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授乳期間について

長期間の授乳は乳がんの予防になるそうですが、
長期間の授乳とは何ヶ月以上のことをいうのでしょうか?

1年間授乳した場合と2年間授乳した場合では
予防効果に大きな差はあるのでしょうか?
ほとんど変わらない位でしょうか??

お忙しいと思いますが、ご回答お待ちしております。
よろしくお願いします。

 ご投稿ありがとうございます。 
 2002年の47件の疫学研究にもとづく国際的なプール分析(合計で50,302件の症例と96,973件の対照群が含まれる)によって、授乳期間12カ月ごとに乳がんリスクの4.3%の有意な低下が見られるという結果が得られました。また、2007年の世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究協会(AICR)の報告書で行われたメタ分析(4件のコホート研究と37件の症例対照研究にもとづく)では、授乳期間5カ月ごとに2%の乳がんリスク低下が示され、乳がんに対して授乳が予防効果を持つことは「ほぼ確実」と結論づけました。

ご回答ありがとうございます。

先生のお考えからして
1年で4.3%や5ヶ月で2%とは大きな差であると思われますか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 あまり変わらないと思います。

ご回答ありがとうございます。

つまり先生のご意見ですと
1年間授乳することと
2年間授乳することは
予防効果としてはそれほど
変わらないと思われているという
ことでしょうか??

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 そうです。

乳腺膿炎について

初めまして。お忙しいところ恐縮です。
1年ほど前から陥没乳頭の付近にできものができ、できては消えてを繰り返していました。
3ヶ月前に乳頭下部が5cmくらいの範囲で腫れてたため病院に行ったところ、乳腺膿炎と診断されました。初回は針で膿を抜いたのですがその後も膿が溜まっていたため、ドレナージでの排膿になり、1ヶ月ドレナージをつけて生活しました。
だいぶ腫れは小さくなったのですが、以前のような胸の柔らかさには戻っていません。また、生理の周期と合わせて腫れる傾向にあり、現在は排膿して穴を開けた部分がプクッと腫れていて、針で刺したら今にも膿が出そうな状態です。
この病気はこのような形で長く繰り返すものでしょうか。根治治療はしたほうがよいのでしょうか。また、生活習慣で治るようなことがあれば教えていただけたらと思い、掲示板に書かせていただきました。
お手すきの際によろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 ご指摘の通り長期の治療と再発を繰り返します。最終的には陥没乳頭を含め根治手術が必要になります。それ以外に治療法はありません。

お忙しいところありがとうございました。とても参考になりました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

胸のしこりについて

現在、産後1ヶ月半で授乳中です。
先日、授乳中に右胸の11時の方向にしこりがあることに気づき、病院に行きました。痛みはありません。
エコー検査を行い、先生からは「乳瘤だろう」とのことでした。
エコーで乳瘤と乳がんの区別は可能なのでしょうか?
授乳は続けているのですが、しこりはなかなか小さくなりません。

 ご投稿ありがとうございます。
 可能です。

気になっていたので安心しました。
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

細胞診検査の結果について

はじめまして。

断乳をして6ヶ月が経った時にふと、乳を絞ってみると一つの穴から赤茶色やオイルのような黄色い分泌液が出てきました。

病院へ行きエコー検査をしてもらいましたがしこりのようなものは無く、念のため分泌液の細胞診検査をしました。


結果が下記のものになります。

クラスⅢ
泡沫細胞および血性背景に、核偏在性、N /Cやや高く、核小体の腫大を示す小型細胞を小集塊で認めます。

A typical cells.
N/C比の高い、核偏在性の異形細胞を認めます。

と記載されていました。

これは癌ということでしょうか?

 ご投稿ありがとうございます。
 細胞診は癌を診断する検査ではありません。分泌物をスライドガラスに採取して行う病理細胞検査です。乳頭からの分泌物を直接採取する乳頭分泌細胞診と乳頭のびらん性の病変を擦過する捺印細胞診があります。細胞所見は原則として穿刺吸引細胞診と同様ですが、自然に剥離した変性細胞を多く含むことに注意する必要があります。良悪性の診断、組織型の推定に用いられます。結果は、細胞集塊としては細胞数が多く、核間距離の不整、不規則重積性配列などがあり、細胞の所見は核・細胞質比の増大、細胞質内小腺腔の出現、細胞相互封入像、核の所見は大小不同、核形不整、核クロマチンの増量、不均一分布、核小体の肥大、増加があり、背景の所見としては、壊死物質、粘液物質、砂粒小体、間質由来細胞の欠如、などが挙げられています。判定は、検体を不適性、適正に分け、適正例に対して、正常または良性、鑑別困難、悪性疑い、悪性の四つに分類することが推奨されています。細胞診は単独では確定診断とはなり得ないとされています。上皮細胞が集団または孤立散在性に多数出現している場合は癌を疑います。また、出血は乳管内の腫瘤の存在を疑う所見です。
 classⅢは鑑別困難となり、良悪性の境界となります。この判定を元に更なる検査をするかは主治医の判断になります。

ご丁寧にありがとうございます。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

乳房のへこみ

こんにちは。
お忙しいと思いますがご返信頂けると嬉しいです。
右の乳房の右上にへこみがあります。最初に凹みを見つけたのは
子供を産む前確か4年前程だったかと思います。
そのあと出産を経てそのくぼみが深くなったように感じます。
乳がんの疑いはありますか?
今年で30歳になるので乳がんの検査は定期的にしたほうがいいですか?

 ご投稿ありがとうございます。
 陥凹を伴う乳癌はその時点で相当進行してます。4年も経過しているので乳癌ではありません。
 30歳から乳癌検診はお受けになると良いと思います。

乳頭からの出血について

4歳と1歳10ヶ月の子供がいます。
二人とも完母で、下の子が3ヶ月ほど前に卒乳をしました。
昨夜、まだ母乳でるかなーと思い絞ってみたら母乳も出ましたが
一箇所だけ鮮血がでました。
ダラダラ出続けることはありませんが、絞ると出血します。
母乳と混ざってるというよりも、明らかな血です。
初めてのことで驚いてしまい不安です。
断乳後にはこのような症状が出ることがあるのでしょうか?
時間をみつけて検査に行かなきゃと思っているのですが、
こちらを見つけたので相談させていただきたく、投稿させてもらいました。
よろしくお願いします

 ご投稿ありがとうございます。
 生理的血性乳汁というよくある事で、特に異常ではありません。数日で止まると思います。

返信ありがとうございました。
数日のうちに止まれば問題ないということでしょうか?
絞ってみない限り、出血はしません。
数日のうちにまた絞って確認等した方が良いのですか?
生理的血性乳汁は授乳期、断乳後だから気にしなくても大丈夫ということでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 数日のうちに止まれば問題ないと思います。後はご自身でご判断下さい。

全摘出後の抗がん剤治療について

2020年5月中旬に某大学病院にて左乳房全摘出を受けました。
浸潤性乳管癌
浸潤径 10mm
浸潤径+乳管内進展系 21mm
波及度 f
脈管侵襲 なし
Nuclear Grade 1
ER +
PgR+
HER score 1
Ki67 10-20%

センチネルリンパ節生検で2個のリンパ節のうち1個に3mmの癌が
見つかりました(腋窩リンパ郭清せず)。当初オンコタイプDXを主治医にすすめられたので、検討し次週申し込もうと思ったところ、治療方針が一転、リンパ節に転移している癌の大きさが3mmということから、抗がん剤での治療を勧められました。ホルモン剤が効くタイプの癌だと認識していますが、やはりリンパ節に転移していたガンの大きさから抗がん剤での治療が必要なのがお伺いしたく、書き込みをさせていただきました。また、私のタイプの場合、オンコタイプDXをこれから申し込んでも治療開始が遅いということはないでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 リンパ節転移があるので、ベースラインの再発リスクはない方に比べあります。現在のデータからはルミナルAタイプなので通常は化学療法は不要または化学療法を行っても効果があるか不明です。オンコタイプDXを行い確認する事が必要です。結果を待ってからで問題ありません。
 前向き大規模臨床試験の結果がまだ出てないので、腫瘍内科医の判断の元に治療方針を決定となります。ここからのご相談は、当院で腫瘍内科医のセカンドオピニオンがございます。今月は7月18日になります。お電話でご予約となります。