局所的非対称性
ご投稿有難うございます。
マンモグラフィガイドラインでは、局所的非対称性陰影(FAD)は二方向(MLO、CC)で淡い陰影として描出される場合に表現するとしています。従来乳癌は、しこりとして見つかることが多かったが、その場合マンモグラフィでは、しこりの部分が周囲の乳腺より白く描出され、その境界が認められることが多いです。このようなときは腫瘤といえます。しかし、乳癌検診の普及に伴い、しこりを触れない病変が多く見つかるようになってきました。このような病変の中には、マンモグラフィで境界がはっきりしない白い部分だけの陰影を認められることがあります。このような病変をFADと表現します。FADが見られる理由として、単なる乳腺の重なりで白くなっているのか、乳腺内に病変が隠れているのか、しこりとして描出されない病変があるのか、等が考えられます。乳腺の重なりと考えた場合、さらなる検査は必要ないか、病変があると判断される場合は、さらなる検査が必要となります。
腫瘍が、良性及び悪性新生物を病理学的に表現した用語であるのに対して、腫瘤は、触診や画像の診断で用いられる理学的な用語です。腫瘤性病変に対しては、触診で形態、硬度、辺縁の状態や脂肪酸、皮膚、胸壁など周囲組織との癒着、可動性を観察し、良悪性を診断します。境界明瞭、表面平滑、可動性良好であれば、乳腺線維腺腫や嚢胞などの良性病変である可能性が高いが、乳癌でも充実腺管癌や髄様癌などは同様の所見を示すことがあります。また、硬癌が周囲組織に浸潤し、皮下脂肪を巻き込むと腫瘤表面に脂肪をまとったようになり、触診上pseudolipomatous signと言われるように、比較的柔らかい腫瘤として触知される場合もあります。
カテゴリー3は良性、しかし悪性を否定できずと言う意味です。
言葉の意味も理解できないような結果を記載するような検診に意味がありません。この結果に対してどうするかも記載されていないようでは困ります。貴女の行うことは、この施設に電話をして、この結果の意味を聞き、どうするべきなのかを問い合わせることから始めましょう。こんなふざけた検査結果を渡す施設に文句の一つくらいは必ず言いましょう。ご自分で調べて判断することではありません。
早速のお返事ありがとうございます。
思わず「すごい!」と叫んでしまいました。
明日にでも電話して結果の意味を聞き、今後どのように対応したら良いか確認いたします。
その結果、また質問をさせていただいてもよろしいでしょうか。
よろしく
お願いいたします。
ご丁寧なお返事有難うございます。貴女以上に私はこの検診に怒りを感じます。
37歳未婚です。
三年連続、同じ病院でマンモグラフィーの検査を受けています。
今回カテゴリー3の結果が出てしまい、混乱しております。
検査結果は次の通りです。
乳房触診は異常ありません。
マンモグラフィーは乳房超音波検査を要します。
右:カテゴリー3 腫瘤 局所的非対称性
左:カテゴリー1
この結果はどのように判断をしたらいいのでしょうか。エコーでの再診を必要とするものなのでしょうか。どこまで「要経過観察」として来年の検診までおいておいて良いのでしょうか。
ご指導宜しくお願いいたします。