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細胞診の結果

先日も相談させて頂きましたzuzuと申します。
腫瘍サイズ9ミリ 形は横型に扁平
マンモグラフィー異常なし
本日細胞診の結果を聞きにいって参りました。
報告書:Class判定不能 血液成分と、脂肪細胞を認めるのみで上皮成分を認められません。との記載
好中球/リンパ球/泡沫細胞 FEW、赤血球+ とも書いてありました。
医師の見解ですと、組織診の必要性は感じられない。3ヶ月後に再度エコーにて今回の画像と比べ大きさを見比べる。
本日グレーゾーンもしくは悪性の疑いが出た場合は貴院のおすすめされているリボンロゼクリニックに組織診の紹介状を書いてもらうつもりでしたが、(良性だった場合も次回からの定期診断はそちらに伺うつもりでした。)判定不能なうえ3ヶ月後の再診に意味があるのかと疑問に思います。
この掲示板で富永先生がおっしゃる無駄な検査に当てはまるような気がしてしますのです。
リボンロゼクリニックにてもう一度調べ直したようがよろしいのでしょうか。

 ご投稿有難うございます。
 細胞診で判定不能は、細胞を採取できなかったことになり、再検査の適応となります。検査を行ってから細胞診の必要性がないと言うのは話が通りません。それなら最初から行う必要があったのかと言う問題になります。また、細胞診の必要性のない物とは明らかな良性病変となり、今後悪性化と言うことはほぼないと言う意味となり、3か月後の再検査の必要性が分かりません。また、一般的に3か月後の再エコーで何が分かるのでしょうか。悪性の場合100日単位での細胞分裂ですので、明らかに変化がない時期に検査の必要性が不明です。
 尚、他院受診の判断はご自身でお決め下さい。酷い医療機関に行かれたとしか言えません。

お忙しい中迅速なご対応ありがとうございます。
医師の説明によりますと、
細胞診を行ったのは念のためで(横に扁平型のため)
結果が判定不能というのは中身が何もなかったとうことでしょう。こういうケースはよくありますのでもう一度細胞をとっても結果は同じでしょうとの事。
次の針生検(?)の必要性はないと思うが、どうしても白黒はっきりさせたいと強くご希望されるのなら紹介状を書きますが、私は経過観察でいいと思う、との返答でした。
無駄な検査をされた、もしくは適切な診断ができていないことになりますよね。
何だか腑に落ちなかったので
細胞診の結果表とエコーの写真を印刷してもらい帰ってきました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 不適切検査か診断不十分のどちらかになります。

乳房温存手術

 5ミリほどの粘液瘤様腫瘍の外科生検の結果、小範囲に低乳頭状変化があり、非浸潤乳管癌の一部を見ている可能性が示唆されます・・との病理診断がでました。乳房温存手術をすすめられました。手術しなければ、放射線治療とホルモン療法をするとのこと。非浸潤がんと確定されたのでしょうか?マンモや造影剤CTには、何も映っていませんが、非浸潤がんの広がりは写らない物なのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 外科生検をしても診断がつかないということは普通ないのですが、この結果は確定したのではなく、鑑別困難と言う病理結果になります。乳腺病理を行う病理医に病理セカンドオピニオンを行い再診断を行い診断を付けるしか、もう方法はないでしょう。
 5㎜の病変なのでマンモグラフィには描出されません。尚、造影CTは乳癌ではあまり描出される検査ではないので普通施行しません。一般的に造影MRIを行います。
 残念ながら、ここの施設は標準的な検査を行っておらず、病理検査も信憑性に欠け良く解りません。また、診断がつかないのに、手術や治療を行う方針も理解できません。また、乳がんが分からないのに、どうしてホルモン療法の適応となる、ホルモンレセプターの陽性が分かるのかも不思議で理解できません。乳腺専門施設でセカンドオピニオンをされることをお勧め致します。

お忙しい中、ご回答して頂きありがとうございます。実は、細胞針でグレード4と出た段階で、セカンドオピニオンをし、それ以降の検査を現病院で行っています。この病院は、乳腺専門の大変有名な病院で、先生の名前をあげれば、富永先生もおそらくおわかりになるかなと思います。病理診断の結果から、他にも非浸潤癌がみつかると、先生は思っておられるようです。どうしていいか本当にわからなくなってしまいました。他の機関でまた同じ病理診断だった場合、どのようにするのがよいのでしょうか? 

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 一概に、世間で有名=名医ではありません。多分、外科生検で必要な病変が採取出来ていないので、再生検となるでしょう。

石灰化しない非浸潤ガンについて

はじめまして。

先日乳がん検診(マンモ+エコー)をうけたあと、乳がんについていろいろ調べていました。

31歳です。マンモの画像は真っ白の年代です。

浸潤がんと非浸潤がんがあるとのことですが、非浸潤ガンもマンモの石灰化でわかるものもあれば、石灰化しないものもあるということを知りました。

後者のような非浸潤ガンの場合、まず非浸潤の状態でみつからず、浸潤してからの発見となってしまうものなのでしょうか。
それとも、エコーによっていくらか非浸潤の状態でも見つけられるようになっているのでしょうか?
上述のように、私はマンモでは小さなしこりをみつけにくいとされる年代なので、不安になりました。


恐れ入りますが、ご回答いただけないでしょうか。
よろしくおねがいいたします。

 ご投稿有難うございます。
 基本的に石灰化を伴わない非浸潤がんはエコーの方が発見し易いです。その為に、マンモグラフィとエコーを併用することが大切なんです。但し、エコー機器と診断能力の相当レベルの高い専門施設でエコー検査を行わないと発見は難しいです。

さっそくのご回答、まことにありがとうございます。

これからもエコーとマンモのセットで受診してゆきます。

追加の質問で恐縮です。

今度は石灰化があり、経過観察をしている場合についてです。

たとえば、現状のマンモ画像が片側乳房にわりと近接して2点ほど小さな石灰化がはっきりと写った状態の場合、それが最終結果論的にがんによるものだったとなれば、一般的な症例では、半年後にはその周辺の石灰化の数はどれくらいに増えてマンモに写るのでしょうか。

進行が速い、たちの悪いがんであった場合は半年後でも一気にカテゴリー5レベルまで進んでしまうのでしょうか。

若年ということもあり、乳がんになった場合は進行がはやい、たちの悪いものになるのではないかと懸念しております。


お手数ですが、ご教授いただけないでしょうか。

よろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 半年後には石灰化は同じでしょう。1年経過してもやっと数個でしょう。
 進行度の早い物は、特殊なので半年後でもカテゴリー5まで一気に行くでしょう。しかし、そのタイプになった場合は、まず予後は不良です。こういうタイプはサイズが小さくても死に至るので事故のようなものと諦めるしかないでしょう。これは年齢に関係なく生じるので若いからと言うことはありません。

昨日は長々と質問させていただき、なおかつ迅速にご回答いただき、ありがとうございました。

昨日のご回答を受け、また新たに気になる点が出ましたので、恐れ入りますが再度質問させてください。

先生のおっしゃる、小さくても予後不良の特殊ながんは、「トリプルネガティブ」がそれに当てはまるのでしょうか。
また、その予後不良のがんはだいたい乳がん全体の何パーセントほどを占めているのでしょうか。

考えても仕方のないことであることは十分わかってはおりますが、気になりますので、ご回答をよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 一概にトリプルネガティブと言うのではありません。全体の1%未満です。

ご回答、まことにありがとうございました。

毎年検診を受診してまいります。

お忙しいなか、すみませんでした。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

ご質問

こんにちは。
いつもお世話になっております。

最近、右手のしびれが気になっています。
整形外科かな、と思っていたのですが、なんとなく乳腺が張って痛いときや違和感があるときにしびれをよく感じる気がしてきました。
乳腺としびれはなにか関係があるのでしょうか。
乳腺外来に先に行ったほうがよいのかどうか、
心配になっています。
くだらない質問で申し訳ありませんが、ご回答いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 乳腺が原因の症状なら、これは正常な事で病気はありません。手のしびれは整形外科に至急受診した方が良いと思います。

お忙しい中、回答どうもありがとうございました。
乳腺が原因でしびれたりすることもあるということですね?
でもまずは整形外科に行きたいと思います。
次の検診はまだ少し先ですが、その際はまたいろいろ
質問させていただくことがあるかもしれません。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

こんにちは。
先日はご回答ありがとうございました。

整形外科に行ってきましたが、神経などは大丈夫そうで一安心できました。
しびれはなで肩とかのパソコンせいかもねーと言われました…

何度も確認するようで申し訳ありませんが、このしびれやだるさが乳腺のせいなら、検診を早める必要はないですよね?
最近は胸にもしびれがある気がして心配になっています。

毎年そちらで検診をしていますが、1年毎に検診して、異常がなければ普通に過ごすを繰り返して、いつかもしがんが見つかったときには治療すればよい、という単純なことなんですよね?
痛みやしびれ、じんじんするなどいつもと違う症状が
現れると、ついつい心配になってしまい、ネットで調べると転移や他の乳腺疾患も含め、どんどん怖くなってしまいます。

余計なことも書いてしまって申し訳ありません。お時間のあるときにでもお返事いただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 検診を早める必要はございません。1年毎に検診して、異常がなければ普通に過ごすを繰り返して、いつかもしがんが見つかったときには治療すればよいと言う考えです。

非浸潤がんの治療について

 昨年、貴院にて精密検査を受けたものです。当初に乳ガンの疑いといわれた時期には色々心配しましたが、早期発見により早期治療できたこと、先生には本当に感謝しています。
 先日、手術した病院にて病理結果がそろい、ガンは非浸潤性乳管ガンであったこと、大きさは5mmであったことが説明されました。次の治療として放射線治療と言われ、放射線治療を受けてからホルモン治療を考えますと言われています。
 非浸潤ガンで小さく(5mm以下、切断面は陰性、リンパ節転移なし)ても、放射線治療やホルモン治療が必要なのか、そのメリットとデメリットのついて自分では判断できかねています。担当の先生はお忙しく、結果と治療方針を聞くだけで、ご相談することができませんでした。現在働いているのですが、放射線治療をする場合、勤務時間の調整や勤務内容も変えなければならない可能性を考えると、仕事はを続けていけるのか心配で、放射線治療をする場合でしたら、手術後2カ月以上経過した後から開始しても有効なのでしょうか。
 本来なら受診して、直接対面しセカンドオピニオンとしてお尋ねすべき事項ではないかと思いますが、時間がなく、お問い合わせの形で申し訳ありません。また、治療が終了しましたら先生のところには定期健診でお世話になるつもりです、よろしくお願いいたします。

 当院をご利用頂き有難うございます。
 放射線療法の開始時期に推奨される閾値は設定しがたいが,少なくとも放射線療法の開始を遅らせることに医学的なメリットはなく,手術創が治癒したのち早期に開始することが望ましい。また、放射線治療は術後20週を超えない事とされています。術後8週以上の開始で局所再発が増加するともガイドラインにも記載があります。
 また、放射線治療なしの場合に比べ、年間初回再発率は半減し、年間乳癌死亡率は6分の5程度に下がる効果が様々な患者群に一貫して見られたとガイドラインに記載されています。副作用もあまりないので、デメリットはあまりないと思います。
 ホルモン療法も現段階では非浸潤癌も再発予防に有効とされています。ホルモン療法のデメリットは、更年期症状などの副作用のみとなります。
 貴女は、非常に小さな非浸潤性の乳癌で運が良かった方です。しかし、その結果を生かすか殺すかは、これからのご自身の判断となります。当院は、5㎜と言うサイズを見逃すことなく、発見できたことを嬉しく思っております。このチャンスをしっかり生かして下さい。主治医とよくご相談になり、再度御検討下さい。

御返事早速にありがとうございました。
小さくてもガンであることに変わりはないのだと改めて認識しました。今後の再発防止のため、受けるメリットの方が大きく、早く治療開始した方がよいということが納得できましたので、主治医と相談して治療は決断したいと思います。貴院での早期発見により、手術の範囲が少なく乳房温存出来たこと感謝しています。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

検診について

先日、造影剤を使わず乳房のMRI 検査を行いました。
結果は、乳腺繊維線種の診断でした。
ネットで葉状線癌と、繊維線種は似ていて、鑑別が難しい。造影剤を使用したMRI で鑑別できると書いてあったのですが、単純のMRI でも鑑別出来るものなのでしょうか?

それとも、もう一度造影剤を使用したMRI 検査を受けた方がいいのですか?

 ご投稿有難うございます。
 MRIでは、造影の有無に関わらず質的診断はできません。MRIは腫瘍の存在の有無や乳がんの広がり診断にのみ有効な検査です。そもそもMRIで線維腺腫と葉状腫瘍が鑑別などできません。また、乳癌診療ガイドラインにも記載されているように、『MRIが腫瘤性病変の良悪性鑑別の適応となることはほとんどない。』と最新の物にも記載されています。詳細は、コラムにも記載しております。正しい情報を収集して、エビデンスに従った正しい診療を行う乳腺外科で検査をお受け下さい。
 今回、お受けになったMRIは無駄な検査に過ぎません。不適切な検査となります。

お返事ありがとうございます。

検診では、半年から一年後にもう一度MRIを受けたほうがよいといわれたのですが、その他の検査もした方がいいと言うことでしょうか?


 ご丁寧なお返事有難うございます。
 半年後にMRIをする施設は、まずありません。今回もしてはいけない検査です。通常は、この鑑別を行う為に、針生検などの組織診断を行い、その後はその診断に従い、マンモグラフィやエコー検査となります。最近、MRIで検診が出来ると勘違いしている方を良く見掛けます。ある施設の間違った宣伝に騙されておられるようです。

娘の同症状への予防

5年程前、富永先生に”小葉の過形成”と診断されました31才です。

治療法がなく、乳製品を控えて様子をみるということで、確かにその後乳製品を控えた生活をしており、検査に伺う度に少しずつしこりは小さくなっていきました。

さて、一昨年出産をしまして今1才半になった娘がおりますが、彼女にこれから牛乳を与えるべきか否かを悩んでおります。母がこういった症状がでた場合、子供にも同じ症状への予防という意味で乳製品は控えさせた方がいいのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 成人とは違い、まだ女性ホルモンの影響はありません。予防の必要はございません。

お忙しい中迅速な回答ありがとうございました!ご相談させていただいてよかったです。

 ご丁寧なお返事有難うございます。