低エコー域について
ご投稿有難うございます。
低エコー域とはエコーが薄く描出される部分を言います。
乳腺診療ガイドライン(2008年版)には『経口避妊薬使用は乳癌のリスクを増加される可能性がある。』と明記されています。
系統立った文献検索でメタアナリシス3件の報告からいずれも相対リスク約1.2と言でリスク増加が認められています。経口避妊薬は乳癌発病のリスクを増加させるという結論とされ、相対リスク1.1〜1.6と言う事です。
経口避妊薬の中止した場合は、中止後10年以上経過すればリスクの増加は認められなくなるという報告もあるが、中止後5年以上経過しても使用期間によるリスク増加の影響は残るとする報告もあります。初回妊娠より前の使用でリスクが上昇するという報告もあります。また、日本人も含めアジア系住人がアメリカに移住した場合に乳癌発病リスク増加が認めており、同時に経口避妊薬の使用も増加しています。実際、当院でもアメリカでピル使用歴があり、帰国後の検診で乳癌と診断された方がいらしゃいます。実際診療の中もピル使用者やピル使用経験の方の乳癌は多いと思われます。低用量ピルだから問題ないのではありません。ピルはエストロゲンとプロゲステロンの混合剤で共に乳癌を発生の原因になります。
当院では微細石灰化等により見つかる方はマンモグラフィの有用性を認めるので、年齢に関係なく施行することをお勧めおります。
乳がん検診では検査後、すぐに結果をお伝えしております。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
ピルが乳がんリスクを増加させる事もあるんですね…
また低エコー域から乳がんの可能性などを考えられる事もあるのでしょうか?
現在放射能について色々と騒がれていますが、マンモグラフィにおける放射線のリスクはどの程度なのでしょうか?
お返事お待ちしております。
ご丁寧なお返事有難うございます。
低エコーは乳癌も含めたものを示します。
放射線被曝の影響には、確定的影響と確率的影響があります。確定的影響は、被曝を受けた細胞が損傷され、その損傷の度合いが自己修復機能を超えたときに、放射線障害(皮膚、粘膜、骨髄などに)として症状が現れるもので、自己修復機能で対応できる範囲の被曝であれば症状が現れず、ある程度の閾値が存在します。それに対して、確率的影響は、被曝により遺伝子が突然変異した結果、癌や白血病を発生させるもので、明確な閾値はなく線量に比例して確率が上昇すると考えられています。これにより、マンモグラフィの放射線被曝は他の検査に比して非常に微量となり、問題となりません。
マンモグラフィによる生涯の致命的発癌リスクは0.0009%と算出されます。また、被曝によるリスクは年齢とは無関係ですので、若いからリスクが上がるものではありません。マンモグラフィ検診の利益と被曝リスクを分析した日本の研究は17回日本乳癌検診学会で発表され、どの年齢でも利益が被曝のリスクを上回っているとされています。
海外でも被曝による発癌リスクの上昇は確認されていません。また、現時点での体の一部に低線量の放射線被曝を受けるマンモグラフィの致命的発癌リスクは、ないか、あっても極めて小さいとされています。
はじめまして投稿させていただきます。
現在24歳未婚です。
約1年前に初めて乳がん検診で超音波検査を受け、結果が低エコー域(右)と判断されました。結果が後日郵送だったため、医師の方からは説明はありませんでした。結果表には「1年後に再検査」という欄に丸がついていました。
初めての検診だったためとても不安でその後、結果について説明してもらいにもう一度病院を受診しました。しかし医者がかなりの高齢で言ってる事がよくわからず結果的にはきっと大丈夫だから1年後再検査をしてくださいと改めて指示されました。
低エコー域とはどのような事を意味するのでしょでうか?
もうすぐ1年になるのでこちらで検診を受けようと考えております。
私は10代の頃から生理不順のため、ピルで治療をしているのですが、ピルの服用と乳がんのリスクが関係があると以前何かで読んだのですが、本当でしょうか?
私は現在20代前半ですがマンモグラフィも受けた方がよろしいですか?
また結果は当日教えていただけるのでしょうか?
いくつも質問してしまいすみません。
お忙しい中、大変恐縮ですがお返事お待ちしております。