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石灰化しない非浸潤ガンについて

はじめまして。

先日乳がん検診(マンモ+エコー)をうけたあと、乳がんについていろいろ調べていました。

31歳です。マンモの画像は真っ白の年代です。

浸潤がんと非浸潤がんがあるとのことですが、非浸潤ガンもマンモの石灰化でわかるものもあれば、石灰化しないものもあるということを知りました。

後者のような非浸潤ガンの場合、まず非浸潤の状態でみつからず、浸潤してからの発見となってしまうものなのでしょうか。
それとも、エコーによっていくらか非浸潤の状態でも見つけられるようになっているのでしょうか?
上述のように、私はマンモでは小さなしこりをみつけにくいとされる年代なので、不安になりました。


恐れ入りますが、ご回答いただけないでしょうか。
よろしくおねがいいたします。

 ご投稿有難うございます。
 基本的に石灰化を伴わない非浸潤がんはエコーの方が発見し易いです。その為に、マンモグラフィとエコーを併用することが大切なんです。但し、エコー機器と診断能力の相当レベルの高い専門施設でエコー検査を行わないと発見は難しいです。

さっそくのご回答、まことにありがとうございます。

これからもエコーとマンモのセットで受診してゆきます。

追加の質問で恐縮です。

今度は石灰化があり、経過観察をしている場合についてです。

たとえば、現状のマンモ画像が片側乳房にわりと近接して2点ほど小さな石灰化がはっきりと写った状態の場合、それが最終結果論的にがんによるものだったとなれば、一般的な症例では、半年後にはその周辺の石灰化の数はどれくらいに増えてマンモに写るのでしょうか。

進行が速い、たちの悪いがんであった場合は半年後でも一気にカテゴリー5レベルまで進んでしまうのでしょうか。

若年ということもあり、乳がんになった場合は進行がはやい、たちの悪いものになるのではないかと懸念しております。


お手数ですが、ご教授いただけないでしょうか。

よろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 半年後には石灰化は同じでしょう。1年経過してもやっと数個でしょう。
 進行度の早い物は、特殊なので半年後でもカテゴリー5まで一気に行くでしょう。しかし、そのタイプになった場合は、まず予後は不良です。こういうタイプはサイズが小さくても死に至るので事故のようなものと諦めるしかないでしょう。これは年齢に関係なく生じるので若いからと言うことはありません。

昨日は長々と質問させていただき、なおかつ迅速にご回答いただき、ありがとうございました。

昨日のご回答を受け、また新たに気になる点が出ましたので、恐れ入りますが再度質問させてください。

先生のおっしゃる、小さくても予後不良の特殊ながんは、「トリプルネガティブ」がそれに当てはまるのでしょうか。
また、その予後不良のがんはだいたい乳がん全体の何パーセントほどを占めているのでしょうか。

考えても仕方のないことであることは十分わかってはおりますが、気になりますので、ご回答をよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 一概にトリプルネガティブと言うのではありません。全体の1%未満です。

ご回答、まことにありがとうございました。

毎年検診を受診してまいります。

お忙しいなか、すみませんでした。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

ご質問

こんにちは。
いつもお世話になっております。

最近、右手のしびれが気になっています。
整形外科かな、と思っていたのですが、なんとなく乳腺が張って痛いときや違和感があるときにしびれをよく感じる気がしてきました。
乳腺としびれはなにか関係があるのでしょうか。
乳腺外来に先に行ったほうがよいのかどうか、
心配になっています。
くだらない質問で申し訳ありませんが、ご回答いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 乳腺が原因の症状なら、これは正常な事で病気はありません。手のしびれは整形外科に至急受診した方が良いと思います。

お忙しい中、回答どうもありがとうございました。
乳腺が原因でしびれたりすることもあるということですね?
でもまずは整形外科に行きたいと思います。
次の検診はまだ少し先ですが、その際はまたいろいろ
質問させていただくことがあるかもしれません。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

こんにちは。
先日はご回答ありがとうございました。

整形外科に行ってきましたが、神経などは大丈夫そうで一安心できました。
しびれはなで肩とかのパソコンせいかもねーと言われました…

何度も確認するようで申し訳ありませんが、このしびれやだるさが乳腺のせいなら、検診を早める必要はないですよね?
最近は胸にもしびれがある気がして心配になっています。

毎年そちらで検診をしていますが、1年毎に検診して、異常がなければ普通に過ごすを繰り返して、いつかもしがんが見つかったときには治療すればよい、という単純なことなんですよね?
痛みやしびれ、じんじんするなどいつもと違う症状が
現れると、ついつい心配になってしまい、ネットで調べると転移や他の乳腺疾患も含め、どんどん怖くなってしまいます。

余計なことも書いてしまって申し訳ありません。お時間のあるときにでもお返事いただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 検診を早める必要はございません。1年毎に検診して、異常がなければ普通に過ごすを繰り返して、いつかもしがんが見つかったときには治療すればよいと言う考えです。

非浸潤がんの治療について

 昨年、貴院にて精密検査を受けたものです。当初に乳ガンの疑いといわれた時期には色々心配しましたが、早期発見により早期治療できたこと、先生には本当に感謝しています。
 先日、手術した病院にて病理結果がそろい、ガンは非浸潤性乳管ガンであったこと、大きさは5mmであったことが説明されました。次の治療として放射線治療と言われ、放射線治療を受けてからホルモン治療を考えますと言われています。
 非浸潤ガンで小さく(5mm以下、切断面は陰性、リンパ節転移なし)ても、放射線治療やホルモン治療が必要なのか、そのメリットとデメリットのついて自分では判断できかねています。担当の先生はお忙しく、結果と治療方針を聞くだけで、ご相談することができませんでした。現在働いているのですが、放射線治療をする場合、勤務時間の調整や勤務内容も変えなければならない可能性を考えると、仕事はを続けていけるのか心配で、放射線治療をする場合でしたら、手術後2カ月以上経過した後から開始しても有効なのでしょうか。
 本来なら受診して、直接対面しセカンドオピニオンとしてお尋ねすべき事項ではないかと思いますが、時間がなく、お問い合わせの形で申し訳ありません。また、治療が終了しましたら先生のところには定期健診でお世話になるつもりです、よろしくお願いいたします。

 当院をご利用頂き有難うございます。
 放射線療法の開始時期に推奨される閾値は設定しがたいが,少なくとも放射線療法の開始を遅らせることに医学的なメリットはなく,手術創が治癒したのち早期に開始することが望ましい。また、放射線治療は術後20週を超えない事とされています。術後8週以上の開始で局所再発が増加するともガイドラインにも記載があります。
 また、放射線治療なしの場合に比べ、年間初回再発率は半減し、年間乳癌死亡率は6分の5程度に下がる効果が様々な患者群に一貫して見られたとガイドラインに記載されています。副作用もあまりないので、デメリットはあまりないと思います。
 ホルモン療法も現段階では非浸潤癌も再発予防に有効とされています。ホルモン療法のデメリットは、更年期症状などの副作用のみとなります。
 貴女は、非常に小さな非浸潤性の乳癌で運が良かった方です。しかし、その結果を生かすか殺すかは、これからのご自身の判断となります。当院は、5㎜と言うサイズを見逃すことなく、発見できたことを嬉しく思っております。このチャンスをしっかり生かして下さい。主治医とよくご相談になり、再度御検討下さい。

御返事早速にありがとうございました。
小さくてもガンであることに変わりはないのだと改めて認識しました。今後の再発防止のため、受けるメリットの方が大きく、早く治療開始した方がよいということが納得できましたので、主治医と相談して治療は決断したいと思います。貴院での早期発見により、手術の範囲が少なく乳房温存出来たこと感謝しています。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

検診について

先日、造影剤を使わず乳房のMRI 検査を行いました。
結果は、乳腺繊維線種の診断でした。
ネットで葉状線癌と、繊維線種は似ていて、鑑別が難しい。造影剤を使用したMRI で鑑別できると書いてあったのですが、単純のMRI でも鑑別出来るものなのでしょうか?

それとも、もう一度造影剤を使用したMRI 検査を受けた方がいいのですか?

 ご投稿有難うございます。
 MRIでは、造影の有無に関わらず質的診断はできません。MRIは腫瘍の存在の有無や乳がんの広がり診断にのみ有効な検査です。そもそもMRIで線維腺腫と葉状腫瘍が鑑別などできません。また、乳癌診療ガイドラインにも記載されているように、『MRIが腫瘤性病変の良悪性鑑別の適応となることはほとんどない。』と最新の物にも記載されています。詳細は、コラムにも記載しております。正しい情報を収集して、エビデンスに従った正しい診療を行う乳腺外科で検査をお受け下さい。
 今回、お受けになったMRIは無駄な検査に過ぎません。不適切な検査となります。

お返事ありがとうございます。

検診では、半年から一年後にもう一度MRIを受けたほうがよいといわれたのですが、その他の検査もした方がいいと言うことでしょうか?


 ご丁寧なお返事有難うございます。
 半年後にMRIをする施設は、まずありません。今回もしてはいけない検査です。通常は、この鑑別を行う為に、針生検などの組織診断を行い、その後はその診断に従い、マンモグラフィやエコー検査となります。最近、MRIで検診が出来ると勘違いしている方を良く見掛けます。ある施設の間違った宣伝に騙されておられるようです。

娘の同症状への予防

5年程前、富永先生に”小葉の過形成”と診断されました31才です。

治療法がなく、乳製品を控えて様子をみるということで、確かにその後乳製品を控えた生活をしており、検査に伺う度に少しずつしこりは小さくなっていきました。

さて、一昨年出産をしまして今1才半になった娘がおりますが、彼女にこれから牛乳を与えるべきか否かを悩んでおります。母がこういった症状がでた場合、子供にも同じ症状への予防という意味で乳製品は控えさせた方がいいのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 成人とは違い、まだ女性ホルモンの影響はありません。予防の必要はございません。

お忙しい中迅速な回答ありがとうございました!ご相談させていただいてよかったです。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

乳腺膿瘍の膿出し後のくぼみ

アメリカ在住、授乳中です。
去年、娘が二ヶ月の時にBreast abscessと言うものを患い切開、排膿しました。
再発もありません。

ただ切開した傷の真上(膿出す時に思いっきり医者に押された所)にくぼみができました。胸を上に引っ張るとえくぼみたいになります。
しこりらしき物はないです。

そこで質問なんですが、排膿後、膿があった部分の皮膚がへこむことはありますか?
膿がなくなったからへこんだのでしょうか?

よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 切開による瘢痕なので個人差はありますが、このようになる方も居ます。仕方ないでしょう。

早速の回答ありがとうございます。

凹んだ見た目は全く気にしていないのですが、まさか乳がんではと思ってました。

では排膿部分のくぼみは乳がんとは関係のないものと考えてよろしいでしょうか?

何度も申し訳ありません。

申し訳ありません。
付け足させてください。

瘢痕と書かれていたので。。。
気になるへこみは傷跡ではなくて、そのちょうど上にあるへこみなんです(ちょうど膿が盛り上がってた部分です)

こちらは膿がなくなったから凹んだと考えてよろしいでしょうか?

何度も申し訳ないです。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 すべて切開による瘢痕です。瘢痕は傷跡だけではありません。

不安な日々を過ごしています。

29歳 既婚女性です。
2月に健康診断のエコー検査で右側低エコー域 精密検査要す とのコメントがありました。
健康診断を受けたクリニックで週2回乳腺科の先生が来られているとのことで、改めてマンモグラフィーと
エコー検査をしました。
触診・マンモグラフィーは特に異常なし。
エコーでは右側乳房に辺縁が不明瞭なしこり(大きさを教えてもらうのを忘れてしまいました。)があるとのことで、細胞診をし結果待ちの状態です。
揮発月経のため婦人科に1年ほど通っており、
プロラクチンの数値を下げるためにカバサールを週1錠服用しております。
その間に不正出血により2回黄体ホルモン(?)注射を受けております。
4年間連続でエコー検査を受けており、
指摘されたのは今回が初めてです。
そんなにすぐ成長するものでしょうか?
婦人科の薬と何か関係があるのでしょうか?
まだ細胞診の結果待ちなので何とも言えないのは承知ですが、辺縁が不明瞭なしこりは悪性の場合が多いと先生にも言われ本やネットでも同様の意見で非常に不安です。
妊娠に向けて頑張っていたのですが、
もし悪性となった場合を考えると落ち込んでいる日々です。

 ご投稿有難うございます。
 ホルモン剤をご使用の方は、乳癌でも良性腫瘍でも急成長するので普通です。黄体ホルモン剤の関与も考えられます。尚、カバサールは無関係です。