乳腺線種の摘出
ご投稿有難うございます。
線維腺腫なので、別に無理に手術する必要はないと思います。
ご投稿有難うございます。
線維腺腫なので、別に無理に手術する必要はないと思います。
お忙しいところ申し訳ありません。
乳腺外科専門医のもと、1年前に腫瘍がみつかり、エコーガイド下コアニードル生検を受け、繊維線種との診断でした。
その後、エコーにて3か月おきに検査を受けていましたが、今回、腫瘍が9㎜(1年前)から12㎜に大きくなり、腫瘍がギザギザしていることから、再度エコーガイド下コアニードル生検を勧められました。
乳腺症の可能性もあるが、ガンを否定できないとのことですが、繊維線種から乳腺症へ変化することはあるのでしょうか?
それとも最初の診断、もしくは今回の診断が間違っているのしょうか?
そして、前回生検してガンではないと言われたものがガン化する可能性もあるのでしょうか?
もし、再度生検を受けるのであれば、ベルーガクリニックさんでと考えていますが、その場合、紹介状等は必要ですか?
たくさんの質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
ご投稿有難うございます。
乳腺症と線維腺腫は違うのでどちらかが間違ってるのだと思います。また共に癌化はしないので、一度診断をついたものに少し大きくなったり、形が変わっても普通は再度針生検はせず放置します。
また乳がんの場合はダブリングタイムが100日なので、3か月毎には普通は変化はあり得ないので、そんな意味のない短期間の経過観察はしません。
もう2回も針生検をしたものに対しては再度の検査は致しません。採取した物で病理セカンドオピニオンをします。これは自費なので紹介状は不要ですが、採取した検体のプレパラートをご用意ください。
また、何度も針生検をしていると線維腺腫は巨大化をすることがあります。乳腺はここの施設で駄目なら、他の施設で再度検査すれば良いやと言う考えでの検査は不可能です。検査を適当に施設を決め行うと、必ず患者様が不利益を得ます。後戻りができないのが乳腺疾患とお考え下さい。
お忙しい中、また深夜にご回答いただきありがとうございました。
1年前に生検をしていますが、今回貴院を受診することは可能でしょうか?
現在の病院で、1年前は繊維線種と生検で診断されたのに、今回乳腺症だがガンの可能性を否定できないと言われ、少し信用できなくなっています。
よろしくお願いいたします。
ご丁寧なお返事有難うございます。
来院されるのは自由ですが、経過観察は同じ所で行うから経過観察として価値があります。施設を代えると経過観察の価値が下がるとお考え下さい。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
こんばんは。
お忙しい中、申し訳ありません。
先日、ご質問させていただいた者です。
再度のご質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
エコーガイド下コアニードル生検を1年前に行い、繊維腺腫と診断されました。
この針生検の正確性はどの程度信頼できるものなのでしょうか。
インターネット等で調べると、やはりマンモトーム生検のほうが採取量が多く正確なのでは??と不安に思っています。
よろしくお願いいたします。
ご投稿有難うございます。
針生検もマンモトームも結果は同じです。ただその診断をする病理医の能力には差はでるので、その意味での誤診は良くあります。検査は信憑性の高い診断が出る施設で行わないと検査の信憑性は下がります。
よろしくお願いいたします。両側です。左全摘、非浸潤がんトリネガといわれていたのに、術後6.5ミリと2ミリの浸潤が見つかり、断端マイナス、グレード3、gf、ly0、v0、cribriform,solid、necrosis+、進展範囲9センチ、合併病変ALHです。機能からTC療法4クールが始まりました。トリプルにACは効くのでしょうか。ネットでは、白金が効くが、ほかは効かないようなことが書いてあったのですが。かなりの確立で再発があると思っておいたほうがよろしいのでしょうか。右は小葉がんでホルモン陽性。ALH進展範囲>6.5センチ、断端+、乳頭側および尾側でALH露出とあります。ALHとは、がんでもなく、良性でもなくグレーであるそうですが、これが、がんにかわることはあるのですか。左は再建を考えていたのですが、あまり長くはないのであれば必要ないのかな?などと考えています。
ご投稿有難うございます。
TCが一般的だと思います。ALHは全癌状態なので悪性化すると思います。
はじめまして、何点かお聞きしたいことがあって質問させていただきます。
2年半くらい前に右胸に大きいしこりを見つけ乳腺専門医がいる病院で診ていただきました。
マンモとエコーをして大きさは5センチ弱の線維腺腫だろうということでした。その後細胞診をして良性ということで経過観察です。
一度手術で摘出することになり手術日のエコーの画像と触診で触った感じで大丈夫だから大きい傷をつけるまででもないとのことでまた半年に1度の検査の経過観察になりました。
それから約1年半してそのしこりはかわらないのですが、そのほかに4つ
もともとあるしこりの近くやもう片方の乳房にもしこりができてしまい、今回針生検することになりました。
可能性としては、乳腺症型の腺維腺腫か葉状腫瘍だろうということでした。
色々主治医に聞いたりネットで調べたりしているのですが危険なものなのかよくわからなくて、パニック障害治療中ということもあり不安でいっぱいです。
どういったものか教えていただきたく質問させていただきました。
宜しくお願い致します。
年齢は37です。
ご投稿有難うございます。
乳腺線維腺腫は良く乳癌と誤診されます。乳腺良性腫瘍の代表格です。実は真の腫瘍ではありません。一種の過形成と考えられています。管内型、管周囲型、類臓器型、乳腺症型に分類されます。境界明瞭な腫瘤で、硬度は弾性硬から硬いものまであります。通常2〜3㎝の腫瘤を自覚して受診する例が多いとされ、10㎝に達するものもあります。若い女性に発生するものは急速に増大するものもありますが、必ずしも年齢と関係ないこともあります。単発例が多いですが、多発例や両側性もあります。生活様式や食生活の欧米化に伴うホルモン環境の変化により最近上皮成分の増生の著しい線維腺腫が増加してきていて、増殖した腺成分は乳管癌様に見え、乳癌と誤診されることが多いのです。乳癌の合併例は極めて稀であり、合併例は小葉癌です。つまり、良性腫瘍と言う前提で対応致します。3cm以上を越える腫瘍も定期観察で増大変化を示すものは多くはありません。3cm以上のもので多発していても授乳に支障をきたすことはなく、乳房が変形するような急速増大例以外は安易な手術摘出は避けるべきとされています。
葉状腫瘍は良性・境界・悪性がある腫瘍です。組織像と生物学的悪性度が一致しない事があります。これは、良性と判断され切除を行なっても、手術後に局所再発を生じたり、再発を繰り返すと悪性化する場合もあります。特徴としては切除後の局所再発です。局所再発頻度は良性21%・境界46%・悪性65%です。この腫瘍は乳腺腫瘍の0.3〜0.5%と稀です。良性:悪性の比率は1対4ないし5とされ、好発年齢は10〜50歳代の広範囲の年齢に見られます。悪性例は高齢層に多いとされます。この腫瘍は表面は平滑で、硬さは弾性軟〜硬まで多様で線維腺腫と似ています。また、巨大化すると直上の皮膚の発赤、熱感、自発痛を伴います。特に、良悪性の境界病変と悪性の鑑別が重要です。しかし、組織学的に鑑別困難な場合があります。治療は腫瘍を含めた完全切除が必要で、周囲の正常乳腺を2〜3㎝含めて切除致します。予後は、再発がなければ良好ですが、再発と悪性化が生じた場合には高率に肺・骨に転移し、乳癌とは違い抗癌剤や放射線療法は効果がなく、現代医学では治療法がなく、予後不良です。
富永先生、お返事ありがとうございます。
いままで腺維腺腫だろうということで経過観察だったのが、今回多発したから針生検で調べるのか・・・
このタイミングは葉状腫瘍の疑いが強くなったからでしょうか?
葉状腫瘍は恐いものという認識なので、そうでないことをねがっているのですが
先生でしたらどういった診察をされていきますか?
お忙しいところすみませんが、御手隙の時にお返事いただけたらと思います。
宜しくお願い致します。
ご丁寧なお返事有難うございます。
2cm以上ならば針生検等の組織診断を行いますが、それ以外は年1回の経過観察と致します。理由は葉状腫瘍でも小さなものは良性なので、多発した腫瘍に無理に検査して、診断を付ける意味がないので行いません。また、小さな葉状腫瘍は経過観察が最近の主流と言う理由もあります。
富永先生、またお返事いただきまして本当にありがとうございます。
葉状腫瘍の場合の5センチ弱は大きいに入りますか?
お忙しいところ申し訳ございません。
これで最後にします。
宜しくお願い致します。
ご丁寧なお返事有難うごいざいます。
悪性を疑う葉状腫瘍のサイズです。
丁寧なご回答ありがとうございました。
もし悪性ならもっと早く執れなかったのか・・・
色々とありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
最後といっていたのにすみません。
以前投稿されているkeiさんの内容に
先生のコメントで
この段階で針生検を言い出した主治医も今更何を言っているのかと言うレベルです。針生検を行うならば、最初に細胞診をする時に考慮すべきことです。今までの経過観察が意味が何もなくなる事をお分かりになっていない。漫然とした診療だと思います
とありました。
私の経過観察や最初の診断もそうなるのでしょうか?
お手数おかけしますが、どうか宜しくお願い致します。
ご丁寧なお返事有難うございます。
最初から組織診断をすればいいことだと思います。貴方も同じだと思います。
富永先生ありがとうございます。
最悪、悪性の葉状腫瘍を2年半そのままにしたらどうなりますか?
ご丁寧なお返事有難うございます。
死に至ります。
ありがとうございます。
先生の病院で診ていただくことはできますでしょうか?
ご丁寧なお返事有難うございます。
もうこれだけされているので、当院で拝見する必要性がありません。このまま継続しましょう。
夜分に大変失礼致します。
先日、市検診でマンモを総合病院にて行い再検査との通知が届き、再度総合病院の乳腺外来に通知内容を伺いに行った結果
「局所非対称陰影カテゴリー3」
一か月後にマンモとエコーを再度行う予定になっていますが、是非貴院での受診を希望しております。
予約させて頂いてよろしいですか?
また、保険適用として受診可能ですか?
ご投稿有難うごいざいます。
検診後の再検査ですので、保険診療で乳腺外来で拝見いたします。尚、この乳癌の精密検査ではなく、本当にただの再検査なので気楽にお越し下さい。15分程度の検査で終わります。尚、こんな診断を出すような所での検診は来年からは是非辞めましょう。
お忙しい中、早速のお返事ありがとうございます。
先生にお尋ねして本当に良かったです。
早速予約を入れさせて頂きます。
宜しくお願い致します。
ご丁寧なお返事有難うございます。
恐れ入りますが、質問させてください。
32歳ですが、今年マンモグラフィーとエコーの検診を受けました。
その後、病気に関する知識を何かしら持っておかないとと思い、乳腺の超音波検査についていろいろ調べておりました。
某サイトで、3mmの浸潤径の癌の超音波画像が載っておりました。
その半年前には見られなかった所見とのことでした。
そこで、お伺いしたいのが、
非浸潤の段階を経て浸潤してゆくかと思いますが、非浸潤の段階で超音波で何かしらの所見がみられる確率は非常に低いものなのですか?
経過観察していってなにも異常所見がなくても、突如浸潤がんの形で超音波に現れるものなのですか?
年に一度マンモ+超音波で検診しても、がんが見つかりわずか数ミリでも浸潤していては「超早期」の部類に入らなくなり、治療方法だけでなく予後もかわるのか・・・と思うと切なくなります。
まだマンモの乳腺画像が真っ白な若年のため、石灰化をしないタイプのがんでも、浸潤していないうちから何とかして見つけられないのか?と考えてしまいます。
お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
ご投稿有難うございます。
超音波の特徴は、腫瘤(しこり)を描出するのが得意です。マンモグラフィは石灰化などの腫瘤病変以外を描出するのが得意です。非浸潤癌は乳菅内の存在するまだ明らかな腫瘤化していない物です。超音波でも発見する事もありますが、確率的には低くなります。石灰化病変から非浸潤癌が発見されるのが多くマンモグラフィで発見される事が多くなります。ただ石灰化も伴わないものもあるのでマンモグラフィでも描出できないものもあります。この場合は超音波で発見出来ます。しかし、非浸潤癌は一般的に検診で使われるエコー機器では微小な為描出できません。また精度が高い機器でも、それなりに診断を得意としている医師しか発見できません。検査はどこで行なっても同じと言う事は決してない事をお忘れなく。このネットで見られた浸潤癌は完全に数年発見出来るにも関わらず、発見出来る所で検査を行わなかっただけの話です。例えば当院の非浸潤癌の発見率30%以上の施設は全国でも少ないと思います。私共と同等の施設で検診を受けないと、受けても価値がないと言う事です。非浸潤癌の割合が高い所のみが、診断能力が高いとお考え下さい。
お忙しい中、丁寧なご回答ありがとうございます。
やはり貴院のような施設で受診しないと、石灰化しないタイプのがんも非浸潤の形で発見されにくいのですね。
次回以降は検診する施設をきちんと考えなくてはなりませんね。
私がみた3ミリの小さめな浸潤径の腫瘍も、施設をきちんと選ばないと何年か見逃されてしまうものなのですね。
ちなみに、貴院では、エコー検査で明らかな良性の腫瘍を検知した場合も、その説明を必ずしていただけるのでしょうか。
ご丁寧なお返事有難うございます。
基本的に簡単には説明しております。しかし、本音は良性=正常が乳腺疾患なので、なるべく言わない方が良いと最近考えてます。無意味に言うと神経質になる方がいるからです。
わかりました。お忙しい中ありがとうございました。
神経質になってしまうかもしれませんが、私はやはり良性でも何かしらの説明はほしいなと思いました。
毎年しっかりした施設で検診してまいります。
お手数おかけしました。ありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
良性で説明が詳しいのは、乳腺では少し診断に自信がない先生で多くは違った時の言い訳です。良性で説明が詳しい=良い先生ではないのでお間違いなく。正直、説明が親切で良かったと言われる先生の診断は、結構間違いが多いと実感してます。私が出会った中では、このような診断は職人気質の先生の方が向いているように思います。
こんにちは。以前、外科生検で粘液瘤様腫瘍の一部に非浸潤がある可能性があるから温存手術をすすめられ、判断に困り、富永先生にご相談したものです。結局、部分切除をしました。その結果、明らかな癌の残存はなく、最終切除断端は陰性。全体として非浸潤性乳管癌として扱います。核異型軽度、非コメドスコア0・・放射線治療を勧められましたが、したほうがいいでしょうか?
ご投稿有難うございます。
これは判断に悩むケースです。詳細が分からないので何とも言えません。非浸潤癌の広さによると思います。ごく小さな範囲(数ミリ)なら放射線は不要ですが、広範囲ならば必要だと思います。尚、これは個人的な考えです。ガイドラインでは術後放射線療法を安全に省略し得る症例については確たるエビデンスに乏しく,現時点では術後放射線療法を行うことが推奨されると推奨Aランクです。放射線をしないで再発した場合は個人の責任とお考え下さい。
夜遅くにもかかわらず、回答して頂き本当にありがとうございます。5ミリの粘液瘤様腫瘍の中にごく一部非浸潤癌があるということなので、1〜2ミリ位なのかと思います。放射線の副作用等や、数ミリなら放射線省略も可能ということもあり、悩んでいましたが、数ミリでも、したほうがいいですよね・・・放射線の副作用等はあまり気にしなくても大丈夫でしょうか?
ご丁寧なお返事有難うございます。
1回の照射はハワイで10分日焼けしたのと同じです。特に副作用はありません。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | |||||||
午後 |
午前: 9:00~12:00
午後: 14:30~ (水曜は15:00~となります)
2年前、乳がん検診を受け、乳腺線種がありましたが、2cm未満だったため、そのまま特に気にしていませんでした。
本日、2年ぶりに検査したところ、3cm以上になっていました。
大きくなっているので、さらに大きくなってから手術をすると痕が大きくなるのではと思い、手術をしたい旨を医師に伝えました。が、傷痕が残るのはやはり嫌で、帰宅後少しためらっています。
傷は目立つのでしょうか?このまま放置して、さらにしこりが大きくなるのも嫌だけれど、水着を着る時など、手術痕が残るのも嫌です。
別の病院も受診した方がいいのでしょうか?