年齢とは無関係ですので、若いからリスクが上がるものではありません。マンモグラフィ検診の利益と被曝リスクを分析した日本の研究は17回日本乳癌検診学会で発表され、どの年齢でも利益が被曝のリスクを上回っているとされています。
 海外でも被曝による発癌リスクの上昇は確認されていません。また、現時点での体の一部に低線量の放射線被曝を受けるマンモグラフィの致命的発癌リスクは、ないか、あっても極めて小さいとされています。

受診の要否について

お世話になります。
こちらの掲示板を一通り拝見した上で、初めて質問させていただきます。
今年2月に会社の婦人科検診したところ、『乳腺腫瘤(左)、気になる症状があれば、速やかに乳腺外科専門医による診察を受けてください』とのコメントがついた結果がきました。特に症状もなかったため、受診はせず、毎月1回は、自分で乳腺チェックをしていましたが、先日乳頭をつまんだところ分泌物が出てきました。左は2、3箇所で白、薄い黄色のもの、右が1箇所でオレンジ色のようでした。
掲示板では分泌液が出るのはよくあることで、色もそれぞれあるため、それだけの症状であれば受診の必要はないと解釈したのですが、2月の検診結果もあるので、一度貴院で受診した方がよいでしょうか?
なお、ごく短期間(1週間程度)ではありますが、クロミッドを飲んでいた時期があります(2007年9月頃)。これもハイリスク群に該当するでしょうか?
よろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 乳頭分泌物は悪性を疑わないと考えます。次の2月の検診で良いかと思います。

休日にもかかわらず早々にご回答いただき、ありがとうございました。
婦人科検診は毎年受けていたのですが、コメントがついたのは初めてだったため、少し不安が残っていたところでした。
来年の検診は、貴院でお願いしようと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

嚢胞内がん

先生、こんにちは。35歳のものです。

先日、病院で検査した結果、乳管がん(非浸潤がん)と診断されました。(ショックでした)
病理診断には(判断は)難しいと書いてありましたが。。
グレードは1
嚢胞の中に5cmくらいのがあります。

難しい病理であったことで、ほんとうにがんなのだろうかと疑ってもいますが。。

そのような状況で、主治医からは全摘出と言われたのですが、この場合は全摘出しなければならないのでしょうか。

また、一般的な治療としては手術後抗がん剤やホルモン治療を受けることになるのでしょうか。

部分的な摘出は無理なのでしょうか。。
よろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 手術の方法は画像を見ないと判断出来ません。非浸潤癌なので、抗癌剤は行いません。また、ホルモン療法は程度などにより予防の為に行なう場合もあります。共に一般的に行い癌ではありません。
 5㎝もあるものなどので病理診断が難しいという記載は少し怪しい記載です。もし術後診断が良性や浸潤癌であった時の言い訳かと思います。
 こう言う施設で乳腺診療を行なうかが理解不能です。

お返事大変ありがとうございます。

「病理診断が難しいという記載は少し怪しい記載です」とありますが、嚢胞の中にあるので難しいかと思ったのですが、5cmほどのものであれば良性か悪性化の判断はそんなに難しくはないということなのでしょうか。

良性の可能性もあるなら、もう一度どこかに病理診断に出したほうがいいのでしょうか。

よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 5㎝もあれば、組織診断が難しいとは言えません。また、これは嚢胞内癌ではありません。拡張した乳管内の癌です。その拡張した乳管を嚢胞と画像診断されたのです。病理セカンドオピニオンはもう一度担当医と相談して決めるべきです。

先生、丁寧なご解答をありがとうございました。
もう一度担当医と相談してみます。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

粘液瘤腫について

はじめまして
29歳独身です。
先月、右胸乳輪の下に1cm程のしこりを見つけ、乳腺外来でマンモ、エコーをしてもらい、結果は「のう胞」でしたが、念の為後日行った穿刺細胞診で『粘液瘤腫』と言われました。
粘液を産生している細胞が、稀に癌であること、放置すると、しこりが大きくなり悪性度が高くなる。
疑わしいもの(しこりと周りの乳腺)は切除して検査しましょう。と言われたのですが、しこり発見からあっという間だったので、不安でいっぱいです。やはり、切除して検査するのが一番いいのでしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ですが、アドバイスをお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 粘液瘤様腫瘍(Mucocele-like tumor)は多房性の粘液を含むのう胞の集簇からなる病変で、周囲組織への粘液の漏出を伴う特徴があります。これは良性病変にのみ使われる病名です。しかし、周囲に異型乳管過形成あるいは粘液癌が見られる場合があり、さらに後に乳癌が発生する場合もある事から十分な経過観察が必要となります。
 好発年齢は20〜40歳代で閉経前が圧倒的に多い。発生部位は乳腺内の内側上部(A領域)が多い。
 画像診断はのう胞内に帯状の特有な粗大石灰化をみる事が特徴で、単房性もしくは小のう胞の集簇、隔壁様構造を有するのう胞が見られます。
 粘液瘤様腫瘍はあまり見られませんが、この良性腫瘍だけは他の良性腫瘍と違い、厳重な観察が必要な良性腫瘍です。
 今回は、細胞診での診断ですので、細胞診では良悪性を判断する検査で、組織診断ができていないのでまだ粘液瘤様腫瘍(Mucocele-like tumor)確定ではございません。つまり、外科生検をしてこれを確定することをこれからされるのかと思います。外科生検をして摘出しても厳重な経過観察をする必要がある腫瘍です。同側の乳房からは何れ乳癌が発生する確率が十分にあります。簡単に例えると乳腺内のどこかにに乳癌になる地雷が入っているのと同じとお考え下さい。
 

お忙しい中 ご丁寧なお返事ありがとうございました。やはり外科生検が必要なのですね。
そして、切除後も厳重な注意が必要なのですね。
とても不安ですが、早期に発見したことを前向きにとらえ、きちんと受け止めたいと思います。
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

断乳後の検診について

富永先生、こんにちは。
数年前から定期的に貴院で検診を受けさせていただいているtaruと申します。

前回診察していただいたのは妊娠中の2008年12月で、次回は断乳半年後というお話でした。
断乳(授乳をやめた)から約1年経ったのですが、現在でも乳首を強く絞ると白色の液体が少量出ます。
今年の2月頃にもこちらの掲示板で次回の検診時期について相談させていただいたところ、先生からは「ミルクが止まってからの検診を」という回答をいただきました。
それから約5ヶ月が経ちましたが、状況はあまり変わっておりません。
やはりまだ、完全にミルクが止まるまでもうしばらく様子を見た方がよろしいでしょうか?
先生に最初に診ていただいた際に比較的症状の強い乳腺症・線維腺腫ありとの診断を受けて、その後は先生のご指示通りに定期的に検診を受けていたので、前回2008年12月の検診からだいぶ間隔があいてしまっている事に不安を募らせております。

お忙しいところ、誠に申し訳ございません。
お時間のある時で構いませんので、またアドバイスいただければ幸いでございます。

 ご投稿有難うございます。
 乳癌の心配はないので、もう少し待ってからの方が良いかと思います。

お忙しいなか早々にご回答をいただき、どうもありがとうございました。
では先生のアドバイスに従って、もうしばらく様子を見ることにします。

またこちらでご相談させていただくこともあるかもしれませんが、
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

乳がんの可能性は?

60代で胸にしこりがあれば、それは悪性腫瘍ですか?
痛みもなく超音波検査では2.8センチぐらいの大きさで医師には「この歳で線維腺腫はない。がんや!」と言われ1.6ミリの針で細胞を取って今検査中なんですが、良性の可能性は全くないのでしょうか?
形は比較的丸いようなんですが…。

 ご投稿有難うございます。
 画像上明らかな乳癌だからこの医師の発言です。良性の可能性はないかと思います。しかも進行癌なのでかなり抗癌剤等も必要となり、大変かと思います。

HCGとクロミッドについて

5月に貴院にて検診を受けました。その節はありがとうございました。

断乳後1年半経つのにまだミルクが残っている事・気になっていた症状の原因がブラジャーだった事にとても驚きました。

現在28歳なのですが、平成15年から16年の約1年間、基礎体温のばらつきや、上手く排卵が出来ていない(黄体機能不全でしょうか?)という事から、産婦人科にて以下の治療を受けていた事を、今頃になって思い出しました。

・HCG3000を月4回注射
・クロミッド50mgを月5回投薬
(クロミッドに関しては、定かではありませんが、毎月は飲んでいなかったような記憶があります。)

平成16年で治療は終了し、平成18年に上手く着床する様にと、HCG3000を4回注射→妊娠しました。それ以降は注射も投薬も受けていません。

7〜8年前の話ですが、約1年間上記のような治療をしていた場合でも、乳がんになるリスクは上がってしまうのでしょうか?
これは、掲示板やコラムに記載されている、不妊治療を受けた場合と同等のリスクを抱えている事になるのでしょうか?

ご回答宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 ホルモン療法ですので、リスクは伴う治療です。但し、量的にも短期間で少ないので、それ程高いリスクにはならないとは思いますが、今後もリスクは伴うかと思います。
 ホルモン補充療法(HRT)を米国で減らして、乳がんが激減したのもホルモン剤の影響が明らかかと思います。

ご回答戴きましてありがとうございます。  

掲示板等を拝見していてとても不安になっていたのですが、それ程高いリスクではないとの事で、安心しました。

では、HP内の『乳がんについて』の所で、
「不妊治療などのホルモン治療経験者は定期的な乳腺検査を怠らない」
とありますが、量も期間も短いですが私もこの『ホルモン治療経験者』の中に当てはまると解釈して宜しいでしょうか?

また、「定期的な」というのは、前回の検診で異常はなかったので、次の検診は1年後で問題ないという事になりますか?


 ご丁寧なお返事有難うございます。
 もちろんこれが原因で乳癌ができる可能性がある方でホルモン治療経験者です。検診は年1回で結構ですが、欠かさないことが大切です。尚、ハイリスクの方も年1回の検診が基本ですので、すべての方が同じ検診期間です。それ以上短く行っても結果は同じなのです。

ご回答戴きましてありがとうございます。

大変勉強になりました。
検診はハイリスクの方でも年1回なのですね。
もちろん、私自身も年に1回の検診は欠かさず貴院に伺います。

最後にもう2点質問させて下さい。

・ホルモン治療経験者だけの特別ながん予防方法はありますか?

・前回の検診でお聞きするのを忘れてしまったのですが、以前助産師の方から「断乳後のケアが上手く出来ずに、母乳が残ったままの状態だとがんになる」という話を聞いたことがあるのですが、先生は本当だと思いますか?
 

 ご丁寧なお返事有難うございます。
・予防策はありません。
・断乳と乳癌は無関係です。真っ赤な嘘です。

ご回答戴きましてありがとうございます。

予防策はないのですね。
では、今後ホルモン剤を使わない事や、年1回の検診を徹底したいと思います。

断乳と乳がんは無関係との事で、安心致しました。
本当の情報を提供していただきたいものですね。

ホルモン剤治療に関しても、治療前に医師から乳がんリスクの話はなく、今になって自分で調べて分かった事でした。もしも事前にリスクについて知っていたら、漢方等他の治療方法はないか検討していたはずです。

患者自身が、自分の身を守るためにも、色々な知識を得ることの大切さが分かりました。
こうして専門のお医者様に直接質問が出来る場を提供していただいた事に、感謝致します。

来年また検診に伺いますので、よろしくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。