しこりのあるDCIS
ご投稿ありがとうございます。
腫瘍1センチの大きさでも非浸潤性乳管癌というsolid typeがあります。
1)MRIは広がり診断なので、癌の大きさを見る検査で、手術範囲を決める検査です。CTは乳腺検査では何も解らないので使用しません。共に癌の性状や診断は出来ません。
2)ないです。
3)検査は一部を病理検査してるので、当然診断は変わる事はあります。
4)当然乳管からは出ますが、手術をしないで長期放置していれば別ですが、基本的に浸潤はしません。
尚、この状態では非浸潤か、浸潤かで予後は殆ど変わりません。
お忙しい中、ご回答いただき感謝申し上げます。
しこりのある非浸潤性乳管癌もあるとわかり、安心しました。
また、マンモトーム生検での浸潤も 手術までの期間が短ければ
再発・転移などの予後にさほど影響がないとわかりホッとしております。
CTは、転移の有無を確認するために行いますとおっしゃっていた気がします。
あとは、術後の病理検査でも非浸潤性いうことを祈るばかりです。
本来は、主治医に質問すべきところでしたが、告知により動揺してしまい
少し落ち着いてきた今になって、疑問点が出てきたので、先生からお返事いただけて助かりました。
掲示板とても素晴らしい場所だなと思いました。
たびたびすみません。もう1つ聞き忘れました。
Van Nuy グループ1とはどういう意味ですか?
少し調べたら、壊死のないタイプということが書かれていました。
いわゆる核グレードと同じようなことで、グループ1だと比較的悪いタイプではないと思っていて良いのでしょうか?
色々伺ってすみません。
よろしくお願いします。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
低リスクの患者を選別するためのprognostic index(予後指数)も開発されている。そのなかで多く用いられているのがVan Nuys prognostic index(VNPI)で,腫瘍径,断端距離,病理学的分類(核グレード,面疱壊死),年齢よりスコアを算出し,低ければ部分切除のみの,高ければ乳房全切除術の,中間であれば乳房温存手術+術後放射線療法の適応としています。
スコアが4~6点であれば、乳腺部分切除のみ。
7~9点では、乳房部分切除+放射線治療。
10点以上では乳房切除。
DCIS のgrade 分類としては,van Nuys 分類が広く 使われている。核異型をhigh grade とnon-high grade に 分 け,high grade は group3に,non-high grade をnecrosisの有無で2群に分け,necrosisのな いものをgroup1,necrosisのあるものをgroup2と し,3つの群に分類してます。。
詳細は主治医にお聞き下さい。
分かりやすい説明ありがとうございます。
個々人の性格にもよると思いますが、私は知らないのが不安に思う性格なので、もちろん全部理解するのは到底無理ですが、なんとなくの意味がわかり、ひとつずつ先に進めそうです。
またお世話になるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
先日はお世話になりました。
思い出したことがあり、再度質問させてください。
マンモ、エコーの診断でスピキュラを伴う1センチの腫瘍で、エコーでは腫瘍の内部に血流がある(画像見ましたが、黒い丸い中に細かい赤い線がたくさん写っていました)ひきつれもありなのですが、なんとなく硬癌に当てはまる気がしてならないのですが、DCISでも上記所見はありますか?
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
画像診断は何とも言えません。画像診断はあくまでも正しい物ではなく、病理診断が全てです。個人的な貴女の疑問点は主治医にお聞き下さい。
そうですね…主治医に聞ければ済む話なんですけどね。
おっしゃる通り、結果がすべてでそれが真実なので、不安な毎日ですが、いたしかたないです。
ありがとうございました
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
はじめまして。私は、46歳 子供が1人おります。
先日人間ドックでマンモ、エコーを受けたところ1センチの腫瘍があり、グレード4 悪性の疑いとのことで、乳腺外科を紹介してもらいました。
そちらでまたマンモ、エコー、マンモトーム生検の結果、DCIS 非浸潤性乳管癌 Van Nuyグループ1 ER+ PGR +と言われました。
非浸潤性乳管癌とのことで、早期発見となるかと思うのですが、気になるのは、非浸潤性乳管癌だと腫瘍を伴わない場合が多いと聞きますが、腫瘍1センチの大きさでも非浸潤性乳管癌という場合もあるのでしょうか?
先生は生検でうまく採取出来ていないと正しい結果が出ない場合もあるが、向きを変えて3回採取したとおっしゃってました。
また、血流のある1センチのしこりの側に、もっと小さなしこりのようなものもあり、それが1センチのしこり由来のものかもしれない?というようなこともおっしゃってました。あと、エコー上で多少のひきつれの所見もあるそうです。
そこで、質問ですが
1)近々MRIとCT検査をするので、それで非浸潤であると、きちんと判明するのでしょうか?
2)検査までの期間で非浸潤性乳管癌が浸潤性になってしまうことはありませんか?
3)術後 病理検査をしたら浸潤癌だったということはよくあることなのでしょうか?
4)マンモトーム生検をしたときに、乳管内で収まっていた癌細胞が針を刺すことにより乳管を出て浸潤してしまう可能性はありますか?
非浸潤か、浸潤かで予後がだいぶ違うと思うので、とても気になります。
よろしくお願いします。